今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

第5回記念大会 とくしまマラソン 後編

2012-04-28 18:26:56 | スポーツ

とりあえず、当日の模様を「日本最大!走る仲間のウェブサイトRUNNNEThttp://runnet.jp/の“大会ピックアップ”から紹介します。

5回目を迎えるとくしまマラソンは、425日に開通する「阿波しらさぎ大橋」のお披露目を兼ねた記念大会。大雨に加えて、最大瞬間風速22.5メートルを記録する強風という最悪のコンディションのもと、午前9時に9,525人のランナーがスタートした。
 吉野川沿いを走る日本陸連公認の新コースは、本来ならば春の阿波路を堪能できるものと思われるが、いかんせん今大会の気象条件は「悪過ぎる」という声が続出するような厳しさ。前半の追い風は、折り返し後の後半にそのまま強烈な向かい風となり、多くのランナーを苦しめ、完走率84.3%(制限時間7時間)という例年より10%以上悪い数字を残した。(後略)

()エントリー11,057人 完走者数8,031

如何です。私、山崎先生、山田さんがさぞかし苦闘したであろうと思っていただけたでしょうか?

では、後編の始まりです。

6時に起床、7時に朝食、とここまではいつもの通り。750分にチェックアウトし、集合場所まで歩いて行きました。

はたいしたことはなく、風も時折、突風が吹くぐらいでした。

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大会参加者のほとんどは、受付で貰ったビニール袋をかぶっていましたが、私はいつものように長袖と半袖の重ね着のため、必要を感じませんでした。

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(まだ、にこやかなもんです)

このあと、スタート地点に歩き出すころから、風雨が強まってきました。でも、まだほんの序章でした。

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(歩き出し始めます)

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(最終待機場所です)

9時スタート。しかし、ナンバーカード順でしかも5千番台のためなかなか動き始めません。記録ははなから捨てているもののちょっとイライラ。やっと動き始めるとスタート台に高橋尚子さん(Qちゃん)発見!これは撮らなくちゃ

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スタートラインまで416秒かかりました。でも、渋滞はまだまだ続きます。参加人数の割に道が狭いんですね。最初の1キロは7分近くかかりました。この頃から、風雨は本格的になってきます。お披露目の「阿波しらさぎ大橋」通過も大変なことになってきました。

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完全に写真がぼけています。さらに悪いことに、ケータイが濡れるのでこれ以降、写真が撮れなくなりました。

以下、文章のみでお楽しみください。 <(_ _)>

そうこうしているうちに5キロ地点です。タイム計測をしようと時計のボタンを押した途端にバッタリ転倒です。(ここまでネットで30分でした)コードを覆うために被せてあるラバーに足を取られたのです。係員の人がすぐに起き上がらせてくれたので、何事もなかったように再び走り出しましたが、もうテンションだだ下がりです。(終わってから調べると、やっぱり数か所、すり傷がありました。ウエアも穴が開いていた

それにコースは、川沿いの堤防なので、ただでさえ狭い上に、みんなが水たまりを避けて走るので余計に狭く、ちょっといい感じでスピードが出るとすぐ前が詰まるという状況で、走りにくいことこの上ないです。

しかし、予想に反して(?)前回では前半向い風だったのに、今年は追い風ということもあり、前半はキロ5分台を維持していました。でも、なんか変な風で斜め後ろから押されるという感じで、めちゃくちゃ楽という感じではなかったですね。

ところで、このころ、妻は昨日に引き続いて、阿波踊り会館での阿波踊りの鑑賞です。

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なんでも“連”が違うと踊りも違うとか。じゅうぶん堪能したようです。

「メールで「頑張れ!」言おうと思たけど、頑張れっていうコンディションやないもん。ホンマ、ようゴールしたね。」と言うとりました。

折り返しになる23キロ過ぎの西条大橋を渡ってから状況が一変します。

つまり、向い風です。向い風てなもんではありません。風で前へ進まないのです。横風の時は道路の端に流されます。こんな暴風雨の中でかつて走ったことはありません。

牛舎の糞の臭いが風に運ばれて、むちゃくちゃ臭いです。ビニールハウスのビニールがバタバタしてます。何もかもがエライことになっています。

歩いている人が目立ち始めました。半袖の人は腕を寒そうに抱えています。こんなところで歩いたら、低体温症で死ぬで!

