Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

マッケンジー体操

2009年12月08日 | 健康・病気

ささやかな幸せの後に、凹む出来事があった。
10月に壊れた会社で使用していたPCのHDDが、復旧したと担当社員から言われ、すっかり一安心していた。
市役所から戻ってきてそのファイルの修正作業をしようと、開けてビックリ!中身は当初のデータのまま。
ファイル名は存在しているものの、私がせっせと追加入力した部分はまったく残っていなかった…。
それでなくても進捗状況は遅れている。
仕方なく先週金曜日から残業し、キリのいいところまで、ひたすら入力・修正作業をしている。
なので、せっかくリハビリが始まったというのに、帰宅する頃には地元クリニックは終わっている。
そんな中、私のブログを久々に読んで驚いたHawaiiの友達からメールが届いた。
彼女は健康雑誌「壮快」と「よほびか」を定期購買しているそうで、その最新号に『マッケンジー体操』という、腰の痛みに効果のある体操が掲載されている、立ち読みでもいいから是非読んでほしいというのだ。
ふーん、マッケンジー体操ねぇ~と、ネットで検索。
『マッケンジー体操』という言葉だけで57,600件もヒットした。
その概要はというと、ニュージーランドの理学療法士ロビンA.マッケンジー氏により考案された腰部の伸展をメインとするエクササイズだそうな。
従来では腰痛にはむしろ禁忌とされていた腰を反る方向へ動かす体操で、現在では多くの整形外科や整体院で指導され、特に椎間板ヘルニアを含む椎間板損傷による腰痛や姿勢不良や関節機能不全による慢性腰痛に効果を上げている運動療法とあった。
Mckenzie1_2 多くの機能不全による腰痛が1、2ヶ月で改善します。
ホンマかいな?
見てみると第1段階ではただうつ伏せに5~10分寝るだけというシンプルなもの。
第2段階がヨガのスフィンクスのポーズだった。
第3段階は腕立て伏せのような反復伸展運動。
Mckenzie2 よっしゃ~!まずは第1段階と10分を目標にうつ伏せになるも、それだけで痛みがあり、あと何分ょ…という感じだった。
しかし何回も行ううちに段々と慣れてきた。
当初は2~3時間おきに行なうことを推奨だそうで、寝転ぶ所がない場合は立った状態で手で腰を押し出すようにして腰を反らせる方法で代用するそうな。
Mckenzie3_2 症状の改善に伴い1日4セットに減らすとのこと。
サイトの最後に、椎間板ヘルニアへの適応という項目があった。
このサイトの開設者の意見があり、
マッケンジーエクササイズでは腰椎を伸展することにより椎間板の前面が拡げられ、後方に突出した髄核が元の位置に戻るという理論ですが、筆者は椎骨前面は強靭な前縦靭帯が付着しているので伸展運動により髄核が元にもどるほど椎間板内を陰圧にするのは不可能だと考えます。
しかしながら、実際の施術現場では多くの方がマッケンジーエクササイズで椎間板ヘルニアによる下肢痛から解放されています。
近年の研究で椎間板ヘルニアによる下肢への疼痛はヘルニア塊の物理的刺激のみによるものではなく、接触によって組織に起こる化学反応や腰部や臀部の筋のトリガーポイントの関連痛によるものではないかと言われており、これらがマッケンジーエクササイズによって伸展機能が回復することにより解消されるのではないかと考えられます。
一番最後には、
椎間板ヘルニアの診断を受けている方がマッケンジー体操を行なうときは専門家の指導のもとで行なうようにして下さいと注意書きがあったが、もうやってしまったし…。
リハビリに行けない時はテレビを見ながら10分、寝る前に10分とやるようにしている。
効果があったのか、少しずつ痛みも取れてきて、様々な体勢に支障がなくなってきた。
いまだ膝から下は痺れているものの、あのズキズキしたゴムで縛られたような嫌な疼痛がなくなったのがものすごくうれしい。
会社でも座っている時は、この『マッケンジー体操』のイメージで、おしりを後ろに突き出す姿勢を意識している。
当初痛かったのだが、いまでは痛気持ちいいと変化してきた。
こんな簡単な体操で痛みが取れるのなら、もっと早くにやればよかったょ…という感じだ。
もう絶対手術するのは止めようと思い、11日(金)の大学病院の再診をきょうキャンセルした。