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Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

クィーンズタウン散策

2014年01月17日 | NZ

 

1月2日(木)は、16:40発の国内線でオークランドに移動。
時間ギリギリまでクィーンズタウンを散策します。
まずはワカティプ湖桟橋地下にある「UNDER WATER WORLD」へ。
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階段を降りると、全てが見えてしまうまさかの狭さ。
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受付のお姉さんにこれは天然ですか?と聞くと、Yes!との返答。
生け簀で囲ってある訳でもないのに、魚がたくさん泳いでいます。
写真撮影はOK?と聞くと、入場料を払えばねと冷たく言わてしまい・・・。
だってこれだけの施設なのに、ものすごく高かったんですモン。
確かNZ$20(1,860円)だったと思います。ぼったくりもいいとこだよ~。
しばし考えましたが、泣く泣く入場です。
大きなマスやトラウトがガラス窓のそばを泳いでいました。
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おいしそう~~~!
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食べさせてくれてもいいくらいの値段だと思うけどね。
滞在時間10分ほどで退出。
今考えてみるとすごくもったいなかったなぁ~と思います。
湖では子供とお散歩中のパパが餌をまくと、鴨やカモメが一斉に近寄ってきました。
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19年前にスキーツアーで宿泊したホテル ノボテルに行ってみました。
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するとどこからか私の名を呼ぶ声が・・・。
なんときのうまで一緒だったツアーメンバーのおじいちゃんがベランダから手を振っていました。
NZのウェリントンから参加していた3世代ファミリーのRogerさん。
ノボテルに宿泊していたのですねぇ~。
19年前、このホテルの前は広大な空地で、そこにスキーバスが駐車していたのですが、今では数々のお店が軒を並べ、空いているスペースはまったくありませんでした。
その時歩いた庭園路は残っていました。
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さっそく橋を渡って歩いてみます。
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前回は冬だったので、閑散としていましたが、今回は夏でお花がいっぱい!
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そうそう、この池覚えています。
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顔が白い鴨はパラダイスシェルダックというそうです。
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こちらはメスで、オスの顔は黒いそうですが、この時はいませんでした。
ローズガーデンもあり、咲き誇っていました。
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いろんな種類がありました。
某デパートの包装紙のよう?
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やっぱりピンクが好き。
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サイクリングしている人もいれば、
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わんことジョギングしている人もいました。
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湖と山を見ながらのんびり散策しているとほんとリラックス。
いいですねぇー、NZ。


4日目大晦日~5日目元旦

2014年01月15日 | NZ

 

