今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

第34回京都木津川マラソン その4 

2017-02-28 22:34:08 | スポーツ
 「忙しい」としか言えない毎日を送っています。でも、書き進まないと1週間前に走った泉州マラソンの話が書けない。ちょっとでも、前ヘ。

 このコースはもちろん知り尽くしている訳で、ここから折り返し(29.8キロあたり)まではほぼ堤防の上を走ります。単調です。いつもなら何も考えずにとにかく距離を稼ぎにいくのですが、今回はなかなか。体が動かないのでついいろいろ考えてしまいます。一番考えることはもちろん、「止めといたらよかった!」ですが、どんどんどんどんゴールから遠ざかっていくわけです。「走らなしゃーないやないか!」

 エイドステーションは充実しているとは言い難いのですが、暖かい飴湯があったり最低ラインは確保しています。ここでゆっくりして屈伸をしてまた走り出します。こういうところがこのマラソンに「また来よか」と思わせるところです。コスパがいいんですワ。
 25キロは36分51秒
 繰り返して言いますけど私のガーミンは5キロで30秒ぐらい遅れます。今まで書いたタイムは全部プラス30秒と考えてください。もうキロ7分を超えている訳で…。ひどいものです。
 
 もう5時間は超えるやろなあ。完走すればええ。完走証欲しい!
 途中で止めなかったこの完走は値打ちあるで。
 (もう完走した気になっています)
 収容してくれへんから完走するしかしゃーないやん。
 早よ終わりたい。

 とりとめもないことを考えながら走っています。 

 木津の流れ橋を過ぎると折り返しが近づいてきます。娘はまだ来いひんのんかいな?
 国道1号線の下のエイドはけっこう大きいもんです。パン、バナナ、ドリンクなどを補給して折り返し目指します。すると折り返しの2、3百メートル手前で娘とすれ違いました。
 案外離れてない!
 つまり、娘も苦闘しているということや。でも、チャンスとは思えない。こっちのほうがもっとへたばってるから。
 折り返しです。

 写真を撮る気力はなくても、ここだけは抑えとかんと。そやないとインチキしてないという証明ができひん。折り返しのスタッフの人に写真を撮ってもらいました。

 残念!指がちょっと写ってしまった。
 私のいで立ちはなかなかのもんでしょ。
 岡部米穀店の袋がかっこいい!
 そして、30キロ
 37分09秒。
 あと10キロもあるのんか。折り返してから風が向かい風になってきました。 

 この木津川、天気の良い日は遮るものなく直射日光を浴び、冬でも汗だくになりますし、今回のような雨の日は寒いのはもちろんのこと、木津川を渡る風の冷たいこと冷たいこと。
 ますますひどいことになってきました。

*今日はここまで次回で必ず終わります*、

第34回京都木津川マラソン その3

2017-02-18 14:25:19 | スポーツ
 今日は2月18日、土曜日。明日は京都マラソンです。先ほど鴨川べりを走ってきましたが、コースの準備ができていました。
 不幸にも、2年連続で落っこちた私は泉州国際市民マラソンに行ってきます。ただ泉州は5時間制限なのでちょっと不安です。それもこれもこの木津川で痛い目にあっているからなのです。ということで続きます。
 
 10キロ経過は31分2秒とまあまあですが、キレがなくなってきています。重い!それに加えて、折り返してすぐの地点で「おとん!」の声がしました。
 私より後方からスタートした娘です。手を上げましたが、もう追い越されるのは時間の問題です。これ嫌でしたね。やる気が失せます。
 とにかく、前を見て走りますが、調子は上がりません。お腹が重たい感じ。練習不足が効いているんやな。
 すると14キロのところで娘に追いつかれました。Orz

娘:見つけたから、追いつこうと思って頑張った
私:(頑張らんでええのに)早よ、先に行き!(懇願)
娘:わかった、完走するやろ
私:もちろん、完走するで(イランこと言うてもた)

