先週の土曜日、モネ大回顧展に行ってきました。
実はこの日、乃木坂でモネを鑑賞した後に平塚で三沢厚彦アニマルズ+を堪能しました。
うーむ、久々に濃密な一日になりました。
さて、モネといえばやはり緑のイメージがあります。だから、このチラシのイエローグリーンは納得です。
わたしが単にこのみどり色が好きってだけなんですけどね。
今回、会場に入ってまずうれしかったこと。ちゃんと目録がありました!!
これまで国立新美術館の展示はこの目録がないことがすごく不満だったので改善されてよかったです。色も薄いグリーンでよかったです。
さて、これで作品のところに直接感想が書けるのは楽でいいですね。
日傘の女性(デッサン)
デッサンがあったのですね。これ、なんと山形美術館にあるとのことです。
けっこうおおざっぱ。顔とか細かく描かれてません。
で、これがこうなると。
日傘の女性
チラシやポスターでお目にかかっていた作品の実物です。
この作品はちょっと離れて見たほうがよかったです。というのも近すぎると目に違和感を感じるのです。
少し離れて鑑賞するとちょうどいい感じ。風の気持ち良さが伝わってきますね。
やはり、モネは色が楽しくてよいのです。
石炭の積み下ろし
細部の着色は確かにモネなんですが、この黒く描かれた人物が異様です。他の作品とは違う感じがしました。
ちょっと蜷川実花のフローティングイエスタデーの人物のシルエットを思い浮かべました。
雪中の家とコルサース山
これ、なんだか日本の風景に見えました。どか雪って感じです。丁寧なタッチでも描けるはずなのに敢えてこういう乱暴にしちゃってるところがもいいですね。
モントルグイユ街、1878年パリ万博の祝祭
実は今回、見た作品で一番響いたのがこれ。
無数の旗が舞ってておめでたい感じ。みんな浮かれまくってる雰囲気が伝わってきます。
何も考えずに見てていいと思える作品でした。
アルジャントゥイユのレガッタ
水面への写り込みの描写が妙です。横方向にマスキングしたかのよう。
反射映像なるくくりで10数点展示されていたのですが、このブツブツにされた写り込みのヨットの帆が一番印象に残りました。
ルーアン大聖堂、正面とサン=ロマン塔
このポストカードでは微妙な色合いがキレイに出ないですね。見たときは紫がすごく印象的な作品でした。
以前にオルセー美術館展で見た↓こちらのルーアン大聖堂とは印象が異なります。
(参考:オルセー美術館展(東京都美術館))
睡蓮は壮観でした。
なんと8点もの睡蓮を一度に見ることが出来ました。
それにしてもこれだけ点数を集めたらイメージがかぶるんではないかと思ってたのですが、杞憂でした。
モネが連作した意図がよく分かりました。とにかく、作風をいろいろと試してみたかったのだと思います。
同じモチーフでここまでやれたら幸せってものです。
睡蓮(1908年、富士美術館蔵)
今回見た睡蓮ではこれが一番好きです。
やはり、みどりが気持ちいいのです。靄のような池の描写。うっとりとします。
睡蓮(1914-1917年、群馬県立近代美術館(群馬県企業局寄託作品))
こちらは全く、対象的!
こんな荒いタッチ、指で直接描いてしまってるかも?蓮の葉の外輪は紫。同じ作家が同じものを描いてこうも違うと痛快です。
きっと鼻息荒くして描いてたんだと思います。
他にも日本風太鼓橋を描いた作品も2点、対象的なのが展示されていてこちらも楽しめました。一方はゆらゆら、もう一方はワイルドという感じ。
今回、物販コーナーは予想どおり気合い入ってます。図録は購入しませんで下がポストカードを購入しました。たくさん種類があるのがうれしいですね。
会期は7月2日まで。
実はこの日、乃木坂でモネを鑑賞した後に平塚で三沢厚彦アニマルズ+を堪能しました。
うーむ、久々に濃密な一日になりました。
さて、モネといえばやはり緑のイメージがあります。だから、このチラシのイエローグリーンは納得です。
わたしが単にこのみどり色が好きってだけなんですけどね。
今回、会場に入ってまずうれしかったこと。ちゃんと目録がありました!!
これまで国立新美術館の展示はこの目録がないことがすごく不満だったので改善されてよかったです。色も薄いグリーンでよかったです。
さて、これで作品のところに直接感想が書けるのは楽でいいですね。
日傘の女性(デッサン)
デッサンがあったのですね。これ、なんと山形美術館にあるとのことです。
けっこうおおざっぱ。顔とか細かく描かれてません。
で、これがこうなると。
日傘の女性
チラシやポスターでお目にかかっていた作品の実物です。
この作品はちょっと離れて見たほうがよかったです。というのも近すぎると目に違和感を感じるのです。
少し離れて鑑賞するとちょうどいい感じ。風の気持ち良さが伝わってきますね。
やはり、モネは色が楽しくてよいのです。
石炭の積み下ろし
細部の着色は確かにモネなんですが、この黒く描かれた人物が異様です。他の作品とは違う感じがしました。
ちょっと蜷川実花のフローティングイエスタデーの人物のシルエットを思い浮かべました。
雪中の家とコルサース山
これ、なんだか日本の風景に見えました。どか雪って感じです。丁寧なタッチでも描けるはずなのに敢えてこういう乱暴にしちゃってるところがもいいですね。
モントルグイユ街、1878年パリ万博の祝祭
実は今回、見た作品で一番響いたのがこれ。
無数の旗が舞ってておめでたい感じ。みんな浮かれまくってる雰囲気が伝わってきます。
何も考えずに見てていいと思える作品でした。
アルジャントゥイユのレガッタ
水面への写り込みの描写が妙です。横方向にマスキングしたかのよう。
反射映像なるくくりで10数点展示されていたのですが、このブツブツにされた写り込みのヨットの帆が一番印象に残りました。
ルーアン大聖堂、正面とサン=ロマン塔
このポストカードでは微妙な色合いがキレイに出ないですね。見たときは紫がすごく印象的な作品でした。
以前にオルセー美術館展で見た↓こちらのルーアン大聖堂とは印象が異なります。
(参考:オルセー美術館展(東京都美術館))
睡蓮は壮観でした。
なんと8点もの睡蓮を一度に見ることが出来ました。
それにしてもこれだけ点数を集めたらイメージがかぶるんではないかと思ってたのですが、杞憂でした。
モネが連作した意図がよく分かりました。とにかく、作風をいろいろと試してみたかったのだと思います。
同じモチーフでここまでやれたら幸せってものです。
睡蓮(1908年、富士美術館蔵)
今回見た睡蓮ではこれが一番好きです。
やはり、みどりが気持ちいいのです。靄のような池の描写。うっとりとします。
睡蓮(1914-1917年、群馬県立近代美術館(群馬県企業局寄託作品))
こちらは全く、対象的!
こんな荒いタッチ、指で直接描いてしまってるかも?蓮の葉の外輪は紫。同じ作家が同じものを描いてこうも違うと痛快です。
きっと鼻息荒くして描いてたんだと思います。
他にも日本風太鼓橋を描いた作品も2点、対象的なのが展示されていてこちらも楽しめました。一方はゆらゆら、もう一方はワイルドという感じ。
今回、物販コーナーは予想どおり気合い入ってます。図録は購入しませんで下がポストカードを購入しました。たくさん種類があるのがうれしいですね。
会期は7月2日まで。