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青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

またかよ

2014年04月18日 19時00分03秒 | 同上 (スキー)
4月18日(金)

やはり清里のスキー場、サンメドウズ清里に来てしまった。
(「スキーは終しまい」との前回の宣言にもかかわらず)

decoがご両親の様子をみてきたいというので、信州・佐久の実家へ昼ごろ到着。
お昼をご両親と一緒にする。幸い私達の予想以上にお元気だった。

「もう行っていいよ」 お許しが出た。

じゃあ、何処へ行こうか・・。
山登り? スキー?(え、また) 用具はどちらも常設。

山登りは、残雪でまだ早い。八ヶ岳近辺のスキー場は全部シーズン終了。
しかしここを除いてだ。




▲ 八ヶ岳の東麓沿いに南へ下って1時間、清里サンメドウズの駐車場へ。
八ヶ岳・主峰赤岳は雲の中だ。

例年、サンメドウズも4月の第1週末でクローズしてしまうが、今年は雪が多くて、今週末土日に延長営業するのだ。

午後3時過ぎに、来なれたこの駐車場に到着。↑数台クルマが止まっているがスキー場関係者のもの。
(夕方には、当然のことながらクルマはボクのHarmonyのみとなった)




▲ だれもいないゲレンデを、ブルが明日の営業を控えて雪面整地をやっていた。

雪面は、誰かの頭みたいにかなり薄くなったが(笑)、しっかり大事にグルーミングしておいてよ。


今日は、曇り/小雨だったが、明日土曜日は晴れる。


さあ、明日まで時間はたっぷりある。本でも読んで、明日を待とう。



春スキー横手山・熊の湯

2014年04月13日 21時01分01秒 | 同上 (スキー)
4月13日(土)

志賀高原・横手山駐車場で車中泊の朝。

当然、快晴だ♪。

8時半から動き出したリフトに乗って、横手山山頂まで上がる。

何回か滑ったあと、そんなに喉は乾いていないが、やはりあそこに行かなければ落ち着かない。




▲ 山頂リフトの展望台へ入る。

あそこへはまだ入らず、2階の屋外展望台へ出る。




▲ ここは、いつも風が強いのだが、今日はそれほどでもない。

しかし日が照っているにもかかわらず、寒い。マイナス10度ぐらいはあろう。

山並みを見よう。




▲ 目の前にパノラマチックな展望が広がる。

左手手前には、山頂が尖った笠岳。奥には、今日は見える、北アルプスの白い連なりが横に広がる・・

寒くなった。入ろう。




▲ 三階には、今シーズンオープンしたスタバがある。
(ここは、休憩室も兼ねているので注文しなくてもかまわない)

この前2月22日に来たときは、3時を過ぎて店は閉まっており、コーヒーを飲めずに涙を飲んだ。
それ以来、ここを再訪する宿題があった。





▲ お奨めは? (カプチーノにチョコレートシロップを追加した)モカカプチーノ か。
それにしよう。

「お名前を教えてください」

自分の本名を言い始めて、「えーとこれブログに載せるから・・Sora にして」





▲ で、出てきたのがこのカップ。


まさかスタバって、どの店もこんなことやっているわけではないだろうが・・

若いお姉さんが、スマイルしながら渡してくれるので、こちらも笑みを作っていただいた。

ゆっくり、ほっこり手を温めながら、甘いモカカプチーノを飲み干した。





▲ 壁のコーナーには、お客さんのスナップ写真がびっしり貼ってあった。

Soraも素顔で、出ているので興味ある方は(誰もないよ)、探したら貼ってある。


今日は、山頂にある渋峠ゲレンデへも行ってみた。

前回は、吹雪で寒いから行かなかったのだ。




▲ 渋峠。 森林限界に近いこの地には、低い針葉樹がまばらに生えている。

ハイシーズン中バーンは超固く、ボクは好きでない。しかし、4月の今でも依然固いがピステンの部分がクッションで柔らかく、まあいいか。

渋峠は上級者が集まるところ。雪の恋人たちは、両手を横に広げ、高速で雪面を切って滑っていく。
見ているだけで、勉強になる。


他にも、前回は大雪で閉鎖されていて、今回滑ったところ↓。




▲ 横手山のジャンボコース。

非圧雪コースで、大きなコブ状になっているところ。1回通り抜ければ十分だ。


ぼちぼち昼食にしよう。

やはりここ、山頂ヒュッテ。




▲ 「日本一高いところにあるパン屋さん」

きょうも、人が一杯入ってはいたが、窓側に席がとれたので今日はここで食べよう。
2月は席が無くて、クルマに戻ってレトルトにしたものだ。




▲ ボルシチセット。リンゴジュース付きで 1400エン 。

パンは当然つくりたて、あったかい。 ロシア料理のボルシチは、稚内でも食べたなあ。
その素材自体はたいしたことのないものばかりだが、こういうスープ類が好きみたいだ。





