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Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

GRAND TRAVERSE 6日目 その2

2018年01月19日 | NZ

きょうは何度も吊り橋が出てきます。

橋を渡り終えたところは分岐点。

どっちを行ってもあと30分か・・・。
わーん、終わっちゃう~。
どうせ歩くのなら、もちろん"Nature Walk"経由で。
メンバーもみな右方向だもんね。
ここに立っていたBeatifulなBea嬢とルートバーン・トラックの男性ガイドTedと3人でこんなポーズ。

メンバー中、唯一の日本人ですからね。相撲の突っ張り風で、ドスコイ!
後ろを歩くPaul&Mira。

彼等も写真を撮る時、いろんなポーズを取りました。
なので、ワタスがお願いすると、とても喜んでやってくれる上、Miraにいたっては、ねえねえ次はどういうポーズにする?と。
いよいよラストの橋が出てきました。

遠くにゴールのシェルターが見えています。
ついに来たか・・・。
橋の上から景色を目に焼き付けます。

やったぁー!

たくさん写真を撮ってくれたPaul、つたないワタスの英語に付き合ってくれたMira。

この2人に出会えたことは、ほんとうにラッキーでした。ありがとう、Paul&Mira!
少し先の案内板で、始終一緒に過ごしたMiraと。

後ろに最後の橋が小さく見えます。
ルートバーン・トラックにありがと~~~~~。
ガイドのMolly嬢がやってきました。
なんと転倒した彼女の青いザックを自分のザックの間に挟み背負っていました。

おー、さすがッス!
やさしくて頼もしいガイド嬢達のおかげで、全員無事にたどり着くことができました。
このルートバーン・シェルターがゴーーーーール!

ここでレンタル品を返却。
ワタスはシーツだけお借りしましたが、ザック、レインウエア、ストック等も無料でレンタルできます。
こちらにはいろんなパネルが展示されていました。
その中にトラックにしかけられていた箱が写っていました。

彼らが持っているのは「おこじょ」では?
写真の上には『唯一の防衛は、継続的なトラップです。』と書かれていましたが。
日本では会えたらラッキーなほど、悪役イメージのないおこじょがつかまっちゃってる・・・。
志賀高原観光協会ではキャラクターになっているほどかわいいのに。
ここからバスに乗り、20分ほどで初日も立ち寄ったGLENORCHYの街へ。
こちらのGLENORCHY HOTELで完歩証明書の授与式が行われます。

軽食は出ますが、飲み物は各自払い。
さっそくビールを注文です。

もちろんここでもSPEIGHT'S。

タップから注がれるなんて、最高ッス!
ツアーメンバーは外のテーブルに着席。
一部、一般のお客様もいらして、何が始まるの?って感じでした。
黒いポロシャツに着替えたガイド嬢達がカッコいい。

名前を呼ばれたメンバーは前に出て証明書を受け取ります。
ワタス、33人中2番目に名前が呼ばれ、走って前に出て行きました。
するとガイド嬢達の左側に座っていたわんこが、すごい勢いでワタスの足元にやってきて、ワンワンと吠えまくりました。

これにはMolly嬢も大笑い。
ガイド4名の1人1人と感動のハグ。
背が高いMeg嬢とは、ハグというより、相撲の取り組みみたいになってる~。

キュートなBea嬢とハグしている向こうで、ビールを飲むMolly嬢。

席に戻る時「なんであの犬、吠えたんだろう?」とブツブツ言ったら、ウケました。
全員完歩証明書を受け取ると、もうゴールはすぐそこというところで転倒してしまった彼女が前に出てきました。
左腕の三角巾も顎のテープもなかったので一安心。
ガイド嬢達へ感謝の言葉を述べた後、お礼にと歌のお返し。
彼女はコースで一緒になった時、鼻歌を歌っていることが多かったんですね。
そんな彼女がとても素敵な歌をいい声で歌いあげました。

とても短い歌でしたが、拍手喝采。
日本人のツアーだったら、最後に前に出て1人歌を歌うなんてこと絶対しないですよね。
そういうことができる彼女が素晴らしいと思いました。
みんながバスに戻る中、ワタスもガイド嬢達に最後のリクエスト。
4人で「ヤー」。左からMeg,Beatrice,Molly。

