今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

木曽三川ウルトラマラソン2014 その1

2014-11-24 12:41:53 | スポーツ
 11月22日の土曜日、”木曽三川ウルトラマラソン2014”があり、60キロの部に参加してきました。
 この大会は第1回で好評であれば2回目以降も続くということですが‥。ふーーむ。
 都市型のマラソンやないんやから、13,000円の参加費用は高すぎることは間違いないです。3週間前に走った”あいの土山マラソン”の参加費用が4,000円やっただけに、コスト・パフォーマンスが悪すぎます。
 そのあたりはぼちぼち書いていきましょう。
 では、前日からです。前日はもちろん金曜日。仕事があります。私の事務所は5時半終業ですから、6時前には着替えて事務所を出ました。京都駅から新幹線で名古屋まではあっという間です。自由席での移動ですから目の前に来た”こだま”に飛び乗りました。”こだま”だと通過待ちがあり”のぞみ”に比べると少し遅いですが、大勢に影響ありません。7時過ぎに名古屋に到着です。

名古屋駅はさすがにデカい!とにかく隣接する近鉄名古屋駅の位置を確認に行きました。明日早朝5時34分の電車に乗らないといけないからです。何せ、スタートが8時だからこんなことになります。

 駅の外はクリスマスイルミネーションでしょうか。きれいでした。駅はすぐわかりました。地下駅です。あとはホテルに行くだけ、ホテルは”ヴィアイン名古屋新幹線口”で駅からすぐです。とりあえず夕食。何を食べようか考えたけど、名古屋ならやっぱり味噌かつやね。エスカに”矢場とん”があるのを確認、行ってみました。

 何を食べようかなあ。おすすめ第3位のひれとんかつにしました。もうちょっと変わったのにしても良かったと後悔。この辺が発想力がないおっさんです。

 美味しかったのでまあええか。
 ホテルに行きました。感じのいいホテルで9,800円で無料の朝食が付いています。ただ、食堂が開くのは7時から、Orz。食べられへんがな。わかってたことで、これはしゃーない。この日はすることもなく、早々に寝ることにしました。

 土曜日当日は、興奮しているんでしょうか、モーニングコールを設定していた5時より前に起床しました。これが一番の気がかりだったのです。起きられるともう一安心です。ホテルを5時20分に出て、近鉄名古屋駅に向かいます。まだ辺りは真っ暗です。電車にはもちろん私以外のランナーもいますが、全員が座ってもまだ余裕があります。ちょっと早よ来過ぎたんやろか?近鉄長島駅ではシャトルバスが待っていてくれました。

 この大会、第1回ということで参加募集が開始されたのが遅かったため、他の大会にエントリーしてしまっていた人も多かったのではと思います。私自身は神戸マラソンや福岡マラソンの抽選に落っこちたこともあってこの大会に参加することになったのです。「第1回富士山マラソンの悲劇」を知っていたので、余裕を持って来たのですが、ここまではスムーズです。よかったよかった。6時20分ごろに会場の輪中ドームに到着です。

 ドームの中はこんな感じです。

 写真の右側が荷物預かり所になっています。更衣室は別に設けられています。着替えをして役員さんに撮ってもらいました。

 順調に進むととたんにすることが無くなります。いつもはしない準備運動のエアロビをしたり、サプライズ登場の大村愛知県知事の挨拶を聞いたり、うろうろしているとそれでもスタート時間間近です。整列していつものように近くにいたランナーに写真を撮ってもらいました。

 スタート直前になんとウルトラマンが現れました。(この大会、円谷プロとタイアップしているのです。完走メダルにはウルトラマンが描かれているとか)どうもスターターの横に立ってランナーに手を振ってくれるようです。スタート後、1分7秒でスタート地点に到着です。「ウルトラマンの写真を撮らんと」と思うものの、なかなかウルトラマンに近づけません。3分間でカラータイマーが点滅して宇宙へ飛び立ってしまうのに‥。 
 
 「ブロガーとしてはこれは絶対押さえておかんと‥」と何とか撮影に成功!ただランナーとしては1分近くロスしたなあ。とにかく走りだしました。
 本日はここまで、レースの詳細は次回です。

