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Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

2日目 成都~ラサ

2016年05月17日 | チベット

4/30(土)、ホテルロビーに10時集合。
メンバー全員、同じTシャツを着ています。
というのも旅行会社からツアーメンバーにTシャツが配布されました。

上には「TIBET CYCLING TOUR」とプリントされ、下にはチベット語で「お茶ごちそうしてください。」と書かれているそうです。
チベットのお坊さんの袈裟の色と同じ「あずき色」で、ツアー中はこれを着てサイクリングしましょう!と丹羽さん。
全員同じでちょっと恥ずかしいけれど、成都空港に向かいます。
空港の土産物店には、デコポンやビワがあり、おいしそう。
チェックインカウンター上の看板もよく見るとデコポン。

12:20発の飛行機は満席でした。
2時間20分の短いフライトでも機内食がでましたよ。

お箸がなくフォークだったので誠に食べ難かったですが、ピリ辛麵おいしかったです。
ラサ・ゴンカル空港に着くと、さっそく丹羽さんがゆっくり~ゆっくり~と声をかけます。
飛行機で一気に標高3,650mまで上がってしまった私達。
何をするにも普段よりはゆっくりと、走るなんてもってのほかです。
そしてチベットに入ると、やたらなところで写真を撮ってはいけないそうで、空港内は禁止とのこと。
外に出ても、撮っていいものか迷いつつ、駐車場へ。
そこにはドライバーさんが2名、女性の現地ガイドさんが1名。
現地ガイドのダジュンさんが「ようこそいらっしゃいました!」と美しい日本語で、歓迎の白いカタ(シルクのスカーフ)を一人一人にかけてくれました。

ネパールに行った時は、最後のお別れに空港でかけてもらったっけ。
今回のメンバーと向かって右側の男性が添乗員兼自転車ガイドの丹羽さんです。

丹羽さんは若い頃からもう何十回もチベットを訪れているそうで、チベット語も堪能です。
空港から車でまずはお寺に向かいました。

中に入ると私達のTシャツの色と同じあずき色の袈裟を着たお坊さんが歩いていました。
確かに同じ色だ!

ダジュンさんが仏像の説明を詳細にしてくださり、そのあまりに上手な日本語にビックリ。

ネパールにもあるマニ車。

この黄金の円筒の中に経典が入っているそうで、時計回りに回すとお経を唱えたことになるのです。
みんなでクルクル回しました。
さあ、お寺の前からいよいよサイクリングが始まります。
その前に、まずはお手洗い・・・と公衆トイレに行くと、噂の中国式トイレの洗礼を受けました。
ドアがないよー。
かろうじてお隣とはウエスト位までの仕切りがあるのみ。
穴が開いているだけで、汚物はそのまま下に溜まっているという、誠に原始的なものでした。
チベットのおばちゃん2名が使用中でしたが、通路側に顔を向けて、ウンウン唸ってるぅ~~~。
私は壁側に向かってしましたが、どっちがいいのやら?
もちろんトイレットペーパーなんてありまへん。
日本から1巻持参してきましたからねぇー。
スッキリして、サイクリングモードに入ります。
空港から追走してきたトラックの荷台から、マウンテンバイクが降ろされました。

なんとすべて新車だそうで、すごくうれしいッス。
私の相棒は黄緑と白のこの自転車。

ハンドルに付けたフロントバックが黄緑だったので、コーディネートしてみました。
実はこのフロントバック、出発日の午前中買いに行ったほどギリギリで購入。
この中にはレインウエアの上下、お菓子、トイレットペーパーが入っています。
なんとサドルには、ジェル入りふかふかのサドルカバーがかぶせてあるじゃないですか!

インナーバイクパンツも履いているので、Wでお尻にやさしい効果。
丹羽さんを先頭に、ダジュンさんが最後尾に、参加者を間に挟んで、いざサムイエへ向かってGo!