夕食後、ラウンジに移動し、完歩証の受賞式が始まりました。
この日だけはいつも黒い半袖ポロシャツを着ているガイドさんも私服にチェンジ。
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日本人ガイドのMasakoさん、雰囲気がガラっと変わり色っぽかったぁ~。
49人全員が1人1人名前を呼ばれ、前に出ます。
4人のガイドさんと抱き合ったり握手をしたり。
S子ちゃんのお母さんM子さんもMasakoさんとハグです。
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中には脚にダメージがあり、イスに座ったまま受け取る女性もいました。
完歩証には初日にグレードハウスで撮影した集合写真が入っていました。
私も全員と抱き合い「次はルートバーントラックに参加したいです!」と既に心はもう次のコースへの野望で燃えています。
この日は大晦日。
受賞式が終わると疲れて部屋に戻ってしまう人も多く、そのまま残った人は半分以下。
私はS子ちゃん母子とカウントダウンしましょーね!と言っていたので、トランプをしてその時を待ちます。
ちょうどそばにいたS子ちゃんと同い年のオーストラリアから来た女の子2人組も誘い、英語でババ抜きや大貧民のやり方を説明し、直前まで5人でトランプで遊んでいました。
ガイドのTomくんがなぜか日本酒を持ってきてくれて、吟醸酒をおすそ分けしてもらいました。
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いよいよ12時が迫ると、ロッジの従業員達がドレスアップして参入。
最年少参加者の男の子Felixくんがクラッカーを配り、10秒前から全員でカウントダウン。
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12時になった途端、Happy New Year!と周りにいるメンバーと声を掛け合い、キスとハグ。
こんなこと日本じゃ絶対やらないので、いい機会でした。
ヒゲが伸びている男性と頬を寄せる時は、ザラザラして痛かったですが・・・。
ラウンジにはゲームが山ほど置いてあり、私がその中からジェンガをチョイス。
12時過ぎても残っているメンバーと大ジェンガ大会が始まりました。
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最初こそ少人数でしたが、どんどん周りの人を巻き込み、ガイドのMasakoさんまでやってきて、大盛り上がり。
ビリヤードをしていた男性陣もつられて笑っています。
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ジェンガは積み木を抜き取り、さらに上に積み上げ、倒した人が負けというゲームなのですが、アメリカはソルトレイクから参加している男性がとても上手で、どこを抜けばいいと教えてくれるので助かりました。
あまりに上手なので彼は「Mr.ジェンガ」と名付けられました。
午前1時を過ぎ、さすがにMasakoさんがあと1回で終わりにしましょうと。
結局部屋に戻ったのは1時半過ぎていました。
元旦の朝、天気はぐずついていましたが、一番雨が多い地域にやってきたのですから、こんなもんでしょう。
これが最後のサンドイッチを作ります。
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きょうはこれをクィーンズタウンに戻るバスの中でいただきます。
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朝食後、港に移動。9時にミルフォード・サウンドクルーズの船が出航です。
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ミルフォード・サウンドの地理学上の正式名は「フィヨルド」だそうです。
これは、氷河によって浸食された狭く勾配の険しい谷に、氷河の後退によって海水が入り込んでできた入り江のことを言います。
カヤックで楽しんでいるグループもいましたが、寒そう。
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操舵室には誰でも入ることができ、船長さんが座っていいよというので、遠慮なく座らせていただきました。
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NZの旗は青地ですが、船の旗はなぜか赤地でした。
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途中でメンバーから「Dolphin!」と声が上がりましたが、泳いでいたのはオットセイ。
そして岩場にはひと休み中のオットセイ軍団が・・・。
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一番の見せ場、スターリング滝。
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私はレインジャケットを着ていましたが、レインパンツは履いてこなかったので、あえて船内で見ることにしました。
ガラス越しでもこの迫力。みんな勇敢に外で見てますねぇー。
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ぐるっと1周してクルーズは終了!
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ここからバスに乗り、テ・アナウ経由クィーンズタウンへ。
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よく見るとバスに描かれている鳥はあのいたずら山オウムのケアだったんですねぇー。
ヘリコプターでクィーンズタウンに戻るリッチなメンバーもいましたょ。
バスがテ・アナウに着く直前、初日に乗船した船着き場でガイドのアナベル嬢が下車。
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ガイドのシフトはこのツアーを2回連続でこなして、お休みとなるそうです。
彼女以外のガイドは今回が2回目。
彼女だけが1回目だったそうで、1人また5日間のツアーに出るのでありました。
テ・アナウに着くと、ここでTeam福岡のおじさま3名とお別れ。
毎晩ワインをごちそうになり、ありがとうございました。
クィーンズタウンではあまりに物価が高かったので、たった25分程の休憩でバス駐車場近くのスーパーに飛んでいき、お土産のお菓子を激買いです。
バスは一路クィーンズタウンを目指します。
右も左も羊がいっぱい。
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19年前にスキーツアーで来た時もこんな感じでしたが、何年経っても自由に放牧されているのねー。
15時半前に初日の集合場所THE STATIONに到着。
仲のよいメンバーとさよならの挨拶をし、解散。
ザックを返却したので、中に入っていた大きなビニール袋をサンタさんのように担ぎ、初日に宿泊したホテルへ向かいます。
ホテル前までS子ちゃんとM子さん母子と一緒に歩き、お2人ともいよいよここでお別れです。
お2人のおかげでとても楽しいツアーになりました。
心から感謝です。ほんとうにお世話になりました。
ホテルにチェックインし、預けていたスーツケースを受け取ると、初日と同じ部屋ですよ!と言われました。
またあの窓から出入りするレセプションの横かい。
夕食はフードコートでTakeout。
ツアー中は贅沢にコース料理だったので、元旦からB級グルメ炸裂です!
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トムヤン炒飯に、KFCのナゲットと、今宵もNZビールSPEIGHT'Sで新年を迎えました。
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ツアー中、ほとんど熟睡できなかったので、今夜は1人でゆっくり寝られます。
森や滝の初夢、見られますように・・・。


4日目ゴールのサンドフライポイントへ

2014年01月14日 | NZ

 

