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詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

愛しい愛しい猫達の

2019年09月17日 | 深い海2019

まだ
ふとした瞬間に猫が
居るような気がしてしまう
残像が
動いたような心象
あっ猫!(の世話)・・・
心が
動く
あぁ居ないんだった・・・景色が閉じる
愛しい愛しい逝った猫達
チャーリーから始まってラム、マーフィー、ミーシャ
30年
一緒に生きて来た
肉親以上に濃密に

まだ
独り
思うだけで


愛しい愛しい猫達
みんな生を全うした
あっぱれに生き
あっぱれに逝った
不埒な飼い主のわたしの手抜きだけが
後悔
全然懺悔しきれてない
全然泣ききれてない
喪の情も、やり切ってない

愛しい愛しい猫達
ごめんなさい
本当に
愛しているよ。

2019.9.17 pm1:45


うちでご飯の五行

2019年09月17日 | 深い海2019

うちでご飯やお菓子
食べる時
気も抜けてホッとして角取ってゆるぅい丸になってスイッチ切って力抜いて緊張せず神経ほどけてほわぁんと素になってだから
独りで
呑む時は尚の事

2019.9.16 pm11:55


眠るムードになりたい

2019年07月31日 | 深い海2019

アルコールしかない
ほんわか出来る方法は
せめて明け方には眠るムードになりたい
そしたらアルコールに掬いを乞うしかわたしにはない

元来弱いたち子供に毛が生えたレベル
年単位で長く続いいたら
知らない
カネも飛んでいく

安らぎなんて言葉だけの暗号
そりゃ皺も増えるさ

2019.7.31 am5:54


変わらぬ月

2019年07月26日 | 深い海2019

二年ぶりに見た大きな大きな下弦の月

同じ月、同じ様に、変わらず居た

わたしは
真っ白で、真っ黒で、真っ青
愛情はあふれ
冷徹
とっくの昔しの昔しにクオリティは崩壊している

内包した幾重の両極に常に引っ張られ張り詰められて
何も定まらない。

2019.7.25


安穏

2019年05月18日 | 深い海2019

悲しみに浸ることが出来ない
悲しみに全力で
入ることが出来ない

心身
多数の苦痛を表明することが出来ない
助けてほしいと
言えない

一瞬微かに潤んだ眼
精一杯。
笑うことも出来ない

心身
将来の幾多の暗澹に
今を自棄して流れる

わたしにも死がある
そう思って流れる

 

2019.5.18 an3:05


居るだけでも

2019年01月11日 | 深い海2019

10年後どこかで
何かして
かろうじてでも
生きているかもしれない
可能性がゼロではないなら
とりあえず生きることを続けてみる
試しに
続けてみる

10年経ってどこかで
何かして
かろうじて、
生き存えていたら
とりあえずピリオド
打ってみる
試しに
打ってみる

5年でもいい
3年でも
1年でも
半年でも
3ヶ月でも
1ヶ月でも
一週間でも
3日でも
1日でも
半日でも
3時間
1時間
30分
10分
5分
1分でも
いい

死にたいと思いながら

ここでも
どこかでも
何かして
何かしなくても
辛うじて
とりあえづ
試しに
流れで
居てみる

居てみる
何時までいるか
解らなくても

何の自信も
無くても

そのあと死にたいと
思っていても。

2019.1.11