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Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

今戸神社へ

2010年10月25日 | まち歩き

大阪激安ツアーがすごくよかったので、来月はまた2人で今度は韓国激安ツアーに行くことにした。
その打合せと最終日程表等を渡すため、10/23(土)はたまちゃんと会うことに。
するとたまちゃんが、今戸神社に行きたいんですけど…と。
なっ、なんで?
今戸神社と言えば、いまや恋愛成就のパワースポットとして一躍有名になったところだ。
もしかして片思い?
家からは川向こうで目と鼻の先だというのに、この間TVで紹介されるまでまったく知らなかった。
と言う訳で16時にその婚活神社前で待ち合わせ。
浅草から無料のパンダバスが境内のバス乗り場に着くたびに、女性が次々降りてくる。
Pandabus 渋谷系ギャルから、地味目の単独女子まで、いろんなタイプがいた。
神社と言えば重く格式があるのが普通だが、ここはとにかくブームに便乗しちゃいましょという気配が感じられた。
イスの上にはハートの座布団、かわいい犬の石像、招き猫の石像等、妙に軽い雰囲気だった。
ここは招き猫発祥の地だそうで、本堂隣の社務所には、招き猫が描かれているお守りがたくさん販売されていた。
社務所で参拝客の応対をしていたのは巫女の格好をした可愛らしい女性だったのだが、この方が神職についておられるそうな。
Heartchair Cat 帰宅してネットで検索したら、彼女はイラストレーターという肩書もあり、絵馬の猫も自らデザインしているという。
絵馬は丸い形で、2種類。
祈願絵馬は、赤い糸が結ばれていて、招き猫が2匹。
成就絵馬は、お内裏様とお雛様の猫が2匹。

Ema_3 境内には絵馬掛けがあっちこっちにあったが、そこにはわんさか絵馬が掛けられていた。
ほとんどが祈願絵馬だったけど…。
読んでみると、露骨に○○○○と結婚できますように!と名指しで書いてあるものもあった。
せめて「さん」くらい付けろょ…。
たまちゃんは、欲しかったという今戸焼で出来ている招き猫と招き猫おみくじを購入。
Imadoyaki なにやら、妹さん宅に猫の小物がたくさんあるそうで、ぜひともこの今戸焼が買いたかったと。
それで今戸神社に来たかったんだぁ~。
社務所の隣のご自宅の玄関のようなところにも招き猫がたくさん飾られていて、そこにもおみくじがあった。
おみくじの隣に小さな液晶TVが置かれていたのだが、流れていたのは「招き猫音頭」。
歌詞も変なら、踊りは猫手でニャンニャンと、もっと変だった。
これが神様もお怒りになるようなふざけた映像。
自分で振付けしたと思われるダンスをラッキー池田氏自らが踊っていて、なんじゃこりゃ?
いくら若い女性が訪れるからと言っても、あれはいかがなものかと…。
社務所周りにいると、かなりのボリュームでこの妙ちくりんな音頭が聞こえてきて、なんだかちっともパワースポットという感じがしなかったけどなぁ~。Imadojinjya


下町人情キラキラ橘商店街へ

2010年07月13日 | まち歩き

「スパイス・カフェ」を出た後は、友達が行きたいところがあるんだけど…と「下町人情キラキラ橘商店街」へ。
それほど有名なこの商店街は、頻繁にTVで取り上げられる。
昔ながらの商店街の上、とにかく安いらしい。
随分前に自転車で一度だけ通ったことがあったけれど、ゆっくり歩いて見るのはこの日が初めて。
それなのにぃ~、日曜日の午後だったためか、ほとんどのお店がシャッターを下ろしていた。
残念…。
Hatoya しかし商店街の中でも一番の古株かもしれない、ハト屋は開いていた。
ここに来たかったんだぁー。
ハト屋はパン屋さん。
といっても売っているのはコッペパンのみ。
そのコッペパンが古びたガラスのショーケースに並んでいる。
なんだか映画「ALWAYS3丁目の夕日」のセットみたいな雰囲気だった。
店の中にはものすごい数の芸能人の色紙や、ご主人と一緒に撮った写真が飾られていた。
コッペパンは1つ120円。
中にジャムかピーナッツバターを塗ると150円。
友達はコッペパンを4つ、私は1つ購入。
きっと出来たてはアツアツですごく美味しいんだろうな。
私は翌朝食べたので、飛びついて買うほどでは…と思ってしまった。
商店街をぐるっと一回りすると、ラーメン屋とケーキ屋が合体している店や、妙にレトロな建物の床屋、煙をモクモク出しているもつ焼き屋など、数軒は開いていた。
しかし活気のある商店街の雰囲気はまるでなかった。
ネットで検索したら、7/25(日)に朝市があるそうで、その時に行ったらきっとすごい混雑なんだろうと思う。
日曜早朝6時前~9時頃まで、売切れ次第終了って…。
近頃は土曜も出勤しているし、たまの休みにそんな早起きして行けないな…。


