今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

走り回る日々2

2012-10-31 16:52:01 | スポーツ

 先週に引き続いて、どこにもいかず自宅周辺を走り回る日々です。来週から土日は結構忙しくなります。まあ、ここ2,3週間は嵐の前の静けさといったところでしょうか。

10月27日

 私、健康体そのもので異常がないように思われているのですが、年齢なりにちょっとずつ悪いところが出てきています。現在のところ一番悪いところはです。3年ほど前の健診で緑内障と言われました。緑内障というのは直ることがなく、最後は失明に至ります。現在の医療では進行を遅らせて持って死ぬということらしいのです。今のところ、1日2回の薬の点眼をしていますが、進んでいないようなので、そんなに深刻には考えていません。

 でもそんな病なので、半年に1回眼科に検査に行き、医師に状態を見てもらわねばなりません。この日がちょうどその日でした。検査は、眼圧、視力の検査のほか、視野検査というのをやります。片目を塞ぎ、もう一つの目は中心を見ながら周辺に表れる白い点をみたらボタンを押すという検査です。この検査は本当にしんどい検査です。終わったら、手に汗かいてるし、ふーっとため息つきます。何回やっても慣れんなあ。

 そして、そのあと目の写真撮影です。この写真を撮るために、瞳孔を拡げる目薬を入れました。今までの長い緑内障の話は、実は「動向を拡げる目薬を入れた」ということが言いたいためだけのもので、(医師の診断は経過観察で従来通りというものでした。よかった、よかった)この点眼を受けると、どうも効果が2,3時間あるみたいで、帰宅しようと屋外に出ると眩しくて目が開けられないのです。この日眼科を出たのがちょうど正午でしたが、3時過ぎまで、I can’t run.何にもできません。事務所でぼーっとしてました。

 ちょっと日も落ちかけてきたので、走りに出ました。ちょっと眩しかったけど、すぐに楽になってきました。とりあえず、御所の苑内1周。そのあと、今日は気分を変えて鴨川に

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(加茂大橋から、北を向いています)

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(南はこんな感じです)

これだけでは絵にならないので、御所の北、相国寺にいってみました。臨済宗相国寺派の大本山、ここは走り抜けるだけ、こんなところで走り回るわけにはいきません。

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(重文の法堂です)

 ここを南に抜ければ、御所の門です。手前、両側は同志社大学と同志社女子大学、来年の大河ドラマ「八重の桜」では何度となく写るんでしょうね。

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 この日のrunは10キロということにしておこう。

10月28日

 この日は朝からです。天気予報では昼から数時間は雨が上がるとのことなので、午前中は自宅でじーっとしていました。やがて、予報通り雨が上がりました。走りに出よう!

 今日は走りに出る目標があります。

 21日の日曜日、「大改造!!劇的ビフォーアフター」、見ました?「とんでもなく傾いた家」というタイトルだったのですが、京都市上京区の町家を改造するというものでした。

 「どこかな?」いくつかのヒントがあったので、すぐに場所を特定できました。だから、この京町家を撮ってやろう。そこまで走ろうというわけです。

 まず1枚目。テレビでは、市バスが写っていましたが、私が現地で撮ったものなので、そんなにうまくシャッターチャンスはきません。ただ、私同様に「ここやなあー」とみている人が写っています。

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 2枚目、反対側です。道の奥は行き止まり。緑が見えます。

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 上京をよう知ってる人ならこれだけで、わかるでしょ。京都検定よりやさしい。

 後、テレビではこのおうちの隣が散髪屋さんという大ヒントがあったので、これで正解が出ました。(下の写真は無かったけれど)

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 ここ、私の事務所の職員の村田さんのご実家のすぐ近くやん!

 ではご覧いただきましょう!何ということでしょう。隣家に傾いて、今にも倒れそうだった家が趣のある京町家へと変貌しているではありませんか。

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反対側から見ます。

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 まあ、見に行こうという人は自分で探してくださいね。今日のrunは14キロということにしておこう。


走り回る日々

2012-10-24 17:24:02 | スポーツ

 めっちゃめっちゃ塩吹いた芦屋浜潮風ウルトラマラソンが終わり、次回下関海響マラソンまで4週間空きました。この間、ブログ的には「さあ、何を書こう?」なのですが、秋空の下、気ままに走れる楽しい日々です。

 10月13日(土)

