今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

第23回鯖街道ウルトラマラソン半鯖 その2

2018-05-28 15:58:57 | スポーツ
 下り坂を気持ちよく走っていると、斜め右からランナーがやってきます。そう、本鯖のランナーです。
 トップランナーなのかな。もう30キロ走って来てる。ということは、これからどんどん本鯖のランナーに抜かれるということね。
 そうこうしているうちに半鯖にとっては最初のエイド、久多に着きました。

 ここまでざっと、6キロを42分ぐらいかかってます。いいほうでしょう。
 まだそんなに差がついていないので、エイドは、当然ごった返しています。しかし、このエイド、質量とも豊富です。私は朝軽めだったので、おにぎりを頂きました。これがまたおいしい!
 今回からこの大会は紙コップは廃止になり、各人がカップをもって走ります。山の中を走るのだからこれは当然のこと。このエイドでは麦茶を頂きました。
 遅いランナーにとってはそんなにエイドで時間を取ってはいられません。走り出します。
 しばらくはまだ舗装道路です。

 それがだんだんと未舗装に変わります。

 そして山道になり歩き始めます。

 しかし、この辺り本当に気持ちの良いトレイルロードです。足元は多少悪く、川となっているところを越えたりもしますが、前半ということもあり難なく進みます。もちろん、一列になって歩いていきますので、抜かれることもない。いや、本鯖のランナーが来たときは当然よけるわけですが。
 そしていよいよ、オグロ坂峠への上りに差し掛かります。

 写真分かるでしょうか?写真上半分に人が見えるはずです。
「えっ、ここ登るの
 覚悟を決めて最初の難関に挑みます。神流のトレイルでは最初の上りで両足に痙攣が来て、「GIVE UP」を覚悟したことを思い出しました。
 当たり前ですが、なかなか終わりません。
私の前を行く人も立ち止まり、「お先にどうぞ」という人も出てきました。同じように、私を抜いていく人も出てきます。

 ふらふらになりながら、みんな登っていきます。

 (この写真は下を見たところです)
 しかし、「明けない夜はない」の言葉通り、「もう、嫌っ!」と思っとき峠にたどり着きました。


 「やったあ」とこの時は思いました。

 機嫌よく写真も撮ってもらいました。
 そして、気持ちよく下り始めます。
 八丁平にやってきました。


見覚えのある景色です。
以前トレッキングクラブで来たはずです。いつやったか、二股さんに聞いておこう。

 気持ちのいい道、
 本当にここまでは良かったのです。

以下次回。
 
 

第23回鯖街道ウルトラマラソン その1

2018-05-23 14:15:28 | スポーツ
 5月20日、鯖街道を走ってきました。
 イヤー、きついのなんのって。
 40キロ走るのに8時間かかった神流もたいがいでしたが、これは別格。あそこまできついともう時間は気にならなかったからなあ。
 今回は前半22キロはトレイルで、後半の21キロは舗装道路を駆け下りる感じ。前半は神流、後半は高野龍神ってとこですか。
 もうちょっと速く走りたかったけど、今、脚がパンパンで歩行困難の状況ではよくやったほうかもしれません。

 ここからこのマラソンについて書き綴っていきますが、まず最初に用語解説を。
 鯖街道というのは小浜から京都の出町まで若狭湾で取れた海産物を商人が担いで運んだ街道です。
 幾つものルートがありますが、このマラソンはその最短ルートである針畑越えという山あり谷ありのトレイルコースを走ろうというのが趣旨の大会です。
 そして、本鯖とも呼ばれるAコースは小浜スタートの72キロのコースですが(「京は遠ても十八里」といいます)、途中から走り出すBコースは半鯖と呼ばれ43キロです。私は半鯖を走ったわけです。

 「なぜ半鯖?」
 はっきり言って今の私に本鯖を完走する自信がありません。「もし今年気持ちよく走れたら、来年は」という気持ちはありました。今はうーーん、ちょっとない。
 それに、半鯖だと当日出町柳集合で、バスでスタート地点まで運んでくれます。これ、ありがたいです。
 そんなわけで朝、8時30分集合に間に合うように自宅を出ました。目指すは私の事務所。車をここに置いて、集合場所の賀茂大橋右の河川敷広場までは1キロぐらいです。歩いていくつもりだったのですが、妻が送ってくれました。
 受付を済ませて、荷物を預けます。ここがゴールですから本当に楽です。
 
 バスが待つ叡山電車出町柳駅に向かいます。その途中、鯖街道の石碑の前で記念写真です。

 無事に帰ってこれますように‥。
 バスでスタート地点の梅ノ木(大津市葛川梅ノ木町)に向かいます。この梅ノ木は国道167号線にあってここから西に5キロほど走って針畑越えのルートに合流するわけです。

(梅ノ木から見た安曇川の源流です)

 スタートは10時15分です。ゴールの制限時間は18時0分ですから、7時間45分で走ればいいので、多分完走は大丈夫。できれば16時ぐらいに帰りたいなあってとこです。割と気楽に構えてました。
 天気は最高、少し寒いぐらいなので、走ればピッタリです。

 そしていよいよスタート。前回調子悪かったGARMINも作動しています。ところが、スマホが「あれ、位置捕捉していないやん」
まあ、なんとかこっちも作動して走り出しました。いきなり、上り坂ですが、まだまだ、こんなもんじゃないはずです。
 とにかくスタートしました。