身をかがめてとにかく前へ進みます。感覚的には「歩くよりはなんぼか早い」ぐらいです。時折、風が弱くなる時があり、この時が距離の稼ぎ時です。それでも、自慢するのではないですが、キロ7分を超えることなく最後まで走り切りました。ゴールについたときはホッとしました。

結果、


4時間2342秒(ネットタイム)総合1699/6257


(あれ、runnetのデータと合ってへんがな)


完走しただけで上出来です。

「完走ではなく感想

これは本当に「感謝!」の一言なのですが、この暴風雨の中で役目を果たされた給水スタッフなどのボランティアの皆さん、沿道で応援してくださった皆さん、皆さんにはほんとうに頭が下がります。私たちランナーにお付き合い頂いて、ありがとうございました。風邪など引かれなかったでしょうか。

 また、25キロ地点と34キロ地点で声をかけ(計2回も!)ハイタッチをしてくれたQちゃんありがとう!手の暖かさは忘れません。飯泉徳島県知事も30キロ(?)地点でのハイタッチありがとう!「こんなとき‥。この人、本気でランナーの応援してくれてる」とちょっと感激しました。エピソードが満載、記録より記憶に残る大会になりました。これではなんか消化不良なんで来年また出たろ!

5キロごとのラップは次の通りです。

 start    416

  5キロ  3002

 10キロ  2833

 15キロ  2839

 20キロ  2846

 25キロ  3119秒(トイレ休憩あり)

 30キロ  3157

 35キロ  3443

40キロ  3430


Finish  1513


ところで、一緒に出場した二人ですが、

山田和夫 4時間12分47秒

山崎俊嗣 4時間2742

と私と同様の不本意だったようです。

特に、山崎先生は38キロ地点まで私に先行していて、追いついた私に気が付き、声をかけてくれはりました。私は逆に追いつかれたのかと思ったのですが、先生はあのときもういっぱいいっぱいやったんですね。

マラソンはゴールして何ぼです。競い合って向上していきましょう。次回もよろしくお願いします。

(徳島駅前、帰りの車の中で)

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  runnnetからダウンロードダウンロードできました。ゴールしてますよ。

Photo

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(破れたウエアの穴もよくわかります)


第5回記念大会 とくしまマラソン 前編

2012-04-26 16:39:38 | スポーツ

  私は、今まで94回フルマラソン(ないしそれ以上)に出場し、89回完走しています。今回の大会で90枚目の完走証を手に入れようと徳島に出かけたのですが‥。

 

 これまでにも、暑さのあまりゴールと同時に倒れ込み、テントの横の僅かな陰で空えづきをしながら寝てしまった大阪・淀川市民マラソン22キロからの下りで肉離れを起こし、歩幅を小さくしながら何とか戻ってきた千歳JAL国際マラソン、あまりの登りのきつさに、たった10キロで両足にケイレンが来て、棄権を覚悟した神流マウンテンラン&ウォークなど、完走はしたものの「いやー、いい思い出です」とばかり言っていられないような経験もしてきました。今回のマラソンもこの忘れられない系譜になりました。

 

 順序立てて書いた方がいいので大会前日から話を始めます。

 

 私と妻は3年ぶりになるとくしまマラソンに向け、421日(土)9時過ぎマイカーで自宅を出発しました。「前回はバスだったので、今回は車で行こう、そうすれば、淡路島観光ができ、新玉葱も買って来れる」との計画です。明石大橋を自分の車で走るのも楽しみでした。

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(明石大橋、気持ちいいドライブです)

  ちょっとウロウロ迷ったのですが、予定通り“あわじ花さじき”に到着しました。

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 ここは兵庫県が開設した施設で(無料)、海に向かってなだらかに広がる高原に花畑が広がっています。きれいです。

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(妻が小さく写っています)
 ちょうど花時、そして、翌日の天気予報は悲観的でしたが、とてもいい天気、暑いぐらいです。「今日が良ければいいか」てな感じです。

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(私の左後方には四葉のクローバーです」)

 ここに農作物直売所があったので、新玉葱を買いました。さすが地元、淡路島産というブランド品なのに安い!大量に買い込みました。<o:p></o:p>

 