 この日の予定は、午後、クライアントのご自宅訪問が入っていますが、午前はフリーです。北嵯峨周回コースに出かけました。このコースは北嵯峨の田園地帯を走るのですが、3.5キロぐらいかな、適度のアップダウンがあるいいコースです。このコースの最大の難点は遮るものが何もないということです。もろ直射日光が当たるので、夏場は走ることがありません。「9月は1回走ったかな?」それぐらいの頻度なのですが、これからは御所を走らないときはここが多くなってきます。

 さすがに10月です。コスモスも咲いています。

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 アマチュアカメラマンもたくさん出没し、シャッターを切っています。そうそう、中信の前西陣支店長(現山科中支店長)の首藤さんにお会いしました。というか首藤さんから声をかけてもらったのですが、首藤さんもコスモスを撮りに来ていたそうです。(ちなみに、首藤さんも紫水舎というブログで週一で写真をアップされています)

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  コスモスは盛りと咲いていますが、彼岸花はもう終わりに近いです。ちょっとしおれかけています。

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 それよりちょっと意外だったのは、朝顔(たぶん)が咲いていたことです。10月でも咲くんやね。

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 これは青ですが、赤いのもあります。

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 こうやって、花の写真を撮りながら走っていると結構楽しいです。走るほうはおろそかになりますが、なーに、記録を狙っているわけではないんで‥。

 広沢池の畔の桜の木が陽気に間違えたのか花を咲かせていました。わかりますかねえ。

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 一番いい匂いだったのは、もちろん、金木犀だったのですが、これは花はたいしたことはありません。画面から香りがしないので残念です。

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 この日は結果2時間半かかって3周です。距離の割に日焼けが進行しました。

 

 10月20(土)

 この日は孫の俊平が太陽が丘グラウンドである少年ラグビーのスクールカーニバルに出場するということで見に行きました。朝10時25分の試合に出るとの情報だったので、間に合うように自宅から走っていくのはちょっと無理、やむなくJRで宇治駅まで行き、そこから最後の2キロばかりを走りました。

 行くと、なんと俊平(2年生)は3年生の試合に出るということで、見学しています。「何や、これやったら走ってこれた」

 でも、飛び級して1年上の学年に出るというのは大したものです。第1試合は強豪「アウル」。無茶苦茶強いです。俊平のチーム「プログレ」は1トライ取るのがやっとです。でも俊平は、果敢にタックルにいき、なかなか

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 昼からの第2試合の相手は伏見工業カラーのジャージの「おおぞら」です。この試合は実力差がほとんどないので、俊平の見せ場がふんだんでした。タックルは3年生よりも良かったんじゃないかな。独走する相手を背面タックルで倒し、トライを阻止しましたし、ジャッカルに勝って、ボールを獲得して、トライもしました。爺バカですが、将来が楽しみやと思いました。

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(将来のジャパン?)

 試合が終わったのは3時前です。当然走ります。ここから京都駅まで、20キロぐらいかなあ。試合を思い出しながらニタニタ、2時間かけて、気持ちよく走りました。

 10月21日(日)

 朝9時30分から山崎先生と北嵯峨周回コースを3周。山崎先生が7月に帷子ノ辻に引っ越しをされたので、ご近所さんになりました。というわけで、今回が初めての北嵯峨ランになります。

 2人で走るといい調子で1週間前に2時間半かかったのに、今回は1時間10分です。いい感じで走りました。

 だもんで走っている写真がない。先生すいません。

 その代わりと言ってはなんですが、午後、妻と一緒に藤森神社で行われた原田博行さんのライブ(?)に行ったとき、何と「ジュマペールジェームス」http://james113.sakura.ne.jp/のジェームス君が来ていたのでその写真をアップします。

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かわいいでしょ。

 


2012芦屋浜潮風ウルトラマラソン その2+α

2012-10-17 17:04:52 | スポーツ

 ネットを使えば、この時代簡単に結果の報告や写真の送付ができます。

 1週間も経たずに、大会事務局からネット上に記録が発表されました。

 登録者106名。DNSが12名で出走者は男性80名・女性14名の計94名。DNFが23名で完走者は男性60名・女性11名の71名。

 そして、私は6時間00分19秒(最後の5キロは41分09秒) 男子53位・総合63位

 惜しくも6時間切りならずです。別に、どうでもいいけど‥。

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(ネットで公開された私のゴール写真です。ポーズをとったのでゴールもそれだけ遅れました)