2014あいの土山マラソン 後半

2014-11-17 09:41:11 | スポーツ
 ハーフの人と別れて後半部に入っていきます。ここで、17キロぐらい。
 トンネルを抜けると、コースはちょっと下がる。

 この感じ、覚えてる。ここからエライことになるはず。

 向こうに見えるランナーが坂を上っているのが判ります?急坂です。ウルトラなら絶対歩くところです。約50メートル、一気に登っています。

 もちろんフルですし、半分も来ていませんから心拍数を上げて駆け上がります。さすがに、この辺りの1キロは7分30秒かかっています。そして頂上です。

 OH 視界GOOD!まっすぐ道が続いていきます。ただ見えるのは茶畑ばかり。単調と言えば単調です。私の好みで言えば、川沿いの折り返しコースより好きです。
 20キロは32分14秒
 まあ、こんなものです、坂があったから。あとはキロ6分ちょっとで最後まで走り切ることだけです。

 走っているのはこんな農道です。当たり前ですが、応援の人もほとんどいません。これはちょっと寂しいけど、贅沢を言うてはいけません。GARMINを頼りにひたすら「キロ6分、キロ6分」と言いながら時間を過ぎるのを待っています。

 25キロは31分05秒。
 あと17キロかー。このコース、明確な折り返し地点はなく周回しながら戻っていきます。「昔はどうやったかなあ?」何しろ20年前ですからあんまり覚えていません。覚えていることは‥。遮るもののない一面の茶畑の中、雷鳴が轟き、「落ちるんちゃうか!?」と無茶苦茶怖い思いをしたとか、暑さにやられて35キロ過ぎでゲーゲー空えづきしたこととか、40キロ4時間の関門をかろうじて突破し、ホンマに4時間で止めるのかなと眺めていたこととか(止めてました)、ネガティブのしかないなあ。要はきついコースですね。
 次第に疲れがでてきました。この疲れが過ぎるとまた楽になると思っていたのですが‥。
 30キロは32分18秒
 
 ここで、切れました。「もうアカン!」
 ホンマにあきません。ここまでは「千葉よりいいタイム!」、少なくとも10分台と思っていたのですが、もう無理!何でかわかりませんが、足が動きません。アカンようになってからの10キロは長いです。それでも、ここまで来て完走せーへん訳にはいかないのでとにかくゆっくりでも走ります。ここまで、快調やったのがウソのように抜かれ始めました。Orz。

 35キロは38分40秒
 もう、タイムを書くのも恥ずかしいような状態です。絶対、ここのマラソンと相性悪いね。雨こそ降りませんが暗くなってきて私の心のようです。

 37,38キロと最後の部分にやってきています。この辺り、山間部なので余計に暗く、街灯がついています。そしてやっと40キロに来ました。

 40キロは39分09秒。
 もう大丈夫、完走はできる。それだけ。ヘロヘロになりながら2.195キロのビクトリーラン(?)をしていると「有田さん!」の声がします。藤井さんです。
「もうヘロヘロやとブログに書いといて!」彼は”パオパオだより”というブログを毎日書いています。
「書かんでも写真見たら分かる!」
 そういいながら写真を撮ってくれました。いっぱい撮ってくれたので、いっぱいアップしておきます。
 藤井さんありがとう。






 気持ちが紛れたせいか最後は気持ちよく走れました。
トータルタイムは4時間41分13秒
 この2.195キロは17分06秒ですが、実際は誤差が172メートルあって2,367mです。
 今回もいい思い出になりそうもありませんが、これはこの大会のせいではありません。レース間隔とか当日の暑さ(阿部さんは暑かったとメールで言ってました)とか、言い訳はいろいろあるけれど、それも全部ひっくるめてマラソンですからね。これを楽しまないと‥。
 というわけで、今週の土曜日、第1回木曽三川ウルトラマラソン60キロに行ってきます。どうかなあ。

