オープン当初にはよく足を運んだお気に入りの店です。
当時の店長が同郷(熊本)で意気投合し
「いつもどうも」と言われるほど通いましたが(笑)
ここ数年は忙しさと浮気心から足が遠のいていました。
“顔”台無しです・・・
久しぶりに恐る恐る行ってみました。
なんだか知らない店に来たみたい・・・
ロブション氏が寿司屋からインスピレーションしたという
30数名が掛けられるロングカウンター。
色調は黒と赤。
3~4人の客の目の前に1人スタッフがつきます。
スタッフとの小粋な会話を楽しみながら
まずはワインと生ハムでスタート。
ここの生ハムは最高級のベジョーダを使っており
この店以上の味にまだ出会ったことがありません。
さすがフランスの店だけあってワインの品揃えはピカイチ。
フランス人のお客様も多いのでごまかしがきかないはず・・・
本国からも常に数名のスタッフが着任しています。
スタッフのサービスは最高級。
さすがミシュランの★★です。
細かいところまで気を配ったア・ラ・カルト。
もちろん味は言うに及ばず。
料理はアートだなあ・・・と感じる楽しいレシピの数々です。
ただ、久しぶりに出かけてちょっと寂しい感覚を覚えました。
ここはもう私には合わない・・・・・・と言うより
私がこの店に合わない年齢になったということでしょうね。
心の中で「サヨナラ」とつぶやいて店をあとにしました。
スイーツメニューが充実しているのも嬉しい・・・
ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション http://www.robuchon.jp/roppongi/lateier.html
最後の写真の手前がバジルのシャーベットです。
これが絶品!
パクらせていただくことになりました。(笑)
合わなくてもいい店にはたまには行かないとね。
料理もスタッフも最高レベルなのに、感性に響かなくなってしまった。。。
情熱が薄れた味になってしまったのでしょうか…
その昔、ガーデンプレイスに、タイユバンとロブションが一緒になって
一年先まで予約で埋まってましたね~
別世界のように感じたものでした。
今も別世界ですけど(笑)
そう、豚の足です。生ハムですね。
プロは上から順に薄く薄くスライスしていきます。
味は切り方でも大きく左右するようですよ。
ワインには最高です。
食べさせる店は多いけど味はピンキリなので安物はそれなり。
美味しいのは1本30万円位します。
最近は豚足はスーパーでも売っているけれど
形が明確なのはどうも苦手。
久さんもこの店には来なくなるかもしれないけど、
新しい店どんどん開拓してくださいな。