1日目 成田~成都

2016年05月16日 | チベット

今年のGWはチベットに行ってきました!
『自転車でチベット・ラサとちょっとその奥へ』というツアーに参加してきましたょ。
その名の通り、サイクリングがメインの7泊8日の旅です。
4/29(金)、成田空港第1ターミナルのカウンターに18:20集合。
添乗員兼自転車ガイドの丹羽さんとお会いするのはこれが二度目。
3月末に江戸川菜の花サイクリングツアーに参加し、どんな方かは事前に偵察済みでした。
今回の参加者は成田から4名、関空から1名の5名だそうです。
参加者が揃い、四川航空カウンターのチェックイン列に並びました。

まずは成田から中国の成都に向かいます。
しかーし、その列がちっとも進みません。
しかもオーバーブッキングで、座席が10名分ほど足りないそうで・・・。
スタッフは必死に「明日の午前便に振り替えていただける方は、宿泊ホテルにお食事のご用意をさせていただきます。」と何度も呼びかけますが、こちとらツアーだもんね。そこは譲れまへん!
1時間以上も待たされ、飛行機の搭乗時間が迫る中、ようやく5名でカウンターへ。
すると「誠に申し訳ございません。お席がいっぱいでビジネスに変更させていただきます。」と係員。
最初の2名がエコノミーからビジネスになったのです。
わぉ!いいなぁー、私いままで一度もそういう恩恵にあずかったことがないんだよぉー。
少し待つと、なんとなんと私も「申し訳ございません。やはりビジネスに・・・。」と。
やったぁ~~~!申し訳なくなんか、ないぜぃ~。
こんなこと、海外旅行75回目にして、初めてです。
なんでこんなに時間がかかるのか?いまだかつてないモタモタ感にイライラしていましたが、これで帳消しに。
長蛇列のほぼ最後だったので、ビジネスになったのでしょう。
結局、参加者4名のうち3名がエコノミーからビジネスに。
残り1名は申し込みがギリギリだったので、最初から行きはビジネスだそうで、ガイドの丹羽さん以外の全員がビジネスクラスですぞ。
丹羽さんは「僕がビジネスで、参加者のどなたかがエコノミーだったら、それはそれで問題だし、これでよかったんですょ。」と。
カウンターから、手荷物検査、出国審査、搭乗口と、ものすごい勢いで移動し、ろくに免税品店を見る時間もなく、飛行機に乗りました。
事前にカウンターで告げられていたのですが、座席はビジネスでも食事はエコノミーでお願いいたしますと。
まさにその通りでした。
通常ビジネスでは、離陸前にドリンクサービスがあるのですが、元々のビジネスクラスの客だけに飲み物が配られていました。

エコノミーからの繰り上がり客には食事の前にドリンクサービスもなく、いきなり食事が・・・。

そして食べ終わった頃にドリンクカートがやってきて、日本のビール!と言うと、真っ赤な缶を渡されました。
お隣の参加者の方もビールと言ったのに、2人で1缶とは。ったくケチくさい四川航空なのでした。

よく見るとバトワイザーの干支バージョンです。
でもまあとりあえずフラットに近いくらいシートが倒れ、少し眠ることができました。
やっぱり快適さはエコノミーとは比べものになりません。
出発が遅れたので、中国の成都には午前1時過ぎに到着。
真夜中だというのに、空港はものすごい混雑です。
そして成田からの飛行機の荷物は何番テーブルと書いてあるのに、待てど暮らせど出てきません。
かなり人が少なくなってから、違う番号のターンテーブルを見てくると丹羽さん。
するとまったく違う番号のターンテーブルに、参加者全員の荷物がくるくる回っていたのでした。
日本じゃありえねぇー。
出口では旅行社の看板を持った中国人ガイドさんが立っていました。
そこから1時間以上先に着いた、関空からの参加者1名と合流。

車でホテルに移動するのですが、空港前は工事中で大渋滞。
クラクションを鳴らしても進むわけでもないのに、とにかくみんなブーブー鳴らすのです。
その音がうるさく、中国人ガイドさんの声も聞こえないほど。
どうして無駄に鳴らすのか、わからねぇー。
ホテルは空港から歩いて行けるほど近く、あっという間に到着。
四川航空のカウンターも時間がかかったけど、このホテル「成都空港商務酒店」のチェックインにも時間がかかりました。
なんでこんなに待たせるの?
部屋に入ると、すでに夜中の2時過ぎ。

お風呂に入るパワーもなく、即寝ることにしました。
なんたって、翌日は海抜500mのここ成都から、3,650mのラサ空港に向かうのですから、睡眠第一。
翌朝、お風呂に入り、窓を開けると、確かに空港は目の前でした。
最後の日も成都で1泊しますが、行きとは違うホテルです。

多分もう泊まることはないであろう成都空港商務酒店を後にし、再び成都空港の国内線乗り場へ向かいます。