彼女達のおかげで、すこぶる快適なツアーとなりました。
結局すべてのオプショナルウォークに参加し、6日で75kmを歩きましたよ!
名残惜しいですが、クイーンズタウンに戻りましょう。
バス席で、お隣にMeg嬢が座ったので、ここぞとばかりに質問攻めにしちゃいました。
Megは大学生で、ガイドは夏のバイトとしてやっているそうな。
なかなかいいバイトなのよ!と言ってましたが、相当な体力が必須です。
明日休んで、また2泊3日のルートバーン・トラックツアーに出るそうな。
そしてMollyとMegはこの仕事が1年目で、Beaは3年目だということ。
Megはクイーンズタウン出身で、高校生の時はボートをやっていたそうです。
母からLINEが入ったわ!と、娘さんが無事下山したかどうか、心配な親心が伝わってきました。
バスがクイーンズタウンに着くと雨でした。

かなりの土砂降りで、傘はホテルに置いてきてしまいました。
メンバーと別れ、しばしツアー事務所が入ったビルで雨宿り。
すぐに止んだので、坂を上がり、初日に泊ったホテルへ向かいます。

預けていたスーツケースを受け取り、お部屋へ。
今回はレセプションと同じ棟の1階。
ちょうどこのレセプション看板の後ろにあたるお部屋でした。

中はこんな感じ。

初日はベット2つだったけど、きょうは1つ。
部屋に入ったのが夕方の4時半頃。
ザックを置き、さっそく今夜の夕食とビール、明日の朝食を買い出しに行きましょ。
4年前、ミルフォード・トラックから戻り、クイーンズタウンのホテルで食べた時とまったく同じ物を購入。
同じフードコートの同じ店で同じメニューのトムヤム炒飯を。
KFCでチキンナゲットを買い、お気に入りのSPEIGHT'S。

ちなみに4年前の画像がこちら。

違うことと言えば、ビール瓶の大きさに、ナゲットのソースが付いてこなかったこと、炒飯のご飯の量がだいぶ減ったことくらい。
山から下りると食べたいものは同じということッスね。
さあゆっくりお風呂に入って、荷造りは明日にしましょ。
石鹸とバスジェル、香りのいい方を使おうっと。
バスジェルの蓋を開けて、匂いを確かめた時"Oh,good smell!"という自分に唖然。
もう英語で話さなくてもいいんだよぉ~。
こちらのホテルでは、NZメイドのシャンプー、コンディショナー、ボディクリームの3点セットを持ち帰りできるようエコバックが付いていました。

こんなサービスは初めてだったので、ちょっと感動。
明日は1時間ならレイトチェックアウトOKです!とレセプションスタッフ。
10時チェックアウトだったところを11時にして、ゆったり部屋で過ごそうと思います。
もうなんだか気が抜けてしまい、最終日までどこかへ行こうなんていう気力がないッス。


GRAND TRAVERSE 6日目 その1

2018年01月18日 | NZ

1/4(木)、5泊6日のGRAND TRAVERSEもいよいよ最終日。
出発前にツアー中飲んだアルコールの支払いを済ませます。
結局缶ビール9缶飲みまして、1本がNZ$7。
9缶×NZ$7=NZ$63(当時のレートで5,130円)をクレジット払いッス。
1缶570円(350ml)って、日本の山小屋と同じくらいですね。
4日目のスタート時にMolly嬢がやった儀式的な手打ちをもう一度やりたいと思っていたら、
同室メンバーの1人も同じ思いのようで、彼女にやらないの?と。
ノリのいいMolly嬢ですから、もちろんやってくれました。
「スリスリスリスリ・・・」、1クラップ。
なんとかなんとか、2クラップ。もう一度、なんとかなんとか、2クラップ。
最後にまたできてよかった!
ロッジを後にして、すぐに森に入り、1時間弱の下り、1994年の土砂崩れ跡を通ります。
ルートバーン・フラット分岐に出ました。
ここでザックを置いて左折するのよね。
そこにはガイドのMeg嬢が立っていました。

遠近法もあるけど、ワタスが前に出ればよかった。
Megがよけいにでかく見える・・・。
5分程歩くと、ドーンと広いこんなところに出ました。

あー、NZに来てよかったぁー!
Mira&Paul、Paulのお姉ちゃんDianeと4人で、山に行くとやるお決まりのポーズ「ヤー!」を。

彼等とは、毎朝、毎晩同じテーブルで食事をさせていただきました。
分岐点まで戻り、ここから先は1870年頃にクイーンズタウンから金を西海の港に搬出するための道として整備された登山道を歩きます。
最後もブッシュロビンが寄ってきてくれました。

キミの仲間には何度も癒されたよ・・・。
久々に吊り橋が出てきました。

下には川が流れ、

また橋を渡り、

川の流れは続き、

分岐点に入り、Forge Flatへ。

Forgeとは鋳物のことで、このトラックの建設が始まった時、馬の蹄鉄を付け替えるための鍛冶屋さんが住んでいたことから名付けられたそうです。
こちらでランチタイム。

川遊びをする人を眺めつつ、今朝は初めて出てきたトルティーヤで具材を包んでみました。

泳ぎ終わり、上がってきた人は、みなメチャクチャ寒そう。
そんな中、後からやってきたPaulが服を脱ぎ始めました。
えっ、泳ぐんかい!

