今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

緊急告知!

2014-07-29 14:19:09 | スポーツ

 というほどのことではないかもしれませんが、昨日7月28日の京都新聞夕刊に私の記事が掲載されました。

 思っていた以上に大きく取り上げてもらい、また、担当していただいた阿部記者の筆力もあって、ほんとうにいい記事になったと喜んでいます。

 掲載されるまでの経緯を辿ると、
6月26日、妻の友人であり、地域FM、京都三条ラジオカフェで”Yu’s Time”という番組のDJをされているYuさん(河村由美子さん)から突然メールが舞い込みました。

 妻はそれこそ昔からのお付き合いですが、私とは”Yu’s Time”に2012年4月「47都道府県でフルマラソンを走ってみた」 というタイトルで出演させていただいた時からのお付き合いになります。

「先日、別件の取材でお世話になりました京都新聞記者の方に有田さまのことをお話しましたところ、ぜひご紹介を・・・と依頼を受けました」。とのことでした。

 隠岐の島ウルトラマラソン100キロを完走した直後のことでもあるし、気分もハイです。もちろん二つ返事で引き受けました。

 取材は6月30日、ラジオカフェ(喫茶のほうです)でありました。担当の阿部記者にお会いして、これまでのマラソン歴や、楽しかったこと、得たもの、感じることなどいろいろお話をしました。1時間半ぐらいだったかなあ。終わった時には「いろいろ聞いていただいたので、総括でき、すっきりしました」と阿部記者に言ったぐらいです。

 その時の阿部記者の話では「いつ掲載するかはちょっと未定ですが‥」ということだったので、このブログにも書きませんでした。

 7月27日(日)に阿部記者から、28日に掲載予定になったとの連絡をいただきました。それでもまだ予定なので、確定ではないとのことで新聞が配達されるまでドキドキものでした。

 紙面を見たとき本当に嬉しかったです。「そうなんや!やってきたことは」

 

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台北を走る その3

2014-07-28 10:58:24 | 旅行記

 2日目後半です。

 再びMRTに乗り、士林駅まで行きます。街中で牛肉麺を食べて買い物してと予定はいっぱいあったのですが、この段階で茶芸館や動物園でゆっくりしていたために2時近いです。あとの予定も詰まっているので、昼食はもう駅の近くで各人が勝手に食べるということにしました。私と妻は近くのCAFEでパンとコーヒーで済ませましたが、木内くんはディープなところに行ったようで‥。

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 何か烏賊のようなもの(謎です)が入った麺を食べて、満腹かな?

 そのあと、私たちはバスで、台北に来たらここは外せないところ、故宮博物院に行きました。

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 来れば必ず行くのでもう4回目です。正直「別に」なのですが、初めての人もいるので、「キリギリスと豚肉は見とかんとね」、とは言ったものの展示室への通路は超満員、大陸からの来館者らしき人で一杯です。「とても見るのは無理!」私と妻とは空いているところをゆっくり見て回りました。 収蔵品は本当にたくさんあるので、人気のないところでも見ごたえがあります。楽しませてもらえました。(初めての人は何とか潜り込んでキリギリスを見たようです)

 そして、このあとお楽しみのエビ釣りに‥。故宮博物院からバスでさらに奥に行きます。もう一つ場所がよくわからなかったのですが、バスの中で日本語がわかるおじさんがいて親切に教えてくださいました。私たちも観光客に親切にしなくては。

 「エビ釣り?」、とお思いの方も多いでしょうが、台北の人に人気のレジャーです。エビと言ってもブラックタイガーのような海エビではありません。淡水のエビです。これを養殖して山の中で釣らせるのです。私は1軒だけポツッと山の中にエビ釣り場があるというイメージがあって、ちょっとビビッていたのですが、何軒もエビ釣り場があって、道路は路駐の山です。わざわざ観光客が行くということはほとんどないようで、私たちだけのようでした。(もっとも、紹介の記事があったので行ったわけですけど)

 1時間、釣りをしたのですが、これが結構面白い。餌の付け方、合わせ方、釣り上げたエビのはずし方、みんな居合わせた釣り客が教えてくださいました。

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 各人がそれぞれ釣り上げました。みんな満面の笑みです。一人3匹平均ですから、初心者にしてはなかなかの釣果です。