4日目はいよいよゴールのサンドフライポイントを目指します。
一晩で山の上に積もった雪は、デニッシュの上にかかっている粉砂糖のよう。
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トレッキングとしてはこの日が最後となるため、S子ちゃん母子と3人で歩くことにしました。
小雨が降っていましたが、森の中の木々が雨よけになり、さほど気になりません。
きのう見に行ったサザーランド滝の上2段が見えるポイントに来ましたが、ガスっていて見えず・・・。
10時半頃、ポートシェッドという休憩所に着きました。
サンドフライがブンブン飛んでいます。
小屋の中に避難し、温かいコーヒーと2つ作ったサンドイッチの1つをいただきます。
再びコースに戻り、次の休憩所を目指します。
きょうはS子ちゃんのお母さんM子さんとたくさんおしゃべりをしました。
いままで行った国や、どこがよかったなど、話は尽きません。
マッカイ滝では3人で写真を撮りました。
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この滝にあった大きな岩がどんどん転がり、外に飛び出たのがベルロックです。
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逆さになった鐘のような形をしています。
ガイドのMasakoさんが、木から吊り下がっている植物は「ゴブリン・モス」と言いますと教えてくれました。
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歩き進むほど、ゴールが近付き、終わってしまう寂しさがこみ上げてきます。
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右手にアダ湖を見て、ひたすらまっすぐ進みます。ここらへんから徐々にS子ちゃんが遅れ始めました。
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ジャイアンツゲート滝脇のシェルターで、遅めのランチタイム。
ここは屋根があるだけの開放的な休憩所だったので、もういたるところにサンドフライが飛び回り油断できません。
私、サンドフライはゴール地点のサンドフライポイントにしかいないもんだとばっかり思っていました。
なのでサンドフライ避けも虫刺されのムヒ等も持ってこなかったのですょ。
ところが初日からずっとこのサンドフライに悩まされ、ここまで何ヶ所も刺されてしまいました。
驚いたのは手の平を刺されたこと。
手の甲は刺されたことがあるけれど、手の平って結構分厚いと思うんですが、それでも刺すんですよー。
何回となくM子さんが薬を差し出してくださり、ほんとうに助かりました。
残りのサンドイッチを食べて、サッサと再出発。
ゴール後は船でロッジに移動するため、午後3時発か4時発のどちらかに乗船しなければなりません。
もう3時の船には乗れないペースだったので、4時の船には間に合うように歩きましょ。
橋からジャイアンツゲート滝を眺め、サクサク歩きます。
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この森とももうすぐお別れですょ。
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S子ちゃんは相当脚にきているようで、母子で最後尾に付くことになりました。
私は日本人ガイドMasakoさんと2人でおしゃべりしながら進みます。
彼女は1年のうち、このツアーガイドを半年、残りの半年を日本という生活を11年も続けているそうです。
もう大ベテランですね。
ここ雨だから見られる滝ですよとMasakoさんが言うので、シャッターを押してもらいました。
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ゴール手前の休憩所では、既にほとんどのメンバーが船で移動してしまい、閑散としていました。
それでも誰かが扉を開けて入ってくるたび、先着したメンバーが拍手で出迎えます。
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前日の行程説明では長く感じるかもしれないと言われた4日目ですが、私としてはあっという間に着いてしまったという感じでした。
結局、S子ちゃん母子はギリギリになってしまい、この休憩所をスルーし、船着き場へ直行。
休憩所の外には「ミルフォード・トラック」の表示板がありました。
完歩しましたよ~!
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そして33.5マイル(53.9km)看板横には、プロのカメラマンがいて、買う買わないに関わらず、全員記念写真を撮影され、結局私は買ってしまいましたが・・・。
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なんとか4時の船に間に合い、乗船。
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Masakoさんは、4人の中でも特に気配りのできる素晴らしいガイドさんでした。
外国人参加者にも常に声をかけ、靴ずれ、筋肉痛、はたまたサンドフライに刺されて水ぶくれにまで悪化したメンバーの手当て等、大活躍。
右は黒一点のイギリス人ガイド、Tomくんです。
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船の上から今夜の宿泊地、マイタ―ピークロッジが見えてきました。
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港に着き、バスで移動。
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4ヶ所に泊りましたが、ここが一番大きく、部屋もバスタブ付きツインで快適です。
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ゆっくりお風呂に入り、今宵もバーへ。
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あー、トレッキング、終わってしまいましたぁ・・・。
夕食前にラウンジでくつろぐツアーメンバー達。
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最後の夕食は、4人のガイドさんが初めて私達と一緒にいただきました。
我らTeam JAPAN+混成外国人テーブルにはMasakoさんがやってきました。
まずは、前菜。
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初めてメインに魚をチョイス。サーモン、おいしかったです~。
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デザートも毎回趣向をこらしていましたね。
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さあ、夕食の後は完歩証の受賞式が始まります。


3日目クィンティンロッジ目指して

2014年01月13日 | NZ

 

