あちゃあ、もう2日経ってしまいました。
東京国立博物館のメインはこれ!
まあ、ビール飲むのもかなり大きな目的だったことは否定はしませんが。
「華麗なる伊万里、雅の京焼き」
写真はちらしの裏表です。
見た目にキレイでしょ。
見に行きたくなるじゃあないですか。
焼き物は特に範疇ではないのですが、たまにはこういうのもいいかなと思って行ってきました。
あと、もうひとつ理由があります。
今回の展示は表慶館で行われるというからです。
表慶館は博物館の門をくぐって左手に見える建物で、ドーム型の屋根が印象に残ります。
以前、載せたライオンの「阿」と「吽」が守ってる建物です。
平成館がオープンしてからはあまり開いてないイメージがあります。
今回のような展示は中に入るいい機会です。
さて、中はというと。。。
やはり思ってたとおりの素敵な建物です。
エントランスが2階まで吹き抜けになっていて、天井がドームになってます。
もったいないな、特別展の時だけじゃなくっていつもみせて欲しいものです。
さて、前置きが長くなりました。ここから本編です。
伊万里というとイメージとしては磁器で青いシンプルな絵付けのものという漠然とした素人イメージを持っておりました。
でも、今回見て驚きました。
こんなにもバリエーションがあるなんて。。。
ものによってはめちゃめちゃ青がきれいに出ているのがあって気になりました。
確か、ぶどうの絵柄のお皿です。
青が深いんです。みどりも入ってるというか。磁器ってすごいです。
あと、素晴らしいなと思ったのは、海外に輸出されていたというところ。
金襴手というのは江戸時代にヨーロッパに輸出されていて、現地でさらに取手の金具がとりつけられていたというもの。
和風なんだけど、ヨーロッパ調に見えてくるから不思議。
ドレスデン国立美術館展[世界の鏡]でも伊万里は展示されていたので今回、つながってなんとなくうれしかったのです。
鍋島は成熟をむかえたなという感じがします。
あのシンプルなデザインはとても良いです。無駄のないものは美しい。
ちょうど、建物の中の区切りをうまく使って分けてあり、後半は京焼きの展示になってます。
これはどれもタイトルのまんま。「雅」って言葉がはまりずぎ。
色使いのきれいなこと。
カラフルなのはもちろんなんですが、金とか茶とか微妙に渋い色できれいにまとめてあったりするところが素敵。
しかも、器なのに穴あけちゃってるんですから。
写真左のチラシの表面の下のでっかく写ってるの。乾山の作ったのはほんとに見事でしたよ。
あれはずるい!
たぶん、当時も見たひとは感嘆したでしょうよ。
乾山がうしゃしゃと笑う様が浮かびます。
あと、京だからでしょうか?
なにやらやたらと香炉が目立つようになります。
あとは茶道具ですね。水を入れておくものが多かったように思います。
名前は忘れたのですが、素晴らしいデザインのが目にとまりました。
やはり水を入れておくものだと思うのですが、円形の蓋の位置が中央からずらしてあって、そのことで三日月のような形を表しているというのがありました。
面の切り方もグッドでした。
さて、最後の最後で気になるもの発見!
真っ黒な猫。なぜ?ねこ。
黒楽銀彩猫手焙というもの。
焼き物でこんな形にしてあるのがすごい。
で、これ名前のとおり銀が塗られていたとのこと。
おそらく現在は酸化してしまって、黒くなってしまったようです。
これが銀で鈍く光ってるとまた印象がぜんぜん違ってくると思います。
焼き物は楽しめるかどうか不安でしたが、とてもよかったです。
やはり、見られる機会に本物を見てよかったなと。
さて、驚いたのはグッズコーナー。
現代の有名な作家さんの作品が即売されていたのですが、一番高いのが100万円越えてました。
会期中に売れるんでしょうか。
ちょっと気になるところです。
「華麗なる伊万里、雅の京焼き」12/4までやってます。
東京国立博物館のメインはこれ!