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 台北に来てまでエビ釣りをするとは思わなかったけれど、 いい思い出になりました。釣り上げたエビは、塩焼きにしてその場で食べます。これがまたおいしい。

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 いっぱい食べてお腹も満足なのですが、これから夕食です。士林駅に戻って、駅近くの寛巷子(Quan)という火鍋の店に行きました。この店は肉の盛り付けが本当にきれいです。まさにアートです。こんなおしゃれな店もあるんだね。

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 豚肉をスライスしてあります。

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 野菜盛り合わせです。

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 牛肉と巻物です。中身は?忘れました。

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 これはかまぼこのようなものやったかな?これらの素材を2色のスープに入れて食べます。今回は赤はそれほど辛くないほうにしてもらいました。(十分辛いです)

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 日本語があまり通じないのですが、それがまた外国に来ている感じでGOOD!わいわい言いながら楽しいお食事タイムです。(食べるのに夢中で写真が案外少ないです)

 このあと、士林夜市へ。ほんとにこの日は盛りだくさんです。ここも定番中の定番ですが、この日は雨も降っていて屋根つきのアーケードに移動です。

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 この前、この夜市に来たときは仮店舗のほうだったのでここは初めてです。これもお決まりのタピオカ入りミルクティーを飲みました。バケツから掬って入れてくれるのにはびっくりです。

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 明日も早いことですから(台湾新幹線に乗ります)、今日はこの辺にしといたろ、ホテルに戻りました。

 


台北を走る その2

2014-07-20 17:31:04 | 旅行記

 6月8日(日)、2日目です。

 朝起きると、降り続いていた雨が上がっていました。走らねば。外に出て体操をしていると、耕介(長男)と木内くんも出てきました。二人 も走るつもりで出てきたようです。

 (同室のもう一人の)「淀くんは?」

 「爆睡中です」

 じゃあ、今日はホテル周りを軽く走りましょう。慣らし運転ということで。

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 黄色が私、隣は木内くん。耕介が撮っています。何か私が小さく貧相に見えますが、木内くんがデカいためです。

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 2、、3キロかな?人通りも少なく気持ちよく走れました。次回はもうちょっと早く起きて中正記念堂まで行こう。今日はスケジュールが盛りだくさんやからね。

 8時30分、ホテル出発。MRTの中山駅へ駅まですぐというのがこのホテルの良さです。ここからMRTで動物園駅まで。町はずれにあるので結構乗りました。

 動物園に行くのも目的の一つですが、それより、ここから出ている猫空(マオコン)ロープウェイに乗りに来たのです。

 このロープウェイは行程全長4,033m、海抜差は275.2m、途中に下車駅が2つ(つまり駅は全部で4つ)あり、20分から30分かけて上っていきます。

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 このロープウェイには水晶(クリスタル)、つまり、床が透明の キャビンがあります。下は本当によく見えます。水晶は6人乗りなので、2台に分乗です。(うまいこと、2台続きで来ました)

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 結構迫力がありますが、ただ腰掛けているので、高所恐怖症の私でも立ち上がらない限りそれほど怖くありません。でも、立ち上がりましたよ。

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 ただ木内くんは‥。

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 私より重症のようで顔が引きつっています。ちょっと笑えます(ゴメン)

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 外を見るとこんな感じ。

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 猫空駅に到着です。乗っている時間が長いので結構楽しめました。

  ところが、着いた猫空は何にもないところです。茶芸館はいっぱいあるらしいのでとりあえず歩き出しました。しかし、むし暑い!手近なところで小奇麗な茶芸館を見つけて休憩です。

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 もちろんお茶を注文です。フルーツティーもです。

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 私はお茶のソフトクリーム、ご当地ソフトですね。しばし休憩して猫空駅に戻ります。

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 帰りは 動物園内駅で途中下車。ここから台北動物園に入り、動物を見て回ります。

 ここでのメインはパンダですが、見学時間が指定されているので、きちきちのスケジュールでは見ることはできません。「他には特に見たいものがなあ」と言いながら回ったのですが、いっぱいありましたよ。

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 久しぶりに童心に帰って、カバ、キリン、シマウマetc.うちの奥様は野生のランがいたく気に入ったようでいっぱい写真を撮っていました。栽培されているのとはまた違った美しさがありますね。

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 そうこう歩いているうちに、コアラがいた!