2014あいの土山マラソン 前半

2014-11-10 09:08:33 | スポーツ
 11月2日、前回の”ちばアクアラインマラソン”から2週間での参戦になりました。「はあー」ちょっと間隔が狭いのでどうなんかなあー?
 この”あいの土山マラソン"は第1回から第8回まで毎年のように行っていました。その後、「ここばっかりでも‥」ということで止めました。今回が第28回大会ですから、実に20年ぶりです。来ての印象、「ちっとも変わらへんなー」です。ホンマに変わっていないのがうれしい。最近の都市型と称するマラソンの至れり尽くせりだけれど1万円以上の高額な大会とは一線を画しています。だからと言って、これといった問題点もなく十分満足できます。
 あるとすれば‥、「コースやね」。ここらあたりを今回は書いていきましょう。
 嵯峨嵐山駅、朝7時9分発の電車で出発です。これだと最寄りの貴生川駅には8時33分に到着です。ここからシャトルバスで甲賀市土山(広域合併で市になりました)の大会会場まで運んでくれます。30分ぐらいで着きますから、スタートが10時30分なので余裕の到着です。そうそう、20年前にはこのバス片道500円でした。現在は無料ですからこの点は改善です。そのうえ参加費用は4,000円ですよ。
 到着後、とりあえずナンバーカードを貰いに行きます。参加賞はTシャツと土山茶です。参加費用4,000円ですよ。”ちば”はねぇー、やめとこ、比較するのは品性が悪くなる。この大会、お得感があります。

 受付後、着替えるために体育館に。ここに待っていてくれる人がいます。大学の同級生阿部さんです。

 阿部さんとは今年1月の京都マラソン練習会以来です。彼はハーフ出場なので、ここでおしゃべりするだけになります。私が戻ってくる頃には、もう帰ったはるでしょう。
 最近はハーフより短い大会に出場しているようで、なかなかタイミングが合わなかったので会えてよかったです。

 阿部さんから京都キャロットが出店しているよと聞いたので、おっ、藤井さんに会える!阿部さんとお別れして会いに行きました。

 いました、いました!いつものようにビミョーな距離感で二人が写真に納まってくれました。私にとっては永遠に「謎」の夫婦です。奥さんがエライとしか言いようがない。
 この後スタート地点に向かいました。そして例によって記念撮影です。

 ここで、また見たくないものを見てしまった。私の後ろは茶畑です。ここへ、突然2,3人の男性が後ろ向きになり‥。終わるとそれを見て「おっ、それなら私も」という感じで、また2,3人、これの繰り返しです。行為に及ぶ人は前方の宣言タイムの速い人です。後方には、簡易トイレもありますし、そもそも参加人数が少ないので、本部に戻ってトイレに行っても十分間に合います。間に合わなかっても後方からスタートすればいいわけです。そんなに記録出したいんかなあ。
 10時25分に女性がまずスタートします。5分後に男性、そのあと、5分おきにハーフの女性、男性と続きます。これコースが狭いので合理的なようですが、私らフルは問題ないにしても、ハーフの人には追い越しにくいんちゃうかなあ。

(これはスタート直後の写真です)
 コースはざーっというと、前半は青土ダムへの上り下り、後半は起伏があるけど単調な茶畑RUNです。関西では結構きついマラソンコースとの評判ですが、問題はゴールで5時間という制限時間でしょう。この時間で二の足を踏む人もいるかも。
 すぐに、ハーフのトップランナーに追い越されます。

(この人はトップではないけど)
 走りながら撮っていると手ぶれしてうまく撮れません。

 今日はまだ立ち止まって写真を撮るのではなく、真剣にレースをしています。ただし、上りですからちゃんと走っててもタイムはしれています。
 5キロは30分01秒
 本人は楽なペースのつもりやったのですが、結果を考えるとちょっと速かったのかも。ここから青土ダムに入っていきます。だんだん20年前の記憶を取り戻し始めました。この先集落を周回して戻ってくるんや。

(周回を終えたランナーとの合流点です)
 10キロは30分18秒
 キロ6分イーブンで走っています。この先は下りですからもうちょっと速くなるかな。

 合流してから、阿部さんを探したのですがわかりません。青のシャツだけでは見つかりませんワ。写真撮ったげようと思ったのに、残念。

 15キロは29分40秒
 うーん、こんなもんかなあ。余裕はあるけどそれほどのタイムではないなあ。そしてハーフと別れる地点に戻ってきます。ここで、大体16キロです。