 それより、”完走の喜び”を久しぶりに感じました。ゴール後、喜びを噛みしめながら、しばし、放心状態でブルーシートに寝転がっていました。

 私は自分のコンディションを見ながら、42.195キロをゲームメーキングして走ることに最近喜びを見出していたのですが、今回はそのゲームメーキングが崩れ去った後、粘れたということがこの喜びにつながったのでしょう。

 結局、マラソンの楽しみて何やろね。いろいろあるなあ。苦しければ苦しいほど喜びが大きいし、達成感もある。タイムがいいというのも嬉しいけど、けっしてそれだけやないなあ。深いです。

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(これはスタート前の集合写真。中央左にいます。わかるでしょう)

 運営に関しては、小なりといえども素晴らしい大会でした。改めてお礼申し上げます。いつも思うことですけど、主催者の熱意がある大会は絶対いい大会です。

 閑話休題、

 京都税理士ランニングクラブ(略称:京都税理士RC)という走友会があります。私が作った団体なのですが、なぜ作ったかというと、大会に出場するとき「所属」という欄があるけど、何の走友会にも所属していない私は書くことがありません。それでは寂しい。そこで、”京都税理士RC”と書けば、「おっ、京都の税理士さんが走ったはるんや」と思ってもらえると、でっち上げたのです。従って、会の目的が所属欄に京都税理士RCと書くだけという活動も何もない珍妙な走友会なのです。

 このように当初は、私一人で、実態も何もなかったのですが、税理士の中に、「じゃー自分も所属欄に書いてもええよ」という人が出てきて、会員が増えてきました。このブログにもよく登場する山崎先生はその奇特な一人です。

 そこそこ人数も集まってきたので、いよいよ「実際の活動をしょうか」というわけで、9月9日に第1回の練習会を御所の私のホームコースでしました。といっても、私と山崎先生と福田先生の3人というこのブログに登場したことのある人ばかりだったのですが、一応、実態が伴い始めました。みんな揃いのTシャツで大会に参加するのが今のところの夢です。乞うご期待。

 9月29日、第1回に都合で来れなかった田尻康子先生と御所で練習会をしました。

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(田尻さんです)

 苑内4周とまだ暑い9月の練習としては十分すぎるぐらいのもので、結構疲れました。(第1回のときは2周走るのがやっとでした)

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 次回は11月にでも御所から和邇浜までの30キロと思っているのですが、会員の皆さん(20名ぐらいいることになっているのですが‥)いかがでしょうか?


2012芦屋浜潮風ウルトラマラソン50キロの部

2012-10-10 17:27:04 | スポーツ

 まず、山中伸弥教授、ノーベル医学生理学賞j受賞おめでとうございます

 同じく京都で走ってる者(何ちゅう雑把な括り)として嬉しい限りです。

 私の30年のマラソン経験から(エヘン!)言える「走る効用」、それは「何か頭は疲れているけど体は疲れてない、バランスが悪いなあ」と感じるときには走るのが一番というです。変な疲れが取れると同時に、絡まっていた糸が解れるように、煮詰まって出口が見えない課題の端緒を見い出すようなことがしばしば起こります。”のだめ”がピアノコンクールの課題曲を練習しているとき、指と指を頭の上に挙げて通電させたあと、今まで弾けなかった曲が完成するというのがありましたけどそんな感じです。(知ってる人にしかわからへんけど)

 山中教授もそんな感じがあるんで、走り続けてるのんと違うかなあ。

 それはさておき、秋のマラソンシーズンにも入ってきましたが、私の秋のレースは下関海響マラソンと大阪マラソンがメインイベントです。10月は穴が開いています。10月第1週ということで探すとピッタリのがありました。10月7日”2012芦屋浜潮風ウルトラマラソン”です。

 これは芦屋浜アスリートクラブという地元走友会が芦屋市総合運動公園で開いているもので、30キロ、50キロ、70キロの3部門あります。、私の家から日帰りで行ける好立地だし、しかも、好みのミニ大会です。距離はちょっと長いけど、まあ大丈夫やろと思いエントリーしました。

 スタートは10時なので、9時前に阪神電車「芦屋駅」に到着しました。参加証には、ここから徒歩15分と書いてあるのに、遠い遠い、30分ぐらいかかりました。(ホームページを帰ってから確認したら2キロと正確だったので、何で間違えはったんやろ?)

