何度かご紹介した九重のオーベルジュ「ア・マ・ファソン」。
フィレンチの好漢、小幡洋二氏主宰の非日常空間です。
何が非日常なのか…
まずはロケーション。九重は大分県に位置し
熊本人の私から言えば“阿蘇の向こう側”
でも大分県の人から言わせれば“阿蘇へのエントランス”
といったところでしょうか。
福岡から車を走らせること1時間。
九州自動車道から大分自動車道に入り
由布院のちょっと手前、九重インターで降りると
そこは田舎モノの九州人でさえ目をみはるほど美しい桃源郷です。
今回訪れた頃にはちょうど新緑が目に優しい時期で
窓を全開にして車を走らせると
森の香りと滝の音が体を目覚めさせます。
木々を抜けてまた小一時間走ると硫黄の匂いが鼻につき始めます。
山菜取りを楽しむ夫婦の車がいたるところに路上駐車。
そして突然目の前が開けます。
まったく違った風景。九重が女性的なら阿蘇は男性的です。
カルデラの中にある五岳はちょうど仏様の寝姿。
その絶景を正面に眺めながらの贅沢ランチ。
いつ行っても温かく迎えてくれる小幡さんやスタッフの皆さんと
誰の舌をも唸らせる文句なしのフレンチ…。
阿蘇の陽光を浴びた「光のランチ」です。
ウチのソルトアイスも小幡さんの手にかかると…
ア・マ・ファソン http://www.amafacon.com/index.html
来週からちょこっと連続で
博多駅に出現した県外の有名店を特集します。
料理は心…これを最初に教えてくれたのが
ここの小幡シェフでした。
きっと真さんとは仲良しになれますよ。
気風の良さは江戸っ子なみ!
機会があればご一緒しましょう。
文句のつけようはなさそうですね(笑)
2時間は通勤時間の東京には贅沢な輝きです。