今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

大阪マラソン2013 大会前日

2013-10-31 17:06:21 | スポーツ

 10月27日、大阪マラソン2013が開催されました。私は今年も当選、御堂筋を駆け抜けました。やっぱり街のど真ん中を走らせてもらうのは気持ちいいです。

 今年は私の娘も当選し、親子対決になりました。(実は昨年も当選していたのですが、第一子を懐妊したので、やむなく権利放棄しています)そんなわけで、前日の土曜日、娘夫婦(孫も)と一緒にエントリーのために大会受付会場インテックス大阪に行きました。

 娘は産後8か月でフルマラソンを走るということで、読売テレビの取材を受け、大会当日の4時25分からの「大阪マラソン2013汗と涙のフィニッシュ大感動SP」という番組に1分ちょっとでしたが出演しました。(妻も写真が写ったりしたのですが、私は何にもなし。ただ回数走ってているだけのおっちゃんは値打ちがないようです)

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(娘夫婦と孫の肇ちゃんです)

 インテックス大阪へ行くには、二通りの方法があります。大会本部が推奨するのは、地下鉄中央線で終点コスモスクエア駅へ、ここから徒歩約1.5キロでインテックス大阪です。
 もう一つは、地下鉄四つ橋線で終点住之江公園駅へ、ここからニュートラムに乗り換えて、中ふ頭駅までここから約0.3キロです。
 京都から行く場合(今回は京阪電車で淀屋橋駅まで行きました)、電車に乗っている時間は前者の方が短いです。ただ、降りてから歩く距離が違います。後者の方が、往復で2キロ以上余計に歩かないといけません。
 なぜ、大会本部が前者を推奨するのかというと、ニュートラムでは電車が小さく駅も小さいので、人であふれてしまうからです。その理由はよくわかるのですが、大会当日(ここがゴールになります)、疲れ果てた足で歩く1.5キロはきついです。去年でそれがよくわかったので、今年は中ふ頭駅に向かいました。

 淀屋橋から地下鉄御堂筋線で大国町駅へ、ここで四つ橋線に乗り換えます。どこで乗り換えたら効率がいいかとか、京都人にしてはちょっと詳しいです。
 ニュートラムに乗り換える住之江公園駅はこのマラソンの34キロ地点でもあって、コースはしばらくこのニュートラム線の高架の下を走ることになります。そんなことを娘に解説をしながら外を見ていると、最後の難所南港大橋が見えてきました。そんなに大した高さではないのですが、このコースはほとんどフラットなのできつさを感じるといえば感じます。

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 この橋を下ると、ニュートラムとは別れを告げて、あと5キロ、最後の頑張りでゴールです。

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(右に行くわけです)

 中ふ頭駅からあっという間に受付会場です。3万人が走るのですから、ものすごい人が来ています。

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(ここで免許証を提示します)
 でも、システマティックにできていて、すぐにエントリーが完了しました。事情通によると、これは東京マラソンと同じやから、そのままシステムを使っているらしいとのことです。

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(ナンバーカードを探してもらっています)

 それにしても、たくさんのボランタリースタッフ、ご苦労様です。このあと参加賞をもらって終わりなのですが、出たところから、たくさんのブースがあり、「その賑やかなことー」。

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(谷川真理さんがトークショーをしていました)

 ここでは協賛企業が商品の陳列や販売などをしていますが、やっぱりタダでもらえるのが一番うれしい。

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 アサヒビールさんありがとう。今年もいただきました。

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 こんなイベントもあったりして‥。ここを抜けると食事エリアです。たこやき、やきそばなど、ここでカネ使えとばかりにいい匂いがしています。

 しかし、この日は娘夫婦に良いとこ見せんとアカンので、隣にあるハイアットリージェンシー大阪へ。といっても最上階28階での食事じゃないですよ。地下の香港点心「XO」という飲茶の店です。

