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Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

6日目 カロ・ラ~ナンカルツェ

2016年05月27日 | チベット

いよいよ車でツアー最高地点となるカロ・ラ(峠)標高5,045mへ。
かなりのスピードで標高が上がっていきます。
車の中では絶対寝てはいけません。
そして深呼吸を繰り返し、少しでも多くの酸素を取り込まねば。
5,000mが近づいた時、胸と肩、それに首を圧迫されるような苦しさを感じました。
わわわ、なんだこれ?という感じでドキドキ。
そして手先の痺れ。
私の体にはこんな反応が出るんだ・・・。
さあカロ・ラに到着です。

駐車場で丹羽さんの持参したGPSを見ると、確かに5,045mの表示が!

峠には「海抜5,039m」と書かれた石碑がありました。

GPSや旅のしおりでは5,045mになっているのに、なぜか5,039mでした。
そしてここで写真を撮るなら有料だとお金を徴収するにいちゃんがいまして・・・。
私達全員で20元(当時のレートで333円)だと言われ、丹羽さんが払ってくれました。
ったく、おめーがこの石碑を建てたんかい?6m足りないみたいだけど。
とにかくお金は払ったので、みんなで思う存分撮影しましたよ。
5,039mなんだか、5,045mなんだか、自分史上最高到達地点にバンザーイ!

ツアーメンバーと丹羽さんと。

ラサ空港で首にかけていただいた白いカタ(スカーフ)を記念に結びました。

自転車を石碑近くまで運んだのが参加者では私だけだったので、ちょっとそこ走ってみてと丹羽さん。

短い距離でしたが、走ってみました。ヤラセ撮影です。
こちらは石碑から下るところ。

たくさんのタルチョがはためいていて、迫力ありました。

ここからはまた自転車に乗り、ナンカルツェを目指します。
タルチョがかかる峠など、旗の下をくぐる時、丹羽さんは「キキソソラ~ゲロ!」と叫びます。
それはどういう意味ですか?と尋ねると、運気を上げる言葉で「神は勝つ」という意味とのこと。
ツアー中、何度となくタルチョ下では、せーのっ!の合図でこの言葉を全員で唱えました。

カロ・ラでも「キキソソラ~ゲロ!」と大声で叫び、下っていきます。
標高が高いので気温も低く、スーツケースからフリースの手袋を出せばよかったと思うほど手先が冷たくなりました。
延々下り、ようやく平坦な所にでると丹羽さんの自転車の具合が悪く、さっそく工具を取り出して直すことに。

サッと工具が出てくるところが、さすが自転車ガイドですな。
あらら、横になっちゃって、丹羽さんもお疲れモード?

映画『千と千尋の神隠し』のキャラクター カオナシ風雪山。

ここから右折するとインドに入るそうです。

あまりの寒さに耐えきれず、レインジャケットを着ました。

ようやく遠くにヤムドゥク湖が見えてきました。ナンカルツェの街はもうすぐ!

目指すホテルは街に入ってすぐのところにありました。
丹羽さんはナンカルツェの街の変わりっぷりに驚いていました。
昔はここらへん一帯原っぱで、みんなでテント泊したんですよと。
ホテルがあって、よかったぁ~。
やっと着いたぜぃー。標高4,450mまで下がってきました。

実はもっといいホテルがあるのでは?とダジュンさんが探しに行ったのですが、そこは招待所と呼ばれるところでもっと狭く、結局当初の通りこちらに。

「招待所」という言葉自体、某北の国を連想させますよね。
このホテル、エレベーターがありませんでした。
スーツケースを持って、階段を上がり、2階の部屋に行くのにも心臓バクバクでした。
お部屋はこんな感じ。

照明器具にランプが入ってないわ、コンセントが差し込めないわ、スイッチを入れても付かないわと三重苦。
とりあえず2ヶ所だけでもライトが付いたのでよかったです。
トイレの上にあるタンクからお湯が出てくると言われたのですが、ちっとも熱くならず。

シャワーのドアも閉まらず、かなり寒かったので、浴びる気にもなりませんでした。
ここのホテルも昨晩に続き窓がきちんと閉まらず。この寒さで閉まらないとは・・・。
ホテルにレストランがないので、街に出ることになりました。
どこの街にも国旗がたくさん掲げられていました。

