今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

熊野古道を歩く その1

2018-08-29 11:14:50 | スポーツ

 私がマラソンだけでなく、トレッキングの会にも参加しているのは、このブログでも何回も書いてきました。
 その会(京税協トレッキングクラブ)の1泊2日の特別例会に行ってきました。場所は世界文化遺産の熊野古道です。

 昔、20年ぐらい前かなあ。税理士協同組合の旅行に参加し、紀伊田辺からバスで川湯温泉で1泊、そのあと瀞峡のウオータージェット船に乗船、新宮から特急で帰ってきました。その時、どこかは覚えてないけれど1キロくらい、熊野古道の一部を歩きました。革靴の年配の先生方も歩かれていたように記憶していますから、かなり楽だったのでしょう。
 その当時はまだ世界文化遺産にも登録されていないわけで、今回はちゃんと歩いてみたい。妻にも誘いをかけると「行ってみたい」とのこと。これはもう行くしかない。

 7月14日(土)朝6時16分嵯峨嵐山駅を出発です。
 京都駅で待ち合わせ、快速で新大阪へ。ここから7時33分発特急くろしお1号で紀伊田辺駅へ向かいます。9時58分着なので2時間半の乗車になります。
 参加者は9名ですが、安村さんご夫妻は紀伊田辺からの参加(前日は白浜泊)なので7名で乗車です。
それにしても和歌山までは遠い。京都に住んでいるのは恵まれているのだと痛感します。

 紀伊田辺は10年前の2月、紀州口熊野マラソンに参加したとき、ここのホテルに泊まりました。あの日は同じ日にあった青梅マラソンが雪で中止になるぐらい寒かった。しかし、この日は暑いなんてものではない。

 お弁当を仕入れて、路線バスで滝尻王子まで行きます。ここからトレッキング開始ですが、その前に熊野古道館でお弁当を食べさせていただきました。館内のテーブルをお借りできてホッとしました。野外はホント暑い。



 こんなに暑いのに何ということか帽子を忘れてきました。場所を提供してもらっているお礼と言ったらなんだけど、ここで帽子を買うことにしました。モンベルの帽子のいいのがありました。物はいい分それなりのお値段でした。

 1日目は牛馬童子口バス停までの12.5キロを6時間かけて歩き、到着後17時50分のバスに乗り、湯の峰温泉で泊まります。このグループでは結構強行軍のはずです。

 滝尻王子からいよいよ、山道に入ります。



 さすがもっとも熊野古道らしいというコースです。結構きつい。まず500m歩いて不寝王子に到着です。



 標識は整備され、迷うようなことはありません。ただし、更にきつくなっていきます。やっとのことで剣ノ山経塚跡です。まだまだ上りが続きます。




 全然距離を稼いでないのですが、皆さんの歩みが…。暑いのでしゃーないか。
 なんとか展望台まで着きました。



 深山幽谷。熊野古道からの眺望はさすが素晴らしい。

 しかし、このままのペースではあかんやろ。暑いからしゃーないにしてもちょっと行っては休みの感じです。もちろん、私は問題なく歩くのですが、これではエンストしてしまいます。予定時間より遅れだしてきました。

 ここからは少し下りになり、どこまで回復できるか。
 途中で蛇に遭遇です。こんなのも楽しい。



 一旦、舗装道路に出てきます。




 ここから階段状の上りになります。これがきつい。私は先に行っても後続がついてこない。頂上になるテレビ塔で待つことにしました。

 ここで考えました。

「このままでは、牛馬童子口バス停まで歩いてもバスに間に合わへんで。バスに間に合わないと、遠方からタクシーを呼ぶしかないらしいし‥。途中で止めるのなら、この先の高原熊野神社(4.5キロ地点)だけか。ここを過ぎると最後まで行くしかない。ちょっと早めやけどもう止めよか」

 このまま歩いて遭難寸前でゴールしても楽しくないです。
 みなさんが到着したときに「もう途中でバスに乗りましょか?」と言いました。
 何か皆さんホッとしたように同意です。誰か言い出すのを待ってはった感じですです。熊野神社の近くの休憩所で一服して、栗栖川のバス停まで下りました。


(高原熊野神社です)

以下は次回に


マルタに行った その7

2018-08-02 14:26:39 | スポーツ
 いよいよ5日目、最終日です。
 あっという間でした。これから長い時間かけて日本に帰るのかと思うとちょっと憂鬱になります。
今日も天気は昨日と同じようです。雲の流れが速いです。ということは、クルーズは欠航です。海からバレッタを見たかったのですがこれはもう仕方がない。
 

 もう行くところもないので、私が走って行ったスリイマのカフェで休憩して、買い物に行くことになりました。

スリイマの対岸はバレッタの街です。もう見納めです。






(スリイマの町です)




(ちょっと写真の色が変ですが、もっときれいでした)

 リゾート地のカフェなので、夏になると人も多いのでしょうがこの時期はそれほどでもありません。 ゆっくりコーヒーを飲みました。



 また、日程もタイトだったのでなかなかショッピングにも行けなかったので、最後のお買い物に行きました。ところが、このマルタはそんなに土産物になるようなものがないのです。(高級なレースや時計があることは帰ってからNHKで知ることになるのですが、こんなのはどのみち買えません)
 うろうろ見て回っていると、マルタのものではありませんが、デンマークのステーショナリーのお店がありました。これがマルタの人(特に女の子)でいっぱいです。入ってみるとかわいい北欧の文具がありました。かさばるけれど安いので孫たちのお土産にたくさん買いました。これは良かった。


 かくしてマルタにサヨナラです。、来た航路を逆にたどり、無事、帰国できました。起こったことといえば、機内でのDVDもいい加減見飽きたこと、ドバイのトランジットでは思いっきり歩かされたことぐらいです。
 今回の旅行は、毎日荷造りしては次のホテルにというのが面倒臭くなる年齢になってくると、同じホテルに連泊し、ここを起点に見て回るのがよかったです。ただ、いつも思うことだけど、事前に見て回るところの下調べをしておいたらよかったなあ。もっと楽しめたのに‥。
とにかく今回の旅行を誘って頂いた長岡さんご夫妻に感謝です。

 Special Thanks! Mr&Mrs. Nagaoka