早生者日記 by K.MITSUNAGA

早生者(わさもん)=
熊本弁で「新しいものが好きな人」という意味
毎週月曜更新(2009年12月開始)

景色/太宰府天満宮と九州国立博物館

2010年03月01日 | 景色

福岡からイメージするものは?           
辛子めんたい、とんこつラーメン・・・食べ物以外では?
中洲の屋台、 ソフトバンクホークス! いえいえ
太宰府天満宮を忘れないでいただきたい。     

千年以上の歴史がある太宰府天満宮は
ご存知菅原道真を祀る天満宮です。
拝殿の手前に有名な「飛梅」の木があります。
「東風(こち)ふかば におひおこせよ 梅の花
           あるじなしとて 春な忘れそ」    
道真が京都を離れて九州に左遷される際
かわいがっていた梅の木に詠んだ別れの歌です。
ところが、よほど主が恋しかったのでしょう。
彼を慕って一緒に飛んで来ちゃったのだとか・・・。(え~?)
                            
・・・というわけでやって来ました。
飛梅の花ほぼ満開。 なんともいい香りです。(撮影は2月中旬)

古そうだなあ。どなたの書? ・・・達筆

参道には名物「梅が枝餅」のお店が並んでいます。
さっそくアツアツをいただきます。出来立ては格別のお味。 

この太宰府天満宮の広大な敷地を一部もらいうけ 
05年、お隣に鳴り物入りでオープンした九州国立博物館。 


東京、奈良、京都に次いで4件目が九州ということで
アジアからのお客様も含め、開館当初から大変な人気です。

今回は開催中の「妙心寺展」がお目当です。
重要文化財の「龍虎図屏風」が公開中。
国宝や重要文化財は死ぬまでに目にしておきたい主義ですので。

いやはや、香りを嗅いで味を堪能し目を楽しませ・・・
日ごろの疲れが吹き飛びました。
                      

九州国立博物館  http://www.kyuhaku.com/pr/