CLASSIC WILLIAMS
ROMANCE OF THE GUITAR
John Williams
SRCR 2535
1983~99年録音。75分06秒。SONY。ギタリスト・ジョン-ウィリアムスのベスト盤。定番中の定番「禁じられた遊び」の「ロマンス」からはじまり、フォーレの「パバーヌ」にいき、現在活躍中のギタリスト・アンドリュー-ヨークが書いた「サンバースト」に飛ぶ。バッハもあればバリオスもある。「コンドルは飛んでいく」は洒落た編曲で聴かせる。最後は他の楽器とのセッションが2曲。ビバルディの室内楽曲の第3楽章と、そして「アランフェス協奏曲」の第2楽章で閉じられる。
クラシックギターをはじめて聴く人にも薦められるし(ただ最初の一枚にしては凝りすぎているかもしれない)、そうとう聴き込んでいる人にもあらためてウィリアムスの才能を再認識させるにたるCDだ。イエペスの『ムジカ・カタロニア』を聴いた後でこのウィリアムスを聴いたのだが、イエペスのニュアンスに欠ける堅い演奏と較べると、ウィリアムスという人は何を弾いても歌ごころが豊かで実に聴かせ上手だ。
そして、ギターという楽器の小回りのよさを改めて感じた。大げさなことはできないが、バロックにも向いているし、クラシックとポップスの間をいくような現代物では楽器の魅力を最大限に発揮する。まあ今更言うまでもないことだけれど。
わたしはこのCDではじめてスカルラッティのソナタを聴いた。チェンバロやピアノで弾かれたスカルラッティはまだ知らない。だから偉そうなことは言えないが、スカルラッティとギターはとても相性がいいと思う。
ROMANCE OF THE GUITAR
John Williams
SRCR 2535
1983~99年録音。75分06秒。SONY。ギタリスト・ジョン-ウィリアムスのベスト盤。定番中の定番「禁じられた遊び」の「ロマンス」からはじまり、フォーレの「パバーヌ」にいき、現在活躍中のギタリスト・アンドリュー-ヨークが書いた「サンバースト」に飛ぶ。バッハもあればバリオスもある。「コンドルは飛んでいく」は洒落た編曲で聴かせる。最後は他の楽器とのセッションが2曲。ビバルディの室内楽曲の第3楽章と、そして「アランフェス協奏曲」の第2楽章で閉じられる。
クラシックギターをはじめて聴く人にも薦められるし(ただ最初の一枚にしては凝りすぎているかもしれない)、そうとう聴き込んでいる人にもあらためてウィリアムスの才能を再認識させるにたるCDだ。イエペスの『ムジカ・カタロニア』を聴いた後でこのウィリアムスを聴いたのだが、イエペスのニュアンスに欠ける堅い演奏と較べると、ウィリアムスという人は何を弾いても歌ごころが豊かで実に聴かせ上手だ。
そして、ギターという楽器の小回りのよさを改めて感じた。大げさなことはできないが、バロックにも向いているし、クラシックとポップスの間をいくような現代物では楽器の魅力を最大限に発揮する。まあ今更言うまでもないことだけれど。
わたしはこのCDではじめてスカルラッティのソナタを聴いた。チェンバロやピアノで弾かれたスカルラッティはまだ知らない。だから偉そうなことは言えないが、スカルラッティとギターはとても相性がいいと思う。