京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

お茶畑

2023-05-09 15:34:31 | 京都・宇治
こんにちは。
今日は、家の近所にあるお茶畑のお話です。

この時期、朝晩の冷え込みが厳しい代わりに
日中はじりじりと焼けるように暑い・・
という寒暖差が激しく、
山間部ではウッカリすると、霜のような
冷たい水滴が新しい新芽を痛めるので
黒い寒冷紗(かんれいしゃ)を掛けて
保護しているのをよく見かけます。

チラ。お茶がのぞいています。


山肌にある
大きな茶畑だったら大変。

宇治は、山間の斜面に茶畑が作ってある所が多く、
寒冷紗を掛けるのも一苦労だと思います。
時々、霜よけの扇風機のようなものが
長い脚の先端に付けられているのも見かけます。


防霜ファン(ぼうそう)という名前だそうです。
全国の茶畑に設置されている様子。


上には藁やすだれが被せてあります。
寒冷紗の上に藁がかけられているのは、
この藁を伝った水滴がお茶にかかり、
土に収集され、お茶を育むと
とても甘いお茶になるからだそうです。

実際、茶農家の友人が言うておりました。
「味が全然違うねん。甘いで」って。
お茶屋さんは、美味しいお茶ができているかの
利き茶もしなくてはいけないので、
味を感じ取る舌が敏感なのかもしれません。

今年は、四月末から5月前に
お日様がたっぷりと降り注いでいたので、
GWを待たずに、大忙しだったと思います。
なにせ、自然は待ってくれませんからね。

いいお茶ができていますように!
皆様の喉を、宇治茶が潤わせますように!
私も、毎朝抹茶を飲んでいます。
(のどを潤すのとはちょっと違うか)
一日一杯のお茶は健康を保つ!
そんな標語は読んだことはありませんが(笑)
そんな気を持って飲んでくださいね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

明日は恐竜に戻ろうかな~。

チラ(チラ見せにしては大きい体)笑
コメント
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