詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

Barber の、

2017年12月18日 | 音の前 contrablue

身も心もただ目を覚まして座って居るだけで いっぱいだ
レッスンというよりコンバスの人に 会いに行きたい
早く次のソロ曲を決めて縋りつきたい
Barber の Adagio for Strings はどうでしょうか
同化してしまいたい。

2017.12.18 am0:34


レッスンの後の五行

2017年09月05日 | 音の前 contrablue

ただでさえ生活放棄者情緒不安定のわたしが更なる現実の大きな変化への対応にままならずいっぱいいっぱいの毎日で
ろくに練習も出来てないし
レッスンキャンセルしちゃおかななんて思いながら行ったレッスンの帰りの車の中
レッスン出来た嬉しさで
涙溢れる

2017,9,5


練習の五行

2017年08月05日 | 音の前 contrablue

蠢き蹲(うずくま)り倒れるように立ち上がる
這うように足引き摺って顔歪み眉間に皺激しい痛みをお供に辿り着く
寄り掛かってしがみついて縋(すが)り付いてコンバスを弾く
一日一回の能動
ただ一つの健全

2017.8.5


2017年02月23日 | 音の前 contrablue

コンバスだけが綱
コンバスだけが糸
コンバスだけが椅子
コンバスだけがフィールド

コンバスだけが空
コンバスだけが息
コンバスだけが実
コンバスだけが唯一

コンバスだけが綱
心の。

2017.2.23 pm7:07


今日もコンバスの

2017年02月23日 | 音の前 contrablue

今日も練習、楽しかった
わたしの唯一無二

子供心も相まる
純真な
わたしの
願い

わたしの
やっと出会えた人としての
個としての

儚き
飽くなき
今生の
無限の

ファンタジーの
リアルの

思い詰める
自由に放つ

そして叶わぬ
永遠の
想い。

2017.2.23 am0:40


魂柱

2016年08月30日 | 音の前 contrablue
今日はレッスンで褒められたことを胸中に入れられた
気がしている
通常は褒められても実感が湧かない

絶望的に、破滅的に自己評価が低い達のわたしは
褒められたことが身体から30センチぐらい離れた位置を乖離的に上滑りして頭の上を通り過ぎて消えてゆく
一つも自身の中に入ることはない

今日はまだ
手の中にある
気がしている

だから
次のレッスンまではハッピーが気持ちのどこかにチラホラしているかもしれない

コンバスのことでコンバスの師匠に褒めらるということに実感を持つと
こんなにも自分の気持ちを堅固な向きに

芯が少し
ギュッ

締まった
ような気が
している。

LOVE
CONTRABASS。

2016.8.29 pm11:14

ステディ

2016年08月25日 | 音の前 contrablue


コンバスはいい
わたしが唯一この世の地を感じるツール

この世の地を離れる喜び
天然の海にも空にも溶け込む瞬間

後はどうであれ何はともあれ
コンバスのお陰でわたしは寝たきりにならずにいられる

わたしが寄り掛かる温かく大きな木は
コンバスです

少しでも深く
仲良く

彼こそがわたしの
芯の恋人。

2016.8.25 am0:03


コンバスが在る

2016年08月01日 | 音の前 contrablue

趣味のコンバス
されどコンバス
わたしにはコンバス

コンバスに哀歓悲喜
コンバスがわたしのベース
コンバスはわたしの銘

わたしへの愛
わたしの源
精神の泉

今日は久しぶりになんとか立った状態で一時間
それだけでも今のわたしの場合のレッスンは大成功
花丸二重丸

嬉しい
嬉しい
嬉しい!

もう胸が熱くなる程に嬉しい
涙ぐむ程に
生き返る思いの程に

コンバス弾けなくなったらわたしの基盤は消えてしまう
自分の分を生きることが限りなく希薄に成り下がる
たった一つの心の支えが無に帰る

心はコンバスに依っている
わたしはコンバスを愛している
わたしを支えているのはコンバス

かたつむりの歩みでも
一生
雲の上の存在の

わたしにとっての夢
わたしにとっての憧憬
わたしにとっての敬慕の凝縮であるその人の音を欲して一ミリづつ進んでいく

今生で辿り着ける理由がないのは百万も承知
その人の音は見えない程に遥か遠い先の極み
それで充分です

コンマ一ミリでも近づけたらそれはわたしの喜び
コンマ一ミリの前進
それはわたしの充足

嗚呼わたしには
コンバスが在る
コンバスが在る

コンバスが在る
わたしには
コンバスが在る。

2016.8.1 PM11:24



 


避難

2016年03月23日 | 音の前 contrablue

今日はコンバスに避難した
一瞬前までトラウマの渦の中で潰れていたのに
もう一つのパーフェクトな確執も嫌過ぎて死んでしまいたくなるので
それよりはトラウマに自ら同化した方がマシだから
コンバスに避難した

弓を弾いてすぐ
ああなんてわたしはコンバスが好きなのだろうと思った
自立した独りの意識の中で
こんなにも愛したものはコンバス以外ないほどに
わたしはコンバスが好きだ

だからカラダを治さなきゃ
年齢以上の激しい劣化
治さなきゃ
近い将来寝て暮らすことになったって
不思議でも何でもない

わたしが逃げた其処は
コンバスだった
愛している
誰より
何より。

2016.3.23 pm11.19


折れた木

2016年02月26日 | 音の前 contrablue

冬山の雪の重さに負けて痛みを想像することも知らず折れた木にリンクする
現実の肉体と生活を覆い尽くす天体の中の仮想

早く
まさに今すぐから何とかしないと
天体の外に出てしまう

人生分のわたしの心情がほぼバーチャルで出来ていたとしても
今ただ一つの行動を伴った正しいリアルが
わたしを世の者と置く

縋り付いている無様なナリでも構わない
例え這うように蠢く醜悪な様であっても
それを離したらわたしは天体の向こう側だ

涙がいったいバーチャルなのかリアルなのかわからない
どちらでもあってどちらも何一つの猶予もない

わたしとは
何と弱く出来損ないの生き物なのだろう

ベランダ側の小さな六畳の部屋で毎日毎日ほんの少しづつ
しがみついてコンバスを弾く
わたしにおけるただ一つの健全なリアルを

たとえ藁一本の脆さで辛うじて
天体の内側に繋がっているだけだとしても。

2016.2.26 am5:36