今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

第24回泉州国際市民マラソン その3

2017-03-31 14:21:18 | スポーツ
 このあたりから、「押していく」という感じになってきました。
 つまり、完走はできるやろから「行けるとこまで行こう」。遅いランナーであってもタイムを伸ばしたいという要求はランナーの性みたいなもんです。私はいつでも一生懸命走っています。マラソンは一生懸命走るから楽しいんですね。面白さも出てきます。
 持つかどうかはわからないけれど頑張れ!
 25キロです。25キロは32分23秒。

 間違いなく落ち出してきました。コースも平坦だし、寒いのは変わらないので、単純にオーバーペースだったのでしょう。このタイムでオーバーペースとは情けないけれど、練習量は嘘はつかないということですね。
 モンスターブリッジが30キロを過ぎると来るはずなので、そこまでは頑張ろう。モンスターブリッジではきっと歩くやろから‥。
 国道に別れを告げて、左折します。これは距離稼ぎという感じです。高速道路の下を潜って折り返します。ここで30キロです。
30キロは33分49秒。
 
 もうここでいっぱいいっぱいです。
 道路わきで屈伸して最後の難関に臨みます。
 そして、なんとかキロ6分台で走ってきた32キロ過ぎに敵はやってきました。

 この折り返しを回るとモンスターブリッジが聳えていました。一つ目のスカイブリッジです。

 私、即、歩き出しました。絶対無理!ウルトラでは後半上りは歩きます。下りを走ればいいという理屈ですが、うーーーん、フルで歩くのは本来まずい。しかしもうだめです。寒かったはずのコンディションももう結構きつい日差しになってきました。
 完走できるしええやん。
 一つ目を終えて二つ目のマリンブリッジへ。こっちのほうがちょっと低いですが、疲れた身には同じです。この途中で、ドクターランナーに追い抜かれ、話しかけられました。
D:汗がかなり多いですが、大丈夫ですか?水分補給してます?
私:大丈夫です。摂ってます。私、汗かきなんです。
D:気を付けてくださいね。
 こんなこと言われたの初めて。弱ってるように見られたんやね。
 35キロです。35キロは38分03秒。

 もう、キロ8分ですわ。
 とにかく、折り返しまで行ってまた2つモンスターブリッジを越さんといかんわけです。本当にきつい!

 折り返します。もう半分歩いても完走はできるけど、そんなわけにはいかん。最後まで頑張る。
 一つ目の橋を上ると向こうにゴールのりんくうタウンが見えてきます。ここで38キロか。

 二つ目の橋を登りきるとやっと40キロです。

 40キロは40分26秒。
 立派なタイムです。もうとにかくゴールを目指すだけ。でも、足が動きません。暑さのせいか、ドクターに言われたように発汗が半端なくなってきました。とにかくエイドで水を飲んで走ります。いや、歩きますか。

 もうちょっとでゴールです。走っているというか歩いているというかのような感じでゴールしました。
ネットタイムで4時間45分46秒。
この2.195キロは18分06秒
 最後の10キロは1時間20分かかっているのにこのタイムはまあええほうです。前回に引き続き今回も痙攣しましたが対処法がうまくなっているせいかそれほどではありませんでした。
 欲しかった完走タオルを手に記念撮影したのですが、タオルが上下反対です。

 疲れておりましたということでご容赦ください。撮り直しをする気力はありませんでした。
 今度出るときは、モンスターブリッジを攻略したいなあ。(もういいですけどね)


第24回泉州国際市民マラソン その2

2017-03-26 19:42:07 | スポーツ
 かくしてスタートしたのですが、GARMINの具合が悪いので、どんなペースで走っているのかわからない。
 まあ、好天ではあるけれど肌寒いという絶好のコンディションなので、馬なりで走りましょう。まず北上し折り返しの大浜中町の交差点を目指します。

 折り返しにやってきました。調子は悪くない、行けるとこまで行ってやろう。そんな感じです。ここらでやっとGARMINが始動しだしました。もうちょっとええ奴に買い替えんとアカン!
 折り返してすぐに5キロです。

 5キロは30分00秒ジャストです。ただし、このときはこのタイムで走っているのはわかりません。もう1秒早かったら29分台や。
 1秒ぐらい何とでもなったのに…ざ、残念。
 スタート地点の浜寺公園に戻ってきました。




 写真を撮る余裕があります。前回とは大違いです。

10キロは30分21秒。
 あと30キロちょっと。練習不足の割にはよくやれています。もう5時間オーバーの危険性はなくなってきました。あとはどんなタイムでいけるのかな。4時間半は切りたいななど、この段階では甘いことを考えていました。
15キロは31分06秒。
 気持ちよく走っていきますが、ここであることに気が付きました。エイドの数が少ないのです。スタッフの数も少なく、水とスポーツドリンクしか前半にはありませんでした。
 終わってから考えると、少ないことはありません。都市型のマラソンに比べると質量とも少なかったということです。抽選で選手選考しているので、大きな大会やと思い込んでいたんですね。
 「1万人以下の規模のマラソンだから」、と思えばいいわけですが、この時は「少ないなあ、途中でガス欠になったらどうしよう」と思っていました。
 コースは国道を一路南下していくわけで、ほとんどフラットです。エイドの問題はこのコンディションではさほど大きくありません。
 体のほうは冷え方もちょうどよく、頑張れています。馬なりで走っているもののちょっとずつタイムが落ちだしてきました。
 
