今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

第33回カーター記念黒部名水マラソン 2回目 まとめ

2016-06-30 16:22:28 | スポーツ
 マラソンが終わって、もう1月。シャツの後はくっきりまだ残っていますが、なぜか最近肌寒い日が続いています。
 「あの日はなんやったんや!」と叫びたいぐらいです。
 先週の日曜日、わが同学年の走友庄野さんがなんとサロマ湖のウルトラ100キロを完走しました。
 ご存知のように九州で大雨が降り、その前線が北海道に向かい、26日は気温が低い好条件だったようです。
 私とほぼ実力は同じ(いや、私のほうが上やろ)なので、正直「やられた!」と思いました。庄野さん、持ってます。
 「行けばよかったなあ、でも行ける状態やないしなあ。」などとグチグチ言っています。

 さて、黒部名水に話は戻るのですが、暑いからといって肩まで出したシャツで走ったのはどうやったんかなあと反省しています。

 やっぱり、長袖で水を絶えず掛けていたほうが、消耗が少なかったのでは無かったかなあ。
 秋初戦は9月11日高野龍神スカイライン ウルトラマラソン50キロです。100キロにしなかったのは、暑さに弱いので完走の自信がないからです。50キロなら完走はできます。この辺がリスクを取らへん堅実さというか気の弱さです。さて、どんなウエアにしようか。
 今回のマラソンで決定的にダメやったのは、練習が出来てなかったことです。そのため、体にもキレがありませんでした。そうなると「完走目標!」に切り替え、ますます安全策を取ります。もうサブフォーは夢なのでしょうか。

 これから、しばらく練習し辛い季節になりますが、夜、遅い持間になっても走ろうと思っています。介護があるとか何やから文句を言えばきりがない。結局、レースで笑うには練習するしかないですよね。
 今年の秋は、今のところ、高野龍神以外はすべてフルで金沢、水戸、さいたまと出る予定です。(11月中旬以降の予定は未定)ここで、今回よりはもうちょっといいタイムを出したいですね。
 もし同じマラソンに出る人がいらっしゃれば連絡ください。

第33回カーター記念黒部名水マラソン2016 2回目 その3

2016-06-20 15:48:16 | スポーツ
さて、このコース
 24キロ手前で折り返し、今度は下りになります。(公認マラソンコースは、1回は折り返しを作らないとあかんのやそうです)したがって、1キロちょっと先を行くランナーとすれ違います。この、交差点のようなところで、Qちゃんが応援ハイタッチをしていました。

 ハイタッチするのはこっちは1回だけど、Qちゃんは何回するのかな?軽くタッチしてても終わったら腫れてるのンと違うかなとちょっと心配。

 折り返します。ここからは下りだけ。ゆっくり走ってたんでそれほど感じなかったけど、ちょっとホッとする。やっぱり上ってました。折り返した途端に脚が楽になりました。
 折り返してすぐ、ここで、いつものようにマスコットキャラクターが出てきました。黒部峡谷鉄道の「でんちゃー&くろべえ」です。

 私の事務所通信所用にとりあえず撮影しておかねば。彩りにいいのです。
そして、再びQちゃんです。
 今度は余裕があるのでちゃんと撮れました。

ここを右折して25キロです。
38分15秒です。やっぱり、ラップは落ちていました。しかし、これはしゃーない。
 「暑さ極まれり」なれど、下りなので少し楽になってきました。というのも、黒部川の川べりに出てきたので、直射日光が否応なく体を焦がしますが、少し風が出てきました。これは体感温度を下げてくれます。
そんなわけで、それなりに走れるようになってきました。もちろん、塩をなめ、水をがぶ飲み、頭から掛け水は概ね2キロごとにあるエイドのたびごとに続けます。もうエイドでのロスタイムは気にならなくなってきました。
 そして、30キロです。
34分42秒
 うん?ここまで3時間半。キロ7分では走れてるなあ。サブ5まで残り1時間半、後12キロやから、ならなんとかなるかも。
1キロごとのラップを確認しながら走ります。概ねキロ7分では走れるのですが、エイドがあると休憩するので、ラップが落ちてしまいます。しかし案外いい調子!このペースで走り切ればサブ5いける!ローレベルですが、せめてものプライドです。
 振り返ると、多分、白馬連山。この暑いのに雪が残っています。