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 めっちゃ、かわいいです。コアラがいるとは知らなかったのでなんか儲けた感じ。

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 雨も降りだしてきたので、次の目的地故宮博物院に向かいました。 まだ2日目の半分しか来ていませんが 、今回はここまで、次回はエビ釣りの話がでてきます。


台北を走る その1

2014-07-15 12:03:03 | 旅行記

 前回書いたように、隠岐の島ウルトラマラソンも終わり、9月まで大会参加予定がありません。というわけで、今回からは「ここに行かなかったらもうちょっと早く走れたかも」と思われる”隠岐の島”の1週間前に行った台湾での話です。(この旅行は楽しかったので文句はありません)

 私の事務所の慰安旅行で6月7日から3泊4日で台湾に行きました。私は台湾には4回目、事務所からは2回目というリピーターなので、旅行自体の目新しさはありません。「じゃーなぜ行くの?」それは、今回はパック旅行でなく、自分らで考えて回ろうと思ったからです。そうなると、台湾はぴったりの国です。治安も良く、フレンドリーで、日本同様漢字の国でわかりやすい。第一、台湾の人が京都にもたくさん来て地下鉄に乗って観光しているやん。台湾の人がしてるんやから、私らが台湾で出来ひんわけがない!

 出発前まで、私の事務所の職員が一生懸命調べてコースを練り上げました。普通ならあんまり日本人観光客が行かないところも行こう。私自身はついて行くだけなので、エラそうなことは言えませんが、よう出来たツアーでした。その一部始終を公開したいと思います。もちろんこれまでと同様、早朝の台北を走りました。それも併せてです。

 6月7日11時15分、関西国際空港からキャセイパシフィック航空で台湾桃園国際空港へ飛び立ちました。

 到着は13時05分、1時間時差がありますから、3時間弱で着くわけです。ホンマにあっという間です。空港にはJTBがバスで迎えに来てくれています。4日間滞在することとなる老爺大酒店(ホテルロイヤルニッコー台北)へ。ここまではパックですが、この後はまったくフリーです。

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(リージェントの隣の小さいホテルですが、地下鉄の駅からも近く快適なホテルでした。街歩きをするには料金的にもリーズナブルでした)

 チェックインを済ませ、早速JTBからもらった悠遊卡(EasyCard)というプリペイドカードで移動です。これはイコカみたいなものでMRT、バス、コンビニで使える優れものです。もちろんチャージもできます。これは役に立ちました。

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 まず、芒果恰恰(マンゴーチャチャ)へお茶をしに行きました。ここは東京原宿にも出店している人気店です。「ここには行かんと」と思っていたところでした。

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 人気一番の”元カレ”を食べます。元カレとでもいっしょに行って食べたいという意味だそうです。

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 イヤー、本場のマンゴーは美味しい。このあと、台北101へ。ここは前回も行ったけれど台湾に初めての人もいるので上ろかというところです。

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(台北101をバックにツーショットを撮ってもらったのですが、逆光でした)

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 台北101は、今回も天気が悪く、見晴らしがそれほどよくありませんでした。

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 外に出ることもできず、見えただけよかった。それにしても、ここは高い!(料金が)日本円で2,000円近かったです。東京スカイツリーに行ったと思えばといったところです。 あと、今回の旅行で高いと思ったところはなかったです。

 このあと、地下のフードコートにある鼎泰豊(ディンタイホン)101店へ。ここも日本各地に出店している 人気店です。小龍包が有名な飲茶の店なのですが、私はここの酸辣湯が大好きです。

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 人気店だけに予約してても20分待たされました。予約していなかったらえらいことになっていたとのことです。

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 美味しかったです。且つ安い!まあ、フードコートなんで雰囲気はワーワーしていますが、どれ食べても美味しい。酸辣湯も半端なく美味しかった!