20キロは31分32秒。
 このままこのままと思いすぎたのが、今思えばあかんかったですね。ここで落とすべきやったというのが後悔です。後悔は先に立ちませんワ。


 中間点です。2時間12分35秒。ネットでは2時間11分ジャストです。 もう、いい調子だと思い込んでいました。足は持つものだと。

次回へ続く。




第24回泉州国際市民マラソン その1

2017-03-19 18:43:20 | スポーツ
 やっと超繁忙期も終了(正確には消費税の申告期限は今月末までなので終わっていないけれど)、泉州マラソンの話を書くことができます。

 この大会、5時間制限のため出場5,270名中4,479名が時間内完走という市民マラソンにしては厳しい完走率でした。
 私も普段なら、5時間制限など気にもしないのですが、何しろ練習不足。そのうえ、前回の木津川マラソンでは、気象条件が悪すぎたとはいえ、何ちゅうこっちゃの5時間オーバー。さすがに、5時間を意識せざるを得ません。そんな訳で、気楽なはずのこのマラソンも真剣に挑むことになってしまいました。

 開催日は、2月19日。そう、ちょうど一か月前の今日でした。京都マラソンに落ち、「それなら支援に行こう」とした熊本城マラソンに落ち、やっと泉州マラソンに引っかかったのです。
 この大会は堺市の浜寺公園がスタートで、国道を南下、りんくうタウンがゴールというものです。しかもスタートが10時30分と遅く、京都から楽々行けます。コースは基本フラットなのですが、最後、「モンスターブリッジを制覇せよ」のキャッチフレーズがあるように、32キロ過ぎから橋を二つ越え、そこから折り返し、つまり橋が4つあることになります。これをどう攻略するのかというのがこのマラソンの見せ場になります。

 さて、どうなったのでしょうか?

 朝7時過ぎ、嵯峨嵐山駅を出発、京都駅から新快速に、ところがこの新快速1本前のもの。つまり朝から「線路内に人が立ち入って…」というやつです。まあ、余裕もって出てきているのでそんなには慌てませんが、あんまり気持ちのいいものではありません。結局、大阪に本来の到着予定より5分ぐらい遅れました。まあ、許せる範囲です。ここから環状線で新今宮駅、ここで南海電車に乗り換えというのが普通ですが、私はなぜか勝手知ったる地下鉄四つ橋線で西梅田から難波、ここから南海電車に乗りました。何の問題もなく、浜寺公園駅に着きました。
 会場はすぐ隣、あまりのスムーズさに気合抜けしました。


 京都や熊本に比べると規模が小さいというのがいいのでしょうかね。
 トイレの数もそれほど多くないけれど、渋滞がひどいということもなくスタートを迎えることができました。

 しかし、スタートを待っている5分前にまた問題発生!
 GARMINがまた機嫌悪くなりました。全然衛星捕捉できません!プンプン
 もうしゃあない。走り出したら途中で捕捉できるでしょう。ベテランは慌てない。
 10時半スタート。とりあえず北上します。

(ここで、今日は終了)

第34回京都木津川マラソン その5

2017-03-06 21:48:48 | スポーツ
 所得税確定申告の期限まであと10日を切りました。皆さん、申告と痔のお手当は早い目に!
(これ実は、今は亡き父親がテレビに出演した時言っていたフレーズです。おもろい父親でした)
 そういえば近畿税理士会もホラン千秋を使ってCMしていたなあ。
 さて、木津川マラソンです。30キロからゴールまで書いてみます。
 もっとも、この間、写真は一枚もありません。撮るような状況じゃなかったのです。
 30キロ手前の写真を見てもらえればわかるように、私、ビニールをかぶり、帽子、ネックウォーマーをしています。上半身はバッチりと思いきや、「上手の手から水が漏る」手袋がレース用の薄手のものだったのです。これが雨にやられてビショビショ。これが寒風にあたり、凍えるように冷たい。
 だからと言って、手袋をとればもっと冷たい。
 何回も書きますが、エイドでの温かいアメ湯が本当にありがたかった。これがなければもうあきませんでした。
 とにかくとぼとぼ走ります。
 35キロは39分08秒。(30秒足してください)
 要するにキロ8分です。もう走れてません。いや走っているけど、速歩みたいなものです。
 あと5キロやと思ったときについに来ました。ケイレンです。いや、こんなのめったにない。レース中になったのはたぶん神流のマウンテンラン以来です。疲労に寒さが加わったんやね。
 もっとも、神流はもっときつかった。今回はちょっとストレッチすれば走れるようになりました。何事も経験!過去のデータを繰ればなんとかなります。
 とにかく立ち止まらない。止まると冷たい。
 40キロです。41分07秒。
 もうあかんけど、近鉄が見えてきました。あと2キロちょっと。
 まだ5時間にはなってないけど、もうどーでもいいです。とにかく帰ってきた。
 最後の気力を振り絞り走ります。そして、ゴール直前。ナンバーカードを見せんといかん。ビニール袋を脱いでゴールします。
ゴーーール



写真は先にゴールしていた娘が撮ってくれました。
「時間」は「聞きたいですか?」
 5時間6分47秒(グロスタイム)
 ネットでは5時間5分10秒でした。
 もう、タイムはどうでもよかった。この完走した証が欲しかったですね。完走したら勝ちですワ。
 娘は、後半苦闘して私より10分ぐらい早かっただけだったようです。ま、とにかく大変なマラソンでした。
 もう死んだらなんにもならないので、これからは勇気をもってDNSしたいと思います。
 でも地方遠征やったら、もったいないので走るやろな。