4回ばかり、その時々の話を書いたので、この旅の報告も”気の抜けたビール”状態になってしまいました。連休中に何とか日本に帰ってきたいのですが‥。
さて、5日目、この日はチェコに入ります。チェスキークルムロフがメインの観光で、プラハ泊りという行程です。ウィーンからの移動距離が結構長いということもあり、ウィーンでのオペラ観劇というメインイベントを済ませた翌日であるこの日は、”気の抜けたビール”状態になってしまったことは否めません。ちょっと疲れました。ずっと貪欲にはいられません。
ウィーンを出て、高速道路をメルク修道院なんかを遠くに眺めながら走ります。(ここも来たいなあ)最初のトイレ休憩地点のドライブインでやっとウィーンナコーヒー(アインシュペナーと当地では言うそうです)を飲みました。
(このカップの同様のカップがレジ前に置いてあり、持って帰ってもいいらしいので、ありがたくいただいて帰りました。たぶん、塗りムラがあったりする不良品だと思います)
国境を越えてちょっと走ると、それまでチェコの話をしていた添乗員さんが突然「あ、そこに売春婦がいます!」と叫びました。
「えっ、どこどこ?」見ると金髪の(たぶん、ウィッグ)おかっぱ頭でサングラス、黒いブーツにミニスカートといういかにもそれらしき女性を見ることができました。(写真は撮れなかった)
なんでも、国境にはドライバー相手のその手の業者がいて、女性を配置していくそうです。昼間からでもかい!オランダで飾り窓の女性を見て以来の衝撃でした。
そして、300キロぐらいでしょうか、走って、チェスキークルムロフに到着です。ガイドさんによる街の案内です。ただし、このチェコ人ガイドは日本語はダメなんで、英語でのガイドになります。(添乗員さんの通訳)
ドイツ人住民との関係(第2次世界大戦後追い出す)など、日本に戻ってから「へーそうなんや」的なことを勉強したのですが、この日はただ素晴らしい景色を堪能しました。
手前がヴルタヴァ(モルダウ)川、向こうに聖ビート教会が見えます。素晴らしい景色です。
街中も歩きます。
このあと、塔に登る元気のある私たち夫婦は素晴らしい眺めを見ることができました。
この街、世界文化遺産ですからもちろんきれいなのですが、スロバキアのブラチスラバの感想と同じで、保存はちゃんとされてきれいだけれど、街に生活感がないんです。妻曰く、「テーマパークみたい」。箱庭的な感じがしました。
このあと、夕刻にプラハに到着です。さっそくプラハ城撮影のための絶景ポイントに行きます。(翌日は通らないので)
この後夕食へ。ここで、この日最大の面白いことが‥。
わが友、長岡さんは、偏食とまではいかないのでしょうが、ピーマン系が大嫌いなのです。青唐辛子、パプリカなど料理の付け合わせについていると、見事に選り分けます。(うどんにかける唐辛子は大丈夫のようです。そこまでいけば、もっと面白いのに)
奥さんに言われてもこれだけは譲れないようです。今回の旅も、パプリカがちょこっと出たりしていたのですが、今日の夕食で腹を抱える事態となりました。
もともとの本日の献立はロールキャベツでした。添乗員さんが、「ピーマンの肉詰めになることも」てな不吉なことを言っていたので、そうなったら面白いなあといっておりました。
まず、サラダが出ました。きれいなパプリカが入っています。長岡さん見事に選り分けました。
この後、ロールキャベツが出てきました。と思ったのですが、ロールキャベツにしてはなんか細長い。
えっ、パプリカの肉詰め!
もう、爆笑です。こんなパプリカ見たことありません。この日、長岡さんに夕食がなかったのは言うまでもありませんでした。
このあと、この日の宿、ホテル”プラハ”へ。このホテルもある意味爆笑だったのですが、それは次回に‥。