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 安いし美味しかったです。値段は書きませんけど。担担麺は半端なく辛かったです。私は美味しかったけど妻なら絶対食べへんやろね。

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 まだちょっと食べることができない肇ちゃんです。おとなしく待っていてくれました。P1060058

 これでこの日の予定は終了、再び中ふ頭駅から帰りました。

 次回予告ですが、さすが大阪マラソンたくさんの有名人と会いました。お楽しみに。
 私の記録を先に知りたい方(そんな奇特な方はいらっしゃらないでしょうが)は大阪マラソン2013のホームページ、ランナーズ・アイというところで、ナンバーカード”13654”を検索してください。出てきます。あっ、途中遊んでいますので、実際はもう少しいいタイムで走れたはずです。(言い訳です‥)


第3回龍馬脱藩マラソン その2

2013-10-24 16:49:32 | スポーツ

  その1に書いたように、見事脱藩成功し、梼原1420分発のバスに乗り、帰京できたのですが、なぜこのことがプレッシャーになっていたのか解説(?)してみます。

 地方では、住民の足はモータリゼーションで公営交通はあまり利用されないのはご存知でしょう。そのためこの梼原~須崎間を走る高知高陵交通バスも15便しかありません。1420分発を逃すと次は1720分発となり、これでは高知に辿り着くのがやっとです。

 私の普段の力を出せば何の問題もないのですが、何せ最大標高差550メートル、累積標高1,134メートル(これは私のガーミンの測定結果なのでちょっと不正確かも?)の難コースなので、途中でアクシデントが起こったらアウト、ちょっと不安です。ただ、前日役員さんに「万一20分まで帰ってこなかったら、どうしたものでしょうかねえ」と尋ねたところ、「高知市から来ている友人もいますから、同乗できるよう頼んであげます。ダメなときは言ってください。」との言葉をもらっていたのでちょっと安心していました。

 瀬戸さんにも「よかったら須崎まで乗せてあげる。ただ、今シーズン最初で5時間30分ぐらいかかりますけど」との温かい言葉を頂いてさらに安心です。(瀬戸さん、予言通り5時間3314でゴールでした)

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(右が瀬戸さんです)

 そうそう、91歳の青木さん、起伏の多い10キロを1時間5311でゴール。もちろん最下位ですがマスターズやったら優勝ですよ。

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 瀬戸さんに乗せてもらって、会場入りです。

 参加者10キロ、ハーフ、フル併せて1,500人ほど、小さい山間の町にしてはすごい人出です。でもみんなのんびり、ゆっくりしています。スタート前の緊張感がないこの雰囲気は大好きです。天気も抜けるような青空です。日差しは強いけれど、さすが山間部、気温は低く風は冷たく心地いいです。

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 龍馬のマスクマンもいます。私の右側の彼、あのまま走りました。何と5時間2分48秒で完走です。ま、遅けりゃあんな恰好では走れませんワ。

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 そしていよいよ午前9時、スタートです。このレースのプランは楽に5時間以内に帰ってくることです。フラフラになって帰ってきたらあとがしんどい。前半の上りはゆっくりというか無理をせず、後半の下りで残した足をバクハツさせ気持ちよくゴール、ということにしました。

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 事実、いきなり最初の坂道で「しんど過ぎるやん!無理無理」とプランの正当性を確認できました。でもこのあと、上り基調ながら起伏が少し緩やかになり、何とか持ち直しました。コースは川沿いののどかな道を行きます。応援も多くはないけれど、熱心に手を振ってもらいました。

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 16キロのエイドで「ここから少し頑張ってください」と言われ、その言葉通り、前へ進まなくなってきました。ここから4キロで320メートル上がるんですから。でも最高到達点までもう少し!<o:p></o:p>

