続いて乃木浜A会場では四国リーグを制したカマタマーレ讃岐が関西リーグ2位のアイン食品と対戦。既に地域決勝進出の権利を有する讃岐だが、しっかりと相手を完封して1-0の完勝。追加点こそ遠かったが吉澤が挙げた1点を守り切って準々決勝進出を果たした。
前日の1回戦では九州リーグのヴォルカ鹿児島を5-0と一蹴した讃岐。先日の四国リーグで優勝を果たした讃岐は地域決勝へのデモンストレーションも兼ねてこの大会を戦っているだろう。四国リーグだけではなかなか全国レベル相応のチームと対戦ができない。権利に関係なくこの大会ではベストを尽くしてくるというような試合だった。
対してアインは、今季リーグで2位という戦績を収めたがやはり全国レベルは厳しいかと予想される中で讃岐との戦いは改めて自分たちの立ち位置を再確認できたのではないだろうか。試合前には社員による30名ほどの応援団がスタンドに駆けつけ、讃岐サポーターに負けじと個性的なセルフスタメン紹介やチャントを歌ってスタンドを盛り上げていた。
23分に見事なミドルシュートでネットを揺らした吉澤。
2試合連続得点でサポーターを沸かした。
讃岐において効いていた飯塚の存在。
町田から期限付きで加入している。
讃岐が試合のペースを握るが、アインの攻撃を封じる上で効いていたのはDF波夛野の存在。前半からアインのハイボールを187cmの長身を生かしてことごとく阻んでいく。180cm以上の選手が最終ラインにいない讃岐にとって三菱水島から今季加入したハイタワーはかなりプラスになっていることが実感できた。
まずは守りが固い讃岐の戦いぶり。
DF波夛野がエアバトルを制圧。
かつての関西リーグMVP神崎も健在。
簡単に相手には負けない。
MF鈴木を中心としたカウンターを軸に讃岐に迫りたいアインだったが、なかなかシュートチャンスを与えてもらえない。なんと前半はノーチャンス、シュート0本に終わってしまう。
かつては松本山雅でもプレーしたアインMF鈴木。
讃岐の堅守をこじ開けようと奮闘するが…
ドリブルで攻め込むMF吉居。
今季のリーグでは全試合出場、08年にはベストイレブンも。
23分に吉澤がエリア手前でボールを受けると狙い澄ましたミドルシュート。これが右隅に決まって讃岐がリードを奪った。しかしながらその後は追加点が欲しいところだったにも関わらず拙攻が響いたか無得点。アインがほとんどシュートに持ち込めなかったこともあって苦しい展開ではなく、「省エネ」とも捉えられるかもしれない。もう少しレベルの高いチームと戦うとどうなるか注目。その意味では準々決勝で前橋と当たるのは適当かもしれない。
前半のうちから途中出場で加わった朝比奈。
何度か決定機があったが2試合連続得点とはいかず。
機を見た攻撃参加をするDF下松は代えが効かない。
余計な警告をもらったこともあり途中交代。
讃岐は中島が中盤の底をケア。
横河武蔵野から今季加入した守備的MF。
アインが攻めあぐねる姿を見ていると、昨日福島Uの前に惨敗を喫した三洋洲本の姿も浮かぶ。なかなか全国大会で結果の残せない関西勢。この試合の裏では山口市会場でラランジャ京都がJFL昇格候補のパルセイロ長野に延長戦まで持ち込む健闘ぶりを見せたが惜敗。2回戦を終えて残っているのはこの日SC鳥取ドリームスに快勝した班阪南大クラブのみとなってしまった。準々決勝はその三洋洲本が0-6で敗れた福島U。かなり苦しい戦いを強いられそうだ。まだこの舞台で結果を出すことは奈良クラブにも厳しい壁だということだ。
この試合を制した讃岐を含めて準々決勝に進出の8チームが決定。準々決勝の組み合わせは下記のとおりとなる。
tonan前橋 - カマタマーレ讃岐
トヨタ蹴球団 - S.C.相模原
福島ユナイテッドFC - 阪南大クラブ
新日鐵大分サッカー部 - AC長野パルセイロ
地域決勝出場権を既に持っているのは讃岐と相模原、そして長野の3チーム。つまりこの3チームがベスト4に勝ち残れば、必然的に決勝戦は地域決勝出場権を持つチーム同士の対戦となり、全社枠の1つが関東リーグ2位のさいたまSCに地域決勝出場権として回されるということになりそうだ。あと3日。果たしてどんな展開になっていくのだろうか。