案の定上がってきて"Freezing cold!"と震え上がってました。
食べ終わったメンバーから順次コースに戻ります。
分岐点にいたMeg嬢。

シャッター音にびっくり?
案内板の「Routeburn road end」という文字に、終わってしまうさみしさが募ります。
残すところあと1時間15分。
Bridal Veil Bridgeに着くと、そこではキャニオニングの真っ最中。

2グループがインストラクターと共に講習中。
みんながんばって~!

ツアーメンバーも思わず橋の上で見学です。
1人ずつ斜めの岩に移動。

少しずつ下りて行き、

滝つぼにドボ~ン。

飛び込んだ後は更に奥へと進んで行きました。

実は4年前に群馬県の水上でキャニオニングやったことがあるんです。
またやりたいと思っていたので、いいなぁーと眺めていましたょ。
ゴール間近は道も平坦で歩きやすいッス。

そんなところで、何度も同室になった例のベット上の段、下の段でもめた彼女がコース脇の大きな木の前に座っていました。
ガイドのMolly嬢や同じグループのメンバーがそばにいて、あれ、どうしたのかな?
彼女を見ると、左手を三角巾で吊られ、顎から出血しています。
どうやら木の根っこにつまづいたようでした。
6日間歩いてきて、あと少しという時に気が緩んでしまったんでしょう。
11月の京都トレイルでワタスも下山して歩道の縁石で大ゴケ流血しましたから。
最後まで気を引き締めて行きましょう!


GRAND TRAVERSE 5日目 その2

2018年01月17日 | NZ

Conical Hillからハリス峠の小屋に戻り、本線を進みます。

少し歩いて振り向くと、あれ?もう晴れてきた。

も少し時間がズレていたら、Conical Hillから絶景が見えていましたねぇー。
池の横を歩きます。

湖も次々現れました。

わぉ、どでかいハリス湖が!

ダイナミックな景色が楽しめ、高度感のあるトラックがいいですね。

ハリス湖を回り込むと、ずっとずっと先の谷がチラッと見えてきました。

あの下に最終泊となるロッジがあります。
ルートバーン・トラックに合流してから、俄然コースが魅力的になってきました。

谷を歩くより、山の中腹をトラバースして歩く方が好きですね。
コース上に大きな岩が!

ちゃんと人が通れるよう、トンネルなっていました。
整備して片側に岩を持ってきたのか、自然の成せる技なのか?
どっちなんだろ?
こちらでも滝はあらゆるところから流れ落ちていました。

振り返ると、ハリス湖から流れ出た水が川となり蛇行しています。

手すり付きの岩場を下ると、ロッジの屋根が見えてきました。

その先には明日歩くルートバーン・フラットの草原が・・・。
川は滝となり、その脇にトラックがあります。
滝の上を歩くメンバーが小さく見えました。

わかるかな?
ちょうどガイドMeg嬢の赤いシャツが見えたので、下から手を振ると、
あんな遠くから、こんなことを。

Nice Meg!
ルートバーン・フォールズは段差のため、各所で滝となっていました。

滝の脇にヘリポートがありました。

お気に入りのビールSPEIGHT'Sが飲めるのも、ヘリで荷上げのおかげです。
そしてRoutebun Falls Lodgeに着きました。

ルートバーン・トラックに入ってからのロッジでは、必ず玄関前にウエルカムドリンクが用意されていました。

まずは喉の渇きを潤し、スタッフから部屋ナンバーを告げられました。
玄関があるメイン棟と平行に立っている棟の5番。
行ってみると、1部屋に4ベット。
全て平置きで、2段ベットはありません!
同室メンバーは前日と同じ顔ぶれだったので、「みんな下の段だよ~!」とうれしくて抱き合っちゃいました。
こちらが食堂。