 と、急にコースがトレイルに入れと指示されて。本当に龍馬脱藩の道を600メートルほど走ります。いや、歩いて登ります。走れません。

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 最初はちょっと下りです。


第3回龍馬脱藩マラソン その1

2013-10-16 19:04:15 | スポーツ

 やりました、脱藩成功です



 タイムもそこそこ、梼原(ゆすはら)14時20分発のバスに乗らないと、当日に京都に帰ってこれないというプレッシャーにも打ち勝ちました。その模様は次回のブログに置いておいて、話を前日12日に戻します。



 早朝7時9分、嵯峨嵐山から出発です。このあと、京都駅で”のぞみ97号”に乗り換えて岡山へ。ここから特急”南風3号”で須崎(高知と中村の中間ぐらいのところ)まで行きます。須崎に着くと12時21分、なんと5時間以上かかります。



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(南風3号はアンパンマン列車です。「やなせたかしさんのご冥福をお祈りします」)
 京都から一番遠いのは高知県ではないのかなあ(感覚的にだけど)。列車に乗っている時間が長すぎます。飛行機+レンタカーで東北に行く方が近い気がするのです。そんなこともあって復路は高知龍馬空港から伊丹まで飛行機にしました。



 須崎駅は何にもありません。駅前らしく店が数軒並んでいますが、ほとんど開いていません。



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 梼原行きのバスは13時40分なので1時間以上あります。とりあえず昼ご飯。この須崎という町は鍋焼きラーメンというB級グルメで町おこしをしているのでとりあえずそれを食べよう。駅前食堂というお店に入りました。



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 じゃこ飯が付いた鍋焼きラーメンセット1,000円です。
須崎市役所のホームページ曰く「スープは鶏がらのしょうゆ味で、麺は歯ごたえある細麺、具はネギ、ちくわ、生卵といたってシンプル。なにか懐かしさをおぼえるような、いわゆる和風ラーメンです。
 一番のポイントは器が土鍋であること、最後まで熱いスープが味わえ、店主のもてなしの心もそのままの熱さで伝えることのできるのは土鍋ならでは。その土鍋の底に、お店の”顔””味””風土”が見えてきます。
 そして、なぜかタクワン(古漬け)が付いてきます。これがまた絶妙で、強力な助っ人です。」 だそうです。



 私の感想。「フツーです」わざわざ行くことはないけれど、須崎に来たら食べたらいいでしょう。



 このあと小さなバスに揺られて出発です。途中、後ろに座っていたN(21)さんと知り合いになりました。




私   どこから来たの?
N 千葉から夜行バスで高知まで来ました。
私   若いねえ。今日はどこで泊まるの?
N お金ないんで野宿します。
私   野宿!!寝袋は?
N ないです。ひたすら厚着します。



 マラソンンのエントリーフィーと交通費までは払えたけど、宿泊代までは無いってことかー。すごいなあー。しかも野宿の後、フル走るんですよ。「若いっていいなあ」ほんとうにそう思いました。



 1時間20分で梼原に到着です。向こうから車が来たらエライことになる旧道を通ったりしたので、結構楽しめました。



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 梼原はきれいな町です。よく整備されています。山奥の町では、フルの大会を開くというだけで行政が頑張っているのがわかります。ただ、人影がほとんどないのがまあ仕方ないですかね。



 受付を済まして、もらったナンバーカードの袋の中に無料入館券が入っていたので、会場の隣にある歴史民俗資料館に行きました。



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 坂本龍馬以外にも土佐勤王党、天誅組、忠勇隊に参画した梼原出身の吉村虎太郎をはじめとする志士がいて、彼らも明日走る韮ヶ峠を越えて行ったんです。



 見学のあと、私はもちろん野宿はせず、今夜の宿に。バスで来た道を2キロ近く戻ったところにありました。



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 何と言ったらよいか1泊2食付6,500円ですから期待はしていませんでしたが、想像通りというか‥。都会のホテルに慣れた身には刺激が強すぎました。



 まず、民宿の主人に勧められて、近くの雲の上の温泉に行きました。



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 かけ流しのいい温泉でした。中でもびっくりしたのが薬湯です。黄色いお湯で、カレーの匂いがします(加齢臭じゃないですよ)。たぶんウコンが入っています。早速浸かりましたが、
なんかカレーの具になったみたい、ヒリヒリします。顔を拭かないでと書いてあります。



