今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

納涼RUN 観空寺谷から清滝へ その2

2010-07-28 09:54:47 | スポーツ

道標によると、ここは高雄まで2.1キロ清滝まで1.7キロで中間点よりすこし清滝寄りになります。高雄に行き菖蒲谷池を経て出発点に戻るという大廻りコースもありますが、暑いので今回は直に帰ることにします。

道標のすぐ川下にコンクリート橋が架かっています。この橋を渡り、この後は左岸を走ることになります。

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走るといっても、高低差こそ余りありませんが、山と川の間の狭い部分に道が作られているので、ランニングには不適です。足元に気をつけながら、走れるところは走るということになります。雨の後は水溜りになっているので滑らないよう注意が必要です。

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しばらく行くと道は右に折れ清滝川の支流に向います。

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坂道を登ると、空也滝から月輪寺を経て、愛宕神社に向う道との分岐点です。この後は、舗装道路になりただ気持ちよく走るだけになり、面白みはなくなります。

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そして、清滝に到着です。

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ここは今まで、私には単に愛宕山の登山口だったのですが、小林亜里さんが「清滝テラ」を出店されたのでちょっと注目ポイントになってきました。古民家に少し手を加えたギャラリーです。明日729日から88日までオープン記念企画展が始まります。是非お越しを…。

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坂道を上るとバス停です。ここから帰るのには、清滝トンネルを抜けるのか、さらに駆け上がり峠(試峠といいます)を越えるかですが、もうしんどいのでトンネルを抜けます。

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ただ、このトンネルは歩道がありません。1車線ギリギリしかないので、車が通ると怖い怖い。写真のようなありさまなので、いつも全速力で走ります。

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トンネルを抜ければ、嵯峨野巡りラン(僅かに見える右側の道を下っていきます。また紹介しますね)のコースではなく、バス道を下ります。

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下り坂を気持ちよく走り、大覚寺道の信号を左折、出発点に戻りました。最後は、暑いのでなかなか人通りがなく、やっと通った観光客の方にお願いして撮ってもらった写真です。

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納涼RUN 観空寺谷から清滝へ その1

2010-07-24 15:23:49 | スポーツ

 暑いです。こんな日に走るのは嫌になります。「走っとかんと、痛い目に逢うで…」とマラソンの神様が囁きます。そこで、今回は納涼RUNということで、自宅から観空寺谷、清滝を巡る山中駆け回りコースに行くことにします。このコースは私の住んでいる嵯峨校区内という近場にあるにもかかわらず、きつい坂や足元の悪い岩場、冠水している道など自然を満喫(?)しながら走ることができます。足はドロドロ、靴はベチョベチョになりますがそれがまたいいところです。

 清滝は愛宕山の登り口で京都バスの終点でもあり有名ですが、観空寺谷はあまり知られていないと思います。ちょろちょろと流れている川での危なくない川遊びや虫取りなど地元民にとっては身近な場所です。

 大覚寺道のバス停を東に行くと観空寺の道標に突き当たります。ここから出発です。

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この道標を北へ行くと、こい茶屋と酵素風呂の広告が出ています。ここを左に、道なりに進みます。

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このあたりから急に農家が増え、田園っぽくなりますが、それもすぐ終わり、山道になります。

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この入口から4,5百メートル山道を行くと、もう観空寺谷に到着です。今日(7月19日)は親子連れが1組と少なかったのですが、夏休み本番には結構一杯になります。

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さらに進むと酵素風呂の建物があり、その先はいよいよ坂道、だんだん走れなくなって歩きになってきます。何回チャレンジしても今までこの先の道がよく分からず、我が家では長年に亘り「謎のルート」でした。昨年の夏にやっと成功したのですが、結果から言えば、流れに沿い横道に逸れず「フォースを感じて」道を登ればよかったのです。“May the Force be with you.”(すみません、いまSTAR WARSにはまっています。BS3チャンネルの一挙放送のせいです)

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喘ぎながら登っていると、突然、尾根に出ます。ここが峠になりますが、見上げると道路、嵐山高雄パークウエイが通っています。ときどき道路を走る車の音が聞こえるのでがっかりです。

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 直後の坂を下るのは注意が要ります。道は狭く急ですし、石だらけで歩きにくいのにも「ほどがある」です。捻挫にご注意を!

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しばらく行くと、徐々に走れるようになってきます。そして、突然、東海自然歩道と合流し、山道は終わります。この後はハイカーならよくご存知のコースになります。今日はここまで。次回はこの続きです。

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ホームコース

2010-07-18 17:09:36 | スポーツ

 前回、ハワイで知り合ったIrisとその娘さんを、当初、左右を逆にして紹介していました。「反対やん!」と妻から指摘され慌てて直したのですが、気づいた人はいました?

 私、子どものとき左利きを強制的に右利きに直されたせいか、とっさには左右が分からないのです。「右、向いて!」と急に言われても、考えて「こっちが右やな」と理解しないと右を向けません。だから、バリウムを飲んであっちこっち向きを変えさせられる胃の検査は苦手です。これでは、左右を間違えた理由にはなってないか。

 という前フリで今回紹介するのは、京都御所の苑内を内埒(らち)一杯に左回りに(間違っていません、反時計回り)走るコースで1周約4.5キロです。生まれ育ったのが事務所所在地でもある烏丸今出川下る梅屋町ですから、ここはホームコース中のホームコースです。

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 京都御所では、外周を外御所、苑内にある紫宸殿を内御所と言い、ここの周回をする人、また、自分独自のコースを苑内に作る人、人それぞれに走っています。私は、四季折々の苑内の木々の変化が感じられるこのホームコースが大好きです。