んで、階段を下りたこちらがリビング。

ここもガラス窓が大きく、景色がよくみえて、心地よい空間。
デッキに出ると、一般トレッカーの自炊小屋の屋根が見えました。

Barがオープンするとさっそくワタスはビール。

おつまみのチーズは種類が豊富な上、ここでは大好きなピクルスもあり。
ボトルワインを頼むご夫婦やグループが多く、ちょっと羨ましかったな。

リビングにはボードゲームやトランプ、本もたくさん。

奥にはギターまでありました。
夕食は6時半だな。

ガイドの名前が変化している!
MollyがMollsに、ルートバーン・トラックの男性ガイドTedがTeddyに、MegがJollyに、そしてBeaはBeartifulに。
MollyとTedはわかるけど、Megはなんで?と思ったら、Jollyは彼女のファミリーネームでした。
そしてBeaはBeatriceという名前だけど、長いのでBeaと呼んでね!とのことでしたが。
そのBeaがBeatifulとは、まさにその通り、Beaは美しいのょ。
きょうは夕食前に明日のコース説明が始まりました。
液晶TVを使い説明するMolly嬢。

ワタスも慣れてきたので、ガイド嬢が日本語版バージョンを渡してくれないと、自らリクエストするようになりました。
これこれ、これがないと・・・。

ふむふむ、分岐点にザックを置いて、空荷でピストンね。

お食事もルートバーン・トラックに入ってから、グンとレベルが上がりました。
今夜はまずスープが出てきました。

きのう既に注文していたサーモン。

もう1つのメインはラムでした。
お隣のDianeはラムをチョイス。
しかしあまりにレア過ぎて、もう少し焼いてほしいと途中でキッチンに持って行ってました。
デザートはこちら。

出てくるとついつい食べちゃうよのね。
今夜は全員平置きベットで下の段。
これは平和に眠れそう・・・。


GRAND TRAVERSE 5日目 その1

2018年01月16日 | NZ

1/3(水)、きょうもいいお天気になりそう。

お昼用のサンドイッチ作りも手馴れたもんッス。

ワタス、スライスされた食パンの一番端っこが好きなんですよねぇー。
なので残っていれば、あえてそれを使いました。
きょうでツアーも5日目ですから、故障者も続出。

大忙しの簡易診療室。
今朝は朝食にエッグベネディクトが出てきました。
これ好きなんですよ~。

きのうのメンバー自己紹介で、娘がこのロッジでシェフをしているので、ツアーに参加しましたというご夫婦が!
彼女の仕事終わりにリビングで親子仲良くおしゃべりしているところをお見かけしました。
このエッグベネディクトも彼女のお手製ですね。
3日目にシューズのソールが剥がれてしまったファミリーのお母さん。
きょうはテープぐるぐる巻きの上に、結束バンドでしっかりホールド。

ガイド嬢達はいろんなもの持って歩いてるんですね。
9:15am、居心地のよかったLake Mackenzie Lodgeを出発。

次のRoutebun Falls Lodgeまでは、5時間。

後ろに見える山をトラバースし、向こう側に超えていきますよ。

コース脇にはお花もたくさん咲いているし。

山の中腹を横切り、高度を上げていきます。

黄色い花は、イエロー・スノー・マーガレット。

白いポンポンのような花は、ウーリー・ヘッド。

こちらは名前がわからない・・・。

Lake Mackenzieに向かってヤッホー!

奥まで行ったら、

そこからUターンして、更に登ります。

リンドウの仲間。

マウンテン・ジェンシャン。
標高が上がり、Lake Mackenzie Lodgeが見えました!

手前は一般トレッカーのLodgeです。
おっ、メンバーが集まっていますね。

見晴らしの良いオーシャンピーク・コーナーでひと休み。
ガイドのMeg嬢に一緒に写真を撮って!とお願いしたら、"Why me?"と言われてしまい・・・。
思わず"Because you are my favorite animal!"って言ったら、周りにいたメンバーにウケました。
昨晩の自己紹介では、名前、どこから来たか、そして好きな動物を言ったんですね。
ワタス、いたって普通に"Dog"って答えてしまい、"Three cute Guides"って言えばよかったと後悔してたんです。
Meg嬢は背が高く、カッコいいんだよなぁ。

162cmのワタスが小さく見えます。
オーシャンピーク・コーナーでは、ダーラン山脈、ホリフォード渓谷が見えました。
じっとしていると寒くなってきたので、再び歩き始めましょう。
ヘーベと呼ばれる白い花。