宗吾旧宅へ

2010年06月29日 | まち歩き

Annaiban 麻賀田神社を後にし、いよいよ宗吾旧宅へ。
右折箇所に案内板があり、助かった。
そこからは竹のトンネル。
光が遮られ、舗装されてないドロドロ坂道。
滑らないように下っていく。
竹藪を抜け光が射すと、そこが宗吾旧宅だった。
突然、風情のある田舎の爺ちゃんちが現れたという感じだった。
平屋なのだが、なぜか石の上に直接柱が乗せてある。
不思議?
帰宅して調べてみたら、江戸時代から伝わる“かのこ建て”と呼ばれる建築様式だそうで、土台を設けず丸石の上に直接に柱を建てている。
House そうとは知らず、しみじみ見ていたら、「どうぞ、中にお入りください。」と中から声がした。
まさか声がするとは思わなかったので、なんだか気味が悪くちょっと固まってしまった。
どこから見てるんだぁ~?

そう言われても人様の家に入っていくのは…と躊躇していたら、また声がかかった。
友達が行きましょ!と先陣を切って、引き戸を開けた。
入るとそこは土間で、梁が露出し屋根まで吹き抜けだった。
一段高い畳の部屋には椅子に座った爺ちゃんが…。
この爺ちゃんが木内惣五郎(佐倉宗吾)から16代目にあたるそうだ。
なんでもばあちゃんは体の調子が悪く、入院しているそうな。
16thmrsougo 爺ちゃんは腰が悪いとのことで、座りっぱなしだった。
「佐倉義民傳」や「宗吾霊堂」で散々見たり聞いたりしたことをかいつまんで喋ってくれた。
宗吾様のお子様は4人とも処刑された。
それもそのうち3人は女の子だったのに、子孫を絶やすという意味を込めて、男の子の名前に変えてまでも殺された。
なのになぜ子孫が?
実は子供は6人いて、上の2人の女の子は既に嫁入りしていたそうで、その女性を佐倉に呼び戻したそうな。
それで16代目の爺ちゃんまで続いたわけなのね。
爺ちゃんは話す時、身内でも「宗吾様は…」と説明していた。
佐倉の英雄だもんね。
説明が終わると、上がって位牌を拝んでくださいなと言われた。
せっかくそう言って下さるのだからと、靴を脱いで座敷に上がる。
とりあえず座敷の上りかまちに置いてある賽銭箱にお金を入れた。
爺ちゃん、なぜか急に、あなた達はお嫁に行ったのかい?と言われた。
いいえ、3人共まだなんです…と答えると、じゃあそれもお願いした方がいいよと。
Butsudan 宗吾様って縁結びの神様じゃないっしょ?
位牌は3つあったのだが、どれもすすけて真っ黒だった。
書かれていたであろう字も読めず。
形が違うだけで、真ん中が宗吾様。左が4人のお子様とのこと。
普通のお家で手を合わせるように、お線香に火を付け、鈴をチーンと鳴らし、合掌。
まさかこんな展開になるとは思わなかったので、ますます宗吾様を身近に感じられた。
お参りが終わると、どうやって来たの?県道から来たの?と言われた。
はいと答えると、県道は車が飛ばして危ないから、帰りはこっちの道を行きなさいと、親切に車があまり通らない宗吾霊堂の裏に出る道を教えて下さった。
爺ちゃん、ありがとね!
宗吾旧宅は、今も普通に16代目が生活しているまったくの私邸だった。
もちろん入場料もなく、ご厚意で入れていただいた。
お宅を後にして、爺ちゃんの説明通り、左手に田んぼを見ながら、のどかな道をテクテク歩く。
すると「まむしに注意!」の看板が…。
車が来なきゃ、まむしかい。
宗吾霊堂を目指し、しばらく歩くと本堂裏にあるあじさい園が見えてきた。
これだけでもかなり歩いたので、結構足にきていた。
甚兵衛渡しまで行ったら、大変だったよぉー。Giminroad