 次は、“パルシェ香りの館”です。一般道路で40分ぐらい走りました。

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 香りの展示・販売&キャンドル香水作りなどの香り体験ができますという施設ですが、香水作りの時間もなかったので、まあ、どうってことはありませんでした。昼食はここでとりました。

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 そしていよいよ、徳島へ。3時過ぎに、今夜の宿舎、徳島駅直結の”クレメントホテル徳島”に着いた頃からいよいよ風雨が強まりだしました。

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 今回のマラソンには私たち(妻は走りません。阿波踊りを見に行きます)の他にも京都税理士RCの仲間・山崎俊嗣先生、そして先生の従兄妹のご主人・京都タワーホテルの偉いさんである山田和夫さんも参加します。(山田さんはハーフ1時間30分そこそこという強豪です。去年2月の”木津川マラソン編”でちょこっと紹介しています。バックナンバー見てください)

 そこで、この4人で明日の健闘を誓う前祝いの夕食を一緒にすることにしていました。食べログで探した徳島駅近くの“食彩 遊真”というお店へ。明日は荒天が予想されますから、いい記録が出るはずもなく、気勢はもう一つ上がりませんが、それでもマラソンの話は尽きず、結構長居しました。

 私曰く「前回も風は強く、往路は前に進まへんかったけど、復路は風が背中を押してくれたんで、前半よりタイムが伸びてネットで4時間切りました(エヘン)せやから、大丈夫ですワ」先輩風を吹かしてエラそうなことを言っていたのですが、結果、恥じ入ることに‥。

 あっ、この店おいしかったですヨ。

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  その後、「締めのラーメンを」ということで、そごうの横の“支那そば三八 徳島駅前店”にいきました。山崎先生、締めなのにまだここでもビール飲んでいます。(ホテルに戻ってからも飲んだらしい)

 とりあえず、元気な姿をパチリ。明日会えるかわからへんので‥。

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(左が山田さん、右が山崎先生)

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 夕食を途中退席して阿波踊りを見に行っていた妻とこの店で待ち合わせ、お二人と別れました。(お二人はホリデー・イン泊りです)Img_0101


 (私の写っているこの2枚は山崎先生提供のものです)

 この時点では、風は吹いているけど雨は上がっていました。まあ、あんなひどい目に合おうとは、知らずに‥。 

前編はこれで終わりですが、連休が始まるので時間があります。後編はすぐアップします。見てください。それと、私が出演した番組がアップされているYou Tubuのほうもお忘れなく。<o:p></o:p>

 

 


緊急告知!

2012-04-24 09:46:15 | ニュース

 4月22日、第五回記念大会とくしまマラソンに行ってきました。風雨激しく、やっとの思いで90枚目の完走証を手に入れたのですが、この話はちょっと置いといて‥。

 今回は、同日、京都三条ラジオカフェ(FM79.7Mhz)で放送された「Yu's Time~ゆうズ ミュージックカフェ」についてです。

 この番組は毎月第2、第4日曜朝9時から9時15分まで放送されていて、”パーソナリティーのゆうさんとゲストのおしゃべりそして音楽”というちょっとの間ホッコリする番組です。地域FMなので受信地域が限定され、私の住む右京では聞くことができないのが残念です。

 この番組に、私と妻の孝子が出演したのです。もちろん、この日はとくしまマラソンを走っていたので、事前に録音されたものです。

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 タイトルは、ずばり!「47都道府県を走ってみた!」です。

 この放送内容は、ゆうさんのホームページhttp://ameblo.jp/yus-time/からYou Tubeに入ってもらえれば、聞くことができます。よくできたホームページで、

「ラジオ観ました!」不思議な声が届くYou Tubeぜひお楽しみください♪

とのキャッチフレーズがあるように、15分の放送時間中、画像が流れます。なかなか面白く飽きさせません。

 ぜひ、私と妻の声&画像を聞きかつ見てやってくださいませ。割と上手に喋れたと思っているのですが‥。

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彦根城で桜を見る

2012-04-19 18:46:39 | まち歩き

 「中欧を走る」は、これからチェコに行きます。従って、あと2,3回書くのかなあ。

 この話が延々と続いている間にも、私もいろいろと日本国内で動いている訳で、今回は、最近の動静の報告です。「中欧を走る」を読みたい人(いるかな?)ちょっと待っていてください。

