今日も”LOOKING GOOD!”

いつまでも楽しく色んな所を走り回りたいと願う中年ランナーのお話です。

第8回隠岐の島ウルトラマラソン その1

2013-06-26 16:31:52 | スポーツ

 6月15日、大会前日。今年も車で京都の自宅から境港港フェリーターミナルへのドライブです。
 昨年は気象庁様に、大会前日になって大会当日の天気予報をのちから、に変更するという「なんちゅうこっちゃ」という大どんでん返しをして頂きました。今年は前日はのち、当日はのちという天気予報だったので、「前日になって変わらんかなあ」と思ったのですが、そんなウマイ話はないようです。でも午前中の道中はしっかりでした。

P1050885
(雨に煙る境港港、停泊中の高速船”レインボー2”です)

 ところが隠岐の島西郷港についたら、もわーっとしています。天気予報当たってる!でも、この日は雨が降っていたせいが、温度は低かったです。お願いしますワ、暑ならんように

P1050892
(言わずもがなですが、明日のスタート地点です)

 もう気分は「明日、楽しも!」です。港でお昼を食べ、そのあと、ナンバーカードを受け取りに大会会場レインボーアリーナへ。去年は、この順序を逆さまにしたので昼食を摂り損ねました。この辺のお店って2時過ぎるといったん閉めるんですね。もっとも、そのおかげで、この会場で庄野さんと知り合ったんですが‥。

 そしてバスで、今夜の宿舎”あいらんどパークホテル”へ。都万地区のホテルと指定しておいたのですが、さてどんなところか?ホテルは都万地区ではあるのですが、その中心からは3キロぐらい手前のリゾート地にありました。木造の平屋建て、ロッジもあります。「感じええやん!」

P1050893
(部屋の中、広いです)

P1050894

(部屋からの景色、海がすぐ傍です。)

 ホテルは「空と海の青さに囲まれ、木の暖かさに溢れたアクティブリゾート」というのがキャッチフレーズらしいのですが、まさにそんな感じ、隠岐の島3回目ですが、JTBに払った代金は一緒やから、ここがいちばんいい!

 前夜祭までしばし時間があるので、ベッドに転がりながら、しばし、昼寝です。ちょっと運転疲れしました。

 前夜祭は5時30分からなので、5時10分のバスに乗ろうと起きましたが、妻は疲れたので「パス」とのこと、行く気がないもんは、しゃーないです。寂しく一人でレインボーアリーナに向かいました。でも前夜祭はよかったなあ。

 まずは町長のあいさつ。この町長が始めた大会ですから熱意が感じられます。

P1050896

 そして、テーブルには、隠岐の特産品です。岩がき、ヒオウギ貝、隠岐そば、サバの缶詰など。あんまり食べたらホテルの食事が食べられません。参加者は一つずつと書いてあります。美味しく頂きました。

P1050897
(岩がき、でかいです)

P1050898
(ヒオウギ貝、別に着色しているわけではありません)

P1050899

(隠岐そば、そば粉100%です)

 このあと、いよいよ、スペシャルゲスト川内選手の登場です。彼のお父さんがこの島出身だそうで、里帰りみたいなもんなんやね。

P1050906

 お食事タイムは、地元のおっちゃんの”せな”というバンドのミニコンサートです。この演奏のバックにスライドを流すんですね。走っているところ、ゴールのところなど。不覚にも熱いものが込み上げてきて、落涙です。「絶対、ゴールに帰ってきたい。いや。帰らしてほしい!」

P1050909
(この歌、妙に感情移入できます)
P1050911
(CD買うてもよかったんやけど、お金持っていくの忘れてた)
 なんか、結婚式で子供の成長のスライドを見て、泣いてるような感じになってきました。

 最後はもちろん、川内選手の「がんばろー」コールでのお開きです。

P1050917

 気持ちよく、「明日頑張るぞ」という気にはなってきました。ただ気持ちだけです。「実力がなあ、天気がなあ。」

 ホテルに戻ると、妻はよく寝たせいか元気回復していました。そしてお楽しみの食事です。「わあー、豪華!」

Dsc01146

 お造りでしょ、岩がきでしょ、タイしゃぶでしょ。まだまだ出てきます。

Dsc01152

 ウルトラの前日にこんな御馳走食べてエエんかな?

