京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

お茶

2020-04-22 10:46:26 | 一日陶芸教室
美味しいお茶のお話。

朝日焼は、宇治にあります。
宇治というと・・宇治茶で有名ですね~。
ん?知らんがなって?

知らない方は、
今すぐウィキ先生に来てもらいなさい!(笑)

宇治茶・・
日本の緑茶。
京都府・奈良県・滋賀県・三重県の4府県産茶を、
京都府内業者が京都府内において、
京都府南部の宇治地域に由来する製法により
仕上加工したもの
(ただし京都府内産を優先する)。

戦国時代、
新芽にあたる日光を遮って
茶の旨味や甘みを高める覆下(おおいした)栽培の
茶園により日本を代表する高級茶の地位を固め、
江戸時代には幕府に献上されるお茶壷道中
(宇治採茶使)が
宇治から江戸までの道中を練り歩いた。

すごいんだぜ。(笑)


朝日焼の店主が入れてくれました。


美しい~。
器もイイね!(笑)

チョコにも合うし、和菓子、洋菓子
何でもござれ。


今、新芽がぐいぐい伸びてきて
収穫の時期を迎えます。

お茶農家さんは超忙しい。
毎年、G.Wの頃の茶農家の友人は
殺気立っています。
だって、相手は自然。
気を抜くとぐいぐい伸びちゃうし、
雨がふったら葉が濡れちゃって
製茶工場に回せなくなるし、
何より、お茶摘み娘さんの争奪戦。
どこもほぼ同時期に
お茶摘みが始まりますからね。

あ、大きな大きなお茶の産地は
機械刈りが多いけれども、
宇治は山間に茶畑が広がっていたりするので
手摘みが多いです。

コレがまたしんどいのなんのって。
新芽だけをよりすぐらなきゃダメだし、
茶の木はほぼ胸ぐらいの高さ。
もちろん、上から下まで新芽は出るじゃん?
立ったり、座ったり~。を何畝もするわけじゃん?

昔は、摘み取った重さで賃金が出ていたので
おばぁ達の摘み取る手の早いこと,早いこと!
絶対勝てない(笑)。

いろいろな人々の手を掛け、愛情を掛け、
雨も掛け(笑)貴方の元へと届いています。

どう?美味しいお茶を飲みたくなった?
丁寧に作られたお茶は、
丁寧に入れたら(難しいですけれどもね~)
とっても美味しいよ。

新茶が出回るまでもう少し、
今年のお茶の出来はどうかな?


また明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする