今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

第1回おかやまマラソン その3

2015-11-28 18:53:27 | スポーツ
 25キロでもう完全に足が止まりました。ねちょっと肌に汗がへばりつく感じの湿度がよろしくない。
 ここから5キロ32分維持で走り切るプランは消滅しました。エイドでは鬼も応援してくれていたのですが‥。

 30キロは35分37秒です。

 あと12キロか、結構苦闘やな。と思いながらこのコースでは一番の上りの岡南大橋にやってきました。一番と言っても20m足らずの標高ですから、このコースは本当にフラットで走り易いはずなのですが‥。
 とここで「有田さん」の声がかかりました。そうです、庄野さんがやってきました。あとでタイムを見ると、どうもいったん庄野さんに私が先行していたの私が抜き、また追いつかれたみたいです。
「もう先、行ってください」、どう見ても庄野さんのほうが余力がある感じ。
 庄野さんは、私の苦闘ぶりを一枚撮影し、先行しました。

(これが、苦闘している私の貴重な写真です。意外に、カメラを意識してしんどそうには見えへんなあ)
 この橋を下ったところに、小豆島ラーメンの給食がありました。結構並んでいたのですが、「速よ走る」という意欲を無くした私には限りない誘惑です。もちろん列に加わりました。

 「美味しかったなあ」お腹の中にあっという間に消えていきました。でも、結構濃いめの味だったので、普通に食べたらどうなんやろとちょっと思いました。 その後にも美味しいエイドが続きます。このマラソン、第1回ということもあってエイドに気合が入っています。もちろん食べますがな。そんなこともあって、タイムはますます遅れていきます。
 35キロは40分03秒です。とうとうキロ8分です。もっとも食べてるので、もうちょっと速いんですが‥。ただお腹を満たしたのでちょっとやる気が回復してきました。ベリーダンスのお姉さんがいたので写真を一枚。

 色っぽくて、なかなかええやんね。
 先ほど橋を渡ってからは、ずっと旭川沿いの道をを岡山市街に向け走ります。もう完走証がもらえたらそれでいいです。「あと何キロ」という標識が楽しみです。そしてやっと市街地に4。0キロです。

 40キロは37分49秒です。もうちょっとです。往路で渡ったJRの高架橋を越えます。そして右折。
 あと1キロの標識が見えてきて‥。

 ゴールのシティーライトスタジアムに入ります。

 4分の3周してゴールです。トラックに入るとなぜかやる気が出ます。最後は頑張ってしまいました。
 ゴールです。ゴールタイムは4時間53分24秒。ネットタイムは4時間51分59秒。この2.195キロは15分36秒でした。
順位はグロスなのでそれほど意味はないですが総合6452位/12412人ということで、真ん中よりちょっと悪いという結果でした。

 (庄野さんに撮っていただきました)
 庄野さんはネットタイム4時間48分10秒ということで、4分近く負けました。

 庄野さんとは来年2月高知竜馬マラソンで再対決です。

 

第1回 おかやまマラソン その2

2015-11-23 14:56:32 | 日記
 11月8日、大会当日です。ちょっと雨が降っています。しかし、そんなにたいしたことはない。会場まで近いので、ゆっくりできました。
 荷物預けの所で、庄野さんと待ち合わせ、スタートラインに向かました。私はBで庄野さんはCなのでちょっとだけ私のほうが速くスタートできます。

 お互い写真の撮りっこをしました。

 雨も上がって絶好のコンディションと言いたいのですが、湿度が高い!あんまり好みの天気ではないです。小雨が降り続いて肌寒いというのがベストなんですが、今日はどうかな?翌週神戸マラソンを走るので連闘というのも気になります。
 最初から気張って走ってバテると来週があるし、どうしたもんか‥。
 いろいろ考えているうちにスタートです。1分25秒でスタートライン通過。割と楽にスタートできました。
 まず、駅のほうに向かいます。迂回し桃太郎大通りというメインストリートから岡山駅東口を目指します。ここは路面電車も走っています。

 岡山駅東口を左折します。

 岡山イオンなどのビル街を抜けていきます。馬なりで走っていますから。キロ6分ちょっと。5分台まで上げようという気がないから仕方がないけれど、スピードが上がりません。
 5キロは31分58秒。1キロ当たり30秒は遅いなあ。やっぱりウルトラ仕様の足になってます。このまま粘るか。後半落ちんようにしよう。
 10キロは31分56秒。最初の5キロとほぼ同じペース。

 このコースフ、フラットなのはいいのですが、景色がまるで田舎です。抽選をして、免許証持参で本人確認をするような都市型マラソンのコースではありません。この辺は岡山市は勘違いしてるなあ。来年からは普通の先着順でいいのんと違う?
 
 15キロは32分08秒。ちょっと落ちてるけど誤差の範囲です。ただ、曇天で蒸し暑くスッキリしない天気。汗がべっとりとまとわりつく感じです。このあと橋を渡り、折り返しに向かいます。

 往路は橋が高かったのですが、復路は低いです。こんな感じ。

 橋を越えると、ちょっと充実のエイドがありました。

 いろいろ食べて、英気を養ってさあ20キロです。 

 20キロ、33分13秒。予想通り落ちてきました。ちょっと落ちるのが早すぎる。どこまで粘れるかな。
 ほんでもって中間点。

 中間点は2時間17分57秒。遅っ!
 30分台で走ろうと思ったら同じペースでいかんならんけど、去年の千葉アクアラインのような余裕がないわ。この汗ネチョ感は去年のつちやまと一緒やから、最後まで走り切れるかのほうやなあ。と嫌な予感。
 ただ、これは地方マラソンの良さでしょか、人が少ないので、このあとトイレにノータイムで駆け込めました。これは
 25キロです。
 25キロは33分38秒。すっきりしてるのに、脚は回復していません。かろうじてのキロ6分台維持です。トホホ。

この後まだまだ苦闘が続きます。

第1回おかやまマラソン その1

2015-11-17 15:37:02 | スポーツ
 遅くなりましたが、おかやまマラソンの話です。(15日の神戸マラソンは、タイムのほうはたいしたことはないけれど、無事完走しました)
 11月7日、昼過ぎの新幹線で岡山に向かいました。岡山は本当に近い。京都駅から岡山駅まで1時間ちょっとです。遠くなら、「どんなルートで、何時に乗らないと」と真剣に考えるのですが、今回は何にも考えずに行きました。楽ですが、旅行の楽しみが減ったかも。
 また、嬉しいことに、当初、岡山市内のホテルが取れずにキャンセル待ちで、とりあえず、倉敷のホテルを取っていたのですが、これが直前に大成功、ヴィアイン岡山という岡山駅近くというか、まさに岡山駅に隣接するJR西日本系のホテルが取れました。本当にラッキーでした。
 岡山には2時過ぎに到着しました。

(駅前の桃太郎です)
 昼食をまだ食べていないので、どこで食べようか考えたのですが、遠くまで店を探していくのも面倒くさいので、駅ビルの麺屋匠というラーメン屋へ。

 匠ラーメンを注文。麺がちょっと好みではなかったけど、可もなく不可もなく。
 今回のマラソンの楽しみは走友の庄野さんと昨年の東尋坊愛のマラニック以来、1年半ぶりに会えることです。庄野さんは今年10月、岩手北上マラソンで47都道府県国盗りマラソン達成されました。
いやー、めでたい。よくやった(ここはちょっと先輩風です)
 ホテルに荷物を預けてから、庄野さんに連絡し、落ち合って一緒に受付会場ジップアリーナ岡山に向かいました。
 駅から歩いて1キロちょっとぐらいかな。

 (庄野さんです。私より1歳若いですが、早生まれの同級生です)
 ぷらっと会場周辺を歩いていたら前日のイベントをしていました。

 中央が有森裕子さん、その右が山口衛里さん。有森さんは岡山生まれ、山口さんは天満屋所属。
 庄野さんご夫妻とは夕食をご一緒にすることになっているので、とりあえずホテルに帰りました。

 去年、名古屋でもヴィアインに泊まったのですが、いいビジネスホテルです。簡単な朝食も宿泊に含まれています。

(こんな感じです。写真は翌日の朝食時のものです)
 ホテルに戻ると、なぜか疲れがでて寝てしまいました。
 約束の6時半に、ホテルから2,3分の所にある「だんだん畑」という和風居酒屋に行きました。

