3月23日(日)
京都にもいつの間にか春がやって来て、この日は京都税理士RCの例会をしました。このクラブは税理士の集まりですから、「3月15日が終わるまではなかなか走る気持ちになれないでしょう」ということで、この日に開催することにしたのです。しかし、どうも集まりがよくありません。10時に私の家に集合したのは山崎さん田尻さん、中田さん、私を入れての4人。ちょっと少ないけど、皆さんそれぞれ予定があるので、まあこんなものですかね。そもそも、ランニングは群れてするもんではないですもん。
(右から山崎さん、田尻さん、中田さん、私)
当初の予定では、北嵯峨の私の作った周回コースをグルグルということにしていたのですが、
4人なので、「マラニックに変えません?」とお誘いしたところ、快く(?)賛成してもらいました。
私が考えたコースは、広沢池から山を越え、平岡八幡に抜け、国道162号線を高雄まで、そこから東海自然歩道を清滝を経由して落合まで、さらに、下六丁峠から小倉山、あとは下るだけでわが家へ、という結構アップダウンのある値打ちのあるコースです。このコースは、私がブログでも紹介しているので、「見たことあるなあ」という景色が出てくるかもしれません。
「まあ、マラニックです。ゆっくり、おしゃべりしながら行きましょう」とみなさんにお話をして、広沢池の西から北嵯峨周回路にまず入っていきます。この辺り、いつ走っても景色のいいところです。「ええとこ住んだはりますねえ」と中田さんに褒めて頂きました。
1キロほど走れば御宇多天皇陵です。周回するのなら道なりに左折するのですが、今日は右折し山の中に入ります。ここは結構きつい。
最後の方は走るのはちょっとという感じ。でも、すぐ頂上につきます。反対側は住宅地になっていてものすごい違和感があります。要するに、景観地域だけが保存されているのです。
平岡八幡まで下り、少し行くとHK邸があります。
豪邸です。やはり記念写真を撮っておかねば‥。
ここから御経坂までは上りです。国道162号線の拡張工事をやっているので、以前よりは走り易いです。
この坂を下り高雄へ。旧道を走ります。傾斜がきつく、ブレーキを掛けもって走る感じの道ですがけっこうGOODです。ここで小休止です。
ここから清滝までの4キロ弱のトレイルコースはほんとうに気持ちよく走れます。楽しんでもらえたと思います。このブログをご覧の方も是非走ってください。
(愛宕山の登り口です)
清滝で小休止の後、落合まで。ここもいいコースなのですが、岩場を行くことになるので、走れるところが少なくなります。強者は平気でしょうが、私なんかは足を挫きそうで飛ばすのはちょっと怖いです。
最後、コンクリートの橋を渡って落合に到着です。(正確には、このあと少し上り車道に出なければなりません)以前は、木の橋が渡してあるだけで川に落ちそうでした。
ゆっくり走っているもので、もうこのへんで2時間経過です。皆さん少しずつ足に来ているようですが、小倉山への最後の上りが待っています。まず、車道を下六丁峠まで。私がこのブログで何回も書いているように、この坂道は本当に値打ちがあります。とりあえず、私が先頭を切って駆け上がりました。いや、駆け上がるというのはウソ、走る格好で上ったというところです。まあ、距離がわかっているので、なんとかなんとか。
下六丁峠では、ワイズメンズクラブの皆さんが不法投棄のゴミの清掃活動をされいていました。
ホンマに不届きもんがいるもんです。こんな山の中にホカしに来んでもエエのに。この峠の横から小倉山へ向かう山道があります。そして、その道が突然広い道路になります。この道路は嵐山ドライブウェーに繋がっていて、JR嵯峨野線のトンネルを掘った時に出る土砂を仮置き場へ運ぶトラックのために作られたものです。(紆余曲折があって、仮置き場が本置き場になったのですが、略)
この道はまっすぐ続く上りになっていて、「ワーすごい坂!」と疲れている皆さんの心を折ってしまったようです。とぼとぼと‥。この広い道は頂上で消え、小倉山を越えると普通の山道、あとは転げても帰れます。途中で、絶景ポイントがあります。
(嵯峨嵐山の一帯がよくわかるでしょう)
ここまで来ると、もうゴールが見えています。みんなも最後の力を振り絞り、山を駆け下ります。
私の家に着いた時には3時間をちょっと超えていました。いつものランニングとは少し違う筋肉を使ったので堪えたみたいです。でも、楽しかったでしょ?またやりましょうねぇー。