 4月7日(土)、京税協トレッキングクラブ恒例の豪華花見弁当付きトレッキングに行きました。今年は「彦根城で桜を見よう」です。

 当然私が提案したのですが、日程そのほかはすべて、二股会長、間嶋副会長にお任せして、私は街歩きのガイド役です。私は、滋賀大学の教員として、毎週水、木、金、と彦根に通っていますから、彦根城のの状況は逐次わかっています。今年は寒さが強かったせいか、前日6日(金)に来た時にはは蕾のままでした。「せっかく、京都から来てもらうのになあ‥」本当に残念です。

 9時21分、12名の参加者が彦根駅に到着です。豪華花見弁当は11時10分に駅で地元の仕出し屋さんから受け取るという手筈ですので、それまでに佐和山城に登ろうということになりました。

 仙琳寺、清凉寺、龍潭寺と歩いて来ていよいよ登ります。標高はそれほどないのですが、結構きついです。

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(汗をかきかき、登っている二股さんです)

 今回は参加者の脚力に差があったので、どうしても前と後が離れてしまいます。高い山やったらエライことになりかねません。低うてよかった!なんやかんや言いながら頂上です。

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 この佐和山城は石田三成の居城でした。三成はご存知のように関ヶ原の合戦で敗れたのですから、主無き城は徹底した破城が行われ、当時を偲ぶものはほとんど残っていません。ただ、ここから見る景色は素晴らしいものがあります。

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(佐和山城から彦根方向を見ています)

 写真、中央の緑が彦根城です。この彦根城の建築にあたっては、佐和山城をはじめ、大津城や長浜城の建物や石材をコスト削減と工期短縮のため転用したといわれています。これちょっとしたトリビアでしょ?

 下山途中に急に冷え込んできました。そして、何と雪がチラチラと‥。花見に来て雪が降ったんではシャレになりません。

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(傘をさしている人もいるでしょ)
 それでも、しばらくすると再びお日様が照りだし、このあとは気持ち良い天気になりました。

 駅前でお弁当を受け取り、彦根城へ。もちろん、は蕾のままです。お城の中のの広場で、花見の宴をしました。弁当を拡げている人は周りにはほとんどいません。、独占状態です。

 「弁当はおいしいし、ゆっくり、食べられるし、よかったがな」との慰めの言葉もいただきましたが、彦根を愛する私としては「彦根城のはこんなもんとちゃうねん」と言いたかったです。

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(玄宮園から見た天守閣です。素晴らしい眺めですがが咲いていません

 このあと、わが滋賀大学経済学部の講堂ほかを案内し、”たねや”で休憩し、京都に戻りました。

 1週間おいた、4月14日(土)私は再び彦根城に登りました。というのも滋賀大学ラグビー部の還暦OB会がこの日あったからです。私はなんちゃってラグビー部員なのに(途中で退部している!)、なぜかOB会に入っています。

 この日参加した同期の友人藤吉、西山、小野君と彦根城へ。満開の桜です。ご覧ください。

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(お濠です。これからお城に登ります)

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(久しぶりに会った彦根城管理事務所の所長、山田茂生君です。大学の同期、かつて大津商業高校で非常勤講師をした仲間です。映りがいまいちでゴメンな)

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(玄宮園で、再度の撮影、今度はも咲いています。左から、西山、私、小野、藤吉です)

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(1週間前、花見の宴をしたところです)
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(天守閣もきれいです)

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(向こうに見える佐和山城にもが咲いています)

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(いろは松から見た。見事です)

 かくして、私個人としては満足できる彦根のを見たわけです。どうか、トレッキングに参加した私以外の11人の皆さん。このブログを見てください。そして、来年また来てくださいね。


中欧を走る その6 ウィーン2日目後半

2012-04-13 20:05:10 | まち歩き

 食事後、ツアーの皆さんと別れ、近くのウィーン市立公園にヨハンシュトラウスの金ぴかの像を見に行きました。

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 他にもいろんな像があります。これはブルックナーです。

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 最後はシューベルトです。

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 この後、ホテルに帰り、奥様方のお召しかえです。オペラに行くために、二人の奥様は日本から着物を持ってきました。本当に気合の入ったオペラ鑑賞です。私と長岡さんはというとスーツ着用で臨む予定ですが、フォーマルではありません。ではまず、ホテル内で撮った私たち夫婦の写真をご覧ください。