麻賀多神社の大杉

2010年06月28日 | まち歩き

宗吾霊堂を後にし、1.4km先の麻賀多神社を目指し、歩道のない県道をテクテク歩く。
たまに通る車が、みなすごいスピードで飛ばしていく。
あぶねぇーなぁ~。
1本道なので、迷うことはないのだが、なかなか見えてこない。
やっと右手にそれらしき看板が…。
鳥居をくぐると、なぜか放し飼いにされている烏骨鶏がいた。
ここの本殿左奥には東日本一といわれる大杉がある。
Ohsugi 県指定天然記念物で、高さ40m、太さ9m。
1400年近くの樹齢で、不老長寿祈願のご神木として崇拝されてるそうな。
どこだぁ~?と石段を上がり、本殿へ。
そこから左に歩くと、ありました!大杉が…。
すっ、すごい佇まい。
大杉までのアプローチに階段があるのだが、その手前には賽銭箱が…。
確かに神々しい。
近寄るのが恐れ多い感じすらしてきた。
1周できる大杉の成就橋がかかっていたので、ゆっくり歩きながらしみじみ見上げる。
あまりの威圧感で、願いをかけることも忘れてしまう。
帰宅して検索してみると、すごいパワースポットだった。
足元からビリビリ感じたとブログに書いている人もいたほど。
あー、私って霊感ないのかなぁ~?
But、見た瞬間から圧倒されてしまう迫力はあった。
そしていろんな人のブログに木の表面に顔が浮かんで見える画像がUPされていた。
Face 気付かなかったょ、トホホ…。


宗吾霊堂へ

2010年06月27日 | まち歩き

Sougoreidou_2 コクーン歌舞伎『佐倉義民傳』を見て、これは宗吾霊堂も行っとかなきゃあかん!と思い立った。
コクーンのロビーにも小さい宗吾霊堂が設けられ、前にはお賽銭箱もあった。
女性スタッフが脇に立ち、どうぞ御参りしてくださいと言っていたが、人混みでワサワサしているところでお参りするのも落ち着かないなぁ~と、その時はしなかった。
時間はかかっても家から宗吾参道までは青砥乗換えで比較的簡単に行ける。
先週の日曜日、京成宗吾参道駅で友達と待ち合わせ。
宗吾霊堂の鳥居をくぐると、参道の左には土産物屋が、少し歩くとすぐ右に宗吾様と4人のお子様のお墓があった。
Bochi さっそくお線香を買い、お参りする。
お芝居では3人の子供がいるという設定だったが、実際は4人も処刑されていた。合掌
そして仁王門をくぐるとちょうど「あじさい祭り」開催中ということで、参道脇にあじさいの鉢植えが並んでいた。
大きくて重厚な大本堂。そこに琴の音のBGMが…。
と思ったら、それもあじさい祭りのイベントの1つで、本堂左脇では琴と尺八生演奏の真っ最中だった。
Ensou_2 いよいよお目当ての宗吾御一代記館へ。
ここは、宗吾様の生涯を偲び、甚兵衛渡し・妻子との別れ・直訴から処刑に至るまでを人形66体13場面の立体パノラマで見ることができる。
入口脇には上演記念として、中村勘三郎さんと演出の串田和美さんが植樹したハナミズキがあった。
チケットを買おうと思ったら、係のおばさんがご覧になりますか?と言う。
もちろん見に来たんだけど…と思ったら、先客に自らガイドしようと思っていたところだった。
Jinbewatashi_2 それではご一緒にと総勢7名の客を引き連れ、おばさんが1場面1場面、何も見ずに見事に説明してくれた。
13場面もあるので説明するのも大変。後半になるとおばさん途中で喉がつまってしまった。
大丈夫かぁ~?がんばれ~!
この事件を知らなくても、ここに来ればあらすじがよくわかる。
しかしいつ作られた人形なのか、なんだか埃っぽく、かなり年季が経っていた。
Jikiso_2 今ネットで調べたら昭和42年開館だった。
ここの入場料700円でそばにある宗吾霊宝殿にも入ることができる。
宗吾御一代記館はエアコンがなく暑かったが、霊宝殿は冷え冷え。
そこに宗吾様の遺品や郷土出土品などが展示してあった。
中にはボロボロの籠や人力車、宗吾様着用の袴、奥様の着物もあった。
350年祭を記念して小泉純一郎氏・長島茂雄氏など各界の著名人の方々から寄贈された「義」の一文字を書いた色紙等も展示されていた。
Qchan 中にはQちゃんのサインも。佐倉には高橋尚子ロードがあるくらいだからね。
本堂の裏にあじさい園があるというので行ってみたが、思っていたほど花の迫力はなかった。
霊堂近くの蕎麦屋で冷やし山菜そばと生中でお昼を取り、この後どこまで行くか相談。
甚兵衛渡跡まで行くとなると、かなりの距離と時間がかかる。
そして宗吾参道駅まで戻ってくるには1時間半以上歩くことなる。
結局、この後麻賀多神社→宗吾旧宅までにしようということになった。Shokei_2