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 本部兼スタート地点にはブルーシートが敷かれ、荷物置き場になっています。何せ、各部100人が定員ですから呑気なものです。慌てることなく、トイレに行き、更衣を済ませ、大会役員さんの説明を聞きました。

 コースは、芦屋浜潮風ウルトラマラソンコースといって、ここを中心に、約2.5キロずつに両端がある1往復10キロのコースです。当然私は5往復しなければなりません。単調で遮るものが何もないというタイプ的には一番苦手なコースです。

 ここで一つ”エコな取り組みへのお願い"がありました。全員に洗濯バサミが渡され、これでエイドステーションで受け取るカップを帽子とかパンツに着けて走ります。次のエイドでは中身だけをもらうというシステムです。小さい大会ならではのグッドアイデアです。

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(スタート前です。青いシャツ、よく覚えておいてくださいね)

 10時。「練習の一環だし50キロということもあるので、速いタイムはいらんけど、フラットやから、5時間ちょっとぐらいで帰れたらなあ」という感じでスタートしました。

最初の5キロは28分07秒。ちょっと早いなあ。もうちょっとユックリ。

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(この日は快晴。明るいところと暗いところの差が激しくケータイではなかなかうまく撮れません)

 次の5キロは31分32秒。そう、1周の後の半分には浜風大橋という橋があり、少しだけ起伏があります。(2回越します)それの影響もあるのか(距離もちょっと長い気がする)タイムが落ちます。

 ここで、ゴム輪1本ゲット!1周するごとに、ゴム輪が渡され4本貯めるとゴールです。

 10キロから15キロは30分59秒。ねっ、タイムが回復するでしょ。

 15キロから20キロは33分41秒。後半はやっぱり落ちます。というより、暑さがボディーブローのように効いてきます。8月の北海道のようにただただ暑いのではなく、ひんやりした風が吹くので体感温度はましなのですが、遠慮なく日光が差し、半端ない暑さです。

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(海釣り、バーベキューなど、たくさんの人が来ています)

20キロから25キロは33分41秒。つまり半分走って、2時間38分0秒です。単純に倍にすると5時間16分もう絶対5時間30分以内は無理です。急激に足に来ています。

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(青のシャツの塩の吹きようを見てください)

25キロから30キロは38分08秒。5分落ちてます。「もう止めよか、練習やし」

 いつも鳴る頭の中の音楽、本日は何と私の妻が”追っかけ”をするシンガーソングライター&ティーチャー原田博行さんが娘の結婚式で歌ってくれた、結婚する二人のためだけに作ってくれたバラードです。

  「好きだと何回も言うより、たった一言愛してるって伝えよう。君を心からー愛してーるー」(この愛してるの部分は新郎が歌います)

  こんなテンポの曲が頭で鳴るようでは早よ走れません。

 33キロのところで「もうアカン!」止めよ。足が走る意思があっても動きません。妻への言い訳を考えながらとぼとぼと歩きだしました。そして、エイドでゆっくり水を飲み、また歩き出しました。でも、「35キロまでは行かんと‥」ちょっと走りだしました。すると走れるのです。なんでやろ!実は太陽が少し翳ってきたのです。体は本当に正直です。

30キロから35キロまでは41分50秒。3時間57分58秒です。

ここで、競技役員さんに確認です。

私「何時まで走らしてもらえます?」

役「ラスト5キロを4時までに通過したらゴールできます」

私「ということは、10キロ2時間ですね。ほんなら、頑張ります」

役「頑張ってください!陽もかげってきましたし」

*この役員さんは西川秀郎さんであるということがわかりました。ありがとうございました。

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(塩の吹き方がすごなってきました)

 「5キロ40分をめどに走ろ。これぐらいなら走れるやろ」。ちょっとやる気が回復してきました。ホンマにこれぐらいやったら走れます。

35キロから40キロは40分50秒。

40キロから45キロは40分27秒。多分42.196キロは4時間56分ぐらいでの通過です。

 もうここまで来ると、体は動かないけれど気持ちだけで走れます。

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(ヨットハーバー、47.5キロの折り返し直前です。流石、芦屋です)

 「ありがとう、お世話になりました」とエイドステーションの皆さんにも挨拶をして‥。

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(でも、写真の写りはいまいち。ごめんなさい)

 エイドのスタッフさんには「もうゆっくり走る」といったけど、「おっ、6時間切れるかも」。ラストスパートです。結局、6時間00分というところのゴールです。(正式タイムはまだ未発表)

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 とにかく、諦めていた完走証ゲットです。これ無茶苦茶嬉しい。いっぺん切れてから復帰したのは初めてです。ホンマにファミリーなエエ大会です。スタッフのみなさんありがとうございました。