珍しく登山道に手すりがありました。

たまにトレイルランナーとすれ違い。

寒くないのかなぁ~?
名もなき滝は随所に出てきました。

振り向くと、一筋のラインを歩くメンバー達。

日本人男性2人組がコース脇で休んでいたので、しばしおしゃべり。
彼らは逆側から歩いてきて、今夜はLake Mackenzie Hutに泊るそうです。
ワタス達が泊ったロッジのお隣にある自炊小屋で、早く着かないと2段ベットの下の段を取れない!と。
あら、誰かさんと同じこと思ってますょ。
あとどれくらいですかね?とややお疲れの様子。
ワタスはこれこれこんなツアーに参加しているんですよ、宣伝しときました。
話していたら、Paulに追い抜かれ、また追い付き、お互い写真を撮り合いました。
Paulがジャンプしたので、ワタスも真似してみました。

朝はいいお天気だったのに、なにやら怪しげな雲が出てきました。

いまにも降り出しそうな雰囲気。
あー、やっぱり降ってきた!
すぐにレインウエアの上下を着込みました。

そしてハリス峠に着きました。
こちらには小屋が2つあり。

左は一般トレッカー用、そして右はワタス達のガイドツアー専用。
もうね、完全に区別されているんです。
入口には、どうだどうだの"GUIDED WALKS"張り紙と、プッシュ式の鍵付きドアノブ。

中は暖かく、いつものようにコンロでお湯を沸かしてくれるガイド嬢達。

オレンジジュースや牛乳に、手を消毒するリキッドまで用意されています。
ここでお昼休憩。
小屋の中が暑過ぎるので、外のデッキでいただきまぁ~す。

ちなみにトイレは小屋の後ろにありますが、こちらは区別なしで全員同じトイレを使用。
ここからまたまたオプショナルウォーク。
行きたい人は小屋前に集合。

Conical Hillに向かいます。

エメラルドグリーンが美しい岩。

眼下にはランチを取ったハリス峠の小屋が!

なかなかの岩稜帯で、岩登りに慣れてないメンバーはまごついていました。

そしてConical Hill(標高1,515m)に着くも、雨と風で寒い寒い。
厚い雲に覆われ、何も見えないし・・・。
サッサと下山。

途中にある湖が見えただけでも、来た甲斐があったというものです。


GRAND TRAVERSE 4日目 その2

2018年01月15日 | NZ

Earland Fallsでしばし休憩したので、そろそろコースに戻ることにしましょ。
再スタートすると、ちょい前にワイオミングじいとそれに付き添うガイドのBea嬢が。

すぐに追いついてしまい、道を譲ってくれました。
実は今朝、ワイオミングじいが朝早く1人朝食を食べていたんです。
なんで?これはもしかして・・・。
案の定、食べ終わると1人出発。
メンバーとのペースの差を少しでも埋めるべく、かなり早くスタートしていたのでした。
ワタス達がハウデン小屋に着いた時には既にそこにワイオミングじいの姿が。
そしてオプショナルウォークのKey Summitへも行かず先行したものの、Earland Fallsdeで追い付いてしまったわけなのでした。
じいを抜かしてからは、きょうも1人旅。
落石注意区間の看板が出てきました。

150mをノンストップで歩きますよ!

一見落石がありそうな感じではないんですが・・・。
なので止まって写真撮っちゃいました。

だってこんなに山が素敵だったから。

でもって、ここで区間終了。

振り返ると、遠くにEarland Fallsが見えました。

174mあるのでここからでもはっきりわかります。
コース脇に咲くラージマウンテンデイジー。

咲き終わると葉っぱがこんな感じになります。

いい声で鳴く鳥が。

尾が長いッスね。
ルートバーン・トラックはとても高度感のあるコースで、歩いていても気持ちがいいのです。

縦走しているなぁーと実感できるところも好きですね。
せっかく標高が上がったのに、急な下りが出てきました。
下って下って、どこまで下るのぉーと思っていたら、おっ、見えてきましたよ!