▲ ランチを食べて、また滑走を続ける。 ↑志賀高原の華とボクが褒めているところ。
さすがに、木々の雪が溶けて黒々しさが増している。

滑走面はきれいに整地されていて固く、スピードがどんどん加速されていく。だれもいないから、自分の転倒リスクだけ心配すればよい。

今シーズン購入したファットスキー・アトミックアクセスも、操作が慣れてきたのだろう。
当初よりずっとクルクルと振り回せるようになった。私の技術というより、ニ点ロッカーのおかげだ。


いい匂いに惹かれて滑っていくと。
ゲレンデ脇では、バーバキューを楽しんでいる人たちが。




▲ いいなあー。

ボクのクルマは、キャンピングカーなので、一応テーブルやコンロは持ち歩いている。

で自分も、バーバキューをやろうと思えばできるが、独りでやっててもねー(涙)。



午前中は横手山ゲレンデを滑ったので、午後は熊の湯ゲレンデへ移動した。

午後になったせいかもしれないが、熊の湯の下部では雪がかなり緩んでいた。




▲ 左端の高速クワッドから、中央のゲレンデを眺める。

熊の湯は、横手山と違ってゲレンデが見渡せて、その幅広い雪面と樹木の点在する景色が美しい。




▲ 高速クワッドの頂上で、笠岳をのぞむいつもの風景。日本のアイガー(また言ってる)。

これで新雪のあとだったら・・。(それは無いものねだりだ)





▲ 規則正しいコブ斜面は、熊の湯はこのシーズン多いようだ。

(これけーごさん、お好みでしょう?)


熊の湯もひとわたり滑って満足。思い残すことは・・ ない。

じゃあということで、2時半ごろにあがった。

(熊の湯から横手山駐車場まで、スキー担いで上がるのは大変だったが)





▲ 当初、今晩もここで車中泊して明日朝帰ることも考えた。

が、大して疲れていないので運転して帰るのも問題ないだろう。

じゃ出発。 さようなら志賀高原。アデュー、アバよ。


GWが終わる前に、新雪が降って週末晴れて・・という天候になれば、また来ることもあろうが。
おそらく、ほぼ、もうあり得ないだろう。

ということは、スキーは今シーズンこれで終わりだな。

まだ残っていたボクの冬の思いも。


また、春が来て過ぎて、夏が来る。


ホテルグランフェニックスで昼食を

2014年04月11日 21時10分28秒 | 同上 (スキー)
4月11日(金)