 そして、35キロ
36分47秒です。
 ええ感じやんね。頑張ってます。
 ただ、36キロ過ぎぐらいから川沿いの道路と別れます。ここはもう風がない!ひたすら暑い!もうアカンのですが、ここのエイドでアイスがある。これを楽しみにしていました。

 思ったより硬かった。ホンマはソフトクリームがええねんけど贅沢は言ってられない。美味しく頂きます。ただ、ゆっくり食べている時間もないので、食べながら走ります。
 ガンガン、生演奏をやっていました。大音量の音楽がうるさいと大会レポで書いていた人がいたけど、そんなもの走るのに影響がないから気になりません。しかし、この暑さだけは何とかしてほしい。
 YKKがスポンサーであるせいかYKKの工場と海岸の間にある細い道路を走ります。ここが生地海岸ですかね。なにも、こんなギラギラ太陽の照る海岸に出んでもええのに‥

 もう暑さ絶好調!それでも、「なんとかサブ5」と思って走ります。「あと*キロ」の表示が出てこれが癒しになります。しかし、これが進まない!海岸と別れてもう少し、40キロです。
38分12秒です。
 ここで、足がパタッと止まりました。しんどい、もうサブ5なんかどうでもいいわ。一瞬歩きました。
 でも、気を取り直し、とにかくファイティングポーズだけは取らんとアカンと思ってとぼとぼ走り出しました。結果、41キロまでの1キロは8分31秒かかってます。
 「あと1キロ」の表示を見た時、「やっぱり、5時間切っとこ」、1キロならまだ走れるとスピードアップしました。そこを曲がればゴールと言うところで、Qちゃんが応援してくれていました。しかし、もう、写真を撮る元気はありません。
そして、ゴール前まで来たとき、タイマーが5時間を越えました。グロスでのサブ5は無理やから、もうゆっくりゴールしよ。

 ゴールの撮影をしてから、FINISHしました。
グロスでは5時間0分33秒
ネットでは4時間59分02秒
最後の2.195キロは16分39秒でした。
 イヤー疲れました。
 体は真っ赤。シャツとパンツを脱いだら境目がよく解ります。この後写真を撮る気力もなくぐったりとしてメインアリーナで着替えました。
しかし、ゆっくりもしてられません。宇奈月温泉で一っ風呂浴びる時間もなく、北陸新幹線に乗るべくシャトルバスに乗りました。予定通りのはくたかで金沢まで行けました。



 よかったよかったですが、もうこんな暑いマラソンは止めとこ。



第33回カーター記念黒部名水マラソン2016 2回目 その2

2016-06-15 09:28:07 | スポーツ
 さて、マラソン当日となりました。
 このマラソンツアーは、前日は富山駅まで迎えに来て、富山インター近くのホテルまで運んでくれます。受付はそのホテルで済ませて、ナンバーカードを受け取れます。当日はホテルから大会会場横づけとオフィシャルツアーならではの楽ちん振りです。これで、12,000円は安い!と言っていいでしょう。
 ただ、気持ちがちょっと。天気、練習量、体調どれをとってもいい記録が出るわけないから‥。先週の事があるので意地で来ただけです。
 7時にバスに乗り込み、ここから高速を使い、会場入りです。会場はもう熱気に包まれています。気持ちではなく、実際にです。アナウンスが現在22℃やと言うてます。

 よくできているの連発ですが、荷物置き場、貴重品預かり所など33回を数える大会だけあって卒の無い運営です。
 うろうろしているうちにスタートの9時が近づいてきました。指定されたゾーンに並びます。参加者数が最高と言っても5千人に達しないのですから、先を急ぐこともありません。

 私の着ているランニングウエアは京都税理士RCのユニフォームです。初お目見えになります。「KYOTO TARC」と書いてあるのですが、参加者の人に「タークのかたですか?」と聞かれました。どうもTARCという会社(?)があるようです。今度ユニフォームを作るときはXを入れるとかちょっと考えたほうがいいかもしれません。
 1分31秒でスタート地点にやってきました。今回のゲストランナーのQちゃんこと高橋尚子さんが手を振っています。