 民宿に戻ると夕食です。



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 これは田舎料理ではありますが美味しかった。鰹と鯵のお造り、お煮しめ、酢の物、お寿司、猪汁(多分)ってとこですか。
 食卓が小さいので順番に食べていきます。私の次は徳島から来た瀬戸充さんです。



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 どっこいどっこいの走力のレベルなので、各地のマラソンンについて楽しくお話をしました。



 部屋に戻ると、今日の相方(もちろん、相部屋なのです)青木壮太郎さんとおしゃべりです。



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 この方、幾つに見えます?大正11年生まれ91歳、10キロの部に出場とのことです。「すごい!」55歳から走り始めて、サロマ湖のウルトラも何回も出たとか「昔は速かったんやけどね(昔というのは70歳代のことらしいです)」。何と生まれはカナダ、日本に単身帰ってきたそうです。弟さんはカナダに、妹さんはブラジルにいるとのこと、インターナショナル!



 こんな話をしていてもそうそう時間が経ちません。まだ7時ぐらい。田舎のことゆえ、もう寝るしかないのですが、そんなこと言われても‥。部屋寒いし、天井を小動物が走るし、いやー、いい経験させてもらいました。



 明日へ続く。




京都税理士RC 例会

2013-10-10 17:12:28 | スポーツ

 クラブは作った以上、何もせん訳にはいけません。事務局を担当してくれている山﨑さんと相談して(というか、山﨑さんにお任せして)、設立後の最初の例会をしました。

 10月5日午後3時、三条京阪近くの孫橋湯に集合、荷物を預けて(当然、走り終えた後、ひとっ風呂浴びるということです)、ここから鴨川を上賀茂あたりまで北上して戻ってくるというプランです。

 それにしても、この日は暑かった

 我が家では、この日、区民運動会があるというので、息子夫婦がやってきたり、朝から人の出入りがあったのですが、私は昼からに備えてテレビの前でゴロンです。家の中にいても暑いです。「うそ、この暑さの中走るのん」息子に言われました。

 バスに乗って2時40分ぐらいに”丸太町京阪前”に着いたときは、青空もいいとこものすごい暑さです。フラフラ歩いて、集合場所へ。少し迷ってしまったので私が最後でした。挨拶をして、スタート地点の御池大橋の西側に移動しました。


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 とりあえず記念撮影です。見てもらえればわかりますが、今回の参加者は私を含めて6名です。左から、岡さん、田尻さん、岩井さんご夫妻、山﨑さんです。岡さん、岩井さんご夫妻は初参加になります。急に「やりましょか」と呼びかけたのですから、6人集まれば上出来です。レースの少ない集まりやすいときにまたやりましょう。

 まあ、上賀茂に向かって往復2時間ぐらい走りましょうかという感じでスタートしました。

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(先頭集団は山﨑さんと岩井さん(奥さんのほう!)。後で聞いたのですが、岩井さん何でもベストは3時間58分だそうで、堂々のサブフォーランナーです)

 とまあ、ここまではよかったのですが、走り出してからのスピードについて意思統一ができてませんでした。「喋りながらぐらいの速さで」と思っていたのですが、いきなり、山﨑さんキロ6分ぐらいに上げてしまいました。

 こうなると私も必死です。何しろ、12日には高知に行って龍馬脱藩マラソンを走ってこんといけません。(それにしても、龍馬脱藩の道を走るのですが、スタート地点に戻ってくるのでは脱藩不成功ですやん)ここはしっかりペース練習も必要です。ついていきました。

 

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(ここは、加茂大橋の北、出町の三角州のところです。この前の台風のせいか、亀の飛び石が半分埋まっています)