今日は、奥志賀高原のホテルグランフェニックスで昼食だ。




▲ 柔らかな陽ざしを見つめながら、ゆっくりランチを楽しむ。

軽やかな音楽が、静かに流れている。
ああ、ハイソな雰囲気。 グランフェニックスはいいなあ・・
ボクにぴったりだ。


えっあなた、グランフェニックスを知らない?!
では、ぜひ最後まで読んでください。



*************


横川SAを出て、奥志賀高原のゴンドラ横の駐車場には9時ごろ、トーチャコ。



本当は、焼額山に着けたかったのだが、ヤケビは平日は休業だった!ので、更に奥のここへ来てしまった。
去年の春スキーと同じスキー場。

日焼け止め化粧等々、手早く終えてゴンドラに乗る。
今日は、デイパックを担いでいる。朝の食べかけのパンと水を中に。




▲ 奥志賀のトップは、標高1955mだっち。



▲ 頂上駅の温度計を見ると、零下6.5度だな。ふもとではちょうどゼロ℃だった。

これでは雪は融けないな。




▲ ゴンドラに沿ったダウンヒルコースを、何度か滑る。

雪は、ハードパックト。固く圧雪されている状態で、ピステンの表面跡だけ柔らかくて、どんどんスピードが出ていくねー。




▲ 隣の第3ゲレンデへ移る。奥志賀は、基本的にはダウンヒルコースとこの2本のコースだけだ。

こちらも、ハードパックト。一気に下りてしまう。下のタラタラのコースも雪が締まっているのでスピードを保てる。

人は少ない。平日だもんね。


で、下の林間コースに入る。




▲ 新雪ではないが、踏みしめられていないので柔らかく気持ちがいい。





▲ 林の中に、こんなのがあった。アメリカの子供の好きな tree house だ。

さすがに、中には入れないようだ。


林間コースのふもと、第1ペアリフト乗り場近くに、瀟洒な建物。




▲ Hotel Grand Phenix。グランフェニックス奥志賀・・ 

ああ、こんなところにあるのか。

グランフェニックスは皇室御用達のホテルだ。

最近では、雅子様、愛子様、皇太子様ご一家が、天皇陛下殿が伊勢参拝されているのに、ここでスキー静養で物議をかもした。

今調べてみると、皇太子様ご一家は今年もここで3月24日から29日まで宿泊された。





▲ ホテルグランフェニックス奥志賀。

ふうーむ、とパチパチ写真を撮った。

おなかすいた。昼飯にクルマへ戻ろうと、リフトに乗る。

すると場内放送で、「お食事のご案内をします。第3ゲレンデでは、奥志賀高原ホテルとホテルグランフェニックスで・・」 

グランフェニックスで庶民も食事できると言うではないか!!(笑)。


とってかえした。モノは試だ。どんなところか観てこよう!




▲ ここは、正面玄関ではなくてゲレンデサイドの入り口だ。

この前にスキーを置いて、中に入っていった。




▲ レストランらしきところ。 いいのだろうか入っていって?

若い、にこにこした受付嬢に迎えいれられた。





▲ おおっ! メルヘンチック。

誰もいない。ボク、ひとりだ。



▲ にこにこ嬢は、奥の窓側コーナーの席にボクを案内した。

一番いい席ではないか。

メニューを見る。ここはイタリアンだ。(他に和食、中華のレストランもあった)

お値段も目が飛び出るわけではない(笑)。

キノコのビーフカレー 1300エン と アップルジュース 450エン を注文した。

そして、冒頭の写真となった。




▲ キノコのカレー(辛口)。 いつもなら、クルマの中でレトルトカレーをかき込んでいるのだが。

今日は大きく違った。で、お味は? 辛いほか、酸味が少しするカレーだね。
ボクは、どちらかといえばバーモントカレー世代。濃く甘が好きなのだが。

いやあー、しかし、ゆっくり食べましたよ。窓の外の陽光と白い雪の輝き、柔らかな音楽・・

この落ち着いた大人の雰囲気はいいですねー。


これからは、お宿は車中泊+お食事はグランフェニックスを定番としようか。
すごいミスマッチだが(笑)。





▲ 中も、チョコチョコと見てきた。上品な雰囲気いっぱいだった。


皇太子様ご一家は10数年来、毎年3月の下旬にグランフェニックスに泊まられてスキーをされる。
お泊りになるときは、当然だが貸切状態になるらしいが、お会いしたければ3月25日近辺に奥志賀
に来て、ゲレンデに立ってたらいい。


昼食のあとも、少し滑った。




▲ 雪面は下部のほうでは、雪がくずれて少し山状になってきた。

雪の塊状クラストになっているところも滑りにくい。

足がちょっと疲れた。

2時半ごろにあがる。



▲ 奥志賀ゴンドラ横駐車場で、残っていたクルマ。

出発。

高天ケ原であてにしていた、日帰り湯がホテル貸切とかで利用できず。

結局、いつもの横手山・熊の湯に戻ってきた。





▲ 志賀喜楽ホテルの立ち寄り湯へ、まず行く。
去年は女子高の貸切で断られたが、今日はOK.



▲ ここのお風呂は見晴がいい。Harmonyが下の駐車場にみえる。

さあ、明日は横手山に再挑戦だ。






春スキー 前夜

2014年04月10日 23時32分30秒 | 同上 (スキー)
4月10日(木)

明日は春スキーへ。



▲ 上信越道 横川SA のいつものスペースで車中泊だ。

どこへ? 今の時期、八方尾根は干上がって、志賀高原しかない。

最近出会った「徒然スキーヤー日記」は、志賀高原レポに特化したユニークなブログ。

http://blog.goo.ne.jp/tsakamot2001/e/495bee5d6b692cd01abaf27334204491

特に、志賀高原のプロ的な天気予報はお役にたちそう。

それによると;

「この週末の志賀高原の天気は・・・晴天なれど、それほど暑くならないなー」
「土曜:朝からすっきり晴れ!朝の内はマイナス気温で、結構いい感じの、硬くしまったバーン」

とかとか。特に明日、金曜日は晴れでさらに温度が低そう、のいいコンディションだ。

さあ、明日早朝出発。寝よう。



八海山を滑る

2014年03月23日 16時26分32秒 | 同上 (スキー)
3月21日(金)

