ホテルロビーに集合し、徒歩でチベット仏教の総本山ジョカン寺(大昭寺)へ。
ホテル前の通りに果物屋さんがあり、現地ガイドのダジュンさんが全員にみかんをおごってくれました。
いちごは1つ1つ小さなネットに包まれていましたよ。
チベットではバラ売りなんスね。
大通りに出て、路地に入ります。
次第に両側に店舗が増えていきました。
ヤク肉屋さんが細かく分けた生肉をそのまま置いて販売していました。
あのお店を撮影すると怒られますからね!と丹羽さん。さすがチベット通、わかってらっしゃる。
たくさんのカラフルな紐を持ったお姉ちゃんから買え買え攻撃を受けました。
その紐買ってどうすんだってば?と思っていたら、こんなヘアアクセサリーでした。
チベットの女性は、髪の毛にカラフルな紐を編む込むことがおしゃれのようです。
食器店、仏具店、仏画店、土産物屋、食堂などを通り抜けると、大きな広場に出ました。
広場の前がジョカン寺でした。
画像の中に写っている2人の女性をズームUP。
本人達はものすごーーーくおしゃれして来たのでしょうね。
なんでも一生に一度は訪れたい巡礼の聖地がこちらだそうで、ついに憧れのジョカン寺に来た!というところでしょうか。
しかしこの格好ではかなり目立ちます。
ジョカン寺内も撮影禁止でした。
中庭に蓮が浮いている大きな桶があったのですが、この蓮の造花、通りの仏具屋で売ってましたっけ。
ジョカン寺に来たら、絶対見て欲しい仏像があるとダジュンさん。
それは「釈迦牟尼」だそうで、実際その仏像はさほど大きいものではなく、かなり上の離れたところにありました。
ダジュンさんの解説は右から左へ流れていき、今となってはメモでも取っておけばよかったと後悔。
ジョカン寺を後にし、今一度寺前の広場へ。
タルチョ(祈祷旗)が巻かれた棒。
この広場では「五体投地」と呼ばれる、体をうつ伏せまで地に付けてお祈りする巡礼者がいました。
洋服が汚れないための「五体投地」用マットがありました。
左の親子はお祈り一休み中でしょうか・・・。
「五体投地」用マットに座って休憩してますね。
また手には黒板消しの布地部分がないようなものを付けて、地に這わすように祈ってました。
最初に立ってお祈りし、手を大きく上げ、斜めに倒れつつ、体はうつ伏せ。
手を擦って大きく前にバンザイするようにした後、手前に引いてくる。これを繰り返していました。
この標高(3,650m)で私達がやったら、血の気が引き、めまいがしておそらくアウトでしょう。
広場を過ぎると大きな仲見世という感じの雰囲気に。
チベット女性が身に着けているカラフルエプロンのお店がありました。
思わず、入っていいですか?と全員で見学に。
これ見たかったんですよー。
上の段が200元(当時のレートで3,333円)、下の段が100元(1,666円)とお店のおばちゃん。
私が欲しかったのは、上の段のカラフルな方。
でもこれ100%ウールなんですって。ウールじゃねぇ・・・。
そこそこいいお値段で、ディスカウントもなしだったので、結局買いませんでした。
次にメンバーの1人が行きたいと「タンカ(唐卡)」のお店へ。
「タンカ」とは、チベット仏教に用いられる布製宗教画の総称です。
店に入ると、実際に絵を描いている若い職人さん達が。
奥の部屋には仏像や曼陀羅の絵がたくさん飾ってありました。
制作日数と大きさ、色が多彩になればなるほど高額になるそうです。
そんな中、タンカを見たいと言っていたメンバーがなんとクレジットカードで購入!
すっ、すごい!確かこちらお値段7万円だったような・・・。
私がいいなぁーと思った仏像画は17万円もしてました。
もっ、もちろん買いませんよ。そんな素敵な絵が似合う部屋にも住んでませんし。
いやぁー、いい目の保養になりました。
チベットの人は男女共になぜか帽子好きで、かなりの高確率でかぶっています。
なので帽子屋さんも多く、その中の1軒に「50元(833円)」と大きく書いてありました。
入ってみようか迷ったんですが、買う気もないのにと止めときました。
ほんとに50元だったんだろうか・・・。
ホテルに戻る道すがら、干しチーズを売るおじさんがいました。
これは口の中に入れると徐々に柔らかくなり、飴代わりのようなもの。
サイクリング中になめるといいですねと丹羽さんが話していたのです。
硬さに差があり、こっちの方が柔らかいと丹羽さんが指でバンバン触ってました。
タンカを買ったメンバーがお買い上げ。
これ欲しかったのよーと満足気でした。
ホテル近くに自転車屋さんがあり、さっそく中に入ってみました。
店番は若い男の子達。
Tシャツを見せて、私達チベットをサイクリングしているんだよと英語で伝えると、理解してくれた様子。
小さな小さな自転車屋さんに店番が3人とは、人件費がかさみますゾ。
夕食はホテル1Fのレストランにて。
バイキングでしたが、メニューがまことに洋風でした。
平打ち麵のクリームパスタがあったのが、うれしい!
リタイアしたと思われる高齢の欧米人ツアー客と一緒になり、レストランスタッフは英語で注文を取っていました。
ラサはポタラ宮やジョカン寺があり、欧米からも観光客が多数訪れているんですね。