前日の1回戦では九州リーグのヴォルカ鹿児島を5-0と一蹴した讃岐。先日の四国リーグで優勝を果たした讃岐は地域決勝へのデモンストレーションも兼ねてこの大会を戦っているだろう。四国リーグだけではなかなか全国レベル相応のチームと対戦ができない。権利に関係なくこの大会ではベストを尽くしてくるというような試合だった。
対してアインは、今季リーグで2位という戦績を収めたがやはり全国レベルは厳しいかと予想される中で讃岐との戦いは改めて自分たちの立ち位置を再確認できたのではないだろうか。試合前には社員による30名ほどの応援団がスタンドに駆けつけ、讃岐サポーターに負けじと個性的なセルフスタメン紹介やチャントを歌ってスタンドを盛り上げていた。
23分に見事なミドルシュートでネットを揺らした吉澤。
2試合連続得点でサポーターを沸かした。
讃岐において効いていた飯塚の存在。
町田から期限付きで加入している。
讃岐が試合のペースを握るが、アインの攻撃を封じる上で効いていたのはDF波夛野の存在。前半からアインのハイボールを187cmの長身を生かしてことごとく阻んでいく。180cm以上の選手が最終ラインにいない讃岐にとって三菱水島から今季加入したハイタワーはかなりプラスになっていることが実感できた。
まずは守りが固い讃岐の戦いぶり。
DF波夛野がエアバトルを制圧。
かつての関西リーグMVP神崎も健在。
簡単に相手には負けない。
MF鈴木を中心としたカウンターを軸に讃岐に迫りたいアインだったが、なかなかシュートチャンスを与えてもらえない。なんと前半はノーチャンス、シュート0本に終わってしまう。
かつては松本山雅でもプレーしたアインMF鈴木。
讃岐の堅守をこじ開けようと奮闘するが…
ドリブルで攻め込むMF吉居。
今季のリーグでは全試合出場、08年にはベストイレブンも。
23分に吉澤がエリア手前でボールを受けると狙い澄ましたミドルシュート。これが右隅に決まって讃岐がリードを奪った。しかしながらその後は追加点が欲しいところだったにも関わらず拙攻が響いたか無得点。アインがほとんどシュートに持ち込めなかったこともあって苦しい展開ではなく、「省エネ」とも捉えられるかもしれない。もう少しレベルの高いチームと戦うとどうなるか注目。その意味では準々決勝で前橋と当たるのは適当かもしれない。
前半のうちから途中出場で加わった朝比奈。
何度か決定機があったが2試合連続得点とはいかず。
機を見た攻撃参加をするDF下松は代えが効かない。
余計な警告をもらったこともあり途中交代。
讃岐は中島が中盤の底をケア。
横河武蔵野から今季加入した守備的MF。
アインが攻めあぐねる姿を見ていると、昨日福島Uの前に惨敗を喫した三洋洲本の姿も浮かぶ。なかなか全国大会で結果の残せない関西勢。この試合の裏では山口市会場でラランジャ京都がJFL昇格候補のパルセイロ長野に延長戦まで持ち込む健闘ぶりを見せたが惜敗。2回戦を終えて残っているのはこの日SC鳥取ドリームスに快勝した班阪南大クラブのみとなってしまった。準々決勝はその三洋洲本が0-6で敗れた福島U。かなり苦しい戦いを強いられそうだ。まだこの舞台で結果を出すことは奈良クラブにも厳しい壁だということだ。
この試合を制した讃岐を含めて準々決勝に進出の8チームが決定。準々決勝の組み合わせは下記のとおりとなる。
tonan前橋 - カマタマーレ讃岐
トヨタ蹴球団 - S.C.相模原
福島ユナイテッドFC - 阪南大クラブ
新日鐵大分サッカー部 - AC長野パルセイロ
地域決勝出場権を既に持っているのは讃岐と相模原、そして長野の3チーム。つまりこの3チームがベスト4に勝ち残れば、必然的に決勝戦は地域決勝出場権を持つチーム同士の対戦となり、全社枠の1つが関東リーグ2位のさいたまSCに地域決勝出場権として回されるということになりそうだ。あと3日。果たしてどんな展開になっていくのだろうか。