春分の日。 約束どおりY君は、高坂SAにて車中泊中のボクをピックアップするため、午前5時に現れた。

関越道は、こんな早朝でも車は多めだったが渋滞はさすがに無く、目的地の新潟県南魚沼市の六日町・八海山スキー場に無事到着。




▲ 雪が降りしきるロープウェー側の駐車場に、4WDアウディを7時ごろ着ける。他に先着のクルマは10台ほど。

ロープウェイは8時15分に運転開始なので、それまでクルマの中でコンビニで調達した朝食を詰め込んでいた。




▲ 駐車場から、八海山 1147m を望む。頂上は、現在見えているトップのおよそ2倍のところで、今は雪雲がかかっていて見えない。 水墨画みたいだ。




▲ 8時を過ぎたので、ロープウェイに乗るため廊下みたいな所に並ぶ。吹きさらしで簡素な建物だ。

ロープウェイはほぼ10分毎に登るピストン運送。81人定員だから、ここの混雑ぶりからは待っている人は全員乗れる感じだった。





▲ 8時半ごろに、我々二人は頂上に立った。上にあがるほど、降る雪も多くなり視界は悪い。幸い、風はそれほどなかった。

最初は、チャンピオンコースを、次にエキスパートコースをトライした。

参考: コースマップ





▲ 滑り出しの斜度はこんなもの。 45度にはならないが(笑)、30度はあるだろう。




▲ 果敢に滑っていくY君。

新雪が積もっているので、傾斜スピードはセーブされるので気にならないが、新雪の下の雪面形状がもともと整地されていないので、突然落ち込んだり、突き上げられたり・・。

当然しょっぱなから、ボクは転んで片足スキーが外れた。




▲ 中ごろに来ると、傾斜が緩んで新雪の、クルージングになる。新雪は30cmぐらいはあろうが、下の不整地の形状の影響を受けることは変わりない。視界が良ければ、上から見ればある程度、形状の想像がつくのだが、それもままならず、急な足さばきが迫られて疲れるー。

ニセコのアスピリンパウダーを知っているY君は、重いねーと少し不満げ。




▲ 中腹から、頂上を見やる。 頂上は右横の背景に見える山のトップだ。それなりの傾斜のあるコースを下りてくるのが想像いただけると思う。

上部の視界の悪いコースを、横のペアリフトを使って、何回かそれなりに疲れるまで滑る。
エキスパートコースのコブ斜面はお手上げだ。新雪で雪面の凹凸が判らなくって。(判っても同じだろうが)

11時過ぎに、休憩・昼食のため下部の水墨画の世界へ下りていった。





▲ ベースキャンプのレストランあんにんご はいい感じの食事処だった。だいたい席は埋まっているが、席取合戦なんかしなくたって座れる。

裸で使っているデジカメだから、暖かい部屋に入ったとたん、レンズが曇ってしまってダメ。こんな薄曇りの写真になってしまった。




▲ ボクもY君も注文したのは、スパイシー野菜カレー¥1100。

二人とも辛いのが好きだから、これで満足、満足。 彼はもっと食べたげだったが。



食事後、天気も悪いし、もう一度ひとわたり滑ったら、あがろうと意見一致。

滑走再開。




▲ 上部に上がると、午前中より更に雪が積もってきた感じだった。

ぽたぽたと、ボタン雪だ。ここらへん特有の湿雪。

でも文句いうなかれ。今日は春分の日だ。寒さも彼岸までというじゃないか。
雨でなかっただけ、良かった。




▲ Y君は、そして見えなくなった。 ガスで視界が悪いのだけはなー、なんとも。




▲ この人も、トシの割に頑張っていたねー。



このあとの写真は、みんなこんなもの ↓




▲ レンズ自体に雪がかぶさってきて、画面がぼけてしまっていた。掲載ストップ。



ということで、午後1時半ごろにあがった。 我々は、余裕を持ったオトナのスキーを目指している。




▲ ロープウェイ横の駐車場をみやると、おう、ほぼ満車状態だ。

みなさん、好きだねー、こんなところ。やはり男性客がほとんどだった。

コース設計は単純シンプル。ほぼ2本の長いバーンのみ。ここの魅力は、新雪が深雪になりやすく、そしてそのまま放置しておいてくれることか。(プリンスにとっても経費が掛からない?)


Y君のおかげで、今日2年越しで夢想していた八海山に、確かなとっかかりを得た。

来年は、こんな春分の日にではなくて、ハイシーズンのしかも青空の日に、是非再訪したい!