1人お昼の休憩所を後にし、クインティンロッジを目指します。
明日は再び標高の低い平坦な道を歩くので、咲いている植物もこの高さでしか見られないんだろうなぁ~と、次々お花を撮影。
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名前がわからないのが残念・・・。
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デイジー系でしょうかね?
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唐辛子みたいですが・・・。
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珍しく手すりがあるこんな箇所もありました。
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コース上には1マイルごとに表示板が立っています。
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メンバー49人もいれば、1人で歩いていても、抜かされたり追いついたり。
誰かしらが見える先にいるので、ホッとします。
一部コースが荒れていても、先がオレンジ色のポールが道しるべとなります。
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だいぶ降りてきました。
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そしてまたシダと苔むす道へ入ります。
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たまにEmergency Trackという別ルートがありました。
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緊急時しか使わない急登で、雪崩のリスクが高い時期を過ぎた時しか使ってはいけないと警告あり。
滝のすぐ脇に木道が設置されていて、その迫力を間近で感じながら歩きます。
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音もすごかったですょ。
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この滴り落ちる水量で、どんだけ雨がすごかったかわかりますかねぇ~?
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これくらいの傾斜なら、滑りたくなりますね!
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午後3時頃、クインティンロッジに到着です。
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どこのロッジにもピアノがあったのですが、ここのはあまりにアンティークで弾けるのかしら?
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ここでゆっくりしている訳にはいきません。
さあ、ここからが2回戦。
ずぶ濡れの靴下だけを履き替えて、サザーランド滝を見に行きます。
これは希望者のみ。おそらく半分以下のメンバーしか行かなかったのでは?
ちょうど日本人のおじさま3名Team福岡が出発するところだったので、ご一緒させていただきました。
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カメラだけ持ち、ザックはロッジに置いてきたので、身軽がうれしい~!
片道45分で落差580mのサザーランド滝に着きました。
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これがかなり近くで見られるのですが、滝の飛沫がものすごく、雨に加え滝の水までかぶらなければなりませんでした。なのであえて私はちょっと遠くから撮影。
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ここまで雨の中、カメラを酷使してきたので、これ以上濡らすわけにはいきません。
絶対、カメラ壊れるよな・・・と思いましたが、ツアーメンバーは普通に撮ってました。
戻る道でS子ちゃん母子とすれ違い。
お昼の休憩所ではほぼラストだったそうですが、なんとしても滝が見たくて4時半までに到着したとのこと。
よかったぁ~。
夕食に間に合わなくなるので、その時間までに到着しないと出発できないと前日言われていましたから。
雨は依然降り続き、森は喜んでいるように見えました。
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ロッジに戻り、この日は2段ベットが3つの部屋に2人でした。
シャワーを浴びてからは大洗濯。
レインパンツは泥だらけ、ザックカバーをしていたにも関わらず、ザックはびしょ濡れ。
ザックの中身は、前日説明会で配られた大きなビニール袋に全ての物を入れたので無事でした。
乾燥室はもう干すスペースを見つけるのが大変なほど、メンバーのウエアや小物類でいっぱい。
このロッジだけ登山靴とレインウエアを干せる専用の乾燥室がありましたが、そこもいっぱい。
場所柄、ここは雨に降られる確率が高いんでしょうねぇー。
本日も5時オープンのバーでお疲れ様の一杯。お気に入りのNZビールを飲みました。
そして夕食はマッシュルームのスープから始まり、
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きのうチョイスしたカンタベリー地方産・牛リブローステーキ胡椒和えです。
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この日もTeam JAPANでテーブルを囲み、福岡のおじさま達から赤ワインをご相伴に預かりました。
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って、前夜も白ワインをごちそうしていただいたんですけどね・・・。
ツアー3日目ともなると、どこのテーブルもおしゃべりに大盛り上がり。
そんな時、すごい音がして一瞬全員シーンとなると、なんとガイド4名が仮装して登場!
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デザートを配ってくれました。
かわいいゴリラは日本人ガイドのMasakoさん。
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アイスクリームにこれでもかとアーモンドスライスがたくさんかかっていて、おいしかったです。
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夕食後は翌日の行程説明。
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明日は平坦ですが、ツアー中の最長距離21kmを歩きます。
翌朝、あれだけ降ったのにまだ雨は降り続き、そして寒い・・・。
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朝食を取りながら、一夜にしてかなたの山にうっすら雪が積もっているのを確認。
でも雨足はずいぶん弱くなりました。
レインパンツは履かず、ジャケットだけ着て、出発です。


3日目峠越え

2014年01月12日 | NZ

 