 では、スタートしましょう。スタート地点は事務所から一番近い乾御門です。ここから宮内庁京都事務所の右を抜けて、南下していきます。

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 中立売御門、蛤御門を通過すると梅林が見えてきます。3月の終わり頃には人で一杯です。

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 この先、とにかく内埒に沿って走り、南西端の拾翠亭に出ます。

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 ここから東に向いますが、この先は緑のトンネルです。

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 南東端のテニスコートの外側を回り今度は北上します。

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 そしていったん寺町御門の外側に出ます。ちゃんとした自転車道路があるのですが、クッションのいいその横の草地を抜けていきます。

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 そして、清和御門から再び苑内へ入り、京都迎賓館の右の散策路を抜けていきます。

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 北東端は今出川広場という少年野球をよくやっている野球場です。この傍を通り今出川口に向かい南下し、西に折れます。普通は広々とした砂利道を走ることになってしまうのですが、私は右手の草地に入ります。ここがまた枯葉でふかふかのいい道なんです。

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 この道を過ぎると、今出川御門から再び散策路に入ります。

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 そして1周終了です。今は、緑また緑ですが、秋は紅葉し、春には枝垂れ桜が見事です。皇居の外堀はランナーのメッカとのことですが、本家京都御所は苑内に入れ、内御所の周回なら警備も厳重で夜も安全、しかも土道である点など考えても勝るとも劣らないのでは…。

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お宝公開! その2

2010-07-14 09:48:29 | スポーツ

 翌年、私たち夫婦はホノルルに旅立ちました。昨年の経験があるので、余裕をもって大会に臨めます。ハワイを十分楽しむことができました。

 今回も阪急イングス主催のツアーで行ったのですが、このツアーに参加した人たちとは気があって、本当に親しくなりました。「旅は道連れ…」とはよう言うたもんです。

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 そして、Iris Fukuiさんという日系の人とも義弟夫婦を介して知り合い、食事をご馳走になったりして、現地の人の生活に触れることができたのは良い思い出でした。(左端の人です。右端はIrisの娘さんでお医者さんです。真ん中はもちろんわが妻です)

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マラソンは、夫の威厳を見せるべく真剣に走り、ツアー参加者中2番で帰ってきました。記録は前年よりも13分早く、3時間3650秒 1294/8164人でした。

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 妻は初マラソンながら、4時間624秒 2867/8164人でした。(この後、市民ランナーとしての才能を開花(?)させ、参加資格のいる大阪国際女子マラソンなどに出場するまでになるのですが、この段階ではそんなことは思いもしませんでした)

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 写真を見てもらっても分かるように、回りはどう見ても外国人ばかりで、海外マラソンぽいです。“LOOKING GOOD!”と言ってもらえそうでしょ。現在のホノルルマラソンは日本人が大半を占めるそうですから、雰囲気はちょっと違うのかもしれません。

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 「わくわくするような、非日常的な感じ」とでも言うのでしょうか。雰囲気に溶け込んで、英語も普通に喋っていました。(Irisに『あなたは英語が喋れるんだから、もっと喋りなさい』と言ってもらったのは誇らしい思い出です)この雰囲気は大会関係者、ボランティア、参加者などHawaiiのすべての人やものが醸し出すのでしょう。

まず、スタート時の演出がうまいです。夜空に花火が打ちあがり、涙が出そうになります。

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 給水所のボランティアもgoodです。Waterではなく「Wata!」という立て看板がありました。

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ゴールのカピオラニ公園の雰囲気の盛り上げ方も素敵です。「SMILE」という立て看板が出ていて、なるほど、ここまでよう頑張ったんやから最後は微笑みながら走れということなんやと思っていたのですが、写真を撮っているからここで笑えということやと後で教えてもらいました。このことにちょっとsmileです。

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 今も、ホノルルマラソンはこんな感じなのでしょうか。

 だったら、また行きたいなあ!

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雨天練習場

2010-07-12 13:04:57 | スポーツ

 また、雨です。基本、雨の日は走らないことにしているのですが、ウィ-クデーが雨だったので、「土曜日、日曜日に絶対走るぞ」と予定を立てているときに雨になると困ってしまいます。「雨でもレースはある」とは思っても、カッパを着てずぶぬれになりながら走るほど入れ込んでもいないし…。

 そんなときのコースを作っています。場所は、清滝道が嵐山に抜ける高架道路の下です。ここなら濡れずに走れます。というわけで、今回(7月11日)は雨天練習場に行ってきました。

 場所への道順です。ご存知、嵯峨嵐山駅です。目的地はここから約300メートル西にあります。

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 高架道路下の道路の北の端はJR嵯峨野線です。写真では線路を跨ぐ陸橋が見えます。

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 北の端から南を見ます。

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 道路は少し下りながら右に曲がっています。

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 走っている感じでは、南の端までは320~330メートルぐらいではないかなあと思うのですが、どんなもんでしょうか。南の端は嵐電嵯峨駅から天龍寺に抜ける道にぶつかって終わります。要するに、1往復すると650メートルぐらいです。

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 見てもらって分かるように、本当に単調な道です。雨でも降らなかったらこの道の往復を練習コースにはしないでしょう。また、ここは雨の日には嵯峨野巡りの人の往来も少なくて静かです。私のように雨の日用のコースにしている同好の士や犬を散歩させている人がちらほらといったところです。

 モチベーションの維持がしんどいんですが、それでもこの日は15往復しました。「雨でも走ったんだ」という達成感はありますね。

 ところで、私にはもうひとつ雨天練習場があります。セントラルスポーツ太秦店のランニングマシーンです。こちらのほうはもっとモチベーションの維持が必要です。