帰りは、湯沢まで三国街道の地道を走って、ここへまた来たよ。




▲ 駒子の湯。川端康成の「雪国」のヒロイン、駒子の名を借りた越後湯沢の日帰り温泉だ。昨年の2月以来だ。


ゆっくり、温まったあと再度帰路につく。関越道は混雑前で、無事高坂SAには5時ごろ到着した。


Y君、今年もおつきあいありがとさん。

楽しかったよ♪

クルマの中で、居眠りしていてすまなかったね。





小海リエックスで半日スキー

2014年03月09日 22時30分04秒 | 同上 (スキー)
3月8日(土)

八峰の湯で朝を迎えた。晴れ。出ると外気温は零下7度C、寝ぼけ顔も引き締まる(笑)。
少し上に位置する小海リエックス・スキーバレーへ移動した。 

来た時はクルマが見え無かったが、8時30分のリフト開始に合わせるようにスキーヤー・ボーダーを乗せた乗用車がいつのまにか集まってきた。

スキー板にワックスを塗って、準備万端。さあ行こう。




▲ 今日も青い空、いい天気。

予報によれば、信州は中部、北部は曇りないし雪だが、八ヶ岳と南部は晴れだ。時間的に今日は午前中しか滑れないので、(実家から)一番近いリエックスに来たのだが、この選択でちょうどよかったかな。




▲ 林間から見えるリゾートセンター。

ここは名前のとおり谷状(バレー)になった、小さな落ち着いたスキー場。





▲ メンヒコース。斜度のない長い初級コース。12月に初滑りでリエックスに来たとき、このコースはまだ閉鎖されていた。





▲ アイガーコース。ここが一番の急斜面。このコースも前回はまだ開いてなかった。

テクニカル、クラウンのバッジテストをやっていた。

受験者はさすがにうまい。ゆっくり丸い弧を描きながら降りていく。

一緒に眺めていた方が、私の場違いなファットスキーに目を止めて、「どうですか、そのアトミック・アクセスは?」と正確に板名を言い当てて訊ねてこられた。新雪、深雪大好きという方だった。

30分ほど立ち話をしてしまったが(笑)、野沢温泉のやまびこゲレンデ(「競争が激しいけど」)、志賀高原の寺子屋の下に広い「無法地帯」がある、と教えてくれた。

ウウムー。オレはこんなとこにいていいのか?(笑)


その方は、トイレに行きたくなったと、山スキー風に丁寧に弧をえがきながら降りていかれた。

ボクもそれを期に、12時前だったがあがった。1日券購入で、もったいない? ま、人生学割で2000円だからいいさ。
今日は、残念ながら他にもやらなければならないことがある。


帰ったら、deco は今晩急な御不幸参列。ボクは、今日こそ確定申告作業を始めないとまずいのだ。


************



Harmony 記録;



前回の志賀高原の朝、発電機が起動しなかった。低温でバッテリーが機能低下しているのだろうと私は推測。
今回は、夜通しとにかくFFヒーターをつけておいて(室温20℃弱)かつ、上の写真のごとく発電機室との境の蓋を開けておいた。こうすれば、発電機室が部屋の暖気で少しは温度が保たれるだろうと思ったからだ。

今日の朝、外気はマイナス7度。 はたして発電機は少し唸った末だが、点火した。よかった。
この策で、今シーズンの寒い野営もなんとかしのげるだろう。



白い志賀高原の華

2014年02月23日 18時27分24秒 | 同上 (スキー)
2月22日(土)