3日目の朝、起きると雨ですよぉー。
日本人ガイドMasakoさんによると、ミルフォード・トラックはRain Forestと呼ばれ、どんどん雨が多い地域に向かって歩いていくのだそうです。
私も1日くらい雨でもいいなぁーと思っていました。
でもね、峠越えという一番高低差のある日にどしゃ降りとは・・・。
きょうはここでもう1泊したい!と思っても、このツアーは毎日出発しているので、次のグループがやってきてしまうのですよ。
そしてこの日は次のロッジに16時半までに着かなければ、そこから世界第5位の落差(580m)サザーランド滝を見に行くことができないのです。
なるべく早く発とうと思っていたら、そんな時に限って、部屋になぜかあのいたずら山オウムケアが入ってくる始末。
ベットの下に潜り込みなかなか出ていきません。
もう焦る焦る。なんとか外に出て行ってくれてホッとしました。
朝食時から既にレインウエア着用のTeam福岡のおじさま3名。気合入ってます。
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きのうのパートナーS子ちゃんは、登りがあるので、お母さんと一緒にゆっくり行きますとのこと。
きょうは1人で歩きます。
雨で道に水溜りができ、かなり早い時点で靴下までびしょ濡れになりました。
そして川はかなりの増水。
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橋を渡る時、もし水かさが橋を越えたらどうするんだろ?と思いましたが・・・。
最初の休憩所で、みんな既にビショビショです。
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雨なのでカメラのレンズに水滴が付くのですが、それでも後ろから来たメンバーが写真を撮ってというので、ほんじゃあ私もお願い!とお互い撮影。
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あんなに降っていたのに、写真を見ると降ってないように見えますねぇー。
きょうは登り降りなので、こんな看板がたまに出てきました。
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『落石危険個所、200m先まで止まらずに!』
200m先には『ここから安全区域』という看板も出ていました。
雨はイヤですが、植物は生き生きしていて、緑がより美しくなりますね。
こんなかわいい花も咲いてましたょ。
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雨は一向に止まず、山の上から滝となって流れ落ちてきます。
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雨だからこそ、こんなに何本もの滝が見えるんでしょうね。
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さほど傾斜がきつくないジグザクの道を登って行きます。
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あらら、飛べない鳥ウェカがいましたょ。
シャッター音に反応し、近くに寄ってきました。
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後でツアーメンバーと話題になったのですが、飛べないのにどうしてここまで来たんだろう?と。
まさか下から歩いて?いやいや、誰かがここまで連れてきて放したのかな?などと憶測が飛び交ってました。
そこから少し行くと、マッキンノン記念碑見えてきました!
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ガイドのアナベル嬢が1人寒そうにツアーメンバーを出迎えてくれました。
写真を撮ってもらったのですが、カメラのレンズに水滴が付いてしまって残念。
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ここは南極からの南風が吹くと、ものすごく寒いと言われていましたが、さほど風は吹いていなかったにも関わらず寒かったぁ~。
この後ろに、強風時には12秒で下まで転がり落ちるという崖がありました。
とりあえずそれほど風は強くないので行ってみました。
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確かにすごく急な崖ですね。
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本日のお宿、クインティンロッジ(赤丸)も見えました。
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上から眺めると、まだまだ遠いなぁー。
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ここでちょうど居合わせたNZファミリーのお父さんと2ショット。
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寒いので、サッサとお昼の休憩所を目指します。
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振り返ると、さっきのマッキンノン記念碑に次々メンバーが到着するのが見えました。
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そしてついに来ましたょ!最高地点マッキンノンパス1,154mに。
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かなりガスってます。
マッキンノン記念碑から30分ほどで、お昼の休憩所マッキンノンパスシェルターに着きました。
入口は2つあり、1つは個人ウォーク用、私達は左側のガイドツアー用に入ります。
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なんとここに先着したメンバーがわんさかいました。
もうレインジャケットをかけるフックの空きはないわ、暖房は電気の小さな壁掛け式がたった1つ。
座るスペースを見つけるのも大変でした。
部屋全体が体やウエアから出る湯気で曇っています。
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靴下を替えようかと迷っていたら、お隣に座っていたNZファミリーのおじいちゃんが「みんな濡れてるよ、Keep going!」というので止めました。
温かい味噌汁(過去に参加した日本人のリクエストにより、小袋の即席生みそ汁が用意されていました)とサンドイッチを食べ、少し体が暖まりました。
寒いためか、なかなか出発せず、ダラダラと小屋に居続けるメンバー達。
どんどん人が増えてくるため、フリースの帽子をかぶり、出発することにしました。