あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

田中投手と斉藤投手のライバル対決を見て

2011-09-14 08:30:48 | インポート

先週の土曜日(10日)に,かっての仲間たちと一緒に楽天対日ハムの試合を観戦してきました。甲子園のライバルだった田中投手と斉藤投手の対決ということで,チケットも事前に完売するほどの人気カードでした。私も,両投手がどんな投球を見せるのか,とても楽しみにしていました。結果的には,4:1で楽天の勝利でしたが,両投手とも最後まで投げ合う見ごたえのある試合でした。

斉藤投手は,制球力がすばらしくボールにも切れがあり,スピードガンの球速以上に威力あるボールを投げ込んでいました。小刻みに点数は取られたものの,終始大崩れしない安定した投球でした。さすが,確かな投球術を身に付けた力のある投手だなあと思いました。何年か先には,現在の田中投手と実力的にも競い合う真のライバルになるような気がしました。

田中投手は,球速・球の切れ・コントロールなど申し分のない投球で,さすが楽天のエースという感じがしました。最終回に押し出しで1点を与えてしまいましたが,攻める投球を押し通しての失点ということで,かえって田中投手らしさが出た結果だったのではないかと思いました。現在は,防御率が第一位ということですので,このまま安定した投球を続け,頼れるエースとしてクライマックスシリーズでも大活躍してほしいと願っています。このままの投球を続けることができれば,念願の沢村賞も手に入れることができるのではないかと思います。

試合後に斉藤投手は,田中投手と投げ合って4年間の差を感じたと語っています。甲子園での戦いが終わってから,斉藤投手は大学で,田中投手はプロで実力を磨いてきました。より厳しい現実の中で戦ってきた田中投手との実力の差を,斉藤投手は実感したのだと思います。同時に斉藤投手は,新たな目標をもつことができたとも語っています。二人の間にある差を埋め,4年前と同じように対等のライバルとして戦えるようになること。それが将来の目標としてはっきりと見えたのではないかと思います。

同じプロという土俵の上で,二人はこれからも戦い続けることになります。実力差はあっても,心の面ではやはりライバル同士なのではないでしょうか。二人には,競い合うことで,さらに実力を高め,投球術を磨き,真のエースとして活躍してほしいと願います。

来年も,田中投手と斉藤投手が投げ合う試合を,クリスタで観戦したいものだと思います。


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