志賀高原・横手山駐車場での車中泊の朝。



▲ 天気予報では、今日は終日曇り。けれど、青い空が見え始めた。よし。


駐車場の横の細い道を滑り降りて(ほんとうは滑走禁止)、熊の湯のゲレンデに出る。

まず向かって右手の白樺ゲレンデの頂上に立つ。



▲ 眼下に見えるのは、上が今は閉鎖になった長山ゲレンデ。その下に熊の湯・ほたる温泉の旅館群。

さあ、あの下へ向かって滑りおりよう。

何回か白樺ゲレンデで足慣らししたあと、左側の馬の背コースへ場所を変えた。




▲ 一番左側の第3クワッドの頂上1960mから。 ここが熊の湯では一番の高所。

向こう正面に見える尖った山は、笠岳2075m。

日本のマッターホルン・・ちと言い過ぎか。

まるでボクだけの山。 だれにもはばかることなく、降りていこう。



熊の湯に来た理由は、ここには林間コースになりそうな地形が多かったと思うから。

人が少なくて、林間にも割合スペースがあった覚えがある。

縦横無尽のボーダーは滑走禁止の熊の湯だから、脇パウダーも残っているのだ。




▲ パウダー状の新雪だから、スーっと音もなくスキーが滑っていく。

幅広のファットスキー板だから、潜り込まない。これは、やはり滑りやすいなあ♪。





▲ 小動物の足跡が点々と続く林間をたどる。

斜度のあるところも、新雪でスピードが出ないから、ゆっくりターンすればいい・・







▲ 林間から見た横の景色が良かったので、パチリ。

馬の背ゲレンデと、向こうに先の第3トリプルが見える。

ほんと誰もいないな・・。もったいないなあ。


午前中一杯は、熊の湯ゲレンデに。正午頃に、頂上の経由コースを経て、隣接する横手山ゲレンデへ。


横手山の頂上までは上がらずに、中途の第2スカイトリプルを下りて第2ゲレンデへ出る。

そして、ボクが志賀高原で一番美しいと思うところへ来た。




▲ 正面に、先ほどの笠岳と青い空。雪を乗せた針葉樹林が裾野まで届く。そこに広がる白いコースとスキーヤー。

このピトレスクな風景は、志賀高原の華(はな)だと思っている。


(本当に快晴の時は、笠岳のバックには北アルプスの白い山並みが横に広がるのだが、今日は雲に隠れる。次回ね。)


横手山の頂上に、急こう配の第3ペアで上る。





▲ さすが、国内のスキー場でもっとも標高の高い横手山2307mだ。

リフト脇の針葉樹は、ミニアイスモンスター状になっている。


頂上に着く。




▲ 頂上には、二つの食事スポットがある。

左が、山頂展望台。今シーズンから、あのスタバが入った。これはあとで。

右が、御存じ「日本一高いところにあるパン屋さん」

おう、混んでいる。全席うまっている。
今回もボルシチセット1400エン、を食べたかったが、両肘を突き合わせて食べるものではない。
優雅にいきたいもの。ヤメた。

ということで、下まで一気下りして、クルマの中でボクのゲレ定番、カレーレトルトになった。


新雪をトライすると、後傾気味になるからだろう、いつもは痛くならない両太腿が痛い!

一時間以上休憩。眠たくなってきた(笑)。


休憩後、横手山の上に上がるとホワイトアウト的になっている。
で下で数回滑走した後、スタバでコーヒーをと頂上へ上がる。




▲ 「日本一標高の高いスタバ」がお出迎え。

じゃあ、キャラメルマキアートでほっこりするか。




▲ 「キャラメルマキアートちょうだい」

オー、ノー。・・・・3時で終わったんだって!! 3時7分でした。


かなり、意気消沈。頂上をすぐ下りる。

渋峠なんか行くもんか。こんなに吹雪いてたら凍死してしまう(笑)。



4時にあがる。

クルマの中で、スタバのフレンチローストをたっぷり淹れる。

予定では、今晩はここで再度車中泊だったが、心変わり。

帰ろう。



帰りの上信越道は、上田~富岡間が一車線通行で60km走行になったりしたが、関越も含めて一応流れていて渋滞までにはならなかった。ラッキー。

午後10時に無事帰着。丸一日滑って、クルマを走らせて、さすがに疲れたなあ。

明日は日曜日で助かる。

けれど楽しかった。じゃ、また次はどこへ行こうか。




乗鞍高原でスノーシュー 2日目

2014年02月05日 22時39分17秒 | 同上 (スキー)
2月1日(土)


今朝の乗鞍高原は、昨日にもまして快晴だ。




▲ Harmonyを停めた乗鞍観光センター前の駐車場。

樹林の向こうには、白く輝く乗鞍岳がのぞく。


ほんとに晴れて、良かった。

新しい体験、スノーシューで歩き回ってみよう。

この観光センター内にあるODSSというアウトドアーツアー社に、半日スノーシューツアーを申し込んだ。

9時に集合。 手続き・準備のあと、乗鞍休暇村の方へバンで移動。




▲ 休暇村横から、スノーフイールドへ出発だ。

まず、女性ガイドさんと準備運動だ。

ボクのグループには、6~7名の参加者だった。




▲ スノーシューで歩くのは、難しくはない。かかとが、歩く時浮くようにできている。
丸いわっかによって、雪面から沈みこまないようになっているのはもちろんだが、ギザギザの金具が下に着いていて、固い雪面でもスリップしない。