ナンカルツェの街も、毎日国民の祝日状態ですね。
こちらのレストランで、チベットのうどん「トゥクパ」をいただきました。

全部食べようと思えば食べられたのですが、丹羽さんが残しているのを見て、私も腹八分目程度にとどめておきました。

そしてここにきて、食欲旺盛だった唯一の男性参加者が絶不調に。
車で最高地点のカロ・ラに向かう時、彼はほぼ寝ていたんですね。
起こせばよかったのか・・・。
高度障害も人それぞれで、私のように初日は頭痛と食欲不振が起きても、翌日からそこそこ順応するタイプ。
彼のように、標高の高いところでいきなり調子が悪くなるタイプ。
常に頭痛がし、油っこい中華料理を食べられなくなるタイプ。
今夜は昨晩より更に標高が500mUPの標高4,450m。
今宵もいったい何回トイレに行くことやら・・・。


6日目 ギャンツェ~カロ・ラ手前

2016年05月26日 | チベット

5/4(水)、きょうはギャンツェからカロ・ラ(峠)を超え、ナンカルツェへ。
カロ・ラ(峠)は標高5,045m。
ついに5,000m越えの日がやってきました!
まずはバイキングの朝食をいただき、エネルギーチャージ。

コックさんが卵を目の前で調理してくれました。

彼はネパール人だそうです。
オムレツをダンネバード!(ネパール語でありがとうの意)
丹羽さんはチベット人の主食である大麦の粉「ツァンパ」をリクエスト。
スタッフがテーブルの下から出してくれました。まずはバター茶を混ぜて、

こねて、

そして完成。やけにうれしそうです。あれ、後ろのおじさんまで笑ってる!

今朝はホテル前から自転車に乗ります。

お世話になったイエティホテルの窓には、イエティがいたんですねぇー。

走り出してすぐに大きなわんこに吠えられました。
みんなで自転車を降り、檻の近くに寄ると、よけいに吠える吠える。

丹羽さんがこれはチベットの犬種ですねと。おそらく「チベタン・マスティフ」だと思われます。
声もでかかったけど、足もやたらでかい!
再スタートし、ギャンツェの大通りを走ります。

角を曲がると、かわいいお坊さんが。

街を後にし、郊外の道路に出ました。

あら、後ろにギャンツェ城が見えていたんですね。
あの山の向こうはブータンですとダジュンさんが教えてくれました。

ネパールツアーで一緒だった女性が、GWにブータンを訪れていました。
彼女はあの山を越えた国にいるのね。
昨日に続き、ヤク糞燃料を見学。
こちらのお宅は壁一面に塗り付けられていて、暖かい冬を迎えられそうですね。

みんなでその壁をバックに1枚。

思わず糞燃料に付いている手形に自分の手を合わせちゃいました。
郊外の道では畑仕事をしている人達が多く、彼らを見つけては「ショッパデレ!」(チベット語でおはようの意)とご挨拶。

返事や手を振り返してくれる人もたくさんいました。
しかしどこもかしこもきれいに舗装されていて、サイクリングするには文句なしの道です。
きのう山肌にこんな文字が描かれていました。

真新しいトンネル、大きな橋、そしてこのすばらしい舗装道路。

もう十分生産は加速推進してますからーーー。
丹羽さんのそばで走ると、チベット豆知識を教えてくれます。

が、しゃべり過ぎると、すぐに息がゼイゼイに。
丹羽さん、無理しないでください。
徐々に標高が上がり、海抜4,060mというお寺の看板が立っていますもん。

常に水分補給しているので、長時間のサイクリングだと途中でトイレに行きたくなります。
どこなら隠れやすいか、キョロキョロしながら走ります。
こんな道路の下の隠れ場所を見つけると、女性軍はみんなでお花摘みに行きました。

お花摘みとは、登山用語で「用を足す」という意味なんスが。
そろそろお昼と言う時、ドライバーさんが先の方で停車していました。
そこがきょうのランチ場所。
郊外の道では街もなく、昨晩昼食代わりに購入したお菓子や果物を広げてピクニック。