 一生懸命走っていたら、5キロぐらいで山﨑さんがペースを落としました。まあ、約束をしていたわけではないので別にかまへんねんけど、こっちは来週のことがあるので、一人でも行くしかありません。そのままのペースで西賀茂橋を通過、賀茂川通学橋(人道です、この手前でちょうど7キロでした)を渡って左岸に出ました。

 ここからは下り、さらにスピードアップのはずですが、大したことはありません。5分40秒ぐらいでした。結構必死で走っているのに力がないですワ。加茂大橋を越えたあたりで12キロですから、ここまで一生懸命、あとの2キロはダウンで戻ってきました。レース1週間前にいい練習ができました。

 「喉、乾いたなあ」自販機を探していたら、山﨑さんがもと来た道を戻って来るのを発見、これは撮らねば。

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(真ん中の黒い点、山﨑さんです。小さいので、わかります?)

 私も対岸に向かい皆さんの帰りを待ちました。

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 岡さんと田尻さんが帰ってきました。岩井さんの奥さんはとっくに帰ってきていたのですが、ご主人を迎えに逆走していきなかなか帰ってきません。日が陰ってくるとあんなに暑かったのに寒くなってきました。「もう、銭湯に行こか」と言っていると帰ってきました。

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 とにかく全員、無事戻ってきたので、銭湯で汗を流し、例会が終了しました。今後もまた、いろいろ手直しをしながら、続けていきましょう。


第32回マラソンに緒戦する会 その2

2013-10-03 17:43:51 | スポーツ

 9月22日、この日もいい天気ですヤレヤレ。最悪、どういうレースになるかはもうこの時点でわかっていたつもりでしたが。それよりさらに悪かった
 9月の下旬というタイミングでのマラソンですから、主催者もスタートは8時と早い目にしています。7時過ぎにホテルを出発して、スタート地点、大豆田大橋の畔にある犀川緑地公園へ向かいました。金沢駅の西にあり、私の宿泊したホテルからは比較的近く1キロちょっとぐらいだったですかね。

 この日のマラソンでの私の目的は、もちろんマラソンの空白月を埋めることなのですが、もう一つ、10数年ぶりに大学の同級生阿部さんと再会することです。阿部さんとは私の出身大学のOBとして後輩にその経験を話す会(陵水懇話会と言います)で会って以来です。彼は私のブログを見て連絡をしてくれました。「たまたま見つけた」らしいのですが、いやーブログやってて良かったです

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 彼は琵琶湖の東岸の長浜市在住、私は京都ということで往路は別々にやって来ました。なので、帰りは少し遠くなりますが、東回りの”しらさぎ”で一緒に帰り、旧交を温めました。
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 阿部さんは今回がフルマラソン初挑戦とのことで、「何にもこんな暑いときに初フルせんでもええのに‥」というのが偽らざる気持ちです。

 それと同時に、もう一つサプライズ(いや、ブログに書いてあったかな)、京都キャロットの店が出ています。言わずと知れた藤井さんご夫妻です。

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 この仲良し夫婦(?)、経営者は奥様の真寿美さんで旦那の廣司さんはバイトです(本人がそう言うてます)。京都にお店を構えているのですが、このように出張販売するときは、旦那さんは途中店を抜けてレースに出ています(これ、一石二鳥って言うんかいな?)。
 藤井夫妻とは古くからの友人で、藤井さんが、泣き脅しぐらいの感じでアタックをして、真寿美さんにお嫁に来てもらったなんて知っているのはあんまりいいひんのんとちゃうかな。(書いてしもた)
 この二人にも挨拶をして、私と阿部さんの荷物を預かってもらいました。ありがとう。

 なんや、わさわさしている間にスタートです。もう一つ緊張感がない。ゲームプランを立てずに走り出したという感じです。こういう時はまずダメ。阿部さんは5時間切りが目標ということなのでとりあえず、先に出ました。でも暑いんでなんか重たいです。
 このレース、5キロ、10キロ、20キロ、30k、フルと同時スタートで、フルの場合片道5キロのコースを4往復とちょっとします。遮るものが何もない川岸を走るという私が最も苦手とするもので、これは大会が悪いのではなくすべてダメな私が悪い

