今回の収穫のひとつにこのお店があります。
大晦日の京都のランチなんてどこも座れないだろうからと
珍しく娘が気を利かせて予約してくれた店
丸太町の路地を入ったところにひっそりとたたずむ
「プチレストランないとう」です。
ここは10席ほどのカウンターと座敷のある
とんかつのお店です。
店に入るなりうなってしまいました。
なんて美しい厨房でしょう!
店構えからは純和風の内装をイメージしたのですが
厨房まわりはぴかぴかのステンレスで実に整然とレイアウトされ
積み上げられたのは白い洋食器…
これは神楽坂あたりのちょっとしゃれた洋風居酒屋さん
Nespressoマシーンをいさぎよく客に見せてるあたりが逆におしゃれです。
店主と奥様でしょうか…
それにしても実にシステマチックに配置された厨房です。
パン粉と小麦粉がステンレスのひきだしの中に収まっています。
前菜は堀川ごぼうのてんぷらと大根のフライ
常連(?)の娘が特別リクエストしたメインは
手前がステーキ、奥が牛カツの2種盛りでボリュームある一皿
なんと!お箸で切れるほどの柔らかい牛カツに驚き!
おまけに旨いの何のって…!!
そして盛りつけを見て気がつきました。
この店は上手に和洋折衷してありますが
きっと店主はホテル出身の洋食のシェフですね。
だってワインの品揃えも充実してるんですもの。
いや~満足満足
いい店を紹介してくれる大人の女性になった娘に座布団1枚です。(笑)
こちらは初詣の北野天満宮の境内にあるお餅屋さん
北野天満宮で催された豊臣秀吉の大茶会は有名ですが
その際にここの羽二重餅を太閤がいたく気に入られ
店主の名前をとって長五郎餅と命名されたとのこと
柔らかくて甘さ控えめのお餅に舌鼓
北野天満宮を出るとすぐのところにこんな店を発見
ポルトガルのお菓子といえばもちろんカステラ
もし牛乳があったら入ろうと決めてのぞくと
ありました!
鉄壁の組み合わせが!
おまけにさすがは学問の神様…合格祈願カステラです。(笑)
さて、旅館という旅館から断られたので、今回は娘のマンションにお泊まりです。
おせちは贅沢に和久傳にお願いしてあったので
本店まで取りに行きました。
梅の枝が添えてあります。
膨大な品数のお品書き
これで2人前です。
どこから取ればいいのか迷うほど
ぎっしりと隙間なくかつ美しく詰めてあります。
さすがです。
味も薄味できっと日持ちはしないでしょうね。
2人で一度には食べきれない量でしたが
これほどのおせちは人生初体験
もちろんお値段も初体験でしたけど…
こういうのを「清水の舞台から飛び降りるつもりで」って言うんでしょうね。(笑)
自分で料理が出来るようには育てられませんでした。
食べるのが好きなのに作れない…困ったもんだ。
おせちは方々からおつきあいで買わされるのですが
今年は自宅におりませんからと全てお断りして
初めて自分で選んで自分で購入。
いずれにしても私の感想は「こんなにいらん!」です。
大皿に数種類だけお正月っぽいものがあればいいよね。
今はお店もすぐに開くし、おせちの役割も変わってきた気がします。
これからも期待できそうじゃないですか。
上手にお育てになりましたね。
普通に美味しいものは自分で手作りして、
これってときはプロの味を堪能する。。最近そう思うようになりました。
(ビビりなので高いのはNGだけど)
実は私も、来年のお正月はおせちを外注しようと思ってます!