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 そこそこまともなスーツを持ち込んだのですが、全然、着物には太刀打ちできません。貫禄負けであります。もう今日はカメラマンに徹しようと思ったのですが、でも、そのカメラが、ちょっともっさくて、室内撮影が光量不足でイマイチ。長岡さんのカメラに頼ることとなってしまいました。(カメラ不調の理由は、ここでは書かないでおきます。夫婦間の争いとなるので‥)

 タクシーでオペラ座へ。まず二人の美人妻の記念撮影です。

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 すると、そこへ一人のオーストリア人と思しき女性が通りかかり、写真を撮ってあげましょうと言ってくれました。

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 その女性は自分のカメラを出して、「これで撮っていいか?」と言って(言ったような気がする)写真を撮りました。え、偉いものです着物の威力!

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 その外人さんを交えて記念撮影をしました。「Kimono is beautiful !」言うたはりました。国際親善に一役です。

 この後、ケルントナー通を歩いて、少し早いですが(5時)、天満屋という日本料理店に行くことにしました。長岡さんが「日本料理食べたい!」と里心がついたということもありますが、着物にソースがかかったら困りますから‥。

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 奥様達はお寿司、私たちはうどんそばです。結構ボリュームもあり、味よく、リーズナブルなお値段でした。ただ、「そばの出汁がぬるい!」そうか、こちらの人はみんな猫舌なんですね。

 熱々のスープなんて聞いたことがないですから。まあ、しゃーないか。

 そして、天満屋の前で記念撮影です。

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 そして、ケルントナー通りをお練りです。

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 けっこう、目立ちます。

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 二人の着物が暖色系と寒色系なんでうまくマッチしています。

 今度はホテルザッハの前で、記念撮影。ボーイさんが入ってくるのかとドアを持って待っています。

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オペラ座前に本日の演目”トスカ”の紹介がありました。

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 「いよいよ」と興奮してきます。チケットを交換して、(ネット予約なのです)劇場内に入りました。(まだ、チケットのもぎりはしていません)

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  いやあ、雰囲気に酔いそうです。

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 みなさん、フォーマルが多いようです。

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 いよいよ劇場の中に入ります。劇場内撮影禁止だと思っていたのですが、上演時以外はOKとのことです。すばらしいです。

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 緞帳です。「楽しんでね!」てなことが書いてあるんでしょう。

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 天井はこんな感じ。

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 単に劇場見学ではなく、オペラ上演に自分も参加しているという感じですね。ほんと、陶酔してしまいます。

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(オーケストラボックスはこんな感じです)

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(「この日は妻のためにある」てな感じですかね)

 この日の演目”トスカ”はプッチーニの名作でオペラファンなら誰でも知っているものです。(私は、名前は知っていましたが、行くことが決まってから中身を知りました)要するに、ロミオとジュリエットのように主人公が二人とも死ぬという悲劇なのですが、「歌に生き、愛に生き」というアリアが有名です。3幕もので、幕間を入れて3時間ぐらいですかね。

 今回は、トスカの相手カヴァラドッシをホセ・クーラという名テナーが出演するというので満員です。私たちはツアーの関係で、この日しかこれないのですが、無茶苦茶幸運だったみたいです。

 幕間に外に出ると、そこは社交場です。皆さん談笑しています。

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 撮影の後、後方の女性にわが妻は”Your dress is beautiful.」と声をかけてもらっていました。your dressというところが、わが妻の限界ですね。

 そうこうしているうちに、3幕の開演です。しかし、静かな暗い場内に睡魔が‥。思わず落ちてしまいそうになります。「ここへ来て、何ちゅうこっちゃ!あかんあかん」懸命に堪えて何とかトスカが飛び降り自殺をする最後のシーンまで持たせました。(後で聞くと、みんなそんな状態だったみたいです。旅の疲れがありますもん)

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 カーテンコールで、フラッシュバチバチです。「撮っていいんや!」撮りましたがやはり光量不足でした。

 こうしてオペラ初体験は終了しました。でも、「興奮冷めやらぬ」という言葉が今でもぴったりの感じで、余韻に浸っています。また、行きたいなあ。