▲ 本来は池のところが、氷が張って湖面を歩けるようになっている。牛留池だ。

湖面上を歩いて、湖面脇にある東屋(あずまや)まで行く。

2006年の夏に、この池の辺りは散策した覚えがある。

東屋の前まで来ると、ガイドさんが「では、一斉にうしろを振り向きましょう」 と声をかけた。

で、振り向くと・・・・




▲ 樹林の向こうに、乗鞍岳の白い山並みが連なっていた。

夏なら手前の雪原は池で、天気がよければ池にこの山並みが映る。


白樺の木立を過ぎて、灰色のまだらな樹皮をもつ木々のところへ来た。





「さあ、みなさん。この樹の名前はご存じですかあ。シラビソといいます。」

うん、シラビソなら知ってるぞ。去年6月には、日本のチロルを見に行った時、しらびそ高原で山登りしたもんな。




▲ 「シラビソの樹皮を、こうして爪で押すと、樹液(ヤニ)が出てきます。」




▲ 「この樹液、舐めてはいけませんが、いい匂いがしますよ。森の匂いです。」

ボクも樹液を押し出して、なめたらアカンということだったので、鼻の下に塗ってみた。

「おおー。森の香りだ~!」

ということで、その後一日中、森林浴をしている雰囲気にひたされた(笑)。


そうこうしているうちに、きょうのハイライトの地に到着。





▲ 善五郎の滝の氷爆だ。夏は水量豊富でしぶきを上げていた善五郎の滝。冬は凍ってしまった。

それでもまだ水は流れている。




▲ アイスクライミングをやっている。






▲ 私達は、ガイドさんが配ってくれた暖かい飲み物を飲みながら、しばし青い氷爆に見とれていた。

滝の真下まで近づきたかったが、そこは足元が崩れる危険があるからということで 。 


善五郎の滝のあとは、木々の間を好きなように歩いて、出発点とは別のゴール地に到着。
12時近くだった。


    


午後は、急いでレトルト・チャーハンをかきこんで、Mt乗鞍スキー場へ。




▲ 今日も昨日に続いて、主に最上部の「かもしかコース」で遊ぶ。

さすがに土曜日、昨日よりは人が多い。 が、混雑とは無縁。

陽が出ているので、雪面は踏み固められず柔らかさを保っている。

気持ち良く、きままな滑走を楽しんだ。




▲ それでも4時過ぎになると、陽が落ちて雪面は陰って寂しくなる。

頭上の空には、うろこ雲みたいな雲が一面に広がっていた。

雲を見つめる、 そして雲の先を見ている・・・


ぼちぼち、あがろうかな。


じゃあ、ここを滑り降りて、ラストランとしよう!




さあ、行くぞ!!


   




2月2日(日) 3日目


朝から、少し雨模様。




▲ 上部のかもしかコースあたりになると、雨はみぞれ状になって、ポソポソと降ってくる。

雨滴がついた雪面はかえって、よく滑るようになった。

防水ウエアを着ているので、雨も別段構わない。
しかし、まあ無理して滑ることもないか・・

それなりに、三日間十分滑ったし。



▲ 12時過ぎにあがった。

1時過ぎに出発する頃には、また陽が出てきたが。 まいいよ、今日はこれまでだ。
いろいろ楽しかった。



乗鞍高原さん、あんがと。 また来るよ。


   


幸い中央高速は渋滞もなく順調に走行。

午後7時に無事帰宅。




Mt.乗鞍スキー場 1日目

2014年02月04日 21時25分25秒 | 同上 (スキー)
1月31日(金)

乗鞍岳のふもとに広がる Mt.乗鞍スキー場に昼過ぎに到着。

ここのスキー場は3年ぶりだ。



▲ 何はともあれ、いつものようにトップゲレンデまで上がってしまう。

昨晩に10cmほど降雪があったらしい。しかし、トップの「かもしかコース」はもう無数のシュプール跡でいっぱいだ。




▲ 上から、下の三本滝レストハウスを見下ろす。

サイドコースにそれれば、不整地の雪面はいくらでもあった。

下手だからボコボコと上下しながら、中斜面を何度も繰り返し滑り降りた。




▲ 時折、風が吹くと雪煙がファーッと舞いあがる。 寒く、雪質が軽いスノーフイールド。





▲ 三年前に来たときは閉鎖されていた、鳥居尾根のダウンヒルコース。

青い天空へつながる、白い滑走路のようだ。


それにしても、平日だとしても人が少ないスキー場だなあ。





▲ ほぼ、ノンストップで4時ごろまで滑走した。

   


滑走後は、温泉だ。

すぐ近くに「湯けむり館」という温泉場があるので歩いて行った。




▲ 1年前に新しく改築されていた。あたりは硫黄臭が漂う。

白濁した硫黄温泉だ。この近くには、昔ニセ白濁温泉で名を落とした温泉がある。

が、ここのはホンモノだ。

風呂場には数名入っていたし、× のステッカーが貼ってあったので、遵法精神に富むボクは撮らなかった(笑)。

温泉から出る際、シャワーをよくあびなかったからだろう。
夜、ベッドの中で硫黄のにおいがして・・ 困った。







快晴の八方尾根でスタート

2014年01月03日 19時45分35秒 | 同上 (スキー)
1月3日(金)

