あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

深まる秋を 感じます!

2010-10-26 09:23:43 | インポート

田んぼの用水路沿いに,イヌタデ(アカノマンマ)が群落をつくり,赤いじゅうたんのように咲いています。そのわきに,小さい花ですが,淡いピンクのミゾソバのかわいい花が咲いていました。ミゾソバも群落で咲いているので,そこがまるで小さな秋の花園といった感じがしました。咲きそろう庭の花もきれいですが,道端に見つけた野の花の咲きそろう姿もいいですね。自然の演出する秋をそこに感じます。

花が服に付くアメリカセンダングサも,緑から赤茶色に全体の色合いが変わり,ちょっと服をゆすっただけでは落ちない立派なくっつき草になりました。そばを通るだけで,服にしっかりとつきそうです。子どもたちと,この花のくっつき合戦をして遊んだことを思い出します。職員室にもどり,子どもたちがそっとつけた花が背中いっぱいにあることを教えられて,笑ったことを思い出します。

隊列をつくって飛ぶ渡り鳥の姿をよく見かけるようになりました。見上げていると,隊列がさまざまな形に変化し,分かれたり,集まったりする様子が,面白くみごとで,見とれてしまいます。

隊列から離れて1羽だけ別方向に飛んで行ったり,遅れてしまう鳥もいるようですが,きちんと群れの中にもどることができるのかどうか心配になります。

頭上を群れが通り過ぎて行く時には,そのせわしく動かす羽音や息遣いが,鳴き声と一緒に聞こえてくる感じがします。

落ち穂を食べに舞い降りたハクチョウやガン・カモたちの姿を,田んぼで見かけるようになりました。人間と野生生物との理想的な共存の在り方を見ているような気がします。

早朝ウォーキングで,手が冷たくなる時があります。朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなり,秋から冬へと一歩一歩季節が移り変わっていくようです。

先日,愛車でドライブをし,宮城の花山側から栗駒山に向かい,山越えをするように須川温泉経由で一関に降りました。途中で見た,青い空を背景に栗駒山全体が秋色に染まった景色が壮観で感動的でした。山の上は紅葉の最盛期を過ぎ晩秋といった風情で,中腹あたりが最盛期で,さらに下のあたりは来週ごろから紅葉の最盛期を迎えそうな感じがしました。

もう,秋の背中を見る季節になったのかなあと実感します。


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