まあ、ビール飲むのもかなり大きな目的だったことは否定はしませんが。
「華麗なる伊万里、雅の京焼き」
写真はちらしの裏表です。
見た目にキレイでしょ。
見に行きたくなるじゃあないですか。
焼き物は特に範疇ではないのですが、たまにはこういうのもいいかなと思って行ってきました。
あと、もうひとつ理由があります。
今回の展示は表慶館で行われるというからです。
表慶館は博物館の門をくぐって左手に見える建物で、ドーム型の屋根が印象に残ります。
以前、載せたライオンの「阿」と「吽」が守ってる建物です。
平成館がオープンしてからはあまり開いてないイメージがあります。
今回のような展示は中に入るいい機会です。
さて、中はというと。。。
やはり思ってたとおりの素敵な建物です。
エントランスが2階まで吹き抜けになっていて、天井がドームになってます。
もったいないな、特別展の時だけじゃなくっていつもみせて欲しいものです。
さて、前置きが長くなりました。ここから本編です。
伊万里というとイメージとしては磁器で青いシンプルな絵付けのものという漠然とした素人イメージを持っておりました。
でも、今回見て驚きました。
こんなにもバリエーションがあるなんて。。。
ものによってはめちゃめちゃ青がきれいに出ているのがあって気になりました。
確か、ぶどうの絵柄のお皿です。
青が深いんです。みどりも入ってるというか。磁器ってすごいです。
あと、素晴らしいなと思ったのは、海外に輸出されていたというところ。
金襴手というのは江戸時代にヨーロッパに輸出されていて、現地でさらに取手の金具がとりつけられていたというもの。
和風なんだけど、ヨーロッパ調に見えてくるから不思議。
ドレスデン国立美術館展[世界の鏡]でも伊万里は展示されていたので今回、つながってなんとなくうれしかったのです。
鍋島は成熟をむかえたなという感じがします。
あのシンプルなデザインはとても良いです。無駄のないものは美しい。
ちょうど、建物の中の区切りをうまく使って分けてあり、後半は京焼きの展示になってます。
これはどれもタイトルのまんま。「雅」って言葉がはまりずぎ。
色使いのきれいなこと。
カラフルなのはもちろんなんですが、金とか茶とか微妙に渋い色できれいにまとめてあったりするところが素敵。
しかも、器なのに穴あけちゃってるんですから。
写真左のチラシの表面の下のでっかく写ってるの。乾山の作ったのはほんとに見事でしたよ。
あれはずるい!
たぶん、当時も見たひとは感嘆したでしょうよ。
乾山がうしゃしゃと笑う様が浮かびます。
あと、京だからでしょうか?
なにやらやたらと香炉が目立つようになります。
あとは茶道具ですね。水を入れておくものが多かったように思います。
名前は忘れたのですが、素晴らしいデザインのが目にとまりました。
やはり水を入れておくものだと思うのですが、円形の蓋の位置が中央からずらしてあって、そのことで三日月のような形を表しているというのがありました。
面の切り方もグッドでした。
さて、最後の最後で気になるもの発見!
真っ黒な猫。なぜ?ねこ。
黒楽銀彩猫手焙というもの。
焼き物でこんな形にしてあるのがすごい。
で、これ名前のとおり銀が塗られていたとのこと。
おそらく現在は酸化してしまって、黒くなってしまったようです。
これが銀で鈍く光ってるとまた印象がぜんぜん違ってくると思います。
焼き物は楽しめるかどうか不安でしたが、とてもよかったです。
やはり、見られる機会に本物を見てよかったなと。
さて、驚いたのはグッズコーナー。
現代の有名な作家さんの作品が即売されていたのですが、一番高いのが100万円越えてました。
会期中に売れるんでしょうか。
ちょっと気になるところです。
「華麗なる伊万里、雅の京焼き」12/4までやってます。