 というわけで、今回は大会前日のみで、次回は走ります。「いける、アカン、いける、アカン」といかに目まぐるしく感情が変化していくのかを書き綴っていきますので、乞うご期待です


第8回隠岐の島ウルトラマラソン はじめにまとめ

2013-06-19 17:25:01 | スポーツ

 すでにご存じのように、6月16日開催された隠岐の島ウルトラマラソン50kmの部で、市民ランナーの☆川内優輝選手は1位でゴールインしたものの熱中症で倒れました。

Dsc01180


 とにかく暑かった!とともに、11時頃まではで今にも雨が降り出しそうで降らず、気温が高い上に湿度が高いという不快指数が半端でない嫌な感じの天気でした。

 で、私はというと、このブログで誓ったように自分からは止めることなく85.1キロの関門まで走り、そこでに乗せられました。私の時計で12時間38分でした。

 昨年は80キロまでたどり着いて、「ようやった!」とそれなりの満足感がありましたが、今年は「最後まで走りたかったなあ。制限時間、あと30分延ばしてくれたら完走できたのに‥」。

残念!

 でも考えてみると、昨年の2月にはフルマラソンでサブフォーだったのですが、今年は1月の長居公園周回コースの4時間9分18秒というのがベストです。10分は落ちている計算です。大学勤めを始めて練習不足が出てきているのです。

 だから、意識的に「前半押さえて、後半勝負!」のつもりでした。最初から上りは歩いていきました。50キロの通過時間は昨年より20分ほど遅いです。これは想定内。ただ、50キロ通過の地点で余裕があるはずなのに、「もうあかん、60キロで止める!」と妻に言っていたぐらい状態は悪くなってました。体調が悪いのではなく、天気に対応できてませんでした。走力がなかったのです。

Dsc01172

 でも、マラソンの不思議!この後、3つ、坂が連なるのですが1つ目の坂を越えた65キロぐらいから体が動き始めたのです。昨年は放心状態だったところです。もちろん上りは歩きですが、前を歩いている人を抜いていきます。もちろん走る下りもです。タイム的には大したことはないのですが、75.3キロの第4関門も10分以上残し余裕で通過しました。でも、そこまでというか、80キロの計測地点を通過した後、「これで昨年を上回った!」という安ど感から歩き出してしまいました。平地なのに‥。(昨年は80キロで、リタイアしました)

Image085
(次の関門まで、5.1キロを41分)
 

 当初の目標を達したから歩くというのは、精神的に弱いところかもしれません。このあとも、上るし(歩くし)、暑いでは完走は絶対無理とセルフジャッジしたんです。(写真を見てもらえればわかるように、おおかた17時というのに燦々です)

 今思えば、駄目でもファイティングポーズ取るべきやったなあ。「あかん!」から復活したんやから何が起こるかわからへんのです。実際、82キロ過ぎからコースが山に入ってくると、山陰になり、涼しくなってきました。上りも走り出すことができたのです。「後悔は後に立つ」もんです。ゴールでけへんまでも最終第6関門までは行けたかもしれません。

Dsc01190

 こんな顔して、収容バスから降りてこんでもよかったのに‥。 まあ、結果は受け止めないとね。最後までベストを尽くすことを、幼稚園で習ったのになあ。

Do Your Best. 
Your Very Best and Do it Every Day.
Little Boys and Little Girls,That is the Wisest Way.

 ”隠岐の島”は本当によくできた大会で、スタッフの皆さん、沿道の応援の皆さんに感謝してもし足りないです十分に楽しめました。だから、来年も参加します。

 ただ、100キロか50キロかは思案中。「こうしたら来年完走できる‥」と考えているところがあり,それを実行できれば、絶対100キロにでます。もう同じ轍は踏めません。100キロ走るのは”あみりん”さんの大会でなら走れるんやから、とにかく隠岐の島に拘ってまた1年精進していきましょう。

 次回から詳しく、隠岐の島の話を書いていきます。


サマーわにック

2013-06-12 17:14:49 | スポーツ

 ”サマーわにック”といってもロックフェスティバルと何ら関係はありません。ゴロがよかったので使ってみました。要するに昨年と同様6月2日(日)「サマーです」、京都御苑から途中峠を越えてJR「和邇(わに)」駅までマラニックをしたということです。”あまちゃん”でも「海女ーソニック」って花巻さんが言ってましたしね(あまちゃん大好きです

