8/8(土)、雲ノ平山荘前からのご来光が眩しい!
「彩雲」と呼ばれる虹色の雲が出現。いいことありそう~。
朝食を取り、泊り客のほとんどが出発した後に、私達もそろそろ行きますか・・・。
6時頃、後ろ髪引かれる思いで、雲ノ平山荘を後にしました。
振り返ると、山荘のスタッフが2階から手を振っていました。
「お世話になりましたぁ~~~!」と叫びます。
雲ノ平には、スイス庭園を始め、日本庭園、アラスカ庭園、ギリシャ庭園等いろんな庭園があります。
時間がなくて、木道の周りだけしか見られませんでした。
何庭園だったんだか?
また必ず来ますねぇーーーーー。
木道を歩いていると、誰かがリスがいる!と言い出しました。
ところがリスではなくて、なんと「オコジョ」でした。
木道の周りをチョロチョロ。行ったり来たり。
智加さんが「もしかして私達好かれてる?」と言うほど逃げないのです。
動きが早いので、カメラに収めるのも大変。
オコジョに向かって、やみくもにシャッターを押しました。
初めて見たんですが、こんなに小さいとは思いませんでした。
フェレットくらいはあると思っていましたが、ハツカネズミを長く伸ばした感じ。
とにかく小さくて、かわいい!
雲ノ平での一番の思い出になりました。
きょうはまず目の前にそびえている祖父岳に登ります。
祖父岳と書いて「ジイダケ」と読みます。
なので山頂(2,825m)ではジジイ風に・・・。
お次は左のワリモ岳と真ん中の鷲羽岳に向かいます。
ワリモ岳に向かう途中、ここにもいまだ雪渓が残っていました。
ワリモ岳山頂の標識はかなり険しいこんなところに建っていました。
まだ上に岩があるのに、なぜここ?
上の岩には人が休んでいたのになぁー。
この先の下りが高度感あり過ぎで、かなり怖かったです。
見え過ぎちゃって、ドキドキ。ねっ、怖いでしょー。
怖い~を連発していたら、智加さんに「赤岳では余裕だったじゃないですかぁー。」と笑われました。
お隣鷲羽岳への道もよく見えます。
鷲羽岳山頂(2,924m)では、上半身だけヨガのひばりのポーズ。
鷲とひばりで「鳥」繋がり・・・ということで!
眼下には鷲羽池。方向的に見えなかった槍ヶ岳がまた見えてきました。
やはりあのとんがり具合はかなり目立ちます。
鷲羽岳の下りはかなりガレていて、落石しないよう注意深く歩きます。
そしてきのうの昼食場所「三俣山荘」が見えてきました!
きょうもここでランチ休憩です。
みんなで何食べる?とワイワイ言いながら、下りて行きました。
前日と反対方向からのアプローチで三俣山荘に着きました。
迷った末、ボロネーゼパスタ(1,100円)をいただきまぁ~す!
きのうはここで歩いても歩いても着かない雲ノ平に気持ちも落ち込んでいましたが、
きょうはきのうより距離も短いのでリラックス。
三俣蓮華岳も双六岳もきのう登ったので、きょうは登らず、三俣山荘巻道を歩きます。
専属カメラマンWさん、きょうも大活躍です。
引きでこんな素敵な写真を撮ってくれました。
三俣山荘巻き道にもお花がたくさん咲いてましたよ。
ハクサンイチゲ
チングルマの綿毛バージョン
コバイケイソウ 今年は当たり年だそうで、たくさん咲いてました。
シナノキンバイ
トウヤクリンドウ
そしてようやく分岐点に着きました。
ここから下れば、本日のお宿「双六山荘」です。
行きにも休憩で寄ったので、帰りはケーキ食べようねってみんなで決めてました。
ケーキは4種類あり、どれにする?と言いながら、下りていきました。
そして見えてきましたょー。
無事、到着~~~!
残念ながらチョコレートモンブラン以外の3種は売り切れ。
ピーチタルト食べたかったのに・・・。
そのチョコレートモンブランも残り2個。
私とOちゃんで滑り込みセーフでした。
コーヒーも香り高く、本格的でしたよ。
早目に山小屋に着いて、まったりお茶を飲んだり、お菓子を食べたり、
皆でおしゃべりする時間が大好きです。
そこそこ混んでいましたが、今回も小さいながら個室に入ることができ、
ほんとラッキーでした。
17時半に夕食となり、食堂へ。
山小屋で天ぷらって、珍しいかも?
きょうは前日より行程が短いこともあり、とても気持ちが楽でした。
雲ノ平から戻る道も、前日とは同じ道を通らず、ワリモ岳、鷲羽岳を登るルートで
とても楽しめました。
そして連日のいいお天気。
いよいよ明日は下山ですが、メンバーともすっかり仲良くなり、なんだかまだ山にいたい気分・・・。