道路の脇でしたが、ほとんど車も通りませんでした。
丹羽さんが朝作っていたチベット人の主食「ツァンパ」を食べていました。

なんと携帯してきたそうで、これ腹持ちがいいんですよ!とご満悦。
ピクニックの後も、まだまだサイクリングが続きます。
すると遠くに雪山が見えてきました。

そしてたくさんのヤクが。
丹羽さん曰く、ヤクは1頭日本円で15万円ほどだそうな。
後からヤク追いの男性がやってきましたが、相当お金持ちですよ。
自分のヤクであることを示すリボンがかわいい。

かなり近くで見られました。

ここから車に乗り、いよいよツアー最高地点5,045mへ。


5日目 シガツェ~ギャンツェ

2016年05月25日 | チベット

郊外まで車で移動し、ここからサイクリングスタートです。

シガツェは標高3,900m。ついに富士山を越えました。
チベットでは何度となく警察の関門所でグループの渡航許可証とパスポートの提示を求められます。
こちらもさっそくチェックを受けました。
よく見かけるオート三輪は、電気自動車で音がとても静か。

そういえばオートバイも電気が多かったですよ。
両側が畑の道を自転車で走っていると、丹羽さんがちょっと寄り道しましょう!と。

畑を耕すをお父さんと、それを見守るお母さん。

馬を使って畑を耕しています。
お母さんが、自家製焼酎を飲んでいって!と勧めます。

さっそくいただく丹羽さん。

私もごちそうになりました。
酸っぱくて、アルコール度数はかなり低めでした。
サイクリング中、なんと地元の男の子達3名が自転車に乗って向かってきました。

自転車に乗っている子供を見るのも初めてで、思わず声をかけます。
我らツアーのドライバーさん。

時間差で出発し、追走、追い抜き、そして先で待機と毎度毎度お世話になっています。
家の前に出ていた地元の人達に会いに行ってみようと路地に入ります。

向こう三軒両隣という感じでどんどん出て来てくれました。

赤ちゃんを抱くダジュンさん。
彼女もお子さんを持つお母さんです。

一番左のお母さんは手にマニ車持ってますね。
これを回すとお経を唱えたことになります。
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に出てきそうな子供たち。

昭和レトロ感が漂っています。
最後にメンバー全員と出て来てくれた3世代の方々と一緒に写真撮影。

いつか丹羽さんがここを再訪する機会があれば、ぜひ写真を差し上げてほしいなぁー。
またまた寄り道。

ここではヤクを使って畑を耕しています。
使役動物に飾りをたくさん付けているところがいいですね。

君たち、愛されてますゾ。
この後、写真撮影しやすいようにお父さんがわざわざヤクを止めてくれました。
散々撮影した後でしたが、その心遣いに思わず何度も撮ってしまいました。
次の寄り道はチベットのエコ燃料見学。

メンバーが見ている盛土は、ヤクやヤギの糞なのです。
丹羽さんがにおいをかいでみてください、草食なので無臭ですよと。

確かになんのにおいもしませんでした。
これにワラと水を混ぜ、こねて燃料を作るそうで、きれいに塀の上に並んでいます。

丹羽さんはこれを練って作るのが得意だそうです。
よく見ると指の跡が付いていたりして、思わず伊勢名物の赤福を連想してしまいました。
石油はいつか枯渇してしまうけれど、なんたって糞ですから、誠にエコなシステムですよ!と丹羽さん。
きょうはあちこち寄り道して、チベットの人達とふれあい、一番印象深いサイクリングになりました。
35kmほど走って、本日のゴール!

ここからは車に乗り、宿泊先のギャンツェまで移動します。
ホテル近くに来るとギャンツェ城が目の前に現れました。

そして今夜のお泊りはこちら。

イエティホテルです。

フロント周りでWi-Fiが使えました。
お部屋はこんな感じ。

窓が少しだけ閉まらなかったのですが、エアコンがあったので暖房を入れました。
また加湿器もあり、すぐにスイッチONです。
夕食はホテルのレストランで、中華料理をいただきました。
夕食後、近くのスーパーへ。

翌日のお昼は近くにまったく店がないので、ピクニックしましょう!とダジュンさん。
なのでお昼ご飯になるものを全員で買いに行きました。
とはいっても日本のコンビニとは程遠く、菓子パンなどがありません。
ポテトチップス、お菓子、ソーセージ、ジュース、牛乳など大量購入。