 今年は第1回京都税理士RCのマラニック例会にしようということで、広報をした結果、私を含めて4人の参加者がありました。

P1050879

(左から、私、北澤達夫さん、福田英則さん、田尻泰子さんです)
 事前の天気予報では曇るはずだったのですが、晴れ男の私がいるのでいい天気です。(良いのか悪いのか‥)とにかく4人集まれば立派な例会です。9時過ぎに御所乾御門を出発してまず出町柳を目指します。ここまでは皆で話しながら本当に軽いジョッギングです。

 北澤さんとはこの日が初対面だったのですが、楽しい方です。フルマラソンをすっ飛ばして(未経験でという意味です)、この9月にいきなり丹後半島100キロに挑戦だそうです。(@_@;)「こんな人いはるんや!」完走しはったら尊敬やね。

Image1072
(出町柳から高野川を北上中です)

 本当に暑くなってきましたが、レースではないので気楽にかつゆっくり走っています。

Image1073
(花園橋手前まで来ました)

 田尻さんは、昨年末足を痛めたのですが、立ち直り、京都、四万十川桜と4時間台で完走しています。この次は30分切りですね。

P1050880
(叡山電車八瀬駅の先のコンビニです)

 ここが第一休憩ポイントです。お茶はデイバッグに入っているもののここでコーラの給水です。走っているときは絶対コーラが旨いですね。

 福田さんはご存知、このクラブのトップランナーで、今年の愛媛でサブスリーの仲間入りをしました。仕事をホンマにしてるのか疑わしいぐらい速い税理士さんです。

 ここまでで、56分ぐらい。和邇駅到着まで4時間以内で走ろうということにしているので、いいペースです。(和邇駅まで28キロぐらいです)もっとも、ここからさらに勾配がきつくなってきます。値打ちのある28キロですね。

 国道367号線を北上しているのですが、旧道を走れるところは旧道を通っていくことにしました。車にびゅんびゅん抜かれて怖いばっかりでは楽しいことありませんから‥。

 大原停留所に到着です。ここが第2休憩所、トイレ休憩しました。半分来たかな。ここで、1時間50分ぐらい。

Image1074

(大原停留所です)

 この後旧道に入って(この道はいいです。せせらぎが流れ、木立が日陰を作ってくれます)古知平を通り再び国道367号線に合流して、ここからがこのサマーわにック最大の難所、途中峠の上りになります。今年もきついのはきついけど、慣れてくるのか、「こんなもん?」ぐらいの感じでした。ここを突破すればもうあとはお散歩ジョギングです。

Image1076
(間もなく、峠の頂上というところを快走中です)

 そして下り、もったいないぐらい、急な下りです。下りたところ、途中町の国道477号と367号の分岐のところが第3休憩所です。といっても自販機が1台あるだけですが、ホッと一息にはいいところです。

Image1078

 ここから還来神社までは狭いうえに歩道がなく、かつダンプが行き交い怖いので全速力通過です。でも、この日は日曜のせいかダンプが来ず、私が他の参加者に「気を付けて!」と注意していたのが嘘のようでした。 本当はすごいんですよ。

Image1079

 すぐに還来神社です。去年のブログにも書いたと思うけれど、「還って来るように」と出征兵士がここにお参りしていったというところです。

 今年は神社の前で意外なものを発見です。人力での田植えです。子供もいましたから仲間でお米作りしているんですかね。「やって行かはります?」と言ってもらったのですが、今日はそういう趣旨ではないので、やりたいけれど先に進むことにしました。

P1050881
 ここからは、ビクトリーランみたいなものです(この日は暑さもあって、いっぱいいっぱいでしたけど)。次第に琵琶湖に近づいていきます。今年も夏ということもあって、琵琶湖がもう一つくっきり見えませんでした。晩秋から冬になるとホンマにきれいに見えるんですけどね。

Image1080

 ここからは駅まで400メートルぐらいかな。そして、フィニッシュ!休憩時間も入れて、3時間36分

 いやー楽しく走れました。みんなで走るとなんかすぐ着くような感じです。

P1050884

 サマ-わにック、来年もしましょう。いや、ウインターわにックでもええな。

 ところで、いよいよ6月16日は隠岐の島100キロです。天気はいいようです。ゆっくり、捕まるまで走ってきます。完走するかどうかはWho Knows?