 少し走るともう5キロの人が帰ってきました。2番目になんと藤井さんです。

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彼は「長いレースは止めた」と言って、最近は短いところを走って好成績を出しています。私とは真逆ですが、楽しみたいように楽しんだらええ。お構いねぐ。(”あまちゃん”終わってしもた

 いつものようにラップを書いていきます。ただし、写真は阿部さんを撮った数枚があるっきりです。撮る元気がありません。ただ、今回は5キロの往復コースで京都キャロットの店の前を何回も通ります。だから、藤井さんが一杯撮ってくれました。多謝

5キロ 30分39秒

10キロ 32分00秒

15キロ 32分07秒

20キロ 34分30秒

25キロ 35分53秒

30キロ 41分25秒

35キロ 41分22秒

40キロ 49分36秒

GOAL 20分13秒

計 5時間17分45秒

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(多分、40キロ地点だと思う。応援してくれてるのは真寿美さんです。それにしても、情けない走りです)

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(ゴールはもうすぐ。足なんか上がってません)
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 過去の記録が泣いてます。これ去年の9月、台風で100キロがフルに変更になったあみりんさんの松浦しまめぐりの駄マラニックでの5時間40分に次ぐ悪いタイムです。駄マラはまあ「ワープOK、遅いほうがエライ」という趣旨なんで、こっちもテキトーに走り気にはしてないんで、今回は実質ベッタかあ。

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(やっぱりこれは載せとかんとアカンね。藤井さんのブログ「パオパオだより」にも載りました。私がお店の前を通過した時、真寿美さんが撮影した「やらせ」のツーショットです。まあ、公認の大会やないからできるんや)

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(これ、まだ20キロの手前。今日はアカンと思いながらもにこやかにというとこです)

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(その後、」多分、21キロぐらい)

 とにかく暑かった、それと湿度が高かった。汗が乾かないという感じです。タイムを見てもらえればわかるけれどキロ6分を一回も達成していません。それでも、20キロ通過は2時間9分16秒やったんです。このままいけば5時間を超えるなんてことはないはずやった。でも、ここからが辛かった。阿部さんを楽に離すはずだったのにちょっとずつしか離れません。彼に「最後まで、走らなあかんで!」といった手前、止めるわけにもいかへんし。

 イラッとしながら走ってましたねぇ。楽しくないです。出なんだらよかった
 風が出だして、それなりに走りやすくなってきました。でもそれまでのダメージが半端ないです。足が重たい重たい。「俺、体が悪いのンとちゃうか?」

 でも、もう恥ずかしいようなペースですが、何とか何とか、歩を進めてゴールが近づいてきます。最後の35キロから40キロまではやはり少し歩きました。5時間切りは無理やけど、完走証ゲットは固いしね。歩いてもエエやろ。この辺がいやらしいところ。

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(「もう撮らんでもええのに‥」、藤井さんを見つけ、ついポーズ)

 結局放心状態でゴールしたのですが、「こりてへんのやねえ」次のマラソンのこと考えてます。10月は2本、龍馬脱藩と大阪です。

 そして、阿部さんです。本当によく粘ったと思う。この大会、一応、制限時間が6時間です。私よりタイムが悪いわけですから、制限時間が気になるはずです。でも頑張っていた。エライ。

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(これは25キロの手前です)

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(これは33キロぐらいかな。さすがに重い足取りでした)

 40キロを通過するときはもう6時間のちょっと前、制限時間オーバーは確実のところです。この大会のエライところでもあるけれど、最後まで走らせてくれます。実際、阿部さんより遅く帰ってきたランナーも何人かいました。やっぱり、初マラここにしたのは正解やったかな

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 6時間10分ぐらい?

阿部さん、初マラソン完走おめでとう!