元旦の翌日から百人一を覚え始めた。
一日一句覚えたら三カ月で全部覚えらえる、と夫に言われ、
そうかと思ってやり始めた。
今のところなんとか覚えてるけど、覚えるまでに時間がなんとまぁたくさんかかる。
なんせ認知症の予備軍だろうから短期記憶がダメ。
本を見て読んで、本を閉じるともう忘れてる。
でも、解説を読んだりしてるので、
え~っとコレコレこういう意味だったよなぁ・・・
とそれは思い出すんだけど、句を思い出さない、いや、思い出せない。
でも、思い出そうとする、というそのことが脳にはよいらしいので、
頑張る・・・・え~っと・・・
一回読んだだけでは頑張って思い出そうとしても真っ白。無理とわかる。
そして本を開く。あっ、そうだ、これこれこれだった・・・
で、声に出して何回か読む。
本を閉じる。思い出そうとする・・・下の句が出たり、
途中の句が出たりすることもあるけど、まだダメ。
こんなことを何回も繰り返してやっとこさ覚える。
その後、家事をしながらとか風呂に入りながらとか、
布団に入ってからとか、おさらいするが・・・完璧に覚えていず・・・
本を又見る。あ~、こうだった・・
とにかくめげずに頑張っております。
今日で21首憶えているはず。毎日最初の日からの句を
そらんじたり、書いたりする。
だいたい今のところ全部書けることが多いけど、
繰り返し思い出している初めの頃の句はスムースに出て来るけど、
昨日、一昨日、先一昨日くらいのはやはり短期記憶のせいか、
う~んと…こんな意味の歌だった・・・
と、時間がかかる。
・・あ、こうだ!となる時は嬉しいもんだ。
高校の古文の授業などまったくダメで、こりゃ英語より難しい、
と思った記憶がはっきりとある。
で、それから一切その辺のことからは遠くに遠くに・・・
でも約50年ぶりの和歌のお勉強は楽しく感じる。
歌が書かれた頃のことなども知りたくなってくる。
日本史音痴なので、ちょっとそういった本も読もうかなぁ・・なんて
思いも浮かんできて面白い。
般若心経もついでに覚えることにした。
自分なりだけど意味がわかると記憶しやすい。
意味を分かって納得しないと覚えにくい気もする。
その後は何度も何度もそらんじることが記憶の定着なのかなぁ。
さて、今日の一句はなんだっけ??あれ??!!!
「君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな」
思い出しました!思い出すのになんと2分かかった!