small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

メキシコシティ

2007年02月25日 | メキシコ
ご報告が遅くなりましたが、私は無事メキシコへ。
かなり安全で、夜も出歩けるし、人々は親切。
メキシコシティへ到着して3日。
そんな私の毎日は・・・

まず夜、空港へ到着。
他の国同様に空港で夜明かしかって思っていたけれど、そんな場所も人々もいない。
えっ、もしかして空港が危ない。
そう感じた私は同じ飛行機だった必死に日本人を探したよ。
そして声を掛けた人が、なんとプロレスラーだった。
彼に「夜の街より空港は危ないよ」って言われた。
そろそろ旅の野生の勘が働き始めたよう。
彼の友人のメキシコ人の車で日本人宿までご同行。
そのメキシコ人もレスラーらしく、メキシコ内をあっちこっち旅するらしい。
プロレス巡業の旅?それとも観光?
宿には他にもレスラーの人がいて、さすがプロレス大国メキシコ。

次の日、メキシコシティを歩き回る。
タコス屋台が並ぶ道々、屋台好きな血が騒がない訳がない。
人気のありそうな一軒でオーダー。
はい、スペイン語まったく忘れてる。
何を言われているか分からないが、どうにかタコスにありつく。
本場のタコスは小さなサイズで、それを何個って注文。
グルグルとローストされた豚肉と玉ねぎやらパクチーやらにサルサソースをかけてパクリ。
うん、美味い。
一緒にのっているパイナップルがサルサの辛味を和らげる。
「もう1つ」って叫んでた。
屋台のアミーゴたちと写真を撮っていると、周辺の人々の注目の的。
さー、支払いって思うと「ノー、代金はいらない」
もうメキシコ人最高。

メキシコシティの町並みはヨーロッパのようで、道が広く緑がありベンチもある。
そんな木陰に座っていると、ここがどこだか分からない気がする。
ボリビアのラパスも町並みが南米らしくないって思ったように、ヨーロッパの香りが色濃く残っている。
カテドラル(教会)のミサに偶然遭遇した時も、人々が神に熱心に祈る姿を見て、複雑な気持ちになった。
宗教の持つ力をヒシヒシと感じた。

世界で一番ハゲの少ない国、世界で一番自殺の少ない国。
今後はどんな出来事が待っているのか・・・
今晩、次なる町へバスで移動します。
インディヘナの人々が暮らす田舎の町。
きっと違うメキシコが待っているだろう。