 私はこのQちゃんと有森裕子さんと金哲彦さんを“ゲストランナー御三家”と呼んでいるのですが、(去年の岡山は有森さん、今年の高知は金さんでした)もうしゃべりもどうにいったものでばっちり!
 スタートと同時に、「あと何キロかなあ」とカウント始めました。暑くてほぼやる気0です。2週間前、山崎さんがとやま清流マラソンに出て初DNFをしたと聞いていたので、それ(14キロ)を越えるのがとりあえずの目標です。でも、気持ちが切れなければ、ワーストになるかもしれないけれど、完走はできるでしょう。しかし、暑いなあ
 コースはいったん北に行きますが、戻ってきてあいの風とやま鉄道の黒部駅前を左折し、宇奈月温泉の方角に向かい折り返し、今度は黒部川に沿って下り、最後、生地の海岸を走ってスタート地点の黒部市総合運動公園に戻ってきます。前半上り、後半下り(それほどの高低差さはない)という分かり易さです。
その最初に北に行きちょっと戻ってきたところで5キロ
31分41秒です。
キロ6分は切れないまでも、やる気がない割には健闘のほうです。

(この写真9時47分撮影ですから、7キロ地点ぐらいですかね) 
 黒部駅前を通過します。ここが一番賑やかな所です。

 ここをちょっと行ったところで10キロです。
31分56秒です。
 まあまあ走れてますが、もう暑さが堪え出してきました。でもさすが名水マラソン、エイドでは水がいっぱいあります。ここから先、どれだけ水を飲み、掛け水をしたことか。これがなければ絶対完走は無理だったでしょうね。
 旧8号線を潜ります。10時22分、このへんで、13キロぐらいかなあ。
 
 なんとか山崎さんの14キロはクリアできそうです。
そして、15キロです。
34分14秒です。
 もうあきません。15キロの手前からさらに急坂(感覚的には)になってきたのが響いています。
 GARMINで計る1キロごとのラップも7分を越え出しました。完走、完走と自分に言い聞かせます。
 北陸新幹線の黒部宇奈月駅を通過。

 帰りはここから“はくたか”に乗る予定ですが、予定の時間に乗れるかなあ。。
20キロ
36分36秒です。
 もうタイム云々ではないです。完走できればそれでいい。
 待ち遠しかった中間地点を通過です。

2時間24分11秒です。
 もう5時間切りは無理やなあ。この時はそう思いました。

 今日はここまで、苦闘はまだまだ続きます。


第33回カーター記念黒部名水マラソン2016 2回目その1

2016-06-09 09:13:47 | スポーツ
 2回目その1です。とほほ。

  5月28日(土)今度は本当に大会前日。1週間前と同じようにサンダーバードで金沢に向かいました。ただし、今度は1つ前のサンダーバードに乗れました。そこがちょっと違ったぐらいです。
 もとより、母親の介護があって(これについては妻におんぶにだっこで、感謝以外の何物でもなく‥)練習不足、そこから来る体のバランスの悪化→左膝痛と「なんで行くのん?」と言われそうですが、「ここまで来たら止められへんやん」です。
 金沢からは前回に引き続き高速バスです。1時間に1本あります。利用者は結構多いです。

 途中、神通川を通過します。

(この向こうのほうに、2週間前、山崎さんが遠征した“とやま清流マラソン”の会場地、神通川水辺プラザがあります)
 無事、富山駅到着です。
 2時を過ぎていますので、昼ご飯を食べねば。今日は北陸のソウルフード“8番ラーメン”です。本店は金沢らしいです。

 本当は味噌が正しいのんやろけど、今日は塩にしました。
 食後、もうすることがありません。「観光なあ~」ちょっと考えて、町をブラブラとしながら、「富山城」まで行くことにしました。途中、松川遊覧船乗り場です。30分1,500円はいい値段やから、止めておきます。

(以前庄野さんご夫妻は乗船したそうなのでリッチ!)
 富山城天守閣です。ここは金沢城なんかと違って、「場所はここね」と言うだけのものなので。いわば、伏見桃山キャッスルランドです。中々立派に見えます。

 博覧会の時に作られた模擬天守だそうで、今は富山市郷土博物館になっています。入館料は210円なのでこちらは入ることにしました。

 最上階まで上がると見晴らしは良いです。セントラムが走っているのもよく見えます。


一通り眺めて駅まで歩いて戻りました。駅のベンチでしばし居眠りしていると、時計は5時を回りました。そろそろ行こか。駅北口へ行くと今田は旅行社差し回しのバスが待機していました。
 これでちょっとホッとしました。もう大会には行けるな。
 ホテルに着くと6時でした。早速、晩御飯を食べに出かけました。2回もホテルの前を通ったのだからどこに何がるのかわかっています。一番近い上袋食堂という飯屋に行きました。