 結局、この娘に言った言葉が最後まで苦しむ原因になりました。でも、この時にはほぼ雨も上がっていました。(小降りかな)気温が上昇し、ビニール袋も脱げるのではと思っていました。
15キロは31分36秒とそこそこのタイムで走っていたのです。
 しかし、体は確実にいかれてきています。本当に動きません。そうこうするうちにスタート地点に戻ってきました。

(最低ここは押さえておかんとブログが書けませんから写真を撮りました)
 このマラソンは日没(5時30分)までは走らせてあげますというのがウリですが、これは裏を返せば、「途中収容はないから歩いてでも帰って来てね」ということです。この20キロ手前のスタート地点で棄権をしなければ、どんどんゴールから遠ざかっていくのです。今が最大のチャンスなのですが、娘との約束がある!
 泣く泣く走ることにしました。
 そして、20キロです。33分45秒です。
 確実にタイムが落ちだしてきました。この調子だともう4時間30分は絶対無理!目標は「5時間切れたら」に変わりました。


 ここから先まだ10キロ以上下流へ向かうわけです。トホホ。本当の苦闘はこの先でした。

(次回に続く。)



第34回京都木津川マラソン その2

2017-02-11 17:04:25 | スポーツ
 どこがスタート地点だったのか、よくわからない。計測用のシートが敷いてあったので多分ここかな。このへんのウダウダ感がローカルマラソンのいいところです。
 ということで私はこのマラソン、近場ということもあってもう11回目の出場、最多出場のマラソンです。理由はコスパが最高だから。”あいの土山”もコスパがいいのですが、ここは11月でほかのマラソンとかぶるので7回。同じく”福知山”も嵯峨野線のよしみで7回出場でこの3つがコスパ御三家ですか。

 GARMINを押します。完走証をもらって、1分37秒でスタート地点に到達したことがわかりました。いつものことですが、ここからも前に進みません。何しサイクリングロードを走るので道幅がないのです。

 堤防に上がってきました。こんな感じです。

 
 この大会でこれに文句を言っても仕方がありません。それよりなにより、こんな悪天候にもかかわらず大会を運営してくださる大会関係者の方、ボランティアスタッフの方には頭が下がります<m(_)m>

 私たちランナーは好きで走っているわけで、本当に嫌なら「雨だから止めとこか」という選択肢もあるわけです。スタッフの人はこの寒い雨の中、本当にご苦労様です。「お客様」だと勘違いしているランナーにはなりたくないものです。

 これからのコースの前半は、基本堤防の上なのですが、川と堤防の間の部分もあります。この部分がえらいことになっています。つまり、道路が水浸しなのです。この箇所に差し掛かると渋滞が来ます。みんな靴が濡れるのを嫌がって水没していない部分を走ろうとするわけです。道路が完全に水没していたら、道の端の土の部分です。
 
 結局、最後は諦めてジャブジャブ走るのですが、最初はどうしてもこうなります。それにしても雨は降り止みません。こんなのは初めてです。いつもならかぶっているビニール袋が暑くてぬぎたくなるのですが、今日はとんでもない。「ありがとう、ビニール袋様!」です。
 
 このマラソンは1キロごとの表示(多少いつも違ってる)があるのですが、5キロごとの計測はありません。そこでGARMINが頼りなのですが、私のGARMINはフルでだいたい400m狂います。ということは5キロで30秒かな。
 最初の5キロは32分40秒。ということは33分はかかっている。これは最初渋滞してるししゃあないけど、動きは悪いです。前途多難。そして、折り返しに差し掛かってきました。当然ここまで来た証拠を残さないといけないのでパシャ!


 折り返してちょっと走ると10キロです。しかし、この写真を撮るために手袋を外したのがいけなかった。手袋がべちゃべちゃになっていて、はめられません。走りながらはめなおすのですが、右の小指のところが裏返ってなかなかはまらない。イライラしながらなんとかはめました。もう10キロは過ぎていました。

 そんなわけで、寒いのもあってもうこれから写真を撮る気力が失せてきました。今回のレースでは写真があと4,5枚しかありません。お許しください。

では、see you next time.