すっかり日が暮れ、ライトアップされたギャンツェ城。

表通りから見るイエティホテルも素敵です。

チベットに入ってから、夜はまったく熟睡できません。
体が危険予知を察しているのか、頻繁にトイレに起き、水分補給。
ベットに入っても寝付くまで深呼吸を繰り返します。
ギャンツェは前夜より標高が300m上がり3,950mですからね。
そして明日は更にUPするのです。
あー、不安だぁ・・・。


5日目 ラサ~シガツェ

2016年05月24日 | チベット

5/3(火)、きょうはラサからシガツェまで、昨年8月に開通した鉄道で移動します。
自転車を乗せたトラックと参加者を乗せる車は、きのう一足先にシガツェに向かいました。
ホテルからラサ駅へは新たに手配した2台の車で向かうことに。
1台はやってきても、もう1台は出発時間の8時を過ぎてもやってきません。
20分は遅れたでしょうか。
走り出すと大通りは朝のラッシュにぶつかり渋滞。
やっと駅前に着くと、軍服を着た兵士達がたくさん警備していました。
そこから手荷物検査場へ。
まるで飛行機搭乗前のようなボディチェックもあり。
早くホームへ行かないと、もうあと何分もない・・・。
ダジュンさんは私達の渡航許可証を持って駅事務所に行ってしまうし、肝心の丹羽さんは手荷物検査場から出てこないし。
参加者だけでとりあえず改札口へ進みました。
ラサ駅前はロープが張られ、真正面には入れないようになっていました。
そのロープをかいくぐり、駅の写真を撮る中国人観光客。
案の定、兵士がすごい勢いで笛を吹き、怒られていました。
橋は撮影禁止でしたが、もしかして駅も?
ダジュンさんがやってきたので、構内に入ります。
ようやく丹羽さんが追い付き、遅れた理由は手荷物の携帯ナイフが引っかかったとのこと。
電車に乗るのも目指すホームが一番奥で大騒ぎ。
そのホームには長い列車が止まっています。
ちょうどエスカレーターを降りたところが私達の指定席9号車だったので、ホッとしました。
車内は超満員で、通路に立っている人も。
そこにすべての荷物を持って乗り込んだ我らメンバー。
私はスーツケースをガラガラしながら、指定席へ。

既に他の客が座ってましたが、そこ私達の席だからね!
棚には荷物を置けるスペースも残ってなく、他の客の荷物を寄せたり、荷物の向きを変えたりして、なんとか数名のザックや小さなスーツケースは収めることがことができました。

私ともう1人参加者の大きなスーツケースだけはどうにもならず、そのまま横の通路に置くことに。
発車7分前に乗車したので、いかんせ遅すぎましたね。
予定通り9:00に発車。間に合ってよかったぁ・・・。

ラサは開発が進み、投資目的の高層マンション建設ラッシュ。
それをチベットの人達は人が住まない家なので「悪魔の家」と呼んでいるそうです。

こんなに建てちゃって・・・。

通路にスーツケースを置いているので、車内販売が来ないといいなぁーと思っていたら、来ましたよ・・・。
ギリギリ通るワゴンもあれば、どかさないと通れないワゴンもあり、そのたびにスーツケースを座席に避難。
飲み物、食べ物を扱う日本の車内販売と同じワゴンもありましたが、なんとうどんのみを売るワゴンもやって来ました。
珍しいのでカメラを向けると、うどん売りのおっちゃんに手で制止されました。
ったく、うどんのワゴンも撮っちゃアカンのかい!
あら、ダジュンさんがうどんを注文してますよ。
いったいいくつ食べるんだと思っていたら、私達に2つ差し入れ。
きのう泊まったホテルの横に、常に行列ができているお店がありました。
そこはうどんが有名で、その味によく似ているから、食べてみてくださいと。

色は白いですが、うどんというより寒天のような食感でした。
タレがピリ辛でおいしかったです。
少しするといきなり1人の中国人男性が英語で話しかけてきました。
旅で知り合った世界各国の人達に、列車での思い出をノートに書いてもらっているのだそうで、誰か書いてくださいと。
ちょうど唯一の男性参加者が、数年前に成都から乗った列車での楽しいエピソードを持っていたので、彼が日本語で記入。

