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ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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「ちゅら牛まつり」と石垣の子供たち

2016-09-26 14:32:41 | 日々の暮らし・思い出
昨夜は娘婿さんに誘われて『ちゅら牛まつり』なるものに行って来た。

場所は八重山家畜市場。

この前、競りを見せてもらった所だ。

体外受精で子牛を産ませ、ある程度大きく育てた牛を競りに出すという仕事を娘婿さんはしてる。

そういう牛の品評会が午前中に行われ、

それが終えての祭りだそうで、夕方7時からの祭り。

舞台はエイサーという踊りから始まった。

1才だという小さな子供から中学生くらいまでの子供が踊った。

持った太鼓を叩きながら踊る。

どちらかと言うと男の子が多かったかな・・・

1才の子もちゃんとリズムが合っていて感心したよ。

こうして小さな頃から沖縄独特の踊りや歌を覚えて行くんだなぁ・・・

頭に黄色いターバンみたいな布を巻き付け、縛り、

長い布なのでそれをたらしているんだけど、

それが踊るたびに揺れてかっこいい。

1才の子もそれを付けている。可愛かったよ。

ナンタラ舞踊研究会という会の美しい女の人たちが沖縄民謡?を踊る。

長い髪を頭のてっぺんに寄せて円錐形みたいにしている。

そのスタイルになんか名前はあると思うんだけどまだ知らないんだ。

その踊りの時の着物は短く、足首から10センチくらい上がった所くらいまで。

太極拳みたいに腰を落として舞う踊りが多い。

これは身体にいい踊りだなぁと思ったよ。

とても力強い踊りだ。

こういうのってすごく好き。

見ていてほれぼれしたよ。


小さな孫も一緒だし、祭りが終える前に帰って来た。

7時からの祭りでは終えるのは9時を過ぎるのは当然なんだけど、

会場には学校に行くまでの小さな子供や小学生たちがたくさん来ていた。

途中で退席したのは多分私たち位だ。

石垣は暗くなるのが遅いせいか、みな宵っ張りみたい。

7時でも明るいんだから仕方ないんだろうなぁと思ったよ。

前住んでいたところは過疎地で小学生の子供は集落にたった2人だったから、

こんなふうに子供たちの声がたくさん聞けるのはいいなぁと思う。

昨日の昼間も外で遊ぶ子供たちの声がいっぱい聞こえた。

かくれんぼをしていたんだよ。

「もういいか~いい」「ま~だだよぁ」その繰り返しを何度も聞いた。

同学年だけじゃなくて遊んでいるふうだったよ、いいねぇ。


一昨日、アパートに居たら子供の泣き声が聞こえた。

どうしたんだろう?・・そう思って見ると・・・

我が家の前のマンションの物置の屋根に4才くらいの男の子が立っていてわぁわぁ泣いていた。

何人かで近くのブロック塀と木の枝づたいに上ったよう。

小学生の子たちは又、そのコースで下りられたのに、

その子は恐くなって降りられなかったようだ。

下で小学校の高学年らしき子が両手を伸ばして、

屋根に居る子にここに降りて来いと言っている。

屋根の上の子は一度はそれをトライしようとしてたけど、

「恐いよ~!!恐いよ~!!」と泣き叫んでいる。

そりゃ恐いだろうと思った。

小さな子から見たらとてもそこに飛び移れる高さじゃない。

危ないなと思ってそこに行こうと思った。

アパートから出て、そこまでに行く途中、目の前に、

小学4年生位の子と高校生くらいの男の子が並んで歩いている。

どうも小学生が高校生の男の子に助けを求めに行ったみたいだ。

高校生らしき男の子は特に何も言わず、両手を伸ばし、屋根の上の男の子を受け止めた。

ほっとしたよ。


ここはいろんな年齢の子たちが一緒に外で遊んでいる。

男の子と女の子が一緒に遊んでいるのも見たことがある。

今日は月曜日で静かだ。

いいところだなぁと思ったよ。

えーっと、脱線したね。

ちゅら牛まつりの話だったね。

ま、いいことにしよう。