もしかして、あれがワタス達のLodge?
ガイドツアーウォーカー限定Hutは直進。
一般トレッカーHutは左折。

もちろん直進ッス。
そして「Lake Mackenzie Lodge」に着きましたぁ~。

ここからルートバーン・トラックのメンバーも合流し、次々到着。
先着の方からそれぞれの部屋に案内するので、こちらで少々お待ちくださいとスタッフ。
ええ、待ちますとも。
ワゴンに用意されたオレンジジュースをコップ一杯に注いで一気飲み。

ピッチャーの残りを飲み干してしまい、下にある次のピッチャーと入れ替えました。
オレンジもいただき、ようやく喉の渇きが一段落。
なにせ暑かったですから。
ようやくスタッフが戻ってきて、ワタスの番がやってきました。
廊下を行くと、枝分かれするように棟が分かれていました。

きょうも部屋が指定され、ワタスの部屋はこちら。
2段ベットが1つに、

横並びのベットが2つ。

一番乗りだったので、横並びの左側のベットを取りました。
後から1つ前のロッジでもめた、下の段の彼女と彼女のグループの2人がやってきました。
結局、3人は上の段のマットレスを下し、横に並んで寝ることに。
今回は揉めなくてよかったッス。
Lake Mackenzie Lodgeはリニューアルしてまだ2年しか経ってないそうで、とてもきれい。
初めてトイレとシャワーが分離していました。

こちらは洗面とシャワー室。

予備の毛布や枕のある部屋もドアが開いていて、一目瞭然。

もし寒かったら、ここから取ればいいのね!
そして洗濯物を洗うシンクと絞り機もお隣同士で、こちらも誠に使い勝手がいいのです。

1つ前のロッジまではシンクと絞り機が離れていて、洗濯物をバケツに入れ、絞りに行かねばならなかったから。
乾燥室も上下にかけられ、便利便利。

夕方5時から夜10時まで電気がONとなり、暖かい風を大型扇風機で旋回します。
なのであっという間に乾燥。
シャワーを浴び、洗濯物を干して、5時からオープンのBarへ。

きょうもきょうとて、SPEIGHT'Sッス。

だって好きなんだもん。
おつまみも毎回充実のラインナップ。
こちらが食事を取るダイニング。

そしてこちらが夕食までの時間をゆったり過ごすためのリビング。

光が射し込み、まぶしい。
日陰になるようなソファを探すと、既に座っているカップルが。
こちらいいですか?と声をかけて座らせていただきました。
ルートバーン・トラックのメンバーでマレーシア出身のご夫妻。
今はオーストラリア在住だそうで、2人ともDrでした。
大の親日家で熊野古道も歩いたことがあるのょと言うので、びっくり。
娘さん2人と娘さんのBFの5人で参加。
ルートバーン・トラックは13人の参加者で、男性ガイドが1名付いたそうです。
なので今夜はメンバーが36名にガイドが4名という大所帯となりました。
外を見ながらビールを飲んでいたら、向こうからワイオミングじいとBea嬢が歩いてくるではありませんか!

やりました!夕食前に到着です。
そんなワイオミングじいと夕食時には同じテーブルに。

このロッジから食事が少しゴージャスになりましたよ。
メインの前に前菜。これはうれしい。

そうそう、ここから前日にメインの料理をチョイスできるシステムに。
ワタスはチキンにしてみました。

やっぱりデザートは出てくるのです。

食べ終わると、大きなスクリーンで明日のコース説明が始まりました。

ワタスには日本語バージョンの本という強い助っ人が。

メンバーが見ているものとまったく同じ写真に説明が書かれています。

説明会の後は外のデッキに集合し、メンバーとガイドの自己紹介が行われました。
これねツアーの初日にGLENORCHYという街でやったんですが、ここからルートバーン・トラックのメンバーが加わったので、再度やることに。
名前、どこから来たか、好きな動物を端から順に言っていきます。
好きな動物を、私の愛するハニーなんて、お隣にいる奥様を挙げるダンナさまもいましたよ。
それが終わると、全員集合の写真撮影が・・・。
えーーーーー!当初、明日の出発前に撮るはずだったんです。
もうシャワー浴びて、どスッピンでほぼパジャマのような恰好なのにさぁー。
部屋に戻り、窓の外は夜9時前でこの明るさ。

NZの夏はとても日が長く、得した気分。
寝る前にトイレに行っときましょ。
このロッジではトイレの入口は1つで、手前の個室2つが女性用、奥の個室2つが男性用となっていました。
女性用トイレのドアを開けたら、そこに鍵をかけずに立ちションしているおっちゃんが!
おいおい、英語表記でWomanとは書かれていないけれど、スカートをはいている人のマークが付いてるでしょ~。
でもねマークの色は男女とも黒かったのです。
ここまでのロッジでは完全に分かれていたのに・・・。
一番新しいこの快適なロッジは、なんでトイレを男女別にしなかったんだろう?
そこだけが解せないLake Mackenzie Lodgeなのでした。