第34回京都木津川マラソン その1

2017-02-08 13:49:02 | スポーツ
 久しぶりの更新です。というか、今年2回目ですかね。

 クラブの練習会には出ていたものの、大会に出てないということもあり、つい今日まで来てしまいました。この後はスイスイ書けるのかというと、私の仕事は超繁忙期に入るので、さてどうなることか。とにかく書き始めます。

 2月5日、京都木津川マラソンに行ってきました。

 ご存知のように大雨だった日です。前日の土曜日はポカポカ陽気の気持ちの良い日でした。なのに天気予報は雨のち曇りです。「ホンマ?」そう思いましたね。でもどの天気予報を見てもザーザー降りらしい。「こらアカン」もうやめよかと思いました。無理して走るのは私の主義に反する。でも行くことにしました。それには訳が…。

 私には娘がいて(と言っても子供が二人いる人妻ですが)、その娘と一緒に出場することになってたからです。
 娘は現在育児休暇中で4月から職場復帰です。セントラルスポーツのインストラクターをしているバリバリの体育会系なので、職場復帰前にちょっと足慣らしという感じで出る気満々です。こうなると出ないという選択肢はありません。

 私が考えたのはこの木津川マラソンのコースは川沿いのサイクリングロードで、スタート後いったん上流に向かい、折り返し、スタート地点に戻り、今度は下流に向かい、折り返し、戻ってくるというものです。いったん戻ってくるというのがみそでここで止めれば大体20キロ、いい感じです。そうしよ。

 当日、朝6時過ぎに起きました。もちろん、雨が降っています。Orz。

 行くしかないです。心は決まっているので、ここでの迷いはありませんでした。

 嵯峨嵐山駅7時24分発で出発です。京都駅で近鉄に乗り換え、順調に新田辺駅に着きました。いつもならスタート地点の山城大橋まで約25分の距離を歩いていくのですが、テンションだだ下がりの今日は、乗り合いタクシーの行列に並ぶことにしました。1人300円ですから安いものです。私と同じ考えの人が多いらしく「いつもより多い」と切符を売っているおばさんが言っていました。

 ここで娘に電話。一本遅い電車に乗っていたみたいで、すぐに一緒になり行列に並びました。


 娘とは、今度が3度目の対決になります。大阪マラソンで負け、京都マラソンでは勝っています。向こうも練習不足ですがそれはこっちも一緒、さてどうなるのか。

 
行列が長いのでだいぶ待ちましたが、なーに、早くいったところでずぶ濡れになるだけ。着替えも済まして来ているので、スタートに間に合えばいいわけです。

 スタートは10時ですが9時過ぎに受付を終えとりあえず安心です。スタート付近はびしゃびしゃドロドロ、えらいことになっていました。

 荷物預かりに荷物を預けるともうスタートまですることがありません。

(荷物預かり所付近はこんな感じ。みんなビニールカッパ着用です)
 
私はというと、下はタイツにランパン、上は冬用の2枚重ねのウエアの上にウインドブレーカーさらに岡部米穀店のビニール袋を被るといういで立ちです。
そうそう、帽子にネックウォーマー、手袋も着用で完全武装です。


 もう速く走るということは鼻から諦めていました。ただ、2週間先に泉州マラソンを走るのですが、この制限タイムが5時間なのでこれは切りたいなあと思っていました。

 スタート時間が近づいてきました。誰もいなかったスタート地点もそれなりに人が集まってきました。私はというと、スタート地点の真横にあるテントで振る舞われていたあめ湯を美味しく頂いていました。

 そして、スタートの合図があったのかなかったのかわからぬまま、人が歩み始めました。何しろサイクリングロードを走るので道路幅が狭くなかなか前に進まないのです。

 と今日はここまでです。次回は1週間ぐらい先を目標です。