 一皿づつ取っていき最後にご飯を頼むという大学生協のようなお店です。ヘルシーなメニューにしました。これで830円。富山らしい食事ではないけど今回はもうこれで十分。

 ホテルに戻ってきて、明日の準備をしたらそれこそもうすることがない。

 まあ、いつもこんなもの。戦意はあまりないけど、とにかく完走だけはしようねと考えながら眠りにつきました。

第33回カーター記念黒部名水マラソン2016  1回目

2016-06-03 14:19:52 | スポーツ
 いつもは“その1”から始まるけど、今回は“1回目”からです。そのわけは? 最後まで読んでもらえればわかります。
 前々回のブログ(5月21日)に、「今から、黒部名水マラソンにでかけます」と書いているように、京都駅発11時10分発のサンダーバード17号で金沢に向け出発しました。金沢へは先月も行ったし、道中、心躍る景色もなく、「早よ着かんかいなあ」てな感じの旅でした。
 予定通り、13時17分着。日理ご飯を食べよか。構内をうろうろすると「ハントンライス」の看板がありました。

 これって、3月に、「釣瓶の家族に乾杯」で柄本佑がゲストに出た時に食べそこなったやつやんなあ。もちろん店は違うけど、食べよ。

 見ていただいて分かるように、オムライスの上に海老フライ魚フライが乗っていてタルタルソースが掛かっています。
ネットで検索すると、「ハントンライスとは、金沢発祥の洋食メニューで、名前の由来はハンはハンガリー料理からヒントを得て作ったことから、そしてトンはフランス語でマグロを意味する」と書いてありました。
 佐賀に行ったときにはシシリアンライス、長崎に行ったときにはトルコライスとかいろいろあったなあ。(実は、食べそこなっている)皆さん、町おこしで努力されているようです。単品で1,200円(これは金沢駅構内だから。町で食べるともっと安いらしい)。美味しいですが、オムライスとミックスフライを注文しても一緒やんなあというのが率直な感想です。

 金沢から富山へは高速バスで行きました。930円ですから在来線で行くより安いです。バスは高速を降り、宿泊する予定の“ルートイン富山インター”の前を通過します。ここで下車してもいいんですが、まだ時間が早い。いっぺん富山市内に行って少しは観光することにしました。(ツアーなので富山駅北口に集合して、バスでホテルまで送ってくれることになっています)そして、富山駅に着きました。新幹線が通過するので駅もきれいになっています。

 観光といっても富山ってそんな見るところはないしなあ。そや、やっぱり富山は路面電車。この前来た時は北口からライトレールに乗って北前船で有名な岩瀬に行ったんで、今回は市内を巡回しよう。



 環状線、セントラムに乗ります。なかなかいい感じ。



 鉄っちゃんやないけど、こんなのは好きです。200円で一周20分ぐらいです。
 乗り終えた後はお買い物をして、もう5時10分、待ち合わせ場所に行きましょう。
 ところがバスがない
 無いのですホンマに。いや、バスは停まっているけど、私のツアーのバスが無いというべきか‥。
 「5時30分集合と思ってたけど、5時やったんやろか?」。ホテル着くのが遅れてしもた。でも、それやったら、7時にもう1便あるから、とにかく連絡して、次のに乗りますと言わんと。
 ツアー会社の日本旅行の担当者はホテルにいることになっているので、ホテルに連絡しました。
私 「今日、日本旅行のツアーで泊まることになっているんですけど、日本旅行の人いますか?」
ホテルフロント 「日本旅行からは今日予約が入ってませんし、担当者の方もいませんけど‥。ホテルをお間違いではありませんか?」
私 「*+&%$#?」
 ここでハタと気がつきました。電話を切って、持参した大会案内を見ると、前日祭5月28日(土)、開催日5月29日(日)とあります。
 つまり、1週間、間違えていたのです。Orz
 ありえん間違いです。歳いったなあ‥。こんなのはじめて
 でも、やってもたことはもうどうしょうもない。これからどうするかを考えるだけ。
 もっと遠いところ(例えば東京)まで、行ったと思えばまだ近い。とにかく帰ろう
 初体験の北陸新幹線「はくたか」も苦い思いで乗り(これがまた、架線事故で遅れるんですワ)、金沢からサンダーバードに乗り継ぎ、9時30分にようやく我が家に帰って来ました。
やれやれ。来週又富山にいかんならんと思うと気が重かったです。(でも、行ったんですヨ)

 ということで、マラソンの話は次回からです。