「世界で最も貧しい大統領」と呼ばれた 南米ウルグアイの元大統領:ホセ・ムヒカさんが、5月13日に89歳で亡くなりました。
ムヒカさんは、大統領時代には報酬の大部分を貧しい人たちの支援活動に取り組む財団に寄付した清貧な大統領でした。
「世界で最も貧しい大統領」と言われたが、自らは「貧乏ではなく、質素なだけです。」と語ったとのこと。
ムヒカさんの名前が世界で知られるようになったのは、国際会議の場で行ったスピーチが人々の心を打ったからです。
そのスピーチが「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」というタイトルで、絵本になっています。
くさばよしみ編・中川学:絵で 汐文社から出版されています。どんなスピーチだったのか、この本の中の言葉を引用しながら
ムヒカさんの考えをまとめてみたいと思います。
文明の進歩と発展の中でたくさんの物がつくられるようになり、あふれる物の豊かさの中で、人々は物を手に入れるために
働き続け、本当の幸せを求める生き方を見失っているのではないか。大量生産・大量消費の社会が、より多くの物を手に入れ
ようとする貧しい欲望を産み出し、その悪循環の中で私たちは生きているのではないか。
誰もがこの惑星に幸せになろうと生まれて来たのだから、自分の生き方や真の幸せについて見つめ直す必要があるのではな
いか。人と人とが幸せな関係を結ぶこと、子どもを育てること、友人を持つこと、地球上に愛があること…これら人間が生き
るためにぎりぎり必要な土台の上に立って、人々にとって大切な宝である幸せを求め、よりよい生活を築いていこう。
ムヒカさんの生き方を通して感じて来た思いや願いが込められたスピーチであり、ひしひしと心に伝わってきます。
まずは、自分の生き方と向き合い、本当の豊かさや幸せとは何かと自問しながら、よりよい自分なりの生活を目指していき
たいと思います。一人の人間としてどう生きるのか、そんな哲学的な問いかけの深いスピーチだったのではないかと思います。
ウクライナやガザなど戦火の止まない国際情勢をつくりだしている指導者、自国ファーストの一方的な関税や経済政策を進
めるトランプ大統領にも、このスピーチに込められた思いにふれ、地球上に愛のあふれる世界をつくりだすリーダーとしての
活躍を願うばかりです。
ムヒカさんは、大統領時代には報酬の大部分を貧しい人たちの支援活動に取り組む財団に寄付した清貧な大統領でした。
「世界で最も貧しい大統領」と言われたが、自らは「貧乏ではなく、質素なだけです。」と語ったとのこと。
ムヒカさんの名前が世界で知られるようになったのは、国際会議の場で行ったスピーチが人々の心を打ったからです。
そのスピーチが「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」というタイトルで、絵本になっています。
くさばよしみ編・中川学:絵で 汐文社から出版されています。どんなスピーチだったのか、この本の中の言葉を引用しながら
ムヒカさんの考えをまとめてみたいと思います。
文明の進歩と発展の中でたくさんの物がつくられるようになり、あふれる物の豊かさの中で、人々は物を手に入れるために
働き続け、本当の幸せを求める生き方を見失っているのではないか。大量生産・大量消費の社会が、より多くの物を手に入れ
ようとする貧しい欲望を産み出し、その悪循環の中で私たちは生きているのではないか。
誰もがこの惑星に幸せになろうと生まれて来たのだから、自分の生き方や真の幸せについて見つめ直す必要があるのではな
いか。人と人とが幸せな関係を結ぶこと、子どもを育てること、友人を持つこと、地球上に愛があること…これら人間が生き
るためにぎりぎり必要な土台の上に立って、人々にとって大切な宝である幸せを求め、よりよい生活を築いていこう。
ムヒカさんの生き方を通して感じて来た思いや願いが込められたスピーチであり、ひしひしと心に伝わってきます。
まずは、自分の生き方と向き合い、本当の豊かさや幸せとは何かと自問しながら、よりよい自分なりの生活を目指していき
たいと思います。一人の人間としてどう生きるのか、そんな哲学的な問いかけの深いスピーチだったのではないかと思います。
ウクライナやガザなど戦火の止まない国際情勢をつくりだしている指導者、自国ファーストの一方的な関税や経済政策を進
めるトランプ大統領にも、このスピーチに込められた思いにふれ、地球上に愛のあふれる世界をつくりだすリーダーとしての
活躍を願うばかりです。
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