あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

初雪

2021-12-02 21:35:38 | 日記
12月に入り、冬の訪れを告げるかのように 初雪が降りました。
予想より早く 干し柿を食べ終える前の 雪の到来でした。
みぞれ混じりの雪で、地面に舞い降りると あっという間に消えてしまいました。
「 本格的な厳しい冬が、いよいよやって来ますよ!準備はいいですか? 」
そんな声が 聞こえてくるような気がしました。

もう一つ 別の声も聞こえてきました。
「もうすぐ クリスマスがやってきますね!」
そんな声と一緒に かって担任した教え子から クリスマスのプレゼントとクリスマスカードが 今日届きました。
手作りのプレゼントは、クヌギやドングリで縁取られた すてきなクリスマスリースでした。
クリスマスカードに添えられた「 … お身体 大切に お元気でいらして下さい 」の言葉に込められた思いに、
あの優しい心のままに 少女から 妻となり 母となり 子育ての苦労や悩みを抱えながらも サンタクロースの夢を今でも追い続ける姿が 見えるような気がしました。
「かんじんなものは 目には見えない 心で探さないと…」
星の王子様の一節のように あの子は かんじんなものを心で探しながら すてきな大人になり、そして もう一人のサンタクロースになったような気がしてなりません。

このすてきな贈り物に どうこたえたらいいのか、
さらに もう一人のサンタクロースになったつもりで 悩んでいる所です。

五味太郎さんの絵本「クリスマスにはおくりもの」に登場する 女の子にプレゼントをもらった 
サンタの思いのように…。

「サンタクロースってほんとにいるの」(てるおかいつこ:文・すぎうらはんも:絵)にあるように
「…サンクタロースはね、こどもをよろこばせるのが なによりのたのしみなのさ
 だって こどもが しあわせなときは みんなが しあわせなときだもの …」
この思いを心にとめながら 返事を書きたいなと思っています。

忘れていた クリスマスとサンタクロースへの思いが 心あたたかく蘇ってくるような出来事でした。