おしなりくんの家を出る頃には、そろそろ居酒屋が開く時間帯になってきた。
本所吾妻橋駅方面に歩き、「もつ焼 稲垣」に向かうことに。
この居酒屋、TVでアニマル浜口氏が現役プロレスラーの時から35年通う友人のお店として紹介されていた。
職安に通っている時に自転車で偶然通りがかり、おーここかぁ~、いつか入ってみようと思っていた。
今一度場所を確認しておこうと事前にネットで検索すると、クチコミ評価は賛否両論だった。
安くてうまいという人もいれば、安いのは認めるが、注文は取りに来ないわ、店員が食べ終わった皿を下げないわ、大味だわと、ケチをつける人もいた。
でもとりあえず行ってみよう!と17時頃、お店の前に到着。
お客もまだいない様子で、活気もなく、やっているのかな?と恐る恐るのれんをくぐると、いらっしゃい!とドスの聞いた声で迎えてくれた。
するとその場所ではなく、奥へ奥へと通された。
一度外に出て路地を右に曲がると、そこにもテーブルと小上り席、その上階段を上がると2階席。
また路地を左に曲がるとそこにも別棟があり、クチコミ情報通りの迷宮と化していた。 私達は右の1階に通された。
まだ時間が早かったが、先客が数組いた。
珍しく生大があったので、久しぶりに生大を頼む。
焼き鳥は4本からとあったが、レバと焼き鳥と各2本で受けてくれた。
浜口京子ちゃんお薦めの稲グラタンは具もたっぷり入っていておいしかった。
にんにく揚げもホクホクしていてグー。
ビールの後飲んだサワーも300円と安かった。
ビーハイという、ビール味のチューハイもあり、友達が注文。
おいしい!と高評価。
ネットのクチコミだと、お会計がいい加減とのこと。
伝票があるわけでなく、いろんな店員さんに注文しているのに電卓叩いている人がどうやって確認したのかわからない。
だけど、とにかく合計金額が出るという。
その金額はだいたいそれくらいだろうなという金額に収まっていて、それもまたご愛嬌と…。
これがお会計を頼むと、まったくその通りだった。
電卓を持った女性がやってきて、テーブルを見ながら電卓を叩き始めた。
ちょっとちょっと途中で皿もジョッキも下げられたものがあるのに、今テーブルに残っているものを見て、電卓を叩くの?
それって、下げられたものは金額に含まれないわけ?
いったいいくらと出るんだろう?と思っていたら、そこそこの金額だった。
帰宅して覚えている限りで合計してみたが、1品くらい足されてないかも?という微妙な線で、決して多く取られた感はない。
これまた情報通り、だいたいそんなもんだわと納得の料金だった。
どんぶり勘定を地でいく「もつ焼 稲垣」を出る頃には、途中で降り出した雨も止み、傘がなかったので助かった。
今度また行く機会があれば、頼んだ物を詳細に明記して、お会計を頼む前に、事前に合計金額を出し、店側とどれだけ差異があるか、やってみたいもんだわ。
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