松井えり菜さんの作品を見た後にすぐ隣のビルの3Fへ。
Yuka Sasahara Galleryで開催中の加藤千尋 展「花信」を見てきました。
ぱっと見、白バックに鮮やかな金魚や植物が描かれてるように見えるのですが、じっと見つめてると何やら妙なものが描かれてることに気付くのです。
このDMのはがきの作品もそう。
首までは孔雀ですがその先が結った髪になってて、また別の鳥がくっついてる。
こんな風に感覚を宙づりにされる感じってきらいじゃありません。
こういういろんな要素をひとつところに描こうとすると、どうしてもごちゃごちゃしてるように見えるし、何よりもその混沌さを売りにしようとしてしまう。
ところが、これらの作品はそういった淀みはない。
あくまで洗練されていて、むしろ世間一般で見られる絵画の大半よりも澄んだ印象を受けるのです。
金魚の尾びれが花になっていたり、花の中に青いカニのハサミが生け花よろしくニョキッと生えてても、美しく調和しています。
要はバランス感覚がいいんですよね。
値段を見て、購入不可能ではない金額だったのでびっくり。いや、さすがに衝動買いするまでは至りませんでしたが。
でも普通にこの絵柄のポストカードが販売されていたら間違いなく購入していますね。
9/29まで。月土日祝休み。
Yuka Sasahara Galleryで開催中の加藤千尋 展「花信」を見てきました。
ぱっと見、白バックに鮮やかな金魚や植物が描かれてるように見えるのですが、じっと見つめてると何やら妙なものが描かれてることに気付くのです。
このDMのはがきの作品もそう。
首までは孔雀ですがその先が結った髪になってて、また別の鳥がくっついてる。
こんな風に感覚を宙づりにされる感じってきらいじゃありません。
こういういろんな要素をひとつところに描こうとすると、どうしてもごちゃごちゃしてるように見えるし、何よりもその混沌さを売りにしようとしてしまう。
ところが、これらの作品はそういった淀みはない。
あくまで洗練されていて、むしろ世間一般で見られる絵画の大半よりも澄んだ印象を受けるのです。
金魚の尾びれが花になっていたり、花の中に青いカニのハサミが生け花よろしくニョキッと生えてても、美しく調和しています。
要はバランス感覚がいいんですよね。
値段を見て、購入不可能ではない金額だったのでびっくり。いや、さすがに衝動買いするまでは至りませんでしたが。
でも普通にこの絵柄のポストカードが販売されていたら間違いなく購入していますね。
9/29まで。月土日祝休み。