 妻と大城さんは食事の途中、退席して台北EYEというショーを見に行って台北を満喫したようです。

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 残った者は食事は堪能したのですが、この後の予定、夜市見学は外が雨のため、私はどうしようもなく断念しました。(他の者は行くだけ行ったみたいです)かくして1日目は終了しました。

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 ガイドが付いてくるわけでもなく、勝手に歩き回れました。無問題、No Problem!1日目から台湾満喫です。


第9回隠岐の島ウルトラマラソン これにて一件落着

2014-07-08 10:34:34 | スポーツ

 感動のゴールの後、最初の言葉は「これでもう、隠岐の島に来んでもええ!」

 隠岐の島の大会関係者には失礼な話ですが、確かにそう言いました。3年がかりの完走ですから、これで”MUST”として来ることはないという意味でした。力が抜けました。ここでちょっとウルっときました。

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 山﨑さんと田尻さんとこの後バスでホテルに戻りました。汗びしょでシャワーもかからずに待っていただいてました。感謝感謝です。

 バスの途中、同じく完走した私と同年齢の方との会話です。

同年齢:きつかったですね。今まで走ったウルトラで一番きつい。

私   :四万十よりきついですか?(さりげなく情報収集です)

同年齢:あそこは最初の大きな坂があって、あと終わりに少しあるだけ。ここは最初から最後まで坂やから‥。知ってたら来なかった。(知らんと来てるんかい!)もう途中で止めよかと思ったけれど、完走できたのは私が月間450キロ走ってるからですワ。(毎日15キロ走ってるの?!)

 世の中にはいろんな人がいはります。まだまだ修行が足りません。

 ホテルに着くと、震えが来ました。体温低下です。とりあえず部屋に戻り、シャワーを浴びて蒲団に潜り込みました。「カロリー摂らんと!」

 夕食を食べに食堂へ。山﨑さん田尻さんはビールで乾杯!私はひたすら温かいもの(隠岐牛のステーキ、鯛めしなど)をパクパク。これで落ち着きます。冷たいお刺身はあまり食べる気がしませんでした。美味しいのに‥。そして、早々に部屋に戻りました。もう疲労困憊です。

 翌朝、例年のごとく朝の高速船で帰らないといけないので6時30分起きです。体は疲れていますが、気分は上々です。それから1か月近い今でもハイテンションのままです。

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(ホテルの前にて記念撮影)

 バスで西郷港に着くと、例年のように隠岐の島町の町長以下のお見送りです。ホント丁寧です。これで、来年も来なイカンかなと思うのです。50キロやったらまた来よか?ちょっと揺らいできました。

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 この後、境港に戻り、お土産を買って京都に戻りました。

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(記念撮影、鬼太郎は汗臭かったです。大変やね)

 そして、総括であります。

 ネットで公表された記録を見ると、男子100キロ出場340人中281人完走で完走率83%!(男女では433人中348人完走の完走率80%)と昨年より5%も良い!

 本当に今年は天候に恵まれたのがよくわかります。それはそれでいいのですが、こうなると、「暑かったらどないやったやろ?」とまた走ってみたくなるから人間の気持ちは厄介です。

 体調も完全ではなかったし(直前の台湾旅行)、最後の腰の痛み(ストレッチ不足)など、マイナス要因も多かったのでこれをクリアにすればもう30分はいけるな。

 「今後どうするのん?」と言われるのですが、これはもう「自然体」としか言いようがありません。特に目標はありません。また、目標ができるかもしれませんが、それはそのときのこと。とりあえず、走りたいマラソンがあればウルトラorフルに拘らず走ります。これまでも、行ってみたら面白かったというレースがいっぱいありましたしね。このブログで紹介していきます。しかし、最近はなんでも抽選抽選で予定がなかなか立たないのは困りものです。マラソン人口が増えるのはいいこととやとは思うねんけど‥。

 「なぜ、マラソンを走るの?」ともよく聞かれます。これは達成「感」です。この歳で、この距離をこんなタイムで走れる。まだまだやれるやん!これに尽きます。

 でもこれは「感」に過ぎないんですね。人生で「達成」することはそんなにありません。お手軽に「達成したんや」と思えたら幸せです。そこですワ。

 もとより、マラソンは「遊び=スポーツ」ですから人生に例えたりするのもけったいな話です。「思い出づくり」ができればそれでよろし。走れんようになって「昔は隠岐の島のウルトラ走ったなあ」と思い出に浸るのもいいなあ。

 それこそ本当の達成ができるように精進していこうと思っています。

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 これからしばらくは大会参加はお休みです。次回は、9月の丹後半島一周ウルトラマラソンです。もちろん、この暑いのに100キロはないです。60キロで秋のシーズンインです。