あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

8/6 意見広告を見て

2020-08-07 22:05:16 | 日記
8/6付けの新聞に、『第9条の会ヒロシマ』の会の皆さんの 意見広告が掲載されていました。
以下 その文面より 

 ゆめ
 きぼう
 こい
 みらい
 そういうことを 自由に えがき
 こせいを いかしあい
 こころを おもいやり 
 じぶんを ぞんぶんに あらわし
 たがいの でこぼこを そのままに
 ときには うめたりして たすけあい
 ほがらかに うたう
 それができる いまを
 そのさきへ つなぐために 
 今日 つたえよう だれかに 
 8月6日8時15分 75回目の原爆記念日
   わたしが わたしを やめないために

それぞれの願いや思いを 連ねる形で 綴った メッセージなのでしょう。
一人一人の思いや願いが大切にされる 平和な世界であってほしいと 私も思います。

改めて 核のない平和な世界を願うとともに、軍事力を放棄し、平和な世界を願う 憲法9条の意義と
大切さを痛感します。

  平和は、核兵器では守れず、つくれない。
  人を殺傷するための兵器や武器では どんな平和な世界もつくれない。
  かけがえのない命の尊さや重さを 誰もが理解し 大切に受け止める心が
  真の世界の平和を 形あるものに つくり変えていく。

8月6日・9日・15日は、私にとっても 核兵器の廃絶と世界の平和を改めて心に誓う日でもあります。

ヒロシマの原爆で愛する夫を失った 104歳の女性のことを紹介する記事を読みました。
4人の子どもに恵まれ、亡くなったご主人と共に過ごした 幸福だった10年間。
自力で4人の子を育てその成長を支え見守り続けた その後の75年間。
その女性は、今でも財布の中にご主人の写真を大切に入れ、その写真を見るたび涙を流してしまうそうです。
10年間の ご主人と子どもたちと共に過ごした幸せな日々。
75年間の 愛する夫を失いながらも子どもたちと共に懸命に生きた日々。
104年間の人生の中で、余りにも幸せだった日々の短さに、 戦争さえなければ 原爆投下さえなければ という 
女性の心の痛みを感じ、何ともやりきれない思いになります。

このような痛みを抱え続ける人がいない 核兵器も戦争もない 平和な世界であってほしいと 心から願います。

一人の幸せが守られてこそ、世界の人々の幸せが守られるのだと、改めて強く感じます。