 次回に続く。

かすみがうらマラソン2018 その4

2018-05-18 15:15:11 | スポーツ
 5月も後半、次週日曜日には鯖街道マラソンを走るので、速いことこの話を終わらせねばというか今回で終わりります。
 
 25キロからはもう気楽です。走り切れる自信はあります。ゆっくりでもゴールすればいい。ただ、予約していた特急には乗れないのが痛手。自由席なら乗れるはずだけれど、多分立つ羽目になるやろ。(実際そうなった
 無理やと思ったらそうしなければよかったのに‥。思ってももう遅い
 とにかく走ります。
 そして、30キロです。
 42分01秒

 もうキロ8分越えです。ただ、楽に走ってるからこれ以上遅くなり、歩き出すことはないでしょう。それは長年の経験で分かる。
 霞ヶ浦も見えはじめ、気も紛れます。

 あとはゴールするだけ。
 32キロを過ぎると、あと10キロ。トラック競技の1万メートルみたいなもの、トラック25周。なんかもうちょっとの気がしてきます。
 そして不思議なのですが、いままで、バナナしかなかったエイドが私設も含めて増え且内容が良くなっています。(写真は撮り忘れ)
 梅干し、ラッキョウ、ぜんざい、パン等々。余計に元気が出ます。
 35キロは42分36秒

 天気はどんよりと曇っていて、雨は降りそうで降りません。風がそこそこあるので、ジトっと汗がまとわりつかないのが
 ちゃんと練習しておけばなあ
 
(霞ヶ浦です)
 37キロを過ぎると「あと5キロ」の標識が出ると思いきや、この大会は珍しくありませんでした。(1キロごとの標識は最後まであったので、文句はない)とにかくあと5キロと思うと気持ちは楽です。タイムはもはやどうでもいいんで。
 そうこうすると折り返しがありました。

「何で、こんなところに?」と考えたら、そうか公認レースなので、折り返しがないとあかんにゃということに気が付きました。
 そして、40キロです。
42分47秒

30キロ、35キロ、40キロと32分台で揃えるところがベテランのベテランたる所以と威張るほどでもないか。
 もう後はゴールを目指すだけ。スピードを心持ち上げます。

 ずっと田舎道を走っていてなかなか土浦の市街地には近づきません。でも、確実に残りの距離は減っています。
 
 おお、もうゴールは間近か。

 ゴールです。
ネットタイムは5時間22分19秒
グロスは5時間29分27秒
最後の2.195キロは16分45秒

「 Oh My God!」 4歳の孫がよく使うフレーズですわ。
 復帰第1戦より悪いがな。
 なんでも真剣に取り組まんとあかんということやね。
 体つくりはできても、走れるのとは別ということ。いや、勉強になりました。
 
 次回鯖街道は、そこそこ走っているので、結果はどうかな?
 トレイルランなので、タイムは大したことはないと思うけど、楽しく走れるでしょう。

かすみがうらマラソン2018 その3

2018-05-01 09:34:56 | スポーツ
 前回書いたように、スタートの緊張感はないし、GARMIN不調でタイムは測れないしで、なんかフワフワしたスタートになってしまいました。とりあえず、前について走るという感じです。最初のカーブに有森裕子さんがいて「ここ水たまり!」と大声で教えてくれていました。
 ゲストランナーなのに何という心配り!感謝!
 タイムはこの感じでは多分キロ6分台半ばです。(後で5キロの測定記録を見たら大当たりでした)もう、特急の指定に乗るのは無理ちゃうかな。
5キロは34分44秒
 雨が降らないのはいいけれど、風もないし、蒸し暑くなってきました。汗がネバっとしている感じ。一番嫌いな気象条件です。一生懸命スピードを上げようとするのですが、動かない。そら、直前の1か月50キロぐらいしか走ってないもんね。いかに体の連動が良くなったからと言って、それだけで速く走れるわけはない。体がしんどいです。
10キロは33分49秒。
もう、止めよか。
 完走回数を伸ばしてもしゃーないし‥。そんなことを考えながら、とにかく走っています。ただ、序盤ですし、ここで止めたとして、収容バスはどこにあるのんかな。体の具合がどうもないのに止めるのもなあ
 まあ、切れずに走れば、完走はできるやろ。
15キロは33分51秒。
 このあたりから、GARMINが復活し始めました。しかし、もはや、キロ7分を越えだしました。
 あまりにひどい。多分、「さいたま」より悪いで。
 ただ、ゆっくりでもゴールしようという気は復活しました。
 タイム云々は私のようなもんが言うたらイカン。
 20キロは37分25秒。
 別にどこが痛いというわけではないねんけど。とにかく、速く走れない。
 どうなんやろ。気持ちだけの問題かな。
 中間点まで来ました。
 2時間27分58秒。(グロス)


 天気もどんよりしていますが気持ちもどんよりです。
 半分過ぎると、完走はできるという気持ちにはなってきます。
 霞ヶ浦も見えてきました。

 25キロです。
 38分21秒


 ウルトラマラソンを走っているような走りになってきました。ただ、ここから粘るのは得意!
 最後まで走り切る覚悟はできてきました。

続く