この後もこの中国人男性、1時間弱は私達の席でおしゃべりしていましたよ。
車窓から川が見えてきました。

私達の列車に向かって敬礼をしている人もいて、これは義務なのか?
近い将来、この列車をネパールのカトマンズまで繫げる計画があるそうです。
2時間半ほどで終点のシガツェに到着。

乗客はみな荷物が多いので、降りるのも時間がかかります。

この荷物ですからね。
丹羽さんに、今回の旅でエベレストって見えますか?と聞くと、残念ながら見えませんと言われていました。
シガツェ駅構内に、たぶんこれがチベット側から見たエベレストじゃないかと思われる広告が。

中国の「国」の字にかかっているのがおそらく・・・。
改札口は大混雑。

私達外国人観光客は、最後の方でやっとすり抜けたものの、脇に集合させられました。
そしてパスポートを回収され、自分のスマホなのか、公用のものなのか、女性の警察官?が携帯でパスポートの顔写真部分を撮影しているのです。
なんでだぁーーーーー。
そうそう、チケットにはアルファベットで名字とパスポート番号まで印字されていましたよ。
ちなみにラサ~シガツェまで、指定席で40.5元(当時のレートで675円)でした。安い!
ようやく外に出ると、肩からマシンガンをかけた迷彩服の兵士が両脇にズラーっと並んでいました。怖っ。
その間を通り、駅前広場へ。
真新しい駅でとてもきれいだったのですが、今撮影したら彼らに銃殺されそうな雰囲気でしたので止めときました。
駅前のトイレに行った後、乗客も兵士もすっかりいなくなったので遠慮がちに脇からシガツェ駅を撮影。

広場前には大きな大きなマニ車がありました。

列車の中でもこの小さいのを延々くるくる回しているおばあちゃんが通路を隔ててお隣さんでした。
きのう先回りしていたドライバーさんが待つ駐車場へ。
駐車場へ向かう途中、大きなオーロラビジョンがありました。
そこに映っていたものは、一糸乱れぬ行進をする軍隊と戦車。
なんだか某北の国のよう。
車でシガツェの街中へ出て、お昼を食べることに。
ラサも大きな街でしたが、シガツェも大きい街でした。
ちょうどお昼時で混んでいるレストラン。

奥の方には歴代ダライ・ラマ、数名の写真が飾ってありました。
お隣のご家族が食べていたものと同じやつにしてみました。

蒸し餃子のようなモモも2皿注文。

あずき色の袈裟を着たお坊さんがテイクアウトしていて、きっと彼は昼食当番なんだねぇーとメンバー。
さあここから車で郊外に出て、サイクリングスタートです!


4日目 スイートルームに集合

2016年05月23日 | チベット

行きの飛行機では、オーバーブッキングのため参加者が皆ビジネスクラスにグレートUPしたというのに、ただ1人エコノミーのままだったアンラッキーな丹羽さんでしたが、ここラサのデカンホテルでは超ラッキーが待っていました。
なんとお部屋がスイートルームになったというのです。
わぉ!なんとゴージャス。
ものすごく広いんで、見に来てくださいと。
夕食後、レストランからそのまま最上階へ。
ドアを開けると、そこは応接間で、天然の形を生かした木のテーブルがドーンと置かれていました。

その応接間にベットがありました。手前のやつです。

部屋を探索する我らメンバー。
もちろん寝室もちゃんとあります。

バスタブもめっちゃおしゃれじゃないですかぁー。

ベンチ式イスもデコレーションされていて、美しいですわ。

天井も豪華絢爛な布張りです。

こちらのドアから外の大きなベランダに出られます。

そしてはるか遠くにきょう見学したポタラ宮が・・・。

これはもう絶景ですな!
しばし応接間でおしゃべり。

こんなに広くちゃ、なんだか落ち着かないよーと丹羽さん。
夜ライトアップされたポタラ宮。

夜明け前のポタラ宮。

こんな風に見えてたんだ・・・。
アタイの部屋からはポタラ宮なんて見えまへんでした。

せっかくの角部屋だったのに、方向違いで朝焼けの街と山しか見えなかったんだよね。
丹羽さん、飛行機の仇を部屋で取り返したの巻でした。