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詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

わたしの場合

2008年06月27日 | うたかた 2008
人生に
愛を超える欲など無い

愛を超える夢や希望や目標も
無い

命の終わるその時まで
おとなしくいればいい

全ては
苦渋にしかならない

PS
わたしの場合。

08.6.27 am7:52



封印

2008年06月25日 | うたかた 2008
愛を封印しよう
愛ほど生業に邪魔なものはないから

愛を閉じ込めよう
缶の中に押し込めて二度と出てこないように溶接でもしてしまおう

愛を捨ててしまおう
二度とわたしの心が自由に空を飛ばないように

愛は引き千切って粉々にばら撒いて二度と再生させないようにしなきゃ
ピュアなんて無意味なものが二度と頭もたげないようにね

心を
許すなんてことは絶対してはいけない

誰も
信じてはいけないよ

一人で生まれて一人で死ぬ
そのシンプルなビジョンだけ見ていれば間違いはない

漆黒な心ならその中でおとなしく横たわって
死ぬ時まで
いればいい

脳の中の自由さえ
苦しいだけだ。

08.6.24 pm10:08



2008年06月22日 | うたかた 2008
大丈夫大丈夫
しっかりとした乖離癖がどうやら身についているわたしだから大丈夫
物心ついてからずうっと
そうやって心を殺して生きてきたから大丈夫
やがて衰退して
消えるだろう
放っといても自然に病気してか老化して
逝くだろう
誰もが納得出来る
こんなに良いことはないだろう
だからわたしは大丈夫
石になるのは
得意中の得意だし。

08.6.21 am7:06


でしょ。

2008年06月12日 | うたかた 2008
抹殺 消去・・・
そんなボタンも
薬もないから
とってもアナログなことしかわたしにはできないだろう

人間というものは
なまじ知というものがあるばっかりに
思いだけで死んでしまう
知がなけりゃ
食って寝て万々歳なのに

毎日せめぎ合う生と死
拮抗する生と死

自発の閑居も病的をいたく超えて不善も病的
体力の衰えもこれまた病的

おとなしく良い子に歳とって死になさいね
わたし。

でしょ。

08.6.12 pm8:07




うたかた

2008年06月10日 | うたかた 2008
うたかただよ
ほんの短いいっとき
たまたま置かれた
極小のフィールドを
ほんの短い人生
漂って
はじけたら
消えるだけ

やっぱり
ここで死ななければならないのだろうか
それは
死ぬほどイヤだけど

ロープを木にくくって
首吊って死ぬのも別に嬉しくはないけど
手の込んだことをするパワーは
わたしにはない

本心は
殺しなさい

真実は
殺しなさい。

08.6.10 pm3:26



カップ麺

2008年06月10日 | うたかた 2008
カップ麺だけでいいです
カップ麺はわたしを許してくれそうな気がするから
カップ麺だけあればいいです
カップ麺には心を開けそうな気がするから

