今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

中欧を走る その8  プラハを走る

2012-05-04 17:30:32 | まち歩き

 プラハ2日目の朝です。昨日はホテルについて寝ただけですから、今日、目いっぱい楽しまないと‥。明日は朝食後すぐプラハの空港に向かいますから。「もう終わりか―」ちょっと名残惜しいです。

 そんなわけで、この日もブタペスト、ウィーン同様、朝のジョギングに出かけました。目標はプラハ城です。

 ただ、私たちが泊まったホテル・プラハですが、何とも言えないデラックスホテル(ツアーを企画した旅行社独自の基準)なのです。その立地ですが、プラハ城の北東に位置する高台にあって高級住宅街の真ん中にあります。これはまず問題がないようですが、ホテルの周りには何にもありません!スーパー、カフェ、ブティックの類は一切ありません。夜到着したときには真っ暗闇の中にホテルの明かりがポツンとという感じでした。

 ついでに書いちゃいますが、このホテルはこの国が社会主義国だった時代に、ソ連などからの賓客が泊まるために造られたホテルだそうです。そのため、室内は広くて立派(デラックス!)なのですが、見事に殺風景です。絵ひとつ掛けられていません。

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 ホテルのロビーには、コーヒーラウンジもないし、ショップもない。つまり、暗殺者が紛れ込んだりしたら困るので、余分なものはないんです。これには驚きました。民主化されて20年以上経つのですから、もうちょっと何とかしたらいいのに‥。

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 テラスもでかいです。これも狙撃されにくくするためだそうです。

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(テラスから撮りました。いい景色ですが、周りに狙撃犯が隠れるような建物はありません)

 こんなところですから、朝走るにしても、ちゃんと戻って来れるかちょっと不安でした。でも、走らないわけにはいきません。何しろ「中欧を走る」というタイトルなんですから。

 朝6時出発です。ホテルからとりあえずトラムの走っている大通りまで出ることにしました。

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(ホテルから出てきたところ。このあたりは、本当に閑散としています)

 大通りに出ると太陽が昇ってきました。きれい!

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 とりあえず、この大通の坂道を下り始めました。調子よく下り坂を走っていたのですが、どこかで右に折れないとプラハ城には行けません。でも、プラハ城が見え\ない!

 交差点のある大きな通りに出くわすところで、やっとプラハ城発見です。

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 ちょっと下りすぎたようです。しかたがないので、プラハ城に行くのは断念して、ぐるっと回ってホテルに戻ることにしました。臨機応変にジョギングするのもまた良しです。右折してUターンです。走っているとどこかの大使館ですかね、感じのいい建物を発見です。

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 さらにその道を進みます。

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 すると、さっき下ってきた大きな道に出ました。

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 今度は坂道を上ります。ホテルへの道が見えてきました。トラムも丁度やってきました。街も動き出したようです。

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 朝走るのは楽しいものです。なにか化粧前の素顔を見ているようです。この日、私が走ったところは別段観光地でもないのですけれど‥。

 そして、ホテル到着です。妙に立派です。

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 40or50分走りました。これで、今回の旅の「走る」も終了です。あとはプラハ観光を残すのみです。ということは、ついにこのシリーズあと1回です。