 奥さんとも去年の東北風土マラソン以来です。私も写真を撮って貰いました。

 手前の料理は、黄ニラと鰆の炊き合わせです。どちらも岡山名物らしいです。
 9時ごろまで楽しくおしゃべりをし。明日の健闘を誓い合い、この日は終わりました。

(マラソンの様子は、例によって次回です)
 

 

第4回能登半島すずウルトラマラソン その5

2015-11-10 11:39:43 | スポーツ
 とりあえず、ゴール写真をゲットしたので張ることにします。

 私の後ろのピンクはゴール前がマウンドのように高くなっていて、そこがピンクだからです。ゴール写真を感動的にという配慮だと思うのですが、ゴールテープがあるので、ここで写真が合成されたようです。(上半身と下半身が別人格?)
 今振り返ると、しんどかったですが、楽しい大会でした。100キロなら、頑張らないと完走できないというプレッシャーがありますが、60キロなら完走はほぼ大丈夫です。起伏に腹立ちながらも笑える余裕があります。景色も楽しめるしね。
 100キロはちょっと敷居が高い感じがするので、この大会に限らず、60キロの大会にはもうちょっと出てもいいかなと思っています。
 ということで、このマラソンの総括は終わり。
 実は、11月8日、第1回のおかやまマラソンに行ってきました。11月15日には神戸マラソンに出場予定です。従って、この後、載せるべき報告が目白押しです。
 とりあえず、「おかやま」を出来るだけ早くアップしますので、しばしお待ちください。

第4回能登半島すずウルトラマラソン その4

2015-11-03 09:47:16 | スポーツ
 いよいよ、大谷峠を上りはじめました。
 広い道なので、結構急にもかかわらず、心理的には楽に上がれます。もちろん、まだ前半ですからランニングポーズです。(実際には、歩いているようなものですが‥)

 しばらく行くと山に向かって写真撮影をしているランナーがいます。ここ、景色のいいところですが、道路壁が1メートルぐらいしかなく、身を乗り出すのが怖いぐらいです。車が突っ込んだら下まで落ちる!私も、何とか腰を引きながらも撮影しました。

 いや、深い谷です。ホンマに怖かった。
 さらに上っていきますが、なかなかテッペンに辿り着きません。結構上ってきてるはずやのに‥。やがて、坂の頂上らしきところに来ました。写真、写真!

 しかし、ここはテッペンではなかった。Orz
 さらに行きます。ここらあたりで、25キロ。この5キロは36分51秒。
 意外に速く走ってます。
 左側に脇道があり、スタッフのひとが「こっちこっち」をしています。そこに入るともうボー然です。急坂。この坂上るのー。もう無理!気力が失せ歩きはじめました。前を行くランナーもみんな歩いています。
 幸いなことに、この区間は意外に短く、「おっ、テッペンや!」大谷峠です。

 ここからは一気に今までの分を下ります。いやあ気持ちいい―!

 無理に飛ばしていませんが、キロ6分そこそこで走っています。今回のマラソンで一番気持ちがよかった。そして、海岸線にまで下って来ました。ここで、100キロの部と合流です。もっとも、まだ、100キロの人はここまで到達していませんが‥。

 この合流地点を少し行くと30キロです。この5キロは34分11秒。ここまで、3時間24分28秒。
 上りで歩いた部分があったのですが、再びキロ6分台に戻しました。
 この辺りは海岸は浸食されて面白い形の岩がいっぱいです。

 参加者の人数が少ないマラソンなので、なかなか人を追い越したり、追い抜かれたりすることがありません。でもこの辺りでは歩いている人がいたりして2,3人抜きました(まだ先が長いんで、歩き出すとあと辛いやろなあ)。
 ちょっとお腹が減ってきました。「こら、いかん」、ガス欠になるで。エイドまだかなあ。そんなことを考えながら走っていると今度は、ざざっと抜かれました。一人は私より少し年輩の人。2007番のナンバーカード(年齢順になっている)やから、すぐわかる。
 やっと、33キロの自然休養村のエイドにやってきました。ここは関門、3時間48分51秒です。