カップ麺だけでいいです
それだけあればいいです
それだけでいいです
あとは水さえ飲めれば
いいです

どうかそれ以外のことは
わたしに触れないでください

食べてけて
いいんでしょう

生きてけて
いいんでしょう。

08.6.10 pm2:00


エサ

2008年06月10日 | うたかた 2008
いらないの
もういい加減
いらないの

食べたくないのも何年越しか忘れたけど
エサ
いらないの

いいの
どうしても食べたくなったら自分で調達するからね

いらない
いい加減にしてくれるかな
わたしにも多少の気持というもの、あるのよね

一応
人間なのね

いらない
いらない
いらない。

08.6.10 am5:28




猫への恩返し

2008年06月01日 | うたかた 2008
猫と手を繋いで寝た
他に繋ぐ手がないから

猫はじぃーっと辛抱してくれて
ありがとう

猫と一緒に寝る
他に一緒に寝るものがないから

猫は自分の気が済むといつの間にかいない
でも、ありがとう

トイレで苦しんでいる時
たいがい猫はわたしの膝の上に来て寝ようとする
でも随分と気が紛れたりする
だからありがとう

パソコンやってる時膝の上に登って来る猫を
たとえ作業がしにくくても猫の気が済むまで膝の上に居させてあげる
支えてる腕が痛くなっても
抱っこしてあげる

それがわたしにできる
猫への恩返し

あまた人間との付き合いより
猫との付き合いの方が
わたしには合っている

猫の動向の方が
わたしにはフィットする。

2008.6.1 pm4:28


哀しいから、

2008年05月26日 | うたかた 2008
雨は心より哀しくない
哀しいのは人の
心だけ

哀しい心に陽射しは要らない
身も
心も
倒れてしまうから

哀しい心が安堵するのは
暗闇
遮光カーテンでこの世を隔てて
また寝よう

いつものように
いつまでも
できるだけ
長く
目覚めないことを夢見て。

08 5 26 am1:34


寝る前の一人思い

2008年05月25日 | うたかた 2008

わたしの友達は煙草と水
隣人は猫
暗闇がベッド

箱から出ない生活は
あと何年続くのだろう
カクッと死ねないものだろうか

今から寝て
そのまま目が覚めなければいいのに
寝てる間に死ねたら
それは
この上もなくしあわせなことだ

たまに降る雨は
慰めだろうか
遮光カーテンで心をガードして
眠ろう
人に触れれば触れるほど
神経裸な心は閉じ込めないとけないから
わたしは
黙って
寝る
寝てしまおう
神経裸な心は
押さえないと
心を
感染させてはいけないから
自分からだって
逃げなきゃ

いつまでも
寝ていよう

無理を押しても
寝ていよう。

2008 5 25 am5:20


悠久の人

2008年05月06日 | うたかた 2008

君は
たったひとりの人

君は
最初で最後の人

君は
時を越える空

流れる
雲の旋律

無き道も君の面影を辿って
僕はゆく

君のぬくもりを慕って
僕は生きる

君は
時を越える悠久

僕は
一生をかけて

君に
ありがとうを届けたい。

08.5.5 am8:54




あの雲、

2008年05月05日 | うたかた 2008
あの歌を唄ってと君が言う
覚えているだろうかと僕は言う

あの歌を唄う僕
優しく聞いている君

「哀しい歌詞だね」
「うん」

二人の間に流れる時は悠久

僕の肩に寄り添う君
僕は君の頭をそっと撫でて…

僕達は
時を越えてゆこう

あの雲は
永久(とわ)の旋律だね…

08.5.5 am4:49


ジレンマ幾重

2008年05月04日 | うたかた 2008
幾重にも重なった人生のジレンマ
お互い絡み合い重く複雑になるばかり
どれも究極の選択ばかりで地に立てず空中の楼閣に無駄に漂うこと意外生きようのないわたしは
マトモに考えることも判断することも動くことも出来なくなって久しい

極と極のジレンマの連なりの中
どんどん沈んでゆくどんどん壊れてゆくどんどん乖離する

何がどうなっていたんだっけ
わたしはどうしたかったのか
どこへ行きたかったのか
何がしたかったのか
何がどうなっていたんだっけ

どんどん離れてゆく
どんどん剥がれてゆく

わたしはどうすればいいですか
何がどうなっていたのか

わたしはわたしを
忘れそうです。

08.5.4 am6:06




17年2ヶ月と何日か

2008年05月03日 | うたかた 2008
最初の1日を除いて2日目から
毎日我慢しているよ

死にたいほど
殺したいほど

家畜とは違うね
何の食料の生産にも寄与してないから
ペットとも違うね
愛玩な存在とは間反対の位置だろ

ただ
飼われている存在
それだけだ

そうしないと生きていけない自分
それがわたしの生きる道
という現実だ

真実なんてものは喜んだ後に出るセリフだ
どんな真実があろうと現実は真実なんて関係ない

生き死にに係わりのない真実なんて遊びのようなものだ
楽しくやってればいいさ幸せ謳歌結構結構

わたしには関係ない。

08.5.3 pm6:59




フィクション

2008年04月16日 | うたかた 2008

最後の日には必ず逝くの
雲の彼方か 土の中か 土の上か 水の中か

それまでの、必ずわたしに来るその日までの
辛抱・・・

きっとその日は
生まれ生きた中で
最も心安らぐ日なんでしょう

神経病的の中の人生が終わるんだもの
その全てから解放されるんだもの
わたしに起きるあらゆる事象も
わたしにかかわるあらゆる関係も
この
神経病的の中の自分の心では
もう限界ですよ

とっくに切れてる
期限なんてとっくに切れてるけど
それを押して今までやってきた

どこにも届かない悲鳴というものは
誰にも聞こえない慟哭というものは
わたしから出ることもなく
わたしに戻るだけ

どこにもない
どこにいたって

心の安らぎなんて
架空の出来事つまりは
フィクションです。

08.4.16 pm12:38