 ここから、後半部分に入ってきます。ちばでは後半伸びたからそれに期待です。
 ということで、以降は次回です。





 

ちばアクアラインマラソン2014 当日その後半

2014-11-03 14:08:54 | スポーツ
 いちおう、大会側からハーフの速報タイムが公表されたのでアップしておきます。
 2時間16分51秒。ネットタイムでは2時間10分08秒です。
 三井アウトレットパーク木更津の前が中間点だったらしいのですが、もひとつよくわかっていません。予備知識は前半にアクアラインに行き、後は陸上部分を走るということだけですから。起伏もあまりないはずなので後は真剣に走ろうと思っていました。しかし、暑い!お昼を回っているのだから暑いのは当たり前か。

 この写真、今となってはどのあたりかよくわからないのですが、多分24キロぐらいだと思うのです。とにかく、前半ゆっくり行った割に後半伸びひんなーと考え始めていた頃です。
 25キロは31分39秒
 しかし何とかネットで30分は切りたいなあ。そんな感じで走っていました。すると、29キロぐらいでしょうか、4時間30分のペースランナーがあっさり抜いていくではありませんか。「えっ、ここで抜いて行かれるのん!?」こらちょっと気合入れんと、と思うものの、グロスで4時間30分はちょっと無理‥。
 30キロは32分01秒
 ただ、この日は日向は暑いのですが、日陰は湿度が低く涼しいと言っていい天候でした。この辺りからお日様が陰ってきたのです。何たる幸運!キロ6分ちょっとで走っているスピードがいつもならどんどん落ちていくのに、前半観光気分で走ったせいかこの日は全然大丈夫なのです。復活した感じです。何人かいたルフィーも抜きましたし、アクアラインの連絡道と並行している個所ではスーパーマンとその女性版も抜いていきました。(「頑張れ!パー子」と声をかけたのですが、スーパーレディーがホンマの名前やったと帰ってから気が付きました)

 とりあえず、34キロのフラは写真を撮って。この辺りから起伏が始まるのですが、もうノリノリで走っています。上りでもさほど落ちないです。
 35キロ31分13秒
 5キロのラップが上がっています。「このままで行ったらグロスで30分切れる!」もう完全にスイッチが入りました。無茶苦茶気持ちがいいです。私の順位あたりでキロ6分で走っていれば、もう前を行く人を抜くばかりですから。
 清見台地区という住宅地が最後の大きな上りでした。と言っても、高低差は20mちょっとですから腕振りでこなしていけます。難なくクリアです。
 40キロは30分38秒
 30分切りは確信したのですが手を緩めてはいけません。実は私のGARMINはちょっとづつ距離表示より短い目に表示されてこの段階では200m以上違っていました。その分頑張らんと。

 この写真を見てください。前を行くランナーは歩いたりヘロヘロになっています。私の気持ちよさがわかるでしょう。この後右にカーブを切り、もうちょっとでゴール。

 ゴールが見えてきました。よく見るとまだ4時間28分台、頑張れ、ラストスパート!
結果4時間29分00秒
 写真撮ってた分だけ足りませんでしたが、まあ、これはご愛嬌。
ネットで4時間22分17秒と大満足の結果です。
 最後の2.493mは14分20秒(298m多い)
 後半のハーフは2時間12分09秒、前半と比べ2分1秒しか落ちていないのです。そらイーブンで走れば気持ちがいいはずです。
 こういう時って疲れはないものです。意気揚々引上げました。

 帰りに撮らしていただいた悟空とルフィーです。悟空は2人いたらしいです。ルフィーはたくさんいたなあ。

 このマラソン、ここまでは楽しかったのですが、この会場から木更津駅に荷物を持って帰るのが難行苦行でした。シャトルバスでもあったらいいのになあ。よたよた戻ってきて、再び横浜行きのバスに乗り込みました。ぐったり寝ていたのですが帰りは渋滞です。30分ぐらい延着しました。横浜からの乗り換えは割合スムーズでしたが、やっぱり遠いね。もう1泊するのがホンマはええのんやろね。