9月はまだ暑いのでマラソンが少ないです。でも、マラソンフリークの私としては探してでも走りたい!今まで、田沢湖やあみりんさんの大会とか行きましたが、いかんせん遠く、交通費もネ。
それで今回は多分一番近いであろう金沢に行ってきました。金沢中央走ろう会が主催している「マラソンに挑戦する会」です。暑いのは最初から覚悟の上の参加ですが、これほどまでとは‥。大惨敗です。「完走証をゲット」しか収穫がなかったです。もちろん、大会にケチをつける気は毛頭なく、自分の不甲斐なさを嘆いているだけです。このもようは”その2”でくどくど書くことにして、今回は大会前日の金沢観光のお話です。
9月21日(私の**回目の誕生日です)、サンダーバードで金沢に正午過ぎに到着しました。金沢は2,3回来ているはずですが、兼六園と長町武家屋敷跡ぐらいしか覚えていません。今回はこれ以外のところを見て回るつもりでした。
金沢駅を出るとまず「もてなしドーム」に驚かされます。
北陸の玄関口という感じです。2015年春には北陸新幹線が長野から金沢まで伸びるそうで、関西より東京に人の流れが行くんでしょうね。
とりあえず、駅の西、六枚という交差点の近くにある今夜の宿「金沢シティホテルに荷物を預けに行きました。
(ビジネスホテルなのにシティを名乗る自信ですか、なホテルでした)
徒歩で、ホテルを出発です。まず近江町市場へ。金沢市民の台所というだけあって賑やかです。観光客もうようよ。日本海が近いだけあってお目当ては海産物です。回転寿司もたくさんあります。
「あまちゃん」で言っていたように、うにはやっぱり500円なんや。結構いい値な気もするけど、あまファンを自認する私が食べないでどうする。それにしても今日のあまちゃん、鈴鹿さんの歌声に涙ボロボロです。
美味しかったけど、あっという間にペロリでした。ウニは食べたけど昼ごはんはまだです。市場内の刺身屋というお店に入り定食を食べました。
ここは比較的すいている店でしたが、店の前に行列ができている店もありました。一見さんのわれわれにはどこがおいしいとかはようわからないのでこれでよかったのでは。
お腹もふくれたので、次はひがし茶屋街へ。茶屋というからには京都の花街、祇園などと一緒でお茶屋さんがあります。
結構いい雰囲気でしょ。もっとも、意識的に観光客を写してないだけで、土産物屋やお休み処なんかは人でいっぱいです。
このあと、ひがし茶屋街とは浅野川大橋を越えた反対側にある主計町(かづえまち)茶屋街に行きました。こちらのほうが観光客も少なく落ち着いています。
(組合の事務所です)
この事務所の近くにクリフトンカーフさんのギャラリーがありました。中に入り、ギャラリーの人(店員さんではないよなあ)とカーフさんの話をしました。
カーフさんは、元々京都で制作活動をしていた画家・版画家で、私の事務所の近くのマンション・ラサール御所にいらっしゃったこともあり、何度も見かけました。晩年は金沢に移り住み、2007年この地で生涯を終えられました。その住居がギャラリーになっているということです。もちろん高い作品ですから買うこともなく帰りました。
このギャラリーの左の坂は暗がり坂といいます。上がってちょっと行けば泉鏡花記念館です。
このあたり、カーフさんが愛した理由がわかるような佇まいが残っています。もっとゆっくりしてもよかったけど‥。
ここからは、再び炎天下の下、金沢城公園に向かいました。
ここが一の門。実質的な正門です。この前を行くと兼六園に行くのですが、今回はパス。広い通りを通って香林坊方面に向かいました。
ここは石川四高記念文化交流館です。旧四高の校舎を生かした赤レンガの建物で雰囲気あります。もっとも、京都にはいっぱいありますが。(こういうとこ京都人のいかんとこです)
ぶらぶら歩いているうちに香林坊に到着です。金沢一の繁華街だそうですが、意外に静かです。ザワザワ感が余りありません。やっぱり、駅前の方が賑やかになってきているのでしょうか。
バス代が何とワンコイン100円です。土日祝日のみということですが、京都も真似たらいいのに‥。バス満員でしたよ。
疲れたので、スタバで一服。
なかなか有意義な半日観光でした。これでもう金沢に来た元は取れたね。だから本番が付録になってエライことになってしもたんや‥!。