 ここで、トイレにいって、みそ汁飲んで、おにぎり食べて、ちょっと休憩。5,6分いました。先に到着したランナーもまったりしています。

 しかし、休んでばかりではいられません。まだ、半分ちょっとすぎたところです。走り出しました。先ほど、追い越された2007番さんはまだいました。(結局、DNFだったみたいです)
 ちょっと行くと塩田村ではないですが、揚げ浜式製塩をやっているところに来ました。写真、写真。

 (桶作)元冶さんの塩田とはちょっと違うけれど今回はこれで良しとしておこう。
 そして、35キロのポイントです。この5キロは41分16秒。キロ8分かかっていますが、これは休憩したからで、実際はキロ7分ぐらいかな。結構気持ちよく走っています。
 しかし、このあと、38キロ付近には最大の難関と言われる名物のラケット道路が待っていました。何でもラケットのように道路が曲がりながら上っているんですって。しかし、きついけれど、大谷峠ほどじゃなかったなあ。歩きはしませんでした。兎に角、一歩一歩に集中して、あとどれくらいとかは考えずに走ったのがよかったみたいです。そして頂上、椿峠のエイドです。オロナミンCの手渡しでお迎えして頂きました。

 「もうこれで、坂は終わり」とスタッフさんは言っていましたが、よく聞くと、こんなキツイ坂はもうないという意味らしく‥。坂はまだあるようです
 とりあえず、坂を下ります。しばらくフラットな道を走って、40キロです。この5キロは40分02秒。そして、トータル4時間45分46秒
 おー、サブ5です。坂を上った割にはいいタイム、快調です。
 快調はまだまだ続きます。というか、この先、フラットでした。
 45キロ。この5キロ34分41秒。ここへ来てのキロ6分台です。フラットなら、無問題なんやけど。「びゅんびゅん抜いて行ってます」と言いたいのですが、参加者が少ないもんでチラホラとです。
 そして狼煙(のろし)の禄剛埼灯台までやってきました。主催者の拘りでどうしてもここに行かせたいらしいです。ここへの取り付け道は走れません。階段のような坂ですから。フラフラと歩きます。みんな歩いているので、こういうもんやと思えば腹は立ちません。ただ、100キロの部の人は2キロ増は応えるやろな。その分、制限時間を緩めてあげたほうがええノンと違うかな。

 灯台自体はスゴイとは思わなかったけれど、能登半島の端まで来たんやなとは思いました。

 ここが関門になっています。46キロ、5時間29分53秒
 狼煙のエイドで小休止(ミニ能登丼食べた!)して、走り出します。あと20キロはない。しかし、このあたりからもう日差しが強くなってきます。これがきつい!しかも、48キロ当たりからラケット道路よりも質の悪い坂が始まります。ダラダラと上り、下がったかなと思ったらまた上がる。掴みどころのない坂です。
 ただ、この頃になると坂の対処法がわかってきました。「上りはちんたらちんたら行けばいいにゃ。頑張ることはない。その分、下りは気持ちよく走れるんやから」。
 50キロは6時間02分18秒。この5キロは41分51秒。「フルで言えば30キロか」とか考えながら走っています。そうそう、今回、頭の中でなっていた曲は松田聖子「赤いスイートピー」でした。何でやろな。
 海岸線に出てきます。ホンマに暑い!「いいー」ってなりながら走っています。「あと、何キロ」しか考えられなくなってきました。エイドではたっぷり水を飲んで、屈伸して。
 55キロ。この5キロは41分51秒
 写真がないでしょう?写真を撮ることを忘れているということで、苦闘しているとお考えください。坂はすぐ終わるとはいえ最後まで続いていきます。
 そしてやっと、60キロです。

 60キロ、7時間234分07秒。この5キロ、39分28秒。
 本来はこれでゴール。もう終わりたいけど、ゴールではないんですわ。必死に走ります。
 そして本当のゴール。
 43位、7時間37分36秒。
 私よりナンバーカードの若い人には全部勝った。上出来でした。
 
 (あと、フィニッシュ写真が届いたら、その後の話を少し書きます)