 芦屋浜潮風ならぬ塩吹ウルトラマラソンでした。


ながさき松浦しまめぐりウルトラ駄マラニック100キロ? その3

2012-10-03 16:48:27 | スポーツ

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 の中、かくして、駄マラニックは終了しました。”あみりん”さんから送られてきた完走状には、5時間40分とアバウトな完走タイムが書かれていて、8月に北海道マラソンで記録したワーストタイムをみごと更新です

 私は、フルをもうちょっとで100回(93回です)というところまできていますが、最近は手作り感あふれる大会が好きになってきました。別の言い方をすれば、主催者の熱意が伝わってくる大会です。

 30年前に走りだしたときは、参加者もそれほど多くなく、それこそタイム入りの完走証がない大会もいっぱいありました。でも、別に文句を言うでなく、自己計測で書き込んでいました。大会の不手際も言い出したらきりのないくらいあったけれど、「走れたらいいやん」というおおらかな気持ちを参加者全員が持っていたような気がします。

 でも、時代が進むにつれて、大会も、参加者も増え、大会を点数評価するようにさえなってきました。だからというんでしょうか、最近は金太郎飴のように、同じような運営をしている大会が多くなってきたような気がします。それはそれで大会の質の向上につながるのでいいんですが、「無事に大会を終えよう」感が強くでていて、なにか、ベルトコンベヤーに載せられた、大量生産の製品になったような感じがしません?

 私は、こんな行政が関与する大きな大会にも出ますが、あみりんさんのような本当に奇特な人がやっている大会や地元の走友会がやっているような大会にこれからも積極的に出たいなあと思っています。その方が絶対面白いです。

 というわけで、今回の駄マラニック、本当に堪能しました。これからも、規模の拡大を目指さず、「速く走るな!ワープ有り!」というコンセプトの楽しい大会を続けてほしいなあ。

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(再度、あみりんさんです)

 夜の10時過ぎまで走るはずだったのに、予定より早くお昼過ぎに走り終えてしまいました。これから、台風の到来を待っているわけにもいかず、もう松浦にいる理由がありません。走っているときから考えていたのですが、明日会うはずのやっつんに電話して「泊めてもらおう」。

 虫のいい話ですが、そうすれば、ゆっくり喋ることができる上に明日京都に帰るのも早くなります。

 さっそく、電話しました。なんと、やっつんの長女の奈っちゃん一家が遊びに来ていて、一緒にイカの造りを食べに唐津まで車で来ているとのことです。

私「それやったら、迎えに来て!そして、今日、泊めてくれる?」

や「奈都美一家が来て泊まってるし、家が一杯や」

私「そら、しゃーないなあ」

や「ちょっと待って、あとで電話するわ」

 数分後、電話がありました。近くのホテル取ったから、今から迎えに行くとのことです。何ちゅう、やさしい友でしょう。

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(やっつんです。自宅にて。あんまり、ハゲハゲいうたらあかんなあ)
 私はあわてて、ホテルに戻り、シャワーにかかりました。当たり前ですが、今日のホテルはキャンセルできずに1泊料金を支払います、高いシャワー代です。

 やっつんが奈っちゃん一家を連れて迎えに来てくれました。2月の佐賀武雄温泉の駄マラニック以来です。話すことは、亡くなったトンのこと(一緒に来たのになあ)、家族のこと一杯あります。

 晩ご飯は、お造りと奈っちゃん手作りのサラダなど。

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 あほなことを言いながらおっさんふたりの会話も弾み、食事を終えるとやっつん夫人裕子シャンが帰ってきました。

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(裕子シャンと奈っちゃん一家。実によく似ている、一卵性親子です)

 裕子シャンは太宰府天満宮の北神苑にある実家の松島茶店のお手伝いに行っていたのです。裕子シャンとも結婚前からの付き合いやから40年ぐらいになるかあ。見事な肝っ玉母さんで、やっつんは私同様、嫁さんの掌の中で転がされています。

 10時近くになったので、今夜のお宿「ホテル グランティア大宰府」へ。ここはやっつんの家から4,5分にある温泉付きビジネスホテルです。ゆっくりとはいきませんが、露天風呂に浸かり、今日一日の疲れを取りました。

 翌日朝食後、再びやっつんの家に。テレビを見ていると台風のために松浦鉄道運転見合わせです。ホンマに昨日のうちに松浦出といて、よかった!今日に遅らせていたら帰られへんとこでした。(帰りの新幹線も遅れました)

 しばらく居てから、もう十分に話もしたので博多駅まで送ってもらうことに。

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 まあ、元気なうちにまた来よう。