シャギャーン展（MISAKO&ROSEN）

先日、予告したシャギャーン展に行ってきました。

アンリ・シャギャーン＝奈良美智、ピエール・シャギャーン＝杉戸洋の二人による新人ユニット シャギャーン。

↑この写真のはDMなんですが全くこの2人だってことが分かりません。

すごく徹底しててびっくり。

作品をみてすごく納得しました。

というのも、それぞれの名義で出してしまうと期待されてしまうものとのギャップが開きすぎてしまうんではないかなあと。

今回、正直うーんて感じでした。

静物画ってのも意外だったし、ヌードってこれまでお二方ともあまり描かれてこなかったのではないかなあと。

裸で屈んだ女性が筆で描いてる作品とかはフォルム的に面白くてよかったです。

あと、静物画なんだけど花瓶でなくっておもちゃのぞうさんのジョーロだったりというのはあんまりないですよね。これは奈良さん的だなあと思いました。

あと、今回何故かおしりを描いてるのが多かったですね。そのよこからぴょこっと男性のシンボルが出てたり。ヌードはやはり女性のがいいですね。

あと、各作品にはそれぞれマークがついています。

ひとつは「C」の中に「H」。もうひとつは「C」の中に「P」。

前者はアンリ・シャギャーン、後者がピエール・シャギャーンのようです。

だいたいの作品はこの2つのサインが入ってるのですが、中には片方のみのものもありました。

柱に貼られたクロッキーが2点ありましたが、「C」の中に「H」が1点。「C」の中に「P」がもう1点。

分かってて見ないと奈良さんの絵だとは分からないくらい。

今回見て思ったのはやっぱり本人名義の活動のほうが好きだなあということ。

でも、いつも同じことをやってて満足するのではなくて、やりたいことに正直になって新しい方法を模索してく姿勢は素晴らしいなと思いました。

3/23まで。

MISAKO&ROSENはこのガラスが目印。

MISAKO&ROSEN
170-0004 東京都豊島区北大塚3-27-6
休廊日：月曜／祭日
開廊時間：火曜-土曜12:00-19:00／日曜 12:00-17:00
http://www.misakoandrosen.com/