 期待せんと待ってて下さいね。

 


第49回越前大野名水マラソン

2013-06-05 17:19:59 | スポーツ

 今年も5月26日(日)の越前大野名水マラソンに出場するため、1泊2日で福井県大野市に行ってきました。

 この大会に参加する狙いは、長男家族と長男の奥さんの故郷を訪問すること(ご両親がいらっしゃいます)とみんなで走ることです。昨年、私はハーフ、妻は3キロ、長男耕介とその長男俊平は小学2年親子の部2キロに参加したのですが、今年、耕介と俊平が小学3年の部に参加するのはもとより、次男の春輝と私が小学1年の部2キロに参加することになったのです。

 短い距離は自信がないのですが、なーに小学1年相手なら無様な姿は見せずに済むやろ!さらに、妻の誘いを断り切れずに長男の奥さん(実加ちゃん)も3キロを走ることになりました。大会から表彰されてもいいような親子3代出場です。出場しないのは2歳児の三男浩也だけですから‥。

 道中記は前年に書いたのでカットです。まあ、フルマラソンを走るわけでもなく、番外編のようなものだからいいでしょう。

 小学3年の部は9時30分、9時40分に小学1年の部がスタートします。ノープレッシャーの大会は本当に楽です。8時30分ぐらいに大会会場に着いたのですが、することがありません。大会会場をうろうろ、すると中学生がブラスバンド演奏&ダンスをしていました。

Dsc01093

 どうってことはないと、いつもなら聞き流すのですが、やっていたのがなんと”あまちゃん”のオープニングテーマです。チャチャッチャチャラチャラ、チャチャッチャチャララ結構上手です。「えっ、楽譜どうしたん!早すぎひん?」(ダンスは‥、ユニークでした)

 昨年同様、今年も好天に恵まれ、マラソンやったらカンニンして欲しいところですが、今日は2キロ、全くOKです。昨年は本当にこの好天に泣きました。ハーフで2時間5分ぐらいかかったと思います。ありえへんタイムです。

Dsc01102

(私、妻&春ちゃんです)

 春ちゃんは、1年生なので実力は未知数です。絵や工作が得意の草食系ですが、ただ、保育園では早かったというので、なんとか半分以内で帰ってきたいなあといったところです。

 そうこうしているうちに、召集場所に集まることになりました。

Image074_2

 待つのんてどんな大会でも退屈です。でも、春ちゃんもいるのでできるだけ、気を紛らわすようしてやらんとね。そして、スタート位置に着きました。

Dsc01113
 「わかります?」中央、青白帽子3人の真ん中が私です。今日はあんまり気合いの入った格好も何なんで、大会で貰った帽子、ウエアは大阪マラソンで貰ったものです。

 速報です!今年も、大阪マラソンの抽選に当たりました!くじ運悪いはずなのに、どういうこっちゃ、嬉しい誤算です。今年2月に長男肇ちゃんを出産したばかりの私の長女も当選しました。やる気満々みたいで、親子での出場になります。楽しみです

 そして、スタートです。

Dsc01120

Dsc01121

(左端から右に動いているのがわかります?)

 「スタートはゆっくり出て、後半ごぼう抜きしようなあ」という作戦だったのですが、みんな早いです。最初のコーナーを抜けるのに手間取って(道が狭くなりポケットされて、スピードが上がりません)あっという間に中位グループです。

 「春ちゃん、ここからな!」私は余裕があるので、写真なんか撮りながら走っています。

Image076

 春ちゃんも500メートルぐらいから、息が上がってきている子を抜き出し始めました。無理せず走らせている、爺ーの作戦勝ちです。そして、折り返しです。

Image077

 「ここから、全力な!」春ちゃんに鞭を入れて追い込みです。けっこう、抜けるもんです。ただ、一番最後で、1頭に差されたのが残念!そのお母さんが「ハルキ、がんばれ!」と言ってました。「なんや、同じ名前!」

Null
(右端がそのハルキくんですね)

 結果10分44秒小学1年生96人中26位です。立派な成績です。私のマラソンの順位よりええがな

Dsc01124

 楽しかったけど、「春ちゃん、来年はお父さんと走ってな」。ジージーはハーフに戻ります。もうちょっと長く走りたい。

*耕介・俊平 9分7秒 100人中24位  実加 15分51秒 80人中20位

 孝子 18分56秒 80人中49位 という結果でした。