14年最初の滑り、八方尾根は快晴だった。

名木山ゲレンデ近くのレンタルショップで(家に保管してきた)ブーツを借りた。
レンタルするなんて初めてのこと。



▲ 空は、天気予報どおりの青い空。がぜん張り切る。

この名木山第3トリプルから上ると、当然一番上のリーゼングラートまで上ることになる。




▲ 3番目の乗り継ぎリフトの上で、いきなり英会話になってしまった。

横に乗ってる人にいつものように気楽に、「ここ↑は兎平なんですよね?コブないけど」と語りかけたが、相手は女性で無言。ゴーグルの中を覗くように見ると、外人さんだ。
"Oh, you are not Japanes." といつものように、ぶしつけな表現のあと(英語だと修飾語ができない・笑)、自分の質問をあらためて英語で言う。すると、堰を切ったようにこの女性たちはしゃべり始めた。

「うさぎかどうかは知らないけど、ここは昨日たいへんだったのよ。風が強くて、あの上のレストランに閉じ込められて。出て行こうとした人なんか、スキーを吹き飛ばされて。1時間かんずめよ・・ゴンドラは止まるし」
「下のほうはどうやったの」と聞くと、下のゲレンデはおかげで大混雑だったとかとか。

ああ、今日で正解! 私の年末年始の○○は良かったからなあ(笑)。

彼女達が閉じ込められたとかのレストランピアール前に着いた。

正面のリーゼングラートコースは・・




▲ おお、けがれなきヴァージニティを保っている。

それもそのはず、トップに至るグラートクワッドリフトがまだ動いていない。


じゃあ、いったんここで降りよう。



▲ 下方に兎平テラスを見据えて、まだコブの発生していない兎平ゲレンデを数回トライ。

コブが無ければ、兎平なんかへのかっぱだ(漢字が判らない)。


9時から先のグラートクワッドがオープン。
新雪を滑りたいスキーヤー、ボーダーでもう一杯並んでいる。
私も慌てて並ぶ。




▲ おお、いいねー。この白い雪と真っ青な空のコントラスト・・ 目にしみる。




▲ 左を見れば、ゴツゴツ五竜の山並みが。
まだシーズン初めなのだな、まだいくらか樹木が雪を被らず見えているところもある。





▲ 八方池山荘、頂上前に到着。皆さん滑る前に、写真を撮っているよ。

そりゃあそのはず。



▲ 右には、白馬連峰が白く連なっているからなあ。
とんがった白馬三山(左から鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)がよく見える。




▲ さあ、リーゼングラートコースを滑り降りよう。




▲ 何回か滑り降りた。 もう滑走跡シュプールでいっぱいだ。

ここは、新雪といっても10~15cmぐらい乗っているだけだから、ちょっと新しい板の浮力がどうなのかよく分からないが、やっぱりそれはあっただろう(笑)。


しかし、こんなところもトライした。



▲ ここは見てのとおりオフピステ。ボーダーがボードを突き刺して、転んでいる。

こことて、フカユキでないから、板の性能がよくわからない。が、それなりに面白い。





▲ 国際ゲレンデに移った。ここパノラマコースは中級パラダイスのゲレンデなのだが、整地されてないところばかり滑っていたあとだからだろう、ゲレンデがずいぶん平板に感じられた。


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12時ごろにいったんあがった。

第3駐車場まで、てくてく戻って食事。定番カレーレトルトと、コーンポタージュ。
今日は、なんか疲れている。

1時間以上クルマの中で休んで、午後2時から滑走再開。

しかし、空は雲がかかり始めていた。太陽もおぼろ状に。



▲ リーゼングラートからの五竜の山並みも、弱くなった陽で陰りをみせている。


リーゼングラートも兎平も深いコブだらけになってきた。
数回滑ったが、もう私の出る幕ではない。
コブはおもしろくない(できない)。



▲ 下部コースの方も込み始めてきた。こうなると、自分は疲れているし危ない。

今日はおしまい。


三時半頃にあがった。


今日は午前中、快晴でほんとに良かった。14年はいいスタートだ。
八方のシーズンパスを毎年買っているというおじさんが言っていた。1月でこんな天気のいい日は初めてだと。そうですかーと、相槌を喜んでうった。


そうだなー、次は、どか雪が降っている時に(できたら降ったあとに・笑)、どこかへ行こうか。





追記: 当日は